昨日、4月21日に宮ヶ瀬尾根のタヌキのタメ糞からゲットしてきた糞:
水に浸けていたので、5ミリメッシュの茶漉しで内容物を水洗した。
先日のテン糞の内容物とはちがって頭骨の破片と毛であった。
アカかハタネズミの頭骨が割れた状態であるので、歯を捜した。
が、目を凝らして探しても歯を見つけられない。
何だ!毛は毛でも鳥の羽毛だ。歯が見つからないのは当然だ!
羽毛は頭の部分の毛であるので5ミリくらいの長さだ。
頭骨破片はうすいので、
巣から落ちた幼鳥を食べたのかな?
羽毛の色からするとヒヨドリの幼鳥かな?
テン糞の春の糞内容物はカマドウマを含む土壌動物やトガリネズミかヒミズであったが、
タヌキは幼鳥を食べていた。
本当は毎日、毎日タメ糞場所に行って、せめて週一でもいいから、
糞を採集してきて調べると、東丹沢のタヌキの食性が分るのに!
2 件のコメント:
隊長、ヒヨドリの産卵は5〜6月と図鑑にありますよ。
大型の猛禽は、小鳥の幼鳥を襲ってエサにするから、それに合わせて早めに産卵をしますが、その小鳥は葉が青々と繁ってから産卵します。
でも成鳥をどうやって捕まえたのだろう?
林道で隠れた森を見つけたとき、タヌキのためフンを見つけましたが、このフンの中にも鳥の足のツメが入ってました。
不思議でね〜。
なるほど、ヒヨドリの幼鳥でないとすると、成長か?
タヌキが鳥をどうやって捕まえるのか?
餓えている動物たちのやることは人の考えの及ばないことをする。
イタチやテンがニワトリ小屋やウサギ小屋に忍び込むのもその例の一つだが、、、。
餓えは、新しい力・考えを生むものだ。
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