「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2024年8月9日金曜日

2年振りの伊勢沢林道3)

伊勢沢林道終点で:
林道の終点で休む場合は、大抵水場まで下りて手や顔を洗ったものだが、今は下の水場(図1)まで怖くて下りる事ができない。岩に座って足を水に浸けてオニギリを食べたいがそうすることができない。
図1.終点の伊勢沢の水場
10時50分、再度懐かしい道を撮って(図2)、戻ることにする。この登った沢沿いの道では滑落して死んだばかりのイノシシやノウサギがオオタカに食べられていたのを見つけたことがあった。

図2. ここを登ってキクザキイチゲを見に行ったりした
うん、ヤマアカガエルの小ガエルかな(図3)?冬季の動物たちの餌となるキブシの実が生っている(図4)。
図3. ヤマアカガエルのチビ
図4. キブシの実
この実は何の実だろう?虫が出てきたような穴が空いている(図5)。今、ちょっと思いつかない。
図5. これは何の実だろう?
図5. 焼山方面を望む
図6.これは何の実?
図7. 音見橋に着く
キバビルにアリが集っていた。ストックでアリを追い払う(図8)。すっかり乾いているので、アリを追い払ったがまたアリに襲われてしまうだろう。何故か、大きなトランシーバーが落ちているので、拾って木に下げる(図9)。山仕事の人たちのもので凄く古いタイプだ。
カメムシの仲間がいる(図10)。誰だこのカメムシは?
図8. キバビルにアリが集っていた
図9. 多分山仕事の人たちの通信機の忘れ物
図10. カメムシの仲間だ!
うん?ここにもブル道がある(図11)。往きには気が付かなかった。面白そうだ。秋になったら歩いてみよう。オオバアサガラの木が増えた(図12)。まただ、キバビルがアリたちに襲われている。山が乾いているのでキバビルも湿気を求めて移動したが乾燥にやられアリの餌になる。
図11. 丸太運び用のブル道だ
図12. オオバアサガラの若い木々
図13. まただ!アリがキバビルを襲っている
12時45分に車に着く。朝は木陰だったが、今は陽が当たっている。先ず、車のドアを開け放し車内の熱気を流す。戻った時にも他の車は停まっていない。ドアを閉めエアコンを入れる。伊勢沢林道往復は4時間18分で歩数は13691歩であった。GPS上の歩いた距離は9.1キロ。車のエアコンをつけるが、車内はまだ暑いので窓を開けて車を走らす。奥野林道口も通行止めとなっている(図14)。ここで写真を撮っていると乗用車が2台きた。2台とも夫婦連れだ。湖岸道路に入ると間も無く、懐かしいサルの声が聞こえる。4頭を見つけ車から降りたらサルは山に入ったようだ(図15)。何故か、警戒音が聞こえる。
図14. 奥の隧道は通行不可
図15. サルたちがいた岩を振り返る
久しぶりに長く山の木々の葉を通る爽やかな風に浸れたし、ミンミンやアブラゼミの鳴声を聞いた。我が家の付近では今年はまだ朝から夕方までセミが煩く鳴いていないし、いつもなら庭にオンブバッタがたくさんいるのに今年はチラホラだ。暑さのせいかな?

2024年8月8日木曜日

根茎が大きくならないタカサゴユリ      The Takasago lilies whose rhizomes do not grow big.

庭にタカサゴユリが3本咲いているのでカメラを持って玄関からでた。すると駐車場にアブラゼミ♂が動き回っている。あー、コヤツは♀との交尾を終えたので後は死ぬだけだ。捕まえるとギーギー鳴く。捕まえて胸のポケットに容れ、タカサゴユリを撮る(図1)。次いでに吊り下げているラン鉢に水遣りをする。タカサゴユリは不思議なユリだ。花が三つくらい咲き、翌年は5,6個咲くだろうと期待していると、そこから新芽が出て来ないで終わってしまう。花が咲いているユリ根を掘り起こしてみてもビワの実くらいの大きさしかない。太い茎にこの大きな花を一個だけ咲かせているユリも来年は2,3個花を咲かせるだろう。しかし、再来年恐らくダメだ。ヤマユリやオニユリなら年々塊茎が大きくなるのに。ちょっと残念なユリだ!
図1.タカサゴユリ
胸のポケットのアブラゼミを部屋に放すとレースのカーテンに停まったが、間もなく落ちた(図2)。今は何故か裏返って死んでいる。セミはどうやって裏返って死ぬんだ?だから、道路でも裏返って死んでいるセミを見かけるのだ。
図2.まだ、生きていたアブラゼミ
図3.裏返って死んだアブラゼミ
広島での平和式典が終わった。岸田首相は相変わらず「核兵器の無い世界へ」と式辞を述べている。アメリカの核の傘にいて恥ずかし気もない。長崎の平和式典ではイスラエルは呼ばないようだ。それに抗議して米欧の大使たちは出席を取り止めるようだ。パレスティナのガザの人々を殺戮しているのにどういう顔してイスラエルの大使は出席しようと云うのか?長崎市長の見解に拍手したい。

2024年8月6日火曜日

2年振りの伊勢沢林道2)

 焼小屋沢橋を出てちょっとした坂道を登り、ピークとなる急カーブを曲がる。この辺りは涼しい。風が道下と沢から吹き上げてくる。少し、下から来る風を正面で受けるために立ち止まる。歩き始めるとテン糞3(図1)だ。あーこれはエゾエノキの種子だろう。写真を撮っただけである。カメラの上に顎からの汗が落ちるので、メガネを外して顔を拭く。ブヨが顔の周りを飛び回り鬱陶しいので、右にストックを2本持って、左手でハンカチタオルを顔の前で振り回す。これの効果が少しある。

図1. テン糞3
奥野林道側の斜面には枯れた杉が目に着く(図2)。どうした事だろう。またまた、面白そうな内容物のテン糞4だ。2種類の種子が目立つ(図3)。姫次・焼山の稜線を結ぶ登山道へ出られる尾根へ続く登り口だ(図4)。以前よりも今の方が歩く人たちが多いのかな?随分綺麗に踏まれている。その内再び登ってみたいが、バランスが悪くなっているので滑落しそうだ。

図2. 数本の枯れ杉
図3.テン糞4
図4. 稜線への登り口
登り口を過ぎてからは伊勢沢林道から奥野林道へ伊勢沢を越えて行くルートの入り口はどこだったかな?と探しながら歩く。伊勢沢が見える(図5)。とうとうここだったと思える下り道の場所がはっきりしなかった。
うん、唯一の崩落個所だ(図6)。
図5.伊勢沢の流れが見える
図6. 渡り終えてから崩落個所を撮る
あった!ここだ、この杉林だ(図7)。ここを杉を頼りに下り、最後はゴツゴツした岩がある伊勢沢へ下り、岩伝いに対岸に渡る。少し下るとイワタバコの群生地だ。今はブル道が出来ているので、奥野林道までは難なく登っていける。
図7. ここから伊勢沢左岸を下る
うん?ブル道が伊勢沢へ下るブル道が作られている(図8)。歩いてみたい。どこへ行くのかな?恐らく奥野林道から下ってくるブル道と繋がるのだろう。うん、行ってみたいが。涼しくなってからだ。
図8. 伐採した丸太を運ぶブル道
ブル道の入口から10分くらいで終点だ(図9)。懐かしい。もう、この登り道は無理かな?登っても沢までの丸太で作られた道はどうなっているのだろう。この道を歩く人が多いようだ。以前よりもしっかり踏まれている。今までは周年ここはじめじめした箇所であるが、今は乾いている。下の沢に下りてそこで残りのオニギリを食べようと思った。が、今のぼくのバランスではここを下って沢まで行けない。怖いのだ!
図9.林道終点からつづく伊勢沢沿いへの道

2024年8月5日月曜日

2年振りの伊勢沢林道1)

 2年振りに伊勢沢林道を終点まで歩いた。昨夜から木陰の多い伊勢沢林道を歩こうと頭の中で考えて寝た。今朝は5時に起きて炊けたばかりのゴハンを握り、オニギリを作った。家の前の自販機でお茶を買い、車に乗る。

酷い朝の渋滞も無く、8時過ぎに水沢橋のゲート前駐車場に着いた。此処まで来るのに、鳥屋から奥野隧道を目差したのだが、道路工事で通行できず引き返しダム湖岸の道路を走って水沢橋のゲート前まで来たのだ(図1)。昨夜は、夏休みになったから駐車場は車が多くて停められないかな?っと思っていたが、奥野隧道が通れないないのでここまでくる車は無かった。

久しぶりのゲート前なので、車を日陰に停めてから、GPSをセットし、お茶を飲んでストックをついて歩き始める。何だか凄く嬉しいのだ。

図1.奥野林道と伊勢沢林道のゲート
案の定、木が生い茂り木陰を作ってくれている。気持ち良く歩く。ん?大掛かりな伐採工事をしているんだ(図2)。
図2.伐採運搬用のキャタピラ車
タマアジサイが咲いている。
図3.タマアジサイ
クマシデの花穂がバラケテ落ちている。小鳥に種子が採取されたのだろう。ミンミンゼミが鳴き、時折アブラゼミの声も聞こえる。何とウグイスまで鳴いている。
図4.クマシデの花穂がバラケテ落ちている
木陰の道が続き(図5)、汗だくではあるが、爽やかな気持ちだ。ん?ミンミンゼミの死骸だ!っと思って靴で触るとまだ生きていた(図6)。
図5.木陰の道が続く
図6.腹を出していたミンミンゼミの♂
テン糞だ(図7)。拾いたいが、以前のように水洗いして内容物を調べようと云う気持ちにならない。昆虫と果実を食べたようだ。種子が見える。この種子は解かるかな?今の時季の果実の種子だ!
図7. テン糞1だ!
オトシブミだ(図8)。久しぶりのオトシブミである。
図8.オトシブミ
これは何だ(図9)?おー、クマシデの花穂がたくさんついている(図10)。おー、又もテン糞2だ(図11)。
図9.これは?
図10. クマシデ
図11. テン糞2
ようやく音見沢橋に着く(図12)。ここで休もうと思ったが、焼小屋沢橋まで歩く。すぐだと思ったがこれが長かった。焼小屋沢橋で、欄干にザックを置き、買った麦茶を飲む。まだ冷たく美味しい。作ってきたオニギリを食べる(図13)。朝は食べずに出てきたので上手い。この冷たい麦茶があるので、喉を通りやすい。
図12. 焼小屋沢橋
図13. オニギリを食べる
オニギリを三つ作ってきたが、1個だけ食べ、久しぶりに自撮りだ(図14)。笑ったつもりだが、暑さと疲れでバテテいるようだ。背が丸まっているので伸ばしたつもりだが、セムシ男状態だ。こちらも山が凄く乾いている。ヒルなどいない。林道終点まで行ってみよう。
図14. 焼小屋沢橋で

2024年8月2日金曜日

巣を張らないササグモ        The spider without web

暑いからと云ってエアコンの効いた部屋にいると無性に暑い外気に当たりたくなる。昼食後、ザックを担いで外に出た。真夏に散歩する時も山歩きする時もアフリカでチンパンジーを探し回った時も、タイワンザルを探して山を歩き回った時も、湯河原・箱根で夏にサルと追った時も長袖・長ズボンは変わらない。
今日は、境川遊水地まで歩いた。行きも帰りも日陰を探して歩いた。図1は境川沿いのサイクリング道路沿いで、西側の日大資源学部の農場がある林がある斜面の草の葉の上にいたクモだ。15ミリ以上はありそうだ。ぼくが1メートルくらい離れたところで、ザックをごそごそやってカメラを取り出した時もまったく少しも動かない。
脚から長い棘(毛?)が生えている。帰宅してググってみたら、ササグモである事が判った。巣など持たず、こうやってじっとして獲物の昆虫がやってきたらハエトリグモのように跳びついて捕まえるようだ。こんな葉の上でやったらいっしょに葉から転げ落ちてしまわないだろうか?
図1. ササグモOxyopes sertatus
GPS上で歩いた距離は5.4キロで7920歩であった。帰宅後は汗で濡れたシャツやパンツ、靴下を洗濯し、その間にシャワーを浴びる。

2024年7月31日水曜日

二の足林道の途中まで2)         To the halfway of the Ninoashi forest road2)

水場で顔を洗い、手や腕を洗ったら、気持ちが良すぎてこの場に居たかったが、先ずはゲートを目差して歩く。すぐ懐かしいゲートが見えた(図1)。これまでは向かって左側から通るのだが、伸びた枝や蔓が絡まっているので、右側から入る。日陰の登り坂の道になり左に急カーブする。もうこの時には汗が噴き出し、またも日和り始める。チェンソーで枝を伐っている音が聞こえる。今日はトンネルまでだな、トンネル内は涼しい風が吹いているだろうと思う。トンネル前の鐘ヶ嶽への登り口のトイレの横に軽トラが停まっている。きっとチェンソーで仕事している人の車だ。すると一人でやっているんだ。トンネル前でムギワラトンボがいた(図2)。

図1.ゲートの左側は伸びた枝や蔓が絡まっている
図2.ムギワラトンボ
こちらからトンネルに入る所は今までならいつも雨のように水滴が落ちているのだが、今回は滴は落ちてなく、下も濡れていない。トンネル内はやはり涼しい?が、それほどでもない。立ち止まると入ってきた方から風が来る。歩きながら何度も立ち止まって入ってきた方を向き風を受ける。
出た所のガードレールに帽子が掛かっており、何故か花束まである(図3)。出てきたトンネルを振り返る(図4)。トンネル内の風が思っていたほど涼しくなかったのは乾いていたからだ。
図3.忘れ物の帽子と下に花束
図4.山神隧道
兎も角、大山・三峰山への登山口まで行こう。っと歩き出す。オッ、テン糞だ(図5)。昆虫の外骨格と種子が見えるが、拾わなかった。
図5.テン糞1
マルミノヤマゴボウだ。我が家のプランターにも小さいヤツが出ている。お!またテン糞2だ(図7)。きっとテン糞1と同じ個体のものだろう。黒い色なのは昆虫類を食べたからだ。さらに果実の種子らしきものも見える。拾って水洗いして調べたいが、この暑さの中では拾う気力が起こらない。せいぜい写真を撮るだけで精一杯だ。
もう、12時だし、とにかく休みたい。もうすぐ行くと、以前カワネズミを見た沢があり、そこの堰堤のコンクリートの上に腰かけようっと歩く。
図6.マルミノヤマゴボウ
図7.テン糞2
座ろうと思っていた所にトカゲがいる(図8)。ぼくがよたよた近寄ったのでトカゲは逃げる。ザックを置いて、ペットボトルのお茶を飲む。座ろうと前の堰堤をみたら、枯れたようなイワタバコがあるので、今までなら水が溜まっているところなのに、水量がすくないため、少し干上がっているのでそちらに入り、イワタバコを撮る(図9)。
図8.トカゲ
図9.水不足のイワタバコ
図10. 不動尻広場1.0Km・広沢寺前駐車場2.5Kmの道標
イワタバコを撮り、戻って自作の座布団を敷き座り、コンビニに買ってきたオニギリを食べる。パリパリに乾いた海苔が上顎にヒッツキ食べづらいのでおーいお茶を口に含む。お茶がまだ冷たくで旨い。今度は自分で梅干し入りのオニギリを握ってこよう。自分で握ったオニギリが一番旨いを思う。立ち上がって丸まった背を伸ばしながら食べる。目の前に新たに道標がある(図10)。不動尻広場1.0Km・広沢寺前駐車場2.5Kmとある。不動尻広場って壊れている橋を渡った登山口の事だろう。ザックを背負い、ストックを持って歩き始める。が、タオルハンカチをどこかで落としたようだ。お昼を食べたところではない。不動尻広場に向かわないで戻ることにする。ヒグラシにアリが集っている(図11)。
図11. ヒグラシがまだ生きているのにアリがたかっている
あった!道路の真ん中に落ちてる(図12)。もう、アリがついている。
図12. 落ちていたタオルハンカチ
トンネルに入り、生温い風を受けながら下る(図13)。
図13. もうすぐ出口だが、乾いているために風が生温かい
ヒオウギが咲いている道路で、アオスジアゲハの翅が1枚落ちている(図14)。今日は、アゲハに、モンキアゲハやアオスジアゲハも見た。アオスジは飛び方が早過ぎる。コヤツはヒヨドリにでも襲われたかな?
図14. アオスジアゲハの右上翅
いやいやながら歩き、ようやく新大平橋に辿り着く。下りは上流側を歩く。欄干の下に古いサル糞だ(図15)。黒く見える種子はアケビだろう。
図15. 古いサル糞
お昼を食べた所から1時間ちょっとかけて駐車場に戻る。駐車場口の側にある水道で、腕や顔を洗う。トイレに行きすっきりだ。雨が降るかと思っていた。雨で車の汚れが落ちると期待していたが、、、、。
この日、GPS状の歩いた距離は6.7キロで歩数は7994歩であった。チョコチョコした足幅の狭い老人歩きだった。