「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2024年7月8日月曜日

トガリネズミの上腕骨と肩甲骨      Scapula and humerus of shrew

これは高校同期の友人TGが網走駅近くの天都山の丘で拾ったトガリネズミ科トガリネズミ亜科のトガリネズミ属の動物だ。しかし、2,3度踏まれたようで頭骨も骨格も折れていて晒骨にした時にバラバラになり、オオアシトガリネズミかバイカルトガリネズミか判断ができず、死骸の前足が大きかったでオオアシトガリネズミとした。ぼくが持っている唯一の歯先が赤褐色のトガリネズミ属だ。(不思議な事にこの歯先の赤褐色は未だに色が褪せない)
肩甲骨は多分折れているようだが、片割れがどれなのか見つけられない。上腕骨はトガリネズミ科ジネズミ亜科のジネズミとは違って、モグラ科ヒミズ亜科のヒミズに似ている。が、肩甲骨はモグラ科のものは細長いが、これはどちらかというとジネズミに似ている。
図1.トガリネズミ属オオアシトガリネズミSorex unguiculatusの肩甲骨(上)と上腕骨(下)
コヤツの上腕骨がジネズミよりもヒミズに似ていると云う事は、コヤツは前足を使って地中に潜ることもあるのかな?肩甲骨が折れているので、判断に苦しむ。しかし、モグラやヒミズのように細長くはなさそうだ。
いずれにしても他のトガリネズミ科の肩甲骨や上腕骨を見たいものだ。

都知事選で小池氏が3選した。国政選挙ではないが、英・仏・イランのように野党が勝つことは日本ではないのかも知れない。それだけ現状維持を望む人々が多いのだ。

2024年7月7日日曜日

ヒミズとジネズミの肩甲骨と上腕骨の違い                 Differeces between scapula and humerus of shrew mole and shrew

気になることがあって、真無盲腸目モグラ科ヒミズ亜科のヒミズとトガリネズミ科ジネズミ亜科のジネズミの肩甲骨と上腕骨を比べてみた。ヒミズの肩甲骨は細長い。しかし、ジネズミの肩甲骨も細長いが哺乳類特有の形状をしている。ヒミズの上腕骨は太く短く、他の哺乳類とは異なるが、ジネズミは哺乳類特有の上腕骨をしている。(なお、ヒミズの肩甲骨と上腕骨の形状はモグラもほぼ同じだ)
図1.左:ヒミズUrotrichus talpoides 右:ジネズミCrocidura dsinezumiの肩甲骨(上)と上腕骨(下)
これらのヒミズとジネズミの違いは食性では昆虫類やミミズなどの土壌動物を食べており、大差がない。しかし、両者の一番の生態上の違いは地中に潜るか否かである。ヒミズはモグラと同じように地中に潜るが、ジネズミは地中には潜らない。その違いが肩甲骨と上腕骨に反映されていると考えられる。

2024年7月6日土曜日

GPS画像:くわくわ森と境川遊水地公園      GPS imagery: Kuwakuwa forest and Sakaigawa retarding basin park

昨日は、車を境川遊水地の駐車場に置いて「くわくわ森」に行ってきた。自分にとっては少し物足りないが、丹沢山麓を歩いているような気がする。植物ばかりでなく、チョウやトンボやカエルやトカゲまで顔を出してくれる。昨日はウグイスまで鳴いていた。もしかしたらテンやタヌキなどの糞が落ちているのではないかと散策している。知らないが恐らく昔のこの辺りの雰囲気が漂う民家の天王森泉館があり、いつも5,6人の男女が草刈りや枝払いなどの作業をしている。ボランティアなのかな?
図1.境川遊水地とくわくわ森
上のGPSのGoogleMap画像は、GL-770をPCのGPS-Photo Taggerで読み取ってもらたものだ。さらにこれをPhoto Taggerのファイルでトラックデータの保存をし、それをカシミール3Dに読んでもらうと、図2である。この丸2年全くGPSの画像をカシミール3Dに変換したことが無かったので、やり方が忘れかかっていた。
図2.境川遊水地とくわくわ森
今日も暑い日になりそうだ。これが夏だ。北海道生まれだが、今は寒い冬よりも暑い夏が好きだ。
 

2024年7月5日金曜日

まだ、ヤマユリは咲いていなかった。   Yamayuri had not yet bloomed!

今日は車で横浜市の境川遊水地公園の駐車場に行き、そこからくわくわ森に歩いた。片道1キロくらいなものであったが、駐車場が境川の川底くらい低い窪地にあり、まるで中華鍋の中で太陽を浴びるようなものだった。

くわくわ森の丘陵地脇を流れる側溝に沿って入口まで歩く。途中、カメラを持ち三脚をザックに入れている人に挨拶し、入口の階段を登る。すぐ目の前にアマガエルが一匹、葉の上に留っている。ザックを静かに下ろし、カメラを取り出し撮る(図1)。イイコだ!動かないでくれた。アマガエルを撮っただけでここへ車で来たのは正解だったかな?っと思う。連れ合いは30度を超える暑さになるから外に出るのは止めろと煩かった。それで車で行くと云うと、それだけで安心してくれた。ヤマユリは今日辺り咲いているだろうと思ったので、もう何であろうとくわくわ森に行きたくなっていたのだ。

図1.小さなアマガエルだ!
ヤマユリの蕾は大きくなっていたが、このヤマユリの蕾も白いカイガラムシにヤラレている。しかし、ここは陽が直接当たるので無事咲く事ができるだろう。明後日、また来よう。
図2.ヤマユリの蕾は大きくなっているが、、、
チョウのようにヒラヒラとハグロトンボが飛んでいる(図3)。ん?この木は何だ?実がついている。厚い奇数羽状複葉だ。ゴンズイだ。この青い実が赤くなり、割れて中から真っ黒な種子を出す。
図3.このハグロトンボの翅が
図4.ゴンズイの青い実
他のヤマユリを見て周ったが、いずれも元気がない。暑さか病気か?尾根道を行き、住宅街を通って見晴らしの丘を過ぎて天王森泉館の横に出る。ここから車まで戻る。稲を植えたばかりの水の張った田圃の横を歩く。イトトンボの仲間がたくさん飛んでいる。
図5.天王森泉館
図6.アジアイトトンボが停まってくれた
田圃を過ぎ、遊水地公園の道路に入る。遊水地の一部が見える(図7)。ぼくが子供の頃はこのような場は雑魚掬いの恰好の場所だが、立ち入り禁止だ。グランドの側にビオトープと称した小さな池がある(図8)。
図7.境川遊水地
図8.ビオトープ
図9.黄色い花の水草が
図10. シオカラトンボが停まった
車に入る前に4つのドアを開け放す、風が通り抜ける。GPSの記録では2.6キロを3800歩で1時間4分掛かったことになる。何か少し物足りないが、、ヨシとしよう。

2024年7月4日木曜日

ヤマユリはコナカイガラムシにやられていた!   

昨日は、ヤマユリの状態を見に横浜市の「くわくわ森」に行ってきた。何とヤマユリは病気になっていた。花はまだだ!暑くならない午前中に出かけたが、日向は暑く、賢治の「雨にも負けず」の詩を思い出しながら歩いた。

今田遊水地公園の二面とも中高年のグループのソフトボール大会が行われていた。ぼくは中に入らずに外周を回り、トイレに入る。このところトイレが無いところは散歩が出来ない感じだ。トイレの前の鉄作にゴマダラカミキリがいた(図1)。ここからソフトボールをちょっと眺める(図2)。こちらは歩いているだけで大変なのにソフトボールの皆さんは元気だ!

図1.トイレの前の鉄柵の上にゴマダラカミキリ
図2.退職者?によるソフトボール
トイレから出て自動車道路を2本横切り、くわくわ森がある丘陵地の排水路に沿って歩く。スジグロチョウだ(図3)。斜面からヘクソカズラの花がこちらに赤い口を見せている(図4)。これはミゾホウズキだ(図5)。ようやくくわくわ森の入口に着く(図6)。暑い、汗だくだ。途中の自動販売機で130円のお茶を買ったが、150円出して大きなサイズを買えば良かった。
図3.スジグロチョウ
図4.ヘクソカズラ
図5.ミゾホウズキ
図6.くわくわ森の入口
何と、この階段の登りが一歩一歩だ。腿が上がらない。自分の腿なのに20センチも無い階段に苦労する。酷い体力の減退だ。ハグロトンボの仲間がフラフラと前を飛び、停まった(図7)。尾が青色なんだが、黒っぽく見える。排水路は年中水が流れているので、そこでヤゴも育つのかな?他に池でもあるのかな?
お!モグラ塚だ。何だか久しぶりに見たので嬉しい。それにしても暑いし足が上がらない。
図7.これはアオハダトンボの♂かな?
図8.モグラ塚
ジャノメチョウの仲間のヒカゲチョウだ(図9)。翅がボロボロだ。何回か交尾したんだ。 ん?この大きなカメムシの仲間は?帰宅して調べたら、キマダラカメムシと云う江戸時代に東南アジアからやってきた外来種だった。
図9.ヒカゲチョウ
図10. キマダラカメムシ
このカメムシの側に秋になるとサルトリイバラと良く似るシオデが蕾をつけていた。ようやく階段をり尾根道に出る。エ?ヤマユリがカイガラムシかアブラムシの仲間にヤラレている(図12)。この蒸し暑さと湿気で病気にヤラレタのだ。白いカイガラムシだろう。
図11. シオデ(ヒデコ)だ!
図12. ヤマユリがカイガラムシに、、、
図13. ガマズミの実が生っている
ここのヤマユリは蕾がついているが葉に元気がない。暑さにヤラレタ?
図14. ヤマユリだが元気がない
図15. アオハダトンボだ!
図16. 下りてきた
くわくわ森から出て、側溝に沿って来た方へ向かう。大きなカタツムリが葉裏にいた(図17)。うん、この沢山イボイボ状の果実をつけているのは?ヒサカキ、ハマヒサカキのどっちだ?葉が対生なのがヒサカキでハマヒサカキは互生だ。じゃーこれは?
またまた、ヒメウラナミジャノメだ。コヤツは小さいのでシジミチョウの仲間かな?と思ってしまう。が、目玉模様が裏にも表にもあるのですぐヒメウラナミジャノメと判る。
図17. ミスジマイマイ
図18. ハマヒサカキ
図19. ヒメウラナミジャノメ
GPSの記録によると9時41分に歩き出してゴマダラカミキリを撮ったのが10時31分、くわくわ森の入口が10時43分、出たのが11時15分、帰宅したのが12時15分だった。くわくわ森内を彷徨い歩いていたのは30分くらいなものだ。片道1時間もかかっている。往復は6.9キロで9500歩だった。帰宅後は即シャワーで缶ビールで、一息ついた。

2024年7月1日月曜日

梅雨空の中の散歩   Walking in the rainy sky.

 時々、小雨が降る中、カメラと傘を持って散歩してきた。帰路は雨にやられ傘を差した。今日のルートは小学校の方へ行き引地川沿いを少し下ってから湿地沿いを歩いて戻ってきた。6000歩ちょっとで約4キロの行程だった。

ヒメウラナミジャノメがクズの葉に停まった(図1)。また、ヒメウラナミジャノメだ!クロバーの花の蜜を吸っている。するとシジミの仲間が飛んできた(図2)。ヤマトシジミかと思ったが、、、、。

図1.ヒメウラナミジャノメYpthima argus
図2.ヒメウラナミジャノメとヤマトorルリシジミ
双翅目のツリアブの仲間、クロバネツリアブがクズの葉にいた(図3)。黒い翅と腹部の黄色の線が目立つ。このツリアブの仲間は花の蜜をホバリングして吸う。人には悪さをしない。が、幼虫は他のハチ類の幼虫や蛹に寄生して彼らを食べて成虫になるようだ。
図3.クロバネツリアブLigyra tantalus
ルリシジミがいた(図4)。図2のヒメウラナミシジミと共食していたのはルリシジミかもしれない。ヤブカンゾウが咲いている。コヤツは目立つが花弁がゴチャゴチャしていて綺麗だと思ったことがない。
図4.ルリシジミCelastrina argiolus ladonides
図5.ヤブカンゾウ
ぼくがルリシジミを撮っているとずーと吼え続けていた柴犬がぼくと顔を合わせてから吼えずに大人しく連れられていった。
図6.イヌの散歩
夕方になると部屋の中のフウランが香る。ぼくはこのフウランの香りが判るが連れ合いは香りを感じないようだ。どうも昨年、一家3人で軽い新型コロナに罹ったが、その後遺症のようだ。

2024年6月29日土曜日

フウランが咲き出した!   Fuuran orchid in Japanese has begun to bloom!

二鉢あったフウランの一鉢を昨年4鉢に株分けした。花が先始めると良い香が漂い。今日は雨も上がったのでガラス窓を開けているので網戸越しに香りが漂ってくる。残りの大株の一鉢はフウランとカヤラン、ヨウラクランが混在しているが、昨年からカヤラン、ヨウラクランの元気がない。カヤランは茎が伸びて根が空中を彷徨っている感じだ。植え替えてやらなければ絶滅してしまう。どうしても香りの良いフウランの面倒をみるが、ヨウラクランやカヤランは放りっぱなしだ。これではいけない!植え替えなければ枯れてしまう。
図1.フウランNeofinetia falcataの一鉢を部屋に取り込んだ
さぁー、これから6000円以上買うと500円安くなると云う券を娘からもらったので、それでウィスキーを買いに行こう。角とバランタインだ。
 

2024年6月27日木曜日

今日は涼しい!     It's cool today!

庭のミズキの枝が何故か春から枯れてきて蕾のまま枯れてしまった。脚立をミズキの幹に掛けて枯れた太さ5センチ位の枝をノコで切る。一度に切り落とすと大変なので、2センチくらいの小枝を3本切り、それから太いヤツを切った。さらに中央の二股に分かれた一方の幹を枯れている。これは次回だ。どうした事だろう。ミズキの枝にもラン鉢を下げているので葉が無いと直射日光が当たるので困る。大きなアオカナブンorカナブンを見つけた(図1)。この両者の区別は裏返して左右の後脚の基部が離れていればカナブンで、着いていればアオカナブンのようだ。
図1.アオカナブン?Rhomborhina sp.
この頃は庭仕事も以前なら一回で終えたのに、今は何回かに分ける。ノコと使うと普段使わな筋肉が痛くなるので、ポレポレだ!

今日は、「神奈川県自然誌資料」に投稿した報告が、書き直しを要求されており、「清川村で採集されたヒメヒミズの報告」を3ヶ月振りに見直した。締め切りが10月なので、まだ間があるので、投稿規定を再度読み直し、しばらく手許に置いおこう。



 

ジャコウアゲハのゆっくりした飛び方     The slow flying of Chinese windowmill

昨日、下土棚遊水地公園の上に架かる湘南大橋に巣を作っているツバメを見に行った。双眼鏡を持って行ったが役に立たなかった。15分は確実に待っていたが、一羽も飛んで来なかったのだ。ぼくが橋桁に座って双眼鏡で見上げているものだから二人のオジサンの散歩者が横に立ちぼくが見ているものが何んなのか不思議に思ったようだ。
帰路高校横の通りでジャコウアゲハがフラフラ、ヒラヒラとゆっくり飛んでいた(図1)。キジバトの前にフラフラときたので、キジバトに啄まれるのではっと思った(図2)。が、このキジバトは全くアゲハには興味を持ったなかった。一度、ジャコウアゲハを食べて吐き出した個体かな?
図1.ジャコウアゲハByasa alcinousがフラフラと飛び回っている 
ジャコウアゲハは毒を持っているからこんなゆったりした飛び方でもキジバトたちは関心を持たないのかな?
図2.キジバトの前にフラフラきたが左のキジバトは無関心

2024年6月25日火曜日

カメラを持って散歩する      Take a walk with camera

昨日は昼食時に知人夫婦と呑み、2時過ぎには寝込んだため散歩には行かなかった。今日は、遊水地公園を通る湘南大橋の下側のツバメの巣を見に行ってきた。その前に側溝脇に生えるイラクサ科の葉に停まっているカミキリムシを見つけた(図1)。名前がすぐ出てこない。ラミーカミキリだ!となりの葉にはハナムグリの仲間がいる(図2)。
庭からノウゼンカズラが飛び出している(図3)。この花を見ると何故か学生時代の夏を思い出す。当時の建て売り住宅の庭にはこのノウゼンカズラが2階のベランダまで届いている家があった。
ヤマトシジミが飛んでいたので停まるのを待ったが、ぼくの自動焦点カメラでは難しい位置だ(図4)。
図1.ラミーカミキリ
図2.アオヒメハナムグリ
図3.ノウゼンカズラ
図4.ヤマトシジミ
遊水地公園の外周を歩き、橋桁に座り橋下のツバメの巣を見上げる。今回はコンクリートの上に座っても痛くならないように自作の山用マットを切った座布団を持ってきた。見上げているとツバメが一羽スート飛んできて巣穴に入っていった。尾羽の切れ込みが深かったように見えた。出てくるのを待ったが待てず。
図5.ツバメの巣