今日は車で横浜市の境川遊水地公園の駐車場に行き、そこからくわくわ森に歩いた。片道1キロくらいなものであったが、駐車場が境川の川底くらい低い窪地にあり、まるで中華鍋の中で太陽を浴びるようなものだった。
くわくわ森の丘陵地脇を流れる側溝に沿って入口まで歩く。途中、カメラを持ち三脚をザックに入れている人に挨拶し、入口の階段を登る。すぐ目の前にアマガエルが一匹、葉の上に留っている。ザックを静かに下ろし、カメラを取り出し撮る(図1)。イイコだ!動かないでくれた。アマガエルを撮っただけでここへ車で来たのは正解だったかな?っと思う。連れ合いは30度を超える暑さになるから外に出るのは止めろと煩かった。それで車で行くと云うと、それだけで安心してくれた。ヤマユリは今日辺り咲いているだろうと思ったので、もう何であろうとくわくわ森に行きたくなっていたのだ。
図1.小さなアマガエルだ!
ヤマユリの蕾は大きくなっていたが、このヤマユリの蕾も白いカイガラムシにヤラレている。しかし、ここは陽が直接当たるので無事咲く事ができるだろう。明後日、また来よう。図2.ヤマユリの蕾は大きくなっているが、、、
チョウのようにヒラヒラとハグロトンボが飛んでいる(図3)。ん?この木は何だ?実がついている。厚い奇数羽状複葉だ。ゴンズイだ。この青い実が赤くなり、割れて中から真っ黒な種子を出す。
図3.このハグロトンボの翅が
図4.ゴンズイの青い実
他のヤマユリを見て周ったが、いずれも元気がない。暑さか病気か?尾根道を行き、住宅街を通って見晴らしの丘を過ぎて天王森泉館の横に出る。ここから車まで戻る。稲を植えたばかりの水の張った田圃の横を歩く。イトトンボの仲間がたくさん飛んでいる。
図5.天王森泉館
図6.アジアイトトンボが停まってくれた
田圃を過ぎ、遊水地公園の道路に入る。遊水地の一部が見える(図7)。ぼくが子供の頃はこのような場は雑魚掬いの恰好の場所だが、立ち入り禁止だ。グランドの側にビオトープと称した小さな池がある(図8)。図7.境川遊水地
図8.ビオトープ
図9.黄色い花の水草が
図10. シオカラトンボが停まった
車に入る前に4つのドアを開け放す、風が通り抜ける。GPSの記録では2.6キロを3800歩で1時間4分掛かったことになる。何か少し物足りないが、、ヨシとしよう。
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