「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2024年5月1日水曜日

ヤマトシジミとキアゲハ         Blue and Black swallowtail

くわくわ森に入る手前の道で、小さなシジミチョウが足元を飛んだ。ヤマトシジミだ(図1)。シジミチョウの仲間は舞う宝石のようだ。
図1.ヤマトシジミZizeeria maha
っと大きなアゲハが一頭飛び回る。動かないでいると止まった。くわくわ森の丘陵から染み出る水を吸水している(図2)。モンキアゲハだ!嬉しい。ここまで歩いてきた甲斐があったっと思った。 
図2.モンキアゲハPapilio helenus
と2,3メートル離れた石垣にへばり着いているトカゲのちびがいた(図3)。

図3.ニホントカゲPlestiodon japonicus
帰路、くわくわ森から下りてくると、虫取り網を持った小学校低学年の男の子とお母さんとお父さんがやってきた。お父さんは虫籠を持っている。家族で子供の虫取りを手伝っているんだ。ぼくが子供の頃とは全く別の家族関係だ。

2024年4月30日火曜日

キンランのくわくわ森 The Kuwakuwa forest of helleborine

今日は、思い切って横浜市の「くわくわ森」まで散歩した。横浜市とは云っても我が家から境川を渡れば横浜市である。直線距離では1キロもない。弱った足腰なので、兎も角疲れないように歩いた。境川遊水地ではキショウブが咲いていたり、トカゲやモンキアゲハ、ヤマトシジミを撮った。くわくわ森ではヤブカが多く、数か所刺されたが、アマガエルが鳴いており久しぶりに森に入った気分になった。想像以上にキンランが咲いており、50株は軽く超すなと思った。くわくわ森ではなく、春はキンラン森だと思った。ヤマユリも早くも60センチ以上に伸びており、その頃にまた来たいものだ。

キンラン

ヒメウラナミジャノメ Argus family

昨日、久しぶりに短いが連れ合いと散歩をした。小学校横の亀井野神社に立ち寄ると、ン?何か見慣れない花が咲いている。早速、連れ合いはスマホのGoogle写真検索で撮り(図1)、ベニバナカラタネオガタマだ!っと分かり二人で感心した。これ以後、もう名を知っている花でもGoogle写真検索で撮り、二人で感心しながら散歩だ。
図1.ベニバナカラタネオガタマ
図2.キランソウの仲間のセイヨウジュニヒトエ
っとジャノメチョウの仲間がハルジョオンの花に停まっている。
図3.ハルジョオンの花に停まるヒメウラナミジャノメ
図4.ヒメウラナミジャノメYpthima argus
歩いてないせいか途中で太腿が痛くなり、さらにゆっくり歩く。途中の円行新橋を渡って戻ってきた。3956歩であった。すっかり足が弱っている。歩けるように頑張りたい!

2024年4月29日月曜日

エビネが咲いていた    Ebine/Calanthe discolor was in bloom

庭で草むしりをしていた連れ合いが、エビネが咲いていると云う。見るといつもの場所から一株咲いている。ここは朝日が当たるところだ。もう、株が可成り増えていることだろう。根茎を千切って日当たりの良い場所に植えてやると増えるだろうが、屈む事が苦手なので、この写真も斜め上からだ。

子供の頃から前屈が苦手で反動をつけてようやく指先を床に着けることで精一杯だった。2015年1月に石尊沢からネクタイ尾根を登り、北尾根でアイゼンを装着しようとしたが、身体が硬くて前屈できず、10分以上かけてアイゼンを着けたことがあった。湿った雪のため座ることが出来ず、立ったままでアイゼンを着けられなかったのだ。
それが、今では登山靴を履き、紐を締めるのがやっとだ。ストレッチをしなくては!っと思っているが、なかなかストレッチができない。困った事だ!
庭の東の角に咲いているエビネ

2024年4月28日日曜日

庭に出てきたキノコ    Mushrooms in the backyard

庭のヒメウツギの花を見ていたら、ハナミズキの根元にキノコが出ているのに気が付いた。早速カメラを持ってきて撮り、1本を抜いて調べた。茎は切ると中は空洞である。傘の裏のヒダは茎に離生である。傘に接する茎が楕円形になっている。傘が薄い。キシメジ科Tricholomataceaeであると思われる。
どうもこのキノコはナヨタケ科に属するイタチタケCandolleomyces candolleanusのようだ。食べられるようだ。が、もう消えてしまった(4/30)。
図1.キノコが出ている
図2.傘の裏側のヒダの様子 

ヒメウツギが咲いている      Himeutsugi/Deutzia gracilis flowers are blooming

庭の鉢植えのヒメウツギが咲いている。このヒメウツギ、連れ合いが貰った寄せ植えの花卉の中にあったもので、今では毎年花を咲かせてくれる。しかし、買ったバイカウツギは3年目くらいで枯れてしまった。このヒメウツギは側によっても香りはしてこない。卯の花のウツギなら花の香りが漂ってくるのに、、、、。一度、ウツギが出てきて花を咲かせたことがあったが、小さな庭には適さないくらい株が大きくなるので切ってしまったことがあった。
このヒメウツギは山に咲くものよりも背丈が小さい。園芸用に改良された品種なのだろうか?
図1.ヒメウツギDeutzia gracilisの花 

2024年4月27日土曜日

ハイラックスの不思議な頭骨    The mysterious skull of Hylax

今朝、ハイラックスの頭骨を見て、???ん?と思った箇所があった。後眼窩突起ppは前頭骨fから出る(図1)。これはタヌキであろうと、リスでもシカでもサルでも後眼窩突起は前頭骨の中頃から出る。
しかし、ハイラックスは前頭骨の左右の後端と頭頂骨の左右の前端が一緒に伸びて後眼窩突起を形成する(図2)。

図1.タヌキNyctereutes procyonoidesの頭骨上面
pp:後眼窩突起 f:前頭骨 p:頭頂骨 j:頬骨 s:側頭骨
イワハイラックスの頭骨を見ると、前頭骨fが前にあり、それに引っ張られるように頭頂骨pが前に来ており、後眼窩突起ppが前頭骨fと頭頂骨pより形成されている(図2&3)。
図2.イワハイラックスProcavia capensisの頭骨上面

図3.キノボリハイラックスDendrohyrax arboreusの頭骨左側面
さらに、頭骨側面から見ると、側頭骨sから頬骨に伸びる側頭骨頬骨突起はほんの少ししか伸びていない(図2)。キノボリハイラックスは眼窩輪が形成される(図2)が、イワハイラックスは眼窩輪は形成されない(図3)。
図3.イワハイラックス




トキワマンサクの生垣の剪定

連れ合いが道路沿いの生垣の剪定を小さな剪定鋏で行なっているので、こちらは両手でパチパチ挟む大きい剪定鋏を持って、手伝った。圧倒的にこちらの方が早い。が、使っていない両肩が怠くなってきたので、休み休み切る。丈が高いので、以前、連れ合いの頭の高さくらいまで切った事があった。が、娘と連れ合いに不評だった。風呂への着替え室の窓が丸見えになるというのだ。でも、今回で解かっただろう。頭より高い位置の剪定は脚立に乗らなければできないのだ。もう、80歳近い年齢の者にとっては脚立に乗ることは怖いのだ。それだけバランス感覚が悪くなっている。
このトキワマンサクの葉、軍手や服に絡みつくので嫌いだ!でも連れ合いが選んだ木なので仕方がない。今回は、何故か、アブラムシが大発生していた。今までに無い事だ。あー、これから庭のウメの新枝にもアブラムシがたくさんつくだろう。
お隣のカナメモチの生垣の花が咲いていた。
図1.ベニバナトキワマンサクの生垣の剪定
図2.お隣の生垣のカナメモチの花

2024年4月26日金曜日

魚を丸飲みするスナメリの口蓋は?     How about the palates of finless porpoise that swallo fishes

スナメリの仲間は捕まえた魚を丸飲みし、センザンコウは長い舌で舐め取ったアリをそのまま飲み込む。スナメリは同歯性の歯を持ち、センザンコウには歯は無い。哺乳類は異歯性の歯を持つものが多いが、クジラの仲間は同歯性のものとなる。

スナメリの口蓋は平で口蓋骨末端に向かって盛り上がっている。一方、センザンコウの口蓋は中心線に向かって深く凹んでいる。


図1.スナメリNeophocaena phocaenoides(左)とパラワンセンザンコウManis culionensis(右)の口蓋
スナメリを含むイルカの仲間は全て同じよう口蓋だ。口蓋骨が後鼻孔に向かって盛り上がる(実際には、下向きになる)のは魚と一緒に飲んだ海水を吐き出すことと関係しているのだろう。また、センザンコウの口蓋の中心線に向かって凹んでいるのは長い舌の出し入れに必要なのだろう。

口蓋の形状についてこれまでの事をまとめると、ネコのように丸飲みする動物の口蓋は平で、左右の歯列はハの字状に開くが、サルやシカのように良く咀嚼する動物の口蓋は中心線付近が凹み、左右の歯列は放物線状の少し閉じるようになる。

2024年4月25日木曜日

ハナミズキ

庭のハナミズキが咲いている。これは二階のベランダから撮った(図1)。
このハナミズキの幹に巣箱を架けているが、巣箱が小さいからだろう。昨年はシジュカラやスズメが覗いたが、巣作りはしなかった。やはり、大きい巣箱を作らねばならないかな?あと1ヶ月もすると小鳥が巣を作るかどうかが決まるだろう。
図1.ハナミズキの花