「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2021年7月21日水曜日

西葛西の商店街でハツカネズミ! A mouse in the shopping center of Nishikasai!

今日、学校の帰りに日向を避けようと東西線の下にある商店街を歩いた。っと何と、コネズミが動かずにいる。尻尾をつかんでぼくのザックに入れようと思った。が、人通りが多いのでそんな事は人目を引いてしまう。スマホで写真を撮った!ん?もう死んでいる?っと思えるほど弱っている。すると、小さな子を連れたお母さんたちが集まってきた。「可愛いね!」「小さいね!」などと子供に話している。もう、尻尾を捕まえてザックに容れるなんてことは出来ない。
このネズミは、ネズミ科ネズミ亜科のネズミだと云う事は、体長よりも尾が長い事から明らかだ。もちろん、西葛西の商店街にいるネズミ亜科のネズミでこんな小さいのはハツカネズミだ。
ハツカネズミMus musculus
 ぼくは、子供の頃に釧路の家の茶箪笥の中にハツカネズミがいたことがあって、ドブネズミと違って小さくてカワイイので覚えている。ハツカネズミはマウスと呼ばれ、専門学校の飼育室でも飼われている。マウスは独特な臭いがするので、子供の頃からどこにマウスがいるのか判ったくらいだ。学校の飼育室の臭いはほとんどこのマウスの臭いだ!

2021年7月19日月曜日

釧路の妹から,   From my younger sister in Kushiro,

釧路の妹から,
シニアの会で達古武の山を歩いてきたとラインで連絡があった。達古武は釧路湿原にあり、山と云っても湿地になっていない100メートルもない丘陵地である。下は妹が撮った写真だ! 見て!
あー、ぼくはやはりこのような原野に身を置きたい。花の写真も送って!と云ったら、ホザキシモツケソウしか咲いていなかったので撮らなかった。との返事。そうだよなぁーと思う。釧路ではホザキシモツケソウはどこでも咲いている。ワザワザ写真に撮らないなぁーと納得した。でも、ぼくにとってはピンクの泡吹きのようなホザキシモツケソウの花を見たい!

2021年7月17日土曜日

夏だ!  It's summer!

 お昼頃から空は真っ青で雲一つない。夏の空だ!梅雨はみじかかった。折り畳み傘をザックに忍ばせて学校に行ったが一度も傘を使わずに済んだ。が、山は先週の木曜日に霧雨の中歩いて、ヒルだらけになった。山から帰宅してからのギックリ腰に苦しんでいる。椅子から立ち上がる時が痛くて一苦労だ。もちろん歩くのもそろりそろりだ。さらに悪い事には咳ができないくらいだ。咳すると腰から上の辺りの筋肉が引き攣るように痛い。解決策としてその腰より上の部分に握り拳を当てて押し付けると咳をするときに痛まないから不思議だ。今週の火・水と学校を休み、家で静養していたが、状態は全く変わらない。このままだと来週も休講しなければならない。こんな事は初めてだ。本を読んでいても同じ体勢だと腰が痛くなる。長く本を読んでいられない。TVを見るのも長く見られない。

憂鬱な気分だが、外はコロナ禍を忘れる程の素晴らしい夏の青空だ!庭のハナミズキの枝にぶら下げているファレノプシス花が咲き始めた。サル調査で行ったジャワやスラベシ、スマトラの一般家庭や食堂の玄関や庭にファレノプシスの鉢がありその花が咲いている事が羨ましく思ったものだ。

今、手もみ師から痛いのなら6時からなら空いているから来ないか?っと電話がある。もちろん、宜しく願いますと応える。

花に夏の日差しが当たる。

2021年7月12日月曜日

誰が、この鳥を殺して食べた?  Who killed and ate the black bird?

我家の駐車場の外側と中にハトくらいの大きさの鳥の羽根や足が落ちていた。以前、駐車場の外側にヒヨドリの頭が転がっていたことがあった。鳥の専門家のTM氏はモズの仕業だと教えてくれた。
この殺されて食べられた鳥は誰なのだろう。羽根も足も真っ黒だが、カラスにしては小さい。しかし、足も羽根も真っ黒の鳥はカラスの他にどんな鳥がいるのだろう?
この鳥を殺して食べたのは誰だろう?やはりネコだろうか?
駐車場の中にあった黒い脚
最初の状態
散らばっていた羽根をまとめて撮る

 take隊員からコメントがありました。ハクセキレイの足に確かに似てますね。今朝、この足や羽根を再度確認しようとしたら、連れ合いがゴミにして捨てたとの返事なので、ぼくの足(登山靴)と一緒に撮った写真をアップします。すぐ上の写真の下の羽根を裏返して撮りました。実は、この日は木曜日に山から戻った時で、すでに腰が痛い(ギックリ腰)ので、普通なら、足や羽根を拾うのですが、それさえもできない状態でした。take隊員さん、この写真を含めてどうでしょうか?

この鳥は、ハシボソガラスの幼鳥との事です(鳥の専門家の丸 武志さんより)。

2021年7月11日日曜日

夏だ! It’s summer!

今日は、昨日迄の鬱陶しい梅雨空とは打って変った真夏の天気だ。イッキに梅雨空が吹き飛び真夏のギラギラ太陽が顔を出している。
庭のオニユリも咲き始めている。これが咲けば夏だ!

 ウメの木に吊り下げているファレノプシスも咲いている。が、蕾の大半はナメクジに食べられてしまった。この花弁も食べられている。
昨夜まで夜の香りを楽しませてもらったフウランは外にだした。

2021年7月10日土曜日

霧雨の中の松茸山 Mt.Matsutake in the drizzle

一昨日は、奥野林道を歩き、松茸山口から松茸山を目差し、山頂で一服して下山してきた(下図)。

8:00 松茸山の奥野林道口の手前の山側斜面にタマアジサイが咲いていた。ん?まだ夏前なのに、こんなに早くからっと思って木全体を見る。ちゃんと蕾は丸くなっている。不思議!
暗いので、ここでもストロボを点灯だ!
8:02 松茸山への道に入る。ここが、一番、雨粒が大きくなり傘に落ちる雨音がする。平坦な道を歩く。ウグイスの声が大きく聴こえる。
8:18 階段が見えてきた。早戸川林道の方から車の音が聴こえる。また、ぼくが通り過ぎてきた奥野林道と伊勢沢林道との間の斜面の工事場にも車が2,3台集まってきたようだ。 
これから、急な階段が続く
下の方で工事が始まったようだ
8:21 ん?何だ?この堀跡は?誰だ!アナグマか?イノシシ?どちらだ!イノシシの蹄跡かアナグマの前足の爪痕を探す。どうもはっきりした痕は見当たらないが、イノシシならもっと派手に大きく掘るだろうから、アナグマだ!っと結論付ける。この時のズボンの裾には全くヒルは見当たらない。

アナグマが掘って、何を見つけた?
登りはストックは短くしたまま右手に持ったままだ。鉄製の頑丈な手摺りが付いている階段を登る時にはストックと傘は右手に一緒に持ち、左手で手摺を握って一歩一歩登る。
8:36 山頂の東屋に着く。傘とストックをテーブルに置き、ザックを下ろす。足元にはここに来たら必ずあるアリジゴクの穴がいくつも開いている。今日は、食事後、穴をほじくってウスバカゲロウの幼虫を取り出そうと思いながら撮る。
ガスストーブでお湯を沸かし、インスタントラーメンを半分に割り、買ってきたお稲荷さんを食べ、30分以上も過ごしてここを出る。ストックの1本は伸ばし、右手にストック左手に傘で下る。途中、霧雨が止んで霧だけになったので、傘を畳み、残りのストックを伸ばしてブレーキを掛けながら歩く。どうもこれが背には良くなかったようだ。
東屋のベンチの下のアリジゴク
最後は、水沢川を登山靴のままジャブジャブ渡る。ここでヒルがズボンの裾に群がっているのに気が付いた。歩いた距離は、GPS上では5.2キロであった。
歩いたルート
昨日も風呂場にヒルが歩き回っていたようで、今朝、洗面所に行くと、塩を盛った茶碗と割り箸が風呂場の前に置いてあった。

2021年7月9日金曜日

我家のヒル騒動!  Leech uproar in my family!

昨日は霧雨の中、左手に傘を差し、右手にストックという歩き方だった。松茸山の山頂まではまだしも、下りは滑りやすいので、ストックで押さえながら下った。恐らくそのせいだろう。普段使わない上半身の筋肉を使ったため、背中の下、腰の上が痛く、昨夜は寝返りも打てなかったくらいだ。
昨夜は、ぼくが寝てから風呂場ではヒルの出現で大変だったようだ。ぼくはズボンを風呂場で脱いで飽和食塩水でヒルを落とし、身体についているヒルも飽和食塩水を噴霧するとポロポロとおもしろいように落ちた。それら落ちたヒルたちを拾い集めてビニール袋に閉じ込めておけば問題は無かったのだ。が、ぼくはシャワーで洗い流した。それが、家族が風呂に入る22時頃に這い上ってきていたので大騒動になったようだ。先ほども起きてきた連れ合いは文句を云っている。風呂場の下水に通じる穴にでも塩を振りまけばそれで済む筈だが、背が痛くて思うように動けず。

さて、昨日はヤマユリを見に行ったのだが、薄暗くてピントが合わず、フラシュと点けて撮らざるを得なかった。
7:24 ヤマユリ
帰路、宮ヶ瀬やまびこ大橋の手前で大きなヤマユリの花が地面すれすれに垂れ下がって咲いていた。車を停めて撮りたかったが、後続車があったので、それも叶わず。

8:34 山側の斜面からキハギが咲いていた。

大きな枝ぶりのキハギ
林道の沢沿いに盛土がされている場所があり、そこにイラクサやオオバイノモトソウが生えているが、イラクサだけがシカに食べられている。

8:36 イラクサの葉がほとんどシカに食べられている。茎だけだ!
7:45 沢側のシラキの葉が一枚、葉巻状にまるまっている。昆虫が卵を産んだんだ。開いて見たが、葉先の方に卵状のものが2個あった。
シラキの葉が葉巻状になっている
開くと卵?
ダメだ!背中が痛い!電車に乗って手もみサロンに行けるものなら行きたいが、駅まで歩けるとは思えない。月曜日に予約しているのでそれまでは回復しているだろう。歳をとるとはこういう事の連続だ。

2021年7月8日木曜日

ヒルがゴッチャリ! Lots of Leeches!

 今日、5時半に家を出て、奥野林道ゲート前の水沢橋のところに車を置いて、ヤマユリを見にいった。霧雨模様なので、傘を差しながら歩いた。ヤマユリは2株咲いていた。が、まだまだ蕾が多かった。

途中から松茸山に向かうことにした。それは帰りに水沢橋のところでやまぼうしさんがアップしていたシナノキの花を見て行こうと思ったからである。傘をさしながらの急登は厳しかった。山頂の東屋でインスタントラーメン半分と稲荷寿司を食べ、ストックを1本だけ伸ばし、再び傘を持って下る。

川は跳び石伝いには渡れないので、一番浅いと思われるコースを大股で渡る、右足2歩、左足2歩が川底の石を蹴る。靴の紐をきつく締めていたせいか靴の中には殆んど水は入らなかった。が、驚いた。ズボンの裾から膝くらいまでヒルがゴッチャリ付いている。どうりで、首や顎にまでヒルが登ってきていた訳だ。ザックやストックを車に入れ、帽子やシャツも取ってヒルを落とし、飽和塩水をズボンに噴霧する。面白いほどボタボタとヒルが落ちる。雨で身体が濡れるので、車に入っても噴霧する。靴を脱ぐと靴下が血で赤く染まっている。久しぶりの大量のヒルによる出血だ。

帰宅しても、連れ合いが玄関に入れてくれない。何と、尻や背中からも出血していた。石鹸をつけてシャワーを浴びると、コロコロに太ったヒルが落ちて流れていった。しばらく、血が止まらないのでパンツ一枚になってウィスキーを飲む。何故か、腰が痛い!連れ合いがサロンパスを貼ってくれる。何となく、落ち着いた。それにしてもヒルは首に登ってきたヤツだけをツマミ取っていたが、松茸山山頂ではヒルは一匹も着いてなかったのに!、、、、、。

シナノキの花が満開

2021年7月4日日曜日

自然災害が怖い We, Japanese are afraid of natural disasters.

昨日の早朝は何故かぼくの携帯に横浜市から1度、藤沢市から2度の洪水・浸水・土砂崩れなどの緊急警報が鳴り響いた。前夜から雨が降り続いているし、ぼくが住んでいる地域の西500mに引地川、東1Kmに境川があり、我家は二つの川に挟まれた尾根にあるようなものだ。
熱海の伊豆山も含め、日本各地の住宅地は山の斜面にあるので土石流や土砂崩れか、川の堤防の決壊によって洪水被害に遭いやすい地域に住んでいる。津波や地震を恐れ、最近は竜巻による強風災害も怖れなくてはいけなくなった。
午後3時頃、雨が止んだので、連れ合いと引地川のそばのスーパに散歩を兼ねた買い物に出かけた。
図1.増水時はこの階段の下の段まで水がきたようだ。
土砂が運ばれてきている。
図2.いつもは土手の鉄板が1mくらい剥き出しで川床がでている。
鉄板上の根クリートの上50センチくらいまで水がきたようだ。まだ、濡れている。

いつもは大きなコイが背ビレを湖面に出しながら泳いでいる。こんな増水時はコイなどの魚はどうこでどうやって勢い良く流れて来る土砂やゴミを凌いでいるのだろう。
この引地川の川床はコンクリートで埋め尽くされており、毎年?ブルやトラックが入って川底の土砂を取っている。
引地川の下流には遊水地公園があり、上流域にも遊水地がつくられている。それは境川流域も同じだ。両河川の下流域では河川の氾濫による洪水などは生じないであろう。しかし、最近の50年に一度、100年に一度の雨量が怖い。
道路の両側の街路樹がモミジバフウであった。日本の街路樹は日本古来の樹木にしてもらいたいものだ。モミジバフウはユキノシタ目のようだ。
図3.モミジバフウ(アメリカフウ)Liquidambar styraciflua

2021年7月1日木曜日

哺乳類の後眼窩突起は家畜では前頭骨頬骨突起  The postorbital process of mammal is the frontal jugal process of cattle

動物(哺乳類)の頭骨の各部分の名称はヒトの解剖学用語からきて、それが家畜解剖用語で用いられて、さらに欧米で哺乳類学が進むにつれて、哺乳類の頭骨の名称が新たにされたものがあると考えられる。その結果、欧米の新しい動物学を翻訳するさいに採用された頭骨の名称に変わってきている。

先ず、前顎骨や後眼窩突起が上げられる。ヒトの解剖学では前者は切歯骨、後者は前頭骨と頬骨が癒合合着する部分で特別な名称は付けられていない(図1のの部分)。しかし、家畜比較解剖図説(加藤嘉太郎著 養賢堂)では、後眼窩突起は前頭骨頬骨突起と名付けられている。 

図1.上野の国立科学博物館のヒトHomo sapienceの頭蓋骨
:前頭骨頬骨突起 :切歯骨 :眼窩下孔 ↑:オトガイ孔

切歯骨(前顎骨)はヒトを含む真猿下目のサルではアカンボウの時から左右の骨が癒合・合体しているが、他の霊長類や哺乳類ではゾウやハイラックス、イノシシなどの一部の動物を除いて下顎骨はオトナになっても左右はは合体しない。切歯骨(前顎骨)から出る歯が切歯だ!
図2.ホッキョクギツネVulpes lagopusの頭骨
:後眼窩突起 :前顎骨 :眼窩下孔 ↑:オトガイ孔
図3.ヒト♀の頭蓋骨左側面図(哺乳類頭蓋の画像データベース:獨協医科大学から)
:前頭骨頬骨突起 :切歯骨 赤丸部分:頤(オトガイ)
図4.カニクイザル♀Macaca facicularisの頭蓋骨
下顎骨の前にはヒトにある頤(赤い部分)がない。:後眼窩突起

サルになると後眼窩突起という語もちょっと合わないね(図4)。それは霊長類の眼窩は正面を向いているので眼窩の後ではなく横だからだ。しかし、他の哺乳類の眼窩は側面にあるから、眼窩の後に後眼窩突起がある(図2,図5)。
図5.イノシシ♂の頭蓋骨
:後眼窩突起 :前顎骨 :眼窩下孔 ↑:オトガイ孔
下顎骨にはオトガイが無い

そして、哺乳類の頭骨の実情に合わない眼窩下孔とオトガイ孔という名称もある。図2のホッキョクギツネや図5のイノシシの頭骨で判るように、眼窩下孔は眼窩の前方にあるので、眼窩前孔と命名した方が適切である。ヒトだけが下顎骨の前端部が突き出て頤(オトガイ)がある(図3)が、サルを含むヒト以外の哺乳類ではオトガイがない(図2、図4、図5)。オトガイがないのに、下顎骨の前部にある孔をオトガイ孔と名付けられている。英名は動物ではmental foramen、ヒトではforamen mentale。この違いが判らない。獣医学を修めた方なら判るかな?