「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2020年3月21日土曜日

日向山・大沢林道歩き  Waliking in Mt.Hinata & Ohsawa forest road

昨日、久しぶりに「丹沢サル観察し隊」の自然探索歩きを行った。集まったのは8名。伊勢原駅北口前の3番バス停前に集まり、8時40分発の七沢行に乗り、広沢寺温泉入口までの約40分間をバスに揺られた。バス停から明るい春の日差しの中を歩き、広沢寺温泉無料駐車場の隣の愛宕大権現の所から登った。
図1. 10:36 出発前の集合写真
神社の横を登り始めてすぐシカ柵のゲート開ける。ここからずーと登りだが、すぐ尾根に着く。
図2. 10:52 尾根の道標
図2'. 道標から見城山頂へ向かう 写真はTさんより
見城山頂への平な道を行く。木の根が出ていて、ちょっと歩きづらい。尾根を進むと登りになる。ぼくは、シロダモをストックで指して、この木はシカが食べないから蔓延っている。さらに花が咲いているオニシバリを指してこれもシカがたべないと云う。
図3. オニシバリ
まだ、身体が慣れてないので、結構キツイ。昨年の台風19号で家の屋根を吹き飛ばされた鴨川で農業をしているIさんが冗談半分に「これはハイキングではない!」っと叫ぶ。
木の根の間にテン糞を見つける。皆に先に行ってもらう。
図4. 11:00 テン糞1
図5. 11:17 テン糞2
見城山頂の手前の見晴らしの良いところで休んでもらう。天気が良くて暑いくらいだ。皆が休んでいる奥の方にボケのような赤い花が咲いている。が、白い蕾もある。同じ園芸植物のようだ。この木は何だろう?
図6. 11:38 元気なIさん
図7. 気になった花木
図8. 休憩する 温かくて気持ちが良い!
たっぷり休憩して出発。すぐ、見城山で、日陰なので少々風が冷たいのですぐ離れる。日向山まで歩き。そこでお昼とする。ぼくはお湯を沸かしてインスタント味噌汁とオニギリを食べる。13時になったので出発することにする。ケニヤでサバンナの動物のガイドしているKさんがスマホで全員の集合写真を撮ってくれる(図9)。
図9. 日向山で昼食後、全員の集合写真
日向山で身体が冷えてしまったが、歩き始めて温まる。Iさんがヤママユガの繭玉を見つける(図10)。
図10. ヤママユガの繭
日向山を下りて、梅ノ木尾根との鞍部で、日向薬師からの道との出合になっている道標があるところで、二人連れが道を訊いてくる。坊中の方へ戻りたいが、道が滑りやすいので、キャンプ場の方へ行けるかどうか不安なようなだ!「大丈夫です。ただ、沢までの下りがジグザグで少し滑るかも知れない」と云う。凄く丁寧な言葉遣いでお礼を言われる。坊中への道が滑りやすい?そんな筈はない筈だと思うが、、、。何だか、彼らの事が心配になり、梅ノ木尾根を登らないで彼らと同じ道を行くことにする。斜面に沿ったトラバースの道が続く、ハイキング気分だ。沢に下りるジグザグの道の所で二人連れがいる。彼らは沢の上流へ行こうとしているので、「道はこっちですよ!」と声を張り上げる。
沢を渡り、間もなく道は二手に分かれる。二人連れは上の舗装道路を行くと云う。結局、ぼくらも陽が当たり温かい舗装道路を行く。
図11. 陽が当たって輝くキブシの花
図12. 大沢の右岸の土手のミヤマシキミの花
大釜弁財天に着く。皆、大岩の中にある弁財天を覘く。弁財天の道路際にコンクリートの上にテン糞3を見つける(図13)。
図13. 14:12 テン糞3
ロッククライミングの練習場となっている所にやってくる。尾根歩きで人には会わなくてもここはいつもロックをする人たちで賑わっている。
図14. 14:20 ロッククライミングを楽しむ人々
 黄色のヤマブキの花が2輪さいていた。また、マメザクラも咲いていた。大沢沿いではシートを広げてお昼を食べながら楽しんでいる人々もいる。
図15. 下向きに咲くマメザクラの花
広沢寺温泉無料駐車場の前のソメイヨシノは何ともう5、6分咲きだ。朝はまだ、数輪しか開花していなかったのに、日中の温かさで満開近くなったのだ。トイレに行って、さぁーバス停まで行こうと思ったら、男性のハイカーがバス停は何処でしょうかと訊いてくる。話しているとバスがやってくる。何と、そのバスは広沢寺温泉に入って行く。ぼくは初めてその道を行く。バスが停まっており、バス停には15時10分発とある。バスに乗り込む。
本厚木駅前の「餃子の〇〇」に入り、2階に上がり、席を二つに分けてもらい、呑む4人と呑まない4人で座る。呑む方は、夫婦とも医者で、Tさんは熱帯医学を研究しPNGやマダガスカルに出かけている、奥さんのMさんは精神科医だ。ぼくはもちろん呑む方で隣はIさんだ。3人ともビール4杯飲み、Mさんが2杯だ。あまり疲れてもいないし、すきっ腹でもないのに、餃子、ニラレバ、麻婆豆腐、エビチリ(Tさんは甲殻類のアレルギーでエビ、カニが食べられなのを忘れていた!ゴメン)、春巻きを食べる。満足!呑む席は一人当たり3千円、呑まない席は700円とのことだった。呑むと食べる量も勢いが出て食べてしまうようだ。
ちょっとぼくとしては物足りない歩きだったが、皆満足してくれただろうかか?次回は、夏前にヤリタイ。それも鴨川のIさん宅に泊まり、イノシシ鍋だ!
朝の山が敗れたことを帰宅してから知った。残念!
図2. 歩いたルート GPS上では8.6キロ

2020年3月18日水曜日

サクラが咲く  Cherry flowers bloom!

昨日、少し離れた引地川沿いを散歩してサクラの状態を見てきた。このところ寒い日が続いたが、それでも開花している木が少しあった。温かい日がくればイッキに満開になりそうだ。
図1. オオシマザクラだろうか白い

図2. ソメイヨシノはまだ
今、先ほど昨日と同じルートを連れ合いと二人で歩いてサクラの状態を見てきた。
図3. オオシマザクラは幾つも咲いている
図4. オー、ソメイヨシノが咲いている
  
図5. まとまって咲いている
 スーパーで夕食の買い物をして、我家の近くの公園のサクラを見上げれば、幾つも咲いている。サクラの見頃は来週だ!
今週は、明後日「丹沢サル観察し隊」の皆さんと軽い山登りだ!
図6. 我家の近くの公園のソメイヨシノ

2020年3月17日火曜日

ジネズミだった! It was a Dsinezumi shrew!

  3月11日の焼小屋沢左岸尾根歩きの往復で、拾ってきたテン糞3の中に毛と骨片や歯や爪が含まれていた。毛が柔らかく10ミリ前後の長さから小哺乳類のものであることがすぐ判った。テンが食べる丹沢の小哺乳類とはトガリネズミ目か齧歯目である。C、D、Eの歯からこれは齧歯目の歯ではないことが解る。それは、Fの爪からもネズミではない。つまり、トガリネズミ目のものだ。Eはトガリネズミ科の上顎第一切歯であることが明白だ。丹沢山塊で、トガリネズミ科はジネズミとカワネズミだ。赤い線で囲った以外の骨片は頭骨の部分のものである。Aは脛骨と腓骨の部分であり、Bは橈骨の部分であり、Cは第二・三切歯か、Dは左下顎第一切歯(手持ちのジネズミの標本と照らし合わせて)。この小哺乳類はジネズミである。
あー、カワネズミの死体が欲しい。2度沢で見つけた事があるが、白い空気の塊りが水中を移動するような感じであった。
図1.テン糞3に含まれていたジネズミCrocidura dsinezumiの骨や歯

2020年3月16日月曜日

テンはタヌキと違って今の時季はキブシを必ず食べる!  The marten is different from racoon dog, and eats always the fruits of Kibushi during this season.

温かい日が続いて寒い日がくると庭の水道栓で拾ってきた糞洗いするのが手がかじかんで嫌であるが、水道水が温かく感じられる。週末にかけて温かくなりそうだ。まるで三寒四温のようである。
世界中に新型コロナが蔓延ってしまった。若者は罹患しても症状無しのようだ。ぼくのような喘息持ちは若者と会うのが恐ろしい!早期の終息を願うばかりだ。

3月11日の焼小屋沢左岸尾根の往復で見つけたテン糞は3個であった。3個の糞全てにキブシの種子たくさん含まれていた。テンは木についている干乾びたキブシの実を探して食べており、腐葉砕片も含まれていることから、テンはタヌキと違って腐葉に混じっている昆虫を含む土壌動物を選んで食べていると考えられる。また、タヌキと違って羽毛やトガリネズミ科の動物を食べていたが、やはりテンはタヌキと違ってシカなどの腐肉は食べずに生きているものを狩猟して捕まえ食べていると云える。
10:12  テン糞1
キブシStachiyurus praecox種子、腐葉砕片、羽毛、砂泥
10:23 テン糞2
キブシ種子、腐葉砕片、昆虫翅・外骨格・肢
13:47 テン糞3
キブシ種子・トガリネズミ科毛・頭骨部分・上顎切歯・第一前臼歯(上顎)・脛骨腓骨・爪
テン糞3の内容物のトガリネズミ科の動物に歯や骨に対しては次回に詳しくアップしたい。

2020年3月15日日曜日

タヌキ糞の内容物  The contents in droppings of racoon dog.

今日、お昼過ぎ少し温かくなってきたので、庭の水道栓で、11日に焼小屋沢左岸尾根で拾ってきたタヌキ糞5個とやテン糞3個を洗った。先ず、タヌキ糞の内容物についてアップする。
表1. タヌキ糞1~5の内容物
5個の内、全てに腐葉砕片や昆虫の外骨格や砂泥があり、さらに土壌動物と云われる節足動物の外皮や肢、さらにはシカの毛二つの糞からさらにはタヌキ糞4からは靭帯のような動物質に加えて蹄の先端部分があった。思っていたよりもキブシの種子が出てこなかった。また、タヌキ糞4では小哺乳類の毛の塊りが出てきた。タヌキが小動物を狩りしたということなのだろうか?
9:57 タヌキ糞1
腐葉砕片、小昆虫・節足動物外骨格・肢・触覚、シカ毛、砂泥
11:08 タヌキ糞2
腐葉砕片、昆虫・節足動物外骨格・肢、砂泥
11:23 タヌキ糞3
腐葉砕片、昆虫外骨格・肢、節足動物外皮・肢、砂泥
11:35 タヌキ糞4
キブシ種子3個、腐葉砕片、昆虫外骨格・肢、小哺乳類毛、靭帯・不明動物質・蹄先端部分(多分シカ)(下図)、砂泥
タヌキ糞4の内容物の蹄先端
12:46 タヌキ糞5
腐葉砕片、昆虫外骨格・翅・肢、中・大型哺乳類毛、砂泥

2020年3月14日土曜日

ぼくの本の文章が試験問題に!  The sentenses in my book became to be an examination problem!

昨日、株式会社進学研究会というところから封書が届いた。ぼくが書いた本の文章を中学3年生向けの模擬テスト問題に使用したので、使用料を払いたいと云うものだった。
「箱根山のサル」を書いた時から、読者層を広げるために中学生でも読める本を書いて欲しいと編集者に勧めれていた。それが、国語の試験問題になったなんて嬉しい限りだ。
試験問題になったのは「野生動物発見!ガイド」の動物ウォッチング・実践編~哺乳類16種の中のモグラについて書いた文章である。
ぼくは、小学校の時から国語のテストが一番苦手であり、嫌だった。今回、この問題を解いてみようと思った。が、まったく出来なかった。自分で書いた文章なのに、国語の問題にされると答えられない。模範解答は示されていないが、皆さん方はどうですか?

2020年3月13日金曜日

焼小屋沢左岸尾根の往復  Round trip on the left bank ridge of the Yakigoyasawa valley

11日の続き
焼小屋沢橋に到着し、橋の袂のコンクリの上に座り、コンビニに買ってきたアメリカンドックをサーモの熱いウーロン茶で胃に流し込む。そして、靴紐を締め直してスパッツを着ける。ザックを担いで立ち上がって撮った写真が図1だ。
この時は、まだ9時なので、久しぶりに姫次まで行ってそこでお昼を食べようと思っていた。しかし、沢沿いを歩いて登り口の鞍部に着いたのが9時半を過ぎていた(図2)。が、それでもまだ姫次まで行くつもりだった。
図1.9:09 焼小屋沢橋を発つ
図2.9:35 焼小屋沢左岸尾根の鞍部到着
図2は伊勢沢林道方面の尾根を撮ったものだ。逆の方は急な登りが続く。ストックを使い、立ち木を掴んで登る。立ち木があるとストックよりも立ち木を利用した方が楽だ。
 いよいよ、シカ柵が見えてきた。手前にタヌキのタメ糞がある筈だ。案の定タヌキ糞がある。ここで、一休みして水を飲む。意識的に水を補給しなければぼくの太腿や脹脛がすぐ攣ってしまう。タヌキ糞1を拾い、シカ柵を潜るとそこにはテン糞1だ!
そう、今日も伊勢沢林道ではテン糞を1個も見つけなかったのだ。だからテン糞は嬉しい。
シカ柵に沿って尾根を登る。シカ柵が倒れ掛かっていたり、少し尾根が崩壊していたりで、非常に歩きづらい。シカ柵の破れ穴から潜って(図4)シカ柵の反対側を歩く。
図3.9:55 尾根を塞ぐようにあるシカ柵に着く
図4. 10:59 再びシカ柵を潜り抜ける
這いつくばって潜ったらタヌキのタメ糞2だ(図5)!上半身のセーターが引っ掛かって四苦八苦する。ここでももう少し痩せていれば軽々と潜れるのに!っと太っている事を悔やむ。
図5. 11:08 シカ柵を潜ったらタヌキ糞2
また、タヌキのタメ糞3があって、細尾根となり、「焼小屋沢左岸尾根 820付近 と書かれた標識(図6)が木に架かっている。この標識は、柏原ノ頭やぼくが「熊ノ平」と名付けている焼山沢右岸尾根の721ピーク付近や鍋嵐、榛の木丸、宮ヶ瀬尾根の猿島付近にも付いている標識の作者と同じ人だろう。
標識から間もなくタヌキの山盛りのタメ糞4(図7)だ!
図6.11:29 焼小屋沢左岸尾根の標識
図7. 11:35 タヌキのタメ糞4
標識があったところで、スマホのGeograhicaを見る。登山道にまだまだ到着しそうにない事を知る。12時になったので登ってきた尾根を振り返る。宮ヶ瀬湖や町が見える(図8)。Geographicaをまた見る。登山道までは7,800メートルもある。自分を奮い立たたせるが、10歩くらいでまた同じスローペース、登山道近くになってタヌキのタメ糞5をゲットし、歩く。晴れていたのに曇ってきて風が冷たいので10年くらい前にもらったKuribayashiさんのTCAのヤッケを着る。
登山道に着き、登ってきた尾根を振り返って撮る(図9)。拾ってきたピンクのビニールテープを保安林の標識に縛り付ける(図10)。
図8. 12:01 登ってきた方を降りけるの宮ヶ瀬湖が見える
図9. 13:02 登山道に着き登ってきた尾根を振り返る
登山道を黍殻山避難小屋方面に歩きだす。が、100メートルも歩かないで止める。大平分岐から奥野林道に下りても5時過ぎになるかも知れない。それなら、登ってきた焼小屋沢左岸尾根を戻ろうと決心する。先ほど保安林の標識にピンクテープを巻きつけたがその50メートルくらい手前からトラバースして尾根頭に辿り着く。何だか、左足の脹脛が攣りそうになる。水を飲む。今回はスポーツドリンクを忘れたのだ。気休めのように水を飲むとに攣りはすぐ治まる。
図10. 林道の着いた所にある保安林の山用標識
カモシカの新鮮なタメ糞が4か所に1、2メートルくらい離れてある(図11)。近くにカモシカがこちらを伺っていることは間違いない。
図11. 13:06 凄く新しいカモシカ糞
登りに気が付かなかったアセビの花(図12&13)が目に入る。標識のところを通り、タヌキ糞4のところを過ぎ、シカ柵を潜り抜け、登ってきた鞍部に到着する。残っているピンクのビニールテープを木に巻き付ける(図14)。焼小屋沢橋でお湯を沸かし甘い甘いココアを飲む。生き返る!登山道からの下りは2時間半くらいであった。
図12. 13:17 アセビの花
 図13. 14:19 アセビの花
図14. 15:38 尾根の鞍部の木にピンクのテープを巻きつける

2020年3月12日木曜日

テングチョウが飛びかう!    Nettle-tree butterflies fly about!

昨日は伊勢沢林道の焼小屋沢橋の左岸尾根を登り、焼山・姫次登山道に出て、100mくらい登山道を歩いたが、時間が無いので同じ尾根を下ってきた。何と焼小屋沢橋から登山道に出るのに4時間もかかったのだ。体重を落とさねばと云う事ばかりを考えて歩いた。身体が硬く思い!

林道では、春の温かい日差しを受けて楽し気にテングチョウが飛び交っていた。あと2種類のタテハチョウの仲間も跳び回っていた。
図1.オオバイノモトソウの上のテングチョウLibythea cetis