「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2019年5月23日木曜日

バイカウツギ  Philadelphus satsumi

我家のバイカウツギが一輪咲いた。
上品な甘い香りがする。
連れ合いが買って、適当な所に植えといてくれと云われた。大好きなバイカウツギなので居間から見え、しかも陽が数時間は当たるところに植えた。それは一昨年の冬のことだ。送られてきたものは高さ20センチくらいでプラ鉢に植わっているものだった。
好きな花なので、なるべく陽が当たるように南西側にあるウメの枝を切り取る。今年は肥料をやろう。
丹沢で見るくらい花をたくさんつけて欲しい。
でも、コヤツ丹沢で咲くバイカウツギのちょっと違う感じだ!
清楚な感じでない。花芯が赤っぽいのだ!
我家の通販購入のバイカウツギ
2013年5月24日の神奈川県道70号線沿いのバイカウツギ

2019年5月22日水曜日

アライグマの捕獲檻 A cage trap for raccoon.

今日は、学校の授業がなかったので、300メートル程離れたK家のアライグマの捕獲檻を見せてもらってきた。
檻の中に入ったアライグマがエサを引っ張ると入り口の戸が落ちる方式のものである。
黒塗りの檻はアルミ製で軽い。落とし戸には「藤14」と白ペンキで書かれている。上部には捕獲管理者:藤沢市、捕獲期間:~2020年3月31日などと書かれたプレートが付けられている。
庭の通路に仕掛けられた捕獲檻
檻の上には捕獲管理プレート
 Kさんの家では、金魚を庭の池ばかりでなく、玄関前や庭でプラスチックの容器でも飼っている。さらにカメも飼っている。これらにはネコに悪戯されないように網をしっかり被せている。が、13日の前夜から朝にかけてアライグマに網を力まかせに剥がされて殺戮され持っていかれたのだ。
 市に連絡したら業者が来て捕獲檻を設置した。業者が云うには狙っている獲物がまだ残っていると何度も様子を見にやってくるとのことだ。それで、捕獲期間も来年の3月一杯までになっているのだ。
我家のシジュウカラの雛を襲ったのもそのヤリクチからしてネコではなくてアライグマだろうと云うことになった。
Kさんの畑にでるハクビシンを捕獲する檻と金魚の入ったプラ容器

庭を闊歩するネコにも困るが、アライグマはさらに難敵だ!アライグマには何の罪も無いがアメリカに生息していた時のように自然の中で暮らせ!っと云っても楽に美味しい獲物が獲れる市街地の方が楽である。それはサルと同じだ。

2019年5月21日火曜日

アライグマがいる!   There is a raccoon around here!

我家の庭の巣箱の巣立ち間近だったシジュウカラの雛が6羽、ネコに襲われて持っていかれた。ネコが巣箱の屋根蓋の上に乗っていたので、屋根の上に剣山を乗せてネコ除けにしていた。
しかし、剣山は落とされ、屋根蓋も剥がされて地面に落ち、雛が6羽も連れ去られた。庭の石畳みには血痕があった。
事件があった日、山から戻ったぼくは落ちた屋根蓋を巣箱に戻し、再び剣山を乗せていた。翌朝、再び屋根や剣山は庭に落とされていて、巣箱の巣材が外に掻き出されていた。
ネコがこんなことをするだろうか?

我家から300メートルくらい離れたところにいつも野菜をくれる知人の家がある。そこの玄関前の水槽と庭の池の金魚がアライグマにやられたようだ。娘さんが夜、外でおかしな音がするので、カーテンを開けて覗いてみたら、アライグマとガラス越しに目が合ったようだ。早速、市に連絡したら、業者が捕獲檻を持ってきたとのこと、バナナを仕掛けると良いようだ。
庭の金魚はネコやカラスに悪戯されないように厳重に網をかけていたようだが、それでも持っていかれたようだ。
アライグマ対策をするには網を上に掛けるだけではダメで、しっかりした金網でひっぱても網が浮かないようにしなけばならないとのことだ!
下は平成12年に頂いたアライグマの死体を頭骨標本にしたものだ。
当時はまだ頭骨にしか興味が無かったのか他の骨は捨ててしまった。今は上腕骨や脛骨・腓骨に興味があるので、アライグマの骨が欲しい。
アライグマの頭骨アニメ画像
国外から持ち込まれた哺乳類の生態はちょっと不思議な感じがする。
我が国にもともといたアナグマやテン、リスなどは市街地で見かけるのは珍しい。しかし、アライグマ、ハクビシン、タイワンザルは藤沢市では珍しくなく害獣となっている。
移入種がいた国々でも市街地に出て害獣扱いされているのだろうか?

2019年5月20日月曜日

乾燥した厳冬期を乗り切ったカヤラン!  Wild orchid that survived the dried severe winter.

昨年の冬から今春にかけては雨がほとんどなかった。
そのため、庭のウメの木に吊るしていたカヤラン、ヨウラクラン、フウランは葉がシワシワになって乾き、枯死しそうな感じであった。
厳冬期だが余りにもカラカラなので、鉢ごと冷たい水をかけた。
そんな水やりを2度やっても3月になっても葉は戻らなかった。
4月になっても葉のシワシワ状態が続いたが、フウランやカヤラン、ヨウラクランは次第に葉に活力が蘇ったようになってきた。フウラン鉢のカヤランが花を咲かせた。良かった!
スギの枝についていた辺室沢に落ちていたものは枯死したようだ。ガッカリだ。雨のない厳冬期は洋ランたちと一緒に部屋に入れて世話すべきかな?
今年の厳冬期は丹沢でも沢が干上がるほど水がなかった。山のカヤランたちは上手く冬を乗り切ってくれたかな?
枯死せずに花を咲かせたカヤランThrixspermum japonica

2019年5月19日日曜日

ヤマシャクヤクの開花時季  The flowering time of Paeonia japonica

13日にヤマシャクヤクを見に塩水橋から尾根を登ったが、まだ、ヤマシャクヤクをアップしていなかった。
それは、ヤマシャクヤクを見たが花の時季にちょっと遅れたことと、以前には斜面一帯に群生していたのに、今回はヤマシャクヤクの株そのものが少なかったからだ。それでも、まだ花をつけられないような小さな株がいくつか目についたのでひとまず安心した。
それにしても、ヤマシャクヤクの花の咲く時季に合わせての山登りは難しい。
花弁が開いていないのは雨曇りのせいかな?
それともこの日は小雨が降ったりして少し寒かったせいかな?下の花は恐るおそるカーテンを開けて外の様子を伺っているようヤマシャクヤクの花だ!
少し開きかけている
このように花が終わっているものが多かった

2019年5月18日土曜日

良い匂い! Fragrant smell!

昨日、ウメの選定をした時にスイカズラの花の着いた枝を3本切り取ってパソコンの横に置いていた。
今朝、顔を洗って部屋に入ると、うーん、良い匂い!
部屋中がスイカズラの匂いで埋まっている。
カメラを持って外に出て、隣家との境のテイカカズラと庭のナツツバキに絡まっているスイカズラを撮る。
今、庭に面したガラス戸を開け放した。
スイカズラのむせるような香りが漂ってくる。
テイカカズラはスイカズラに比べて匂いは弱いが、これも良い匂いだ!
地面にはスズランが咲いているが、生まれ故郷の釧路の野原に咲くスズランに比べると香が弱い。
連れ合いが一昨年通販で買ったバイカウツギの苗が今年は二つ蕾をつけている。バイカウツギの花の匂いも楽しみだ!
フェンスに絡ませたテイカカズラ
スイカズラもテイカカズラも花が終わった後、込み合った枝を切り払っても、翌年の新しく伸びる枝に花が咲くので、伸び放題は今だけだ!
ナツツバキの木を覆うスイカズラ 
あー、それにしてもこの匂いが好きだ!

2019年5月17日金曜日

子供の頃の思い出の幼虫だ! The larvae of happy remembrance of my childhood

今日は、散歩がてらに6時半に駅地下に行き、証明用写真ボックスで写真を撮り1000円も払う。800円で済むところを機械がお釣りが無いので1000円の高品質を選ぶことになる。帰路、家の近くのダイソウの前にある証明写真ボックスの横には500円と大きな字で書いてあった。もう、次回からはダイソウだ!
8時半に警察署に行き免許更新の手続きをする。

帰宅して、コーヒーを飲みラン鉢二つの植え替えを行い、ウメの木が凄いアブラムシなので、大選定を行う。アブラムシが酷く発生した時に毎年ウメの選定をしている。アブラムシの付いた枝ごと切り落とす。
暑く、2時間近く掛かる。大変なのは切り落とした枝をさらに細かく切ってビニールの大きなゴミ袋に容れることだ。
お昼だ!と連れ合いに呼ばれ、先ず、冷たい缶ビールだ!
昼に飲む冷たいビールは幸せを感じる。
午後、パソコンに向かってメールの返信を打っていると、庭仕事を始めた連れ合いは、「この幼虫は判る?」
おー、懐かしい幼虫だ!
プランターの土を掘り返したら、出てきたようだ。
ぼくが子供の頃はアメマス釣りに行く時は先ず、土手を掘り起こしてこの幼虫を探したものだ。釧路ではネッキリムシと云っていた。
コガネムシの幼虫である。
懐かしい、何十年振りか! 65年振りに見て触った!
連れ合いはもう一匹いたと見せてくれた。「これどうする?」っと訊いてきたので、そのまま土に戻してやったらと云う。
しかし、オイシソウに見えてしまう。
油と塩で炒ったら旨いだろう!

テン糞からヒミズの下顎骨や臼歯が、、Mandibles and molars of shrew mole were found out from the marten's scats.

テン糞から小動物の短く細い毛が出てくることが多いが、歯が一緒に出てくれば齧歯目の仲間かトガリネズミ目の仲間か容易に同定できる。しかし、毛だけだと小哺乳類を食べたと記録され、骨が出てくると大腿骨や脛骨・腓骨、上腕骨・尺骨の骨端部分だとトガリネズミ目か齧歯目かが分かり、さらにトガリネズミ目のトガリネズミ科かモグラ科が同定でき、齧歯目だと骨のサイズでかなりところまで同定できる。
いつも、獣毛が入っていると骨や歯を探し出す時間が一つの糞に半時間も掛かることがある。それは、小さな歯さえ見つければ、テンが何を食べたのかほぼ同定できるからだ。

塩見橋からのヤマシャクヤクを見るための尾根歩きでは2個しかテン糞を見つけられなかった。しかし、一つは久しぶりにヒミズだと判る下顎骨が入っていた。
昨日は、凄く嬉しいので祝いとして午後4時なのに早くもウィスキーを飲みたくなった。TVで相撲を見ながら5時半には飲む!
7:56  テン糞1
毛・大腿骨・上腕骨遠端部x2・脛骨近端部・脛骨・腓骨・
図1.テン糞1の内容物のヒメネズミの骨(でも、まだ骨端の軟骨が骨化していない)
ヒメヒミズとしたのは、丹沢山塊の7,800mには、ネズミ亜科のアカネズミ、ヒメネズミ、カヤネズミとハタネズミ亜科のスミスネズミ、ハタネズミが生息するが、ハタネズミ亜科の2種の骨はネズミ亜科のネズミより大きいので、除外した。さらに3種の骨の大きさを比べてヒメネズミとした。

11:52 テン糞2
ヒミズ、下顎骨x2・切歯・臼歯・頭蓋骨部分
上顎骨の第一切歯はヒミズ(先が尖る)とヒメヒミズ(平)では著しく違うので、第一切歯を探した。が、ダメだった!
図2.テン糞2の内容物のヒミズ*の左右mp下顎骨を臼歯
*:下顎骨の歯の数はヒミズ8本で、ヒメヒミズ9本なので、左右の下顎骨が出てきたのでその穴を見比べながら歯の本数を数えた。
さらに、阿部永著「日本産哺乳類頭骨図説」北大出版にはヒミズとヒメヒミズの下顎骨の図の第一切歯の形からもヒミズだと判断した。

2019年5月16日木曜日

熊剥ぎとシカの樹皮剥がしの痕から! From the signs of bear and deer barking!

13日にヤマシャクヤクを見た帰路、尾根を下ってスギの植林帯に入って間もなく、下の方にスギの皮が剝かれているのが見えた。その大きさがすぐクマ剥ぎだ!と解かった。
降りて、クマ剥ぎにあったスギに近づく。クマがスギなど樹皮を剥ぐ場合は、必ずスギの木が生える斜面の上側の根元付近から1以上の高さまで剥いでいる。
ストック(この時の長さは115cmくらい)を立て

ストックを立てている部分は以前も剥がれた痕がある。

このような歯型が付いている

さらに、10分くらい下ってブナorイヌブナの芽生えの写真を撮った近くで、ここにもクマ剥ぎが?、、、、やはり、この木も以前に剥がされた痕が残っている。しかし、樹皮が剥がされているのは1m以下であり、それに、クマは一度にベリベリと大きく剥ぐのに、大きく剥がれた樹皮は下に落ちてなく、細切れになった樹皮が落ちている。

歯型は縦に付いている。しかも幅が広い。これは、シカの仕業だ!
シカは下顎の切歯で根本の方から樹皮を剥ぎ、そして切歯をスプーンのように使って樹液を梳くい取ったのだろう。
シカの下顎切歯の痕が付いている

昆虫たちの揺り籠  The cradles of insects.

10日と14日の山歩きで昆虫たちが卵を産みつけた物を見つけた。
10日に奥野林道を歩いていると、ミズナラの木に大きな果実ような物を見つけた。
ミズナラに不思議な虫こぶが、、、
 ネット検索してこれはナラメリンゴフシと云うものでナラメリンゴタマバチと云うハチの仲間が卵を産みつけたものだと解かった。
昨年?の物もある

14日に塩水橋から本間の頭までの尾根を歩いていると、下のような葉を一枚つけたオトシブミが数か所に落ちている。一枚の葉を巻くのではなく、2枚の葉を巻き、さらに巻かない葉を一枚つけている。巻き方がちょっと粗雑でもある。
この葉は何の葉かな?
解かった!チドリノキにこのオトシブミがついていた!
チドリノキだった!
チドリノキ オトシブミでネット検索したら、シリブトチョッキリが作ったものらしいが、どうだろう?