「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2017年8月12日土曜日
2017年8月11日金曜日
塘路湖 とササ The lake Touro and Sasa
昨日は車を走らして50分くらの処にある、塘路湖を見下ろすサルルン展望台とサルボ展望台に行ってきた。駐車場で神奈川県秦野市から大型バイクで来た男性と話しをした。生憎の曇り空、霧雨模様なので素晴らしい景色を見られなかったようだ。
以前は階段があったが、朽ちてしまったので通行止めになった坂道を登る。何も、通行止めにしなくてもと思いながら歩く、素晴らしい踏み分け道だ!
登ってきた駐車場を方向を見る
稜線の左右に笹原が広がるダケカンバの林を歩く。
ササ(調べていない)の丈は40センチくらい。夏の観光客が来るのを見込んで道沿いの笹が刈られている。
展望台からサルルン湖を見る。
シカにもリスにも会えず、上は雨合羽を着、足もとはスパッツで覆っているので、展望台から立ち入り禁止となっているさらに高い処まで上がり塘路湖を眺める。50メートル程ゆるやかな尾根を下る。以前、熊糞を見つけたところだ。シカ道とシカの休息場と古いシカ糞があった。
2017年8月10日木曜日
2017年8月4日金曜日
カラっと晴れた日に歩きたい I'd like to walk on the dry and sunny day.
昨日の午前中に歩いたのは、大棚沢駐車場から高取山までの往復6.6キロのルートである。7時40分に出発して、8時50分に宮ケ瀬越に9時10分に高取山山頂であった。帰路は9時40分に山頂を出て、10時半に駐車場に着いた。登りは1時間10分、下りは少し小走りしたせいもあって50分であった。駐車場では、ネズミ捕りを行う警察車両が数台集まってスピード違反取り締まりの準備をしていた。
7:55 仏果山登山口からの登りは昨年11月の丹沢実習以来であった。新しい道標が詳細な距離を書いてある。
8:15 正面のスギの樹皮の表面が剥されている。裏も剥されていた。ムササビかリスかがが巣材として剥したものだ。9:12 高取山の展望台の上からみた仏果山。展望台が見える。
大山山頂方面や丹沢・蛭が岳方面は雲で見えない。
10:17 登山道にガマ(アズマヒキガエル)が道を塞いでいた。前を静かに通ると、何を間違えたかぼくの登山靴に飛びついてきた。もちろん、すぐ離れる。でも、どうしてかな?
10:28 登りの時は聞こえなかったが、下りではチェンソーの唸り声が聞こえていた。森林整備を8月31日までやっているようだ。
下りは、立ち止まったのはガマの写真を撮った時と森林整備の案内板の写真を撮っただけだったし、早歩きだったのでヒルは一匹も着いてなかった。が、上着は汗でびしょ濡れだ。上着を脱ぎ、持ってきたTシャツを着る。暑くてもカラっと晴れた日に山を歩きたいものだ! そうそう、今回は一個も糞を見つけられなかった。
2017年8月3日木曜日
イノシシのカヤの根食い The torreya root eating by wild boar
今日、早起きして高取山に行き、お昼前に戻ってきた。本当は当然仏果山に行くつもりだったのだが、宮ケ瀬越えで高取山に行き、展望台の上で湧き上がる雲を見ていたら、仏果山には行かないで戻ることにした。それはお昼を持たないで登ったことがちょっと不安になったからだ。お昼をコンビニで買っても、たいてい食べるのはオニギリ1個だけで他は残して持ち帰ることが多いので、昼は持たなくても大丈夫だろうと思っていたが、高取山で不安になってしまった。
今日は梅雨空のような曇天で、湿っぽいが涼しかった。が、宮ケ瀬越えに着いた時は、メガネは汗で曇り、額や鼻先から汗がポタポタ落ちるような状態だった。ヒルが左耳の裏と右の首に引っ付いていたのを剥す。ズボンの上にもヒルが、、、、でも、飽和食塩水を掛けるとコロっと落ちる。足は大丈夫!
さて、宮ケ瀬越えから高畑山までの道沿いのカヤTorreya nuciferaの根元がイノシシに派手に掘り起こされていた。それが、5、6か所のカヤの根元が掘り起こされている。
これらは、全てカヤの根の樹皮を食べている。
以前もやはり同じようにカヤの根元がイノシシに掘り起こされていることがあった。イノシシはこのような重労働をして摂取するカヤの根の樹皮から得られるエネルギーと見合うのだろうか?不思議な感じだ。イノシシの狙いは、根の樹皮を食べるのが目的ではなく、カヤの根元だけに潜んでいる土壌動物かあるいは何か別のカロリーの高い何かかかも知れない。それがこの時季のイノシシの食欲に働きかけるのだろう。2017年8月1日火曜日
この実は? What are these fruits?
先日Mさんと魚止橋から早戸川流域を散策した時、いくつかまとまって落ちている果実があった。サルナシとアケビの実である。サルナシの実はまだ少し小さいかな?と思うくらいだが、落ちて柔らかくなった実は食べた。もちろん、甘くなっている。アケビの実はまだまだ小さく第一関節より先のぼくの親指くらいしかない。
Mさんとサルナシやアケビの実はどうして落ちているのだろう?強い風が吹いて落ちたという訳でもなさそうだ。
チョッキリの仲間が中に卵を産んで落としたのだろうか?っとアケビやサルナシの実をながめ回したが、実の表面に穴が開いているわけでもない。
またまた、今度は小さな果実がおちている。この果実、ん?キブシの実かな? 風で落ちたとは思えない。サルナシもキブシ?の実も動物が採食の時に落としたのだろう。っと考えたが、どうだろうか?
林道に散らばっていたキブシ?の実
サルナシの実とキブシ?の実を写真に撮り、キブシの実してはちょっと感じが違うので持ち帰った。
サルナシとキブシの実?
キブシの実に少し似てはいるが割ってすぐ違うことが分った。強い刺激臭がある。この果実、持ち帰ってから3日めに黒ずみ、縦に5つの稜をもち、各稜に一つの大きな種子が鞘に納まっている。さらに、この果実を割った時にサンショウの実よりも数倍強い刺激臭がある。あの辺りにイイギリがあったが、イイギリの種子は小さく2mくらいの大きさだ。
割ると強いサンショウの実のような刺激臭がある
ん?もしかしてキハダ?キハダなら種子標本を持っている。照らし合わせるとキハダの種子そのものだ。
このキハダの実は北海道のヒグマが大好きなようなので、丹沢のツキノワグマやテンだって好きなことだろう。が、まだ糞からは見つかっていない。ぼく見落としているのかもしれない。あるいは他の種子と混同しているかな?
キハダの実の臭いをカメムシの臭いと書いてあるサイトがあった。確かにカメムシの臭いだ!
2017年7月31日月曜日
今の時季はイタチも果実と昆虫が主食? In this season, the weasel also eat mainly fruits and insects.
7月27日にMさんと早戸川流域を魚止橋から大滝近くまで散策した。その時にイタチ糞8個とテン糞1個を見つけ拾ってきた。
下図は、散策したGPS上のルートと糞の発見地点である。イタチ糞①~⑧は全て河原で見つけた。
8:42、早戸川を最初に渡る橋の手前の岩の上にあった。
イタチ糞①
ミヤマザクラ種子・果皮2個、ニガイチゴ種子多数、昆虫肢・胸部、腹部外骨格、ヒミズ毛・寛骨片
ミヤマザクラ種子・果皮2個、ニガイチゴ種子多数、昆虫肢・胸部、腹部外骨格、ヒミズ毛・寛骨片
9:03、イタチ糞②も河原の岩の上にあった。
イタチ糞②
ミヤマザクラ種子果皮10個、羽毛、昆虫肢
イタチ糞③
ミヤマザクラ種子・果皮2個、双翅or膜翅目翅・脚、小哺乳類毛・肋骨1本
イタチ糞④
ニガイチゴ種子、ハチ翅・頭部・肢・胸部外骨格、
9:35、雷平で少し休んでから歩きだして間もなくみつける。
イタチ糞⑤
ミヤマザクラ種子・果皮、ニガイチゴ種子多数、膜翅or双翅目翅・脚
イタチ糞⑥
大型甲虫内翅・脚・外骨格、カエル脊椎骨1個・頭骨一部
イタチ糞⑦
ニガイチゴ種子
イタチ糞⑧
膜翅or双翅目吻部・肢・胸部外骨格
10:25、 上流まで河原が続く。この時は、もう完全に大滝までの沢を通り越してしまったと考えてしまった。テン糞⑦を見つける前に地図読みした時の自分の位置を間違えてしまったのだ。
河原を引き返し、雷平でお昼を食べる。
12:41、 これはテン糞だ!
テン糞
ミヤマザクラ果実(果皮・果肉・種子)
以上イタチ糞8個とテン糞の内容物をまとめたのが、下の表だ。ミヤマザクラの果実とニガイチゴの果実が食べられている。歩いた河原は標高800~900メートルであるので、ミヤマザクラやニガイチゴは開花時季は標高が低い地域よりも遅いので、今頃ニガイチゴが食べられているのだ。イタチ糞⑦を除いてどの糞にも昆虫の食べカスが入っていた。まるで、かって哺乳類の目にあったInsectivoraのようでもある。一方、脊椎動物を食べた痕は4個の糞にあった。
イタチと云えども、果実や昆虫が主食であり、脊椎動物のような昆虫に比べると大きな動物を食べられるのは、子供が分散し始める今の時季くらいのものなのだろうか?
表:イタチ糞①~⑧とテン糞の内容物
2017年7月30日日曜日
ハクビシンを退治したい! We want to finish off the palm civets!
一昨日のお昼前に、いつも野菜をくれるNさんから電話があった。今、畑にきているが、ハクビシンの糞があるので見に来てくれないか?というものだった。もちろん、ぼくはすぐ行こうと思い、短パンに履き替え、ザックにカメラと糞採集用のビニールの小袋を入れた。歩いてなら30分前後なのだ。でも、行ったら何か手伝いをしなければならないと思い。長ズボンに履き替え、麦わら帽を被り、スポーツ飲料と冷たいお茶を持ち、登山靴を履き、車で向かった。早戸川流域を歩いた先日の曇り空とはうって変わって熱いくらいの陽射しだ。下飯田の畑に着き、畑の中を案内してもらう。畑の中はむせ返るような暑さだ!こんな暑さの中を大病をしたNさんは野菜作りに励んでいるんだ。
イチゴの畝の網の上に糞をしている。どうして、このような場所に糞をするのか?ハクビシンは様々な場所に糞をするが、このような足元が揺れるような網の上では珍しい。自分のナワバリ宣言の意味を込めた「匂い付け」なのだろう。さらに、そのすぐ横の地面にはたくさんの糞塊だ!「溜め糞」をしているのだ。
網の上の糞
イネ科の葉の塊、不明植物質、甲虫の外翅(コガネムシ、他)・内翅・肢・外骨格多数
溜め糞
トウモロコシの種皮・胚珠・毛、ナスの種子・果皮、甲虫肢・外骨格・外翅・内翅
トウモロコシが野荒しに遭った状態を見せてもらう。網を掛けているが、始めの4,5日は警戒して入らなかったが、1週間くらいすると網を破って入るようだ。ヒヨドリがこの網にかかって死んでいたようだ。日中はヒヨドリも狙っているんだ。
トウモロコシを食べ荒らす1
トウモロコシを食べ荒らす2
トウモロコシを運んで食べる
なんと、ハクビシンの獣道が綺麗についている。まるで、サル道だ!つまり、一頭だけでなく数頭が歩くからこのような踏み分け道が作られるのだ。
ハクビシン道が畑の中に付いている
Nさんとハクビシン退治の話しをしたが、電気柵は大袈裟過ぎるし、トラップを掛けるのはちょっと可哀想だ。半径50メートルの範囲に民家もあるので、音や光も出るものもダメだ。何か良い撃退法がないものかな?
トウモロコシとエダマメを貰って帰る。生でも食べられる甘いトウモロコシだ!ハクビシンが狙う訳だ。エダマメとトウモロコシとトマトでお昼とした。
畑の横の家の裏はハクビシンの巣になりそうな場所があった。獣道もそちらの方に向かっている。住人もハクビシンを見たことがあると云ってるようだ。巣がある限り、イチゴ、トウモロコシ、モモ、キューイフルーツは食べられ続けるだろう。
畑の横の家
持ってきた糞を洗って内容物を確かめた。網の上にあった糞は、多くがイネ科植物の葉と昆虫の外骨格の破片であった。溜め糞の上の部分を拾ってきたが、これがトウモロコシを食べた糞であった。さらに、ナスも食べていることが分った。
ネットで調べると、ハクビシン忌避剤としてマットも売られているようだが、、、効能はどの程度のものかな?
2017年7月29日土曜日
ミソサザイは一夫多妻 Wrens are polygyny.
27日にMさんと早戸川流域を散策したときに、雷平の河原で先日も会った人が釣ったイワナの写真を撮っていた。ぼくらもそこで休むことにした。座った2メートル四方の範囲の岩の上の3か所に糞があった。
同じくらいの太さの糞であったが、イタチ糞と鳥糞の区別がすぐできた。Mさんはカワガラス糞だろうと述べた。
2個のイタチ糞とカワガラス糞の内容物を調べた
イタチ糞③
ミヤマザクラ種子・果皮2個、双翅or膜翅目翅・脚、小哺乳類毛・肋骨1本
カワガラス糞
白い尿酸の塊り、昆虫外骨格破片・肢多数
イタチ糞④
ミヤマザクラ種子・果皮、キイチゴ属種子多数、膜翅or双翅目翅・脚
イタチ糞とカワガラス糞の大きさは大差ないが、カワガラス糞には白い乳酸の塊がついている。また、内容物としは、カワガラスもイタチも昆虫を食べているが、イタチ糞には翅が混じっているが、カワガラスでは肢や外骨格だけだった。岩の下などにいる昆虫の幼虫を食べていると思われる。もちろん、カワガラスはサクランボウやキイチゴを食べないのだ。
ミソサザイがしきりに囀っているので、3月のまだ残雪が残っているような時からミソサザイが囀っていると云ったら、Mさんが云うには、ミソサザイは一夫多妻なので、抱卵・育児はメスに任せて、オスは新たなメスと繁殖するために囀っているようだ。ふーん、これはぼくにとっての新知見だ!Mさんに感謝!
さらに、Mさんが云うにはオオルリが多く生息しているようだ。ぼくはセンダイムシクイの鳴き声が確実に判った。
(キイチゴ属の種子は、まだ、しっかり同定していない。)
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