「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2016年6月25日土曜日

仙台の元気な二人の女子たち  Two cheerful female students of Sendai Coledge!

7時40分本厚木発宮ケ瀬行きのバスに乗り土山峠で降りる。
小雨の中、これから辺室山に登る前の元気なS.WatanabeさんとR.Hashimotoさんの元気な女子
   と穏やかなK.Kikuchi君。
8:38、出発だ!
9:21、アズマヒキガエルを見つけ、手の上に乗せたのはもちろん、キバビルを手に取ったS.Watanabeさんだ!ぼくは、ガマを舐めたり、口に入れたりするなよ!と注意する。
9:26、ミヤマシキがもうほとんど食べ尽されそうだ。カモシカの仕業だ!
今日は、フィールドサインの見てもらうことなので、食痕があって先ずは一安心。
9:28、イノシシの掘り起こしの跡がいっぱいだ!
9:38、これは、シカが齧ったのだ。歯型を見て!
9:50、これは、ハクビシンの糞だ!オオシマザクラのサクランボを食べたようだが、
詳しく調べたいので少しお持ち帰りだ!
10:04、R.Hashimotoさんがこの木屑は何?っと尋ねられる。かなりピンとがボケている。
ゴマダラカミキリの幼虫のテッポウムシが木の幹に入り込んで木屑を出しているんだ。
その木屑がでてくる穴もあった!
10:20、おー!これはシカの食痕だ!歯型が残っている。
下から上に向けて剥したようだ。
樹皮を全部食べたようだ。回りに向いた?齧った樹皮が落ちていない。
シカの下顎第一切歯の歯型がついている。
10:43、これは、カモシカの角砥の痕だ!新しい!
でも、どうして今の時期に?
10:49、辺室山山頂で記念写真だ!休みたいが、座ることができない。休み台の上は雨水で濡れている。学生たち、山の恰好をしているようだ。
11:41、峠の祠の辺りの笹竹は全て完全に枯れてしまった。
酸性雨の影響?
11:59、アナグマ糞だ!もちろん、ゲット!
アナグマが穴も掘らずにウンチをしたようだ。
12:06.唐沢林道に辿り着く。雨はもう降っていない。が、霧が濃い。トリアシショウマだ!
物見隧道のトンネルの中で、お昼をたべようと思ったが、トンネル内も濡れていて、
座れるような場所がない。雨が上がったようなので、明るい場所を見つけ、林道に座ってお昼にしていたら、トンネルの方から車が2台来る。
座るとヒルがさわさわ寄ってくる。ぼくの帽子にもヒルが付いている。
12:53、林道沢側のアカメガシワが食われている。カモシカの食痕だ!
13:16、サクランボのテン糞だ!
13:17、沢側路肩にテン糞だ!これはクワとモミジイチゴを食べたかな?
調べるの楽しみだ!
13:58、フジウツギだ!
14:24、え?ヤマブキが食べられている。カモシカの食痕か!
14:27、おー、サルの足跡があった!
14:31、ヨウシュヤマゴボウの食痕だ!シカが食べたのだ!
こうやって、土山峠から物見峠までは雨模様でしたが、唐沢林道に出てからは時々晴れ間ものぞくような天気となり、濡れていた衣類も歩きながら乾きました。
上煤ケ谷15:00発本厚木駅のバスに乗り、長いようで短い山歩きが終わった。
彼らは太腿が筋肉痛になったかな?

2016年6月24日金曜日

女の子がキバビルを手に! The special leech which transfered on a hand to hand of a female student

昨日は、前々からこの日に丹沢歩きが決まっていた。
でも、梅雨の雨模様でどうすか迷った。
しかし、前日の夕方のアメダスの雲の動き、天気予報を睨んで、決行とメールした。
メールした相手は、仙台に住んでいる20歳の若者だ。
彼らは、ぼくが今通っている専門学校の姉妹校である仙台校の学生3人だ。
どうしても丹沢の山を歩いてみたいようだ。
どんな場合でも前夜に仙台発新宿着の夜行バスに乗ってくるのだ。
ぼくの丹沢のフィールドワークの邪魔をしないで歩きたいというのだ。
それで、朝、7時半に本厚木発宮ケ瀬発のバスに乗るために、彼らはやってきた。

ぼくは、この彼らの行動に脱帽だ!
15年くらい前の学生たちの心意気を仙台校の学生たちは持っている!

バスを降りても雨が降る。
でも、ぼくは「君等は今日は雨だと!覚悟しているから。このまま行きます」と土山峠で宣言する。
すぐ、ヒルだ!

ぼくの頭の中のアメダスでは本降りにはならなく、霧雨状態が続くと思っていた。
が、本格的な降り方だ!
ぼくは雨具の上着を着て、傘を差す。
ストックを持ってきているが、とても使えない。ヒルが、次々に登ってくる。
それでも稜線に出るとヒルが減った。
雨も霧雨状態になったので、ぼくは上着を脱ぎ、傘だけにする。
学生のS.Wさんは上を脱ぐ。他二人は着たままだ。さぞ、暑いだろう。
霧雨状態も止み、少し対岸の斜面が見える。が、すぐ霧状態となる。
 先週17日の専門学校の丹沢実習で、清川トンネルでY.Matushimaさんが持ってきたキバビルを
Tsuruta君がペットとして飼うとお持ち帰りした。
今日も唐沢林道を歩いていて、キバビルを見つけた。
大きなミミズを吸い込んで食べてしまうが、血は吸わない。っと云ったら、Saya Watanabeさんが
キバビルを手づかみして、下の写真のように自分の右手から左手へと移動させてた。
キバビルは固いと云う。で、ぼくも人差し指に乗せて触ってみる。ウン!固い!
オソるオソる見ていた他の二人も触る。
女の子がキバビルを手に乗せたのを見たのは初めてだ!
もちろんぼくも指に乗せて触ったのは初めてだ!

2016年6月23日木曜日

丹沢実習

今日は、雨の中の山歩き!
ちょっと晴れ間が見えた!
凄いヒル、ヒル、ヒル!
唐沢林道から見えた清川村。

2016年6月21日火曜日

やはりサクランボを食べている!   They still eat cherries.

先週金曜日6月17日の丹沢実習で見つけ拾ったテン糞①~⑤とハクビシン糞〇の位置。
テン糞は全てハタチガ沢林道であった。
湖岸林道や堤川林道を含めて何故糞を見つけられなかったのかちょっと不思議だ!

13:08、テン糞①
ヤマザクラ果実
13:22、テン糞②
ヤマザクラ果実
13:24、テン糞③
ヤマザクラ果実
13:31、テン糞④
オオシマザクラ果実
13:34、テン糞⑤
ヤマザクラ種子・果皮
14:18、ハクビシン糞
ヤマザクラ果実

テン糞④がオオシマザクラを食べていたが、他はハクビシンを含めて全てヤマザクラのサクランボを食べていた。
ヤマグワかモミジイチゴの種子が出てくるかと期待したが、どうもまだサクランボ食いに
徹しているようだ。今週辺りからヤマグワ食いが始まるかな?

2016年6月20日月曜日

学生からもらったシカの大腿骨と脛骨  Deer's femur and tibia that were gotten from my students.

先日の丹沢実習で、学生たちからシカの骨を2個貰った。
 写真の上の長い方は、脛骨で、下の短いのは大腿骨の膝の方の部分であることが判る。
 Fig.1 正面側から
Fig.2 斜め後ろから

山で、貰った時は、脛骨の前縁の流れから、この脛骨は左の脛骨で、
大腿骨も左の大腿骨であると学生たちに説明した。
しかし、どうもオカシイ!
大腿骨の滑車面と脛骨の関節面がしっくりしない。

で、大腿骨を調べた。
Fig.3 大腿骨の膝の関節面

大腿骨の膝の部分では、内側の大腿骨滑車①が外側の大腿骨滑車②よりも
大きく盛り上がり、さらに、脛骨と接する外側顆は内側顆よりも大きくなる。

こうなると、この大腿骨は右のものだ!

学生たちはほぼ同じ場所でこれらの骨を拾ったのだが、
右の大腿骨と左の脛骨を拾ったことになる。
良く辺りを探せば、他の骨があったであろう。

尚、脛骨の膝関節部分がはっきり残っているので、
Fig.4 脛骨の膝関節面  ①:伸筋溝、②:脛骨粗面

①の伸筋溝(長趾伸筋、第三腓骨筋の腱が走る)が②の脛骨粗面の左にあることからも、
左の脛骨であることが判る。

さぁー、晴れてきたので、拾ってきた糞を洗うことにしよう。

2016年6月19日日曜日

続)丹沢実習   cont. The Tanzawa training

ピーク525を過ぎてからM.Hさんを先頭にして尾根を北方へどんどん進む。
途中からシカ柵に沿って下る。
下は、GPSの軌跡だ。山道に入るところからスイッチを入れた。
その途中にこのキヨスミウツボがあったのだ。
キヨスミというは房総半島にある東大演習林の清澄山で発見されたからだ。
余りにも日差しが強いので、清川隧道のトンネル内でお昼にする。
Y.Matushimaさんがクガビルを見つけてくる。
何と、このクガビルを両性爬虫類が大好きなT君が欲しいと云うのだ。
ペットとして飼いたいようだ。
ビニール袋に草などを容れて大事にザックに収めた。
しかし、キバビル・クガビルどちらの名前が正しいの?それとも両者は別もの?
お昼を食べ終え、出発だ!
涼しいトンネル内をモモジロコウモリが飛び回る中を進む。
再び眩しい程の日向に出る。
エビガライチゴだ!
道路際に斜面の水が溜まっているところでイモリを探すが、イモリはもう産卵を終えて山の斜面の枯れ葉の中に移動したようだ。
女子たちがトカゲの子供やナナフシを捕まえ可愛い可愛いと喜んでいる。
もう一つの水貯まりをみたが、やはりイモリはいない。が、オタマジャクシの大群がいた。
そのオタマジャクシを食べにきたヤマカガシの子供が水面を泳いでいる。
オタマはテンやイタチも食べる。
ハタチガ沢林道に入り。暑い中を林道を歩く。
ネムノキが蕾をつけている。
おー!ヤマボウシがまだ咲いている。
ホタルブクロも!
ヨウシュヤマゴボウの蕾だ!
こちらは、マルミノヤマゴボウだ!
キリの木が果実をつけていた。
テン糞だ!サクランボの糞だ!
これもサクランボのテン糞が雨で洗われたのだ。
うん?これは!サクランボのハクビシン糞だ!
ハタチガ沢の河原を見下ろして採食しているシカたちの姿を見ようと思ったが、
元気よく声を出しながら、ガードレールを棒で叩いて歩くから
シカたちは逃げ隠れてしまったようだ。
林道終点で20分の休憩とする。
ぼくは、仰向けになって眠る。日陰は涼しい。
林道終点から北西に下りてきている尾根を南東に向けて登る。
再び、汗だくだ!
宮ケ瀬尾根を越えて、今度は、南東の走る尾根をジグザクに下って堤川林道に着く。
途中のスギ林にもクマ剥ぎの痕が!
水場で、顔を洗い、冷たい水を汲み飲む。
バス停前で皆、ヒル採りだ!血を吸ってパンパンに膨らんだヒルを潰し、塩攻め、火攻めにする。
ぼくは靴下は飽和食塩水を染み込ませたのに、右足が血だらけとなっていた。
4時ちょっと前のバスに悠々間に合う。