「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2016年3月8日火曜日

ヤマアカガエルの卵  The eggs of montane brown flog.

今日は大棚沢の駐車場に車を置いて、土山峠に向かい、宮ケ瀬尾根を歩いてきた。
林道の水溜まりにヤマアカガエルRana ornativentrisの卵がいくつかあった。
どうして、ヤマアカガエルは水がすぐ干上がってしまうような、このような不安定な水場に卵を産むのだろう。干上がらない条件の良い場所は10メートルも下れば宮ケ瀬湖があるのだ。
林道を走る車にも轢かれてしまう。
 ぼくは、卵を20個くらい塊から引きはがしてペットボトルに容れた。
16時に帰宅し、すぐ庭の水鉢に移した。この鉢は昨年、知人よりもらったものだが、
庭の地面に埋めて池のようにしたいが、それだけの穴を掘るのが意外に大変なことが分かり、今はそのまま庭に置いたままにしているので、雨水が溜まっている。

2016年3月5日土曜日

白いジンチョウゲが咲き始めた。   The white flower Daphne has begun to bloom.

庭の沈丁花の白い花が咲き始めた。
この花の場所が南面の壁に接しているので一番温かいのだろう。
壁から離れているものはまだ開いていないものがある。
 一方、ピンクの方は全ての花が咲き、花弁が落ち初めている。
今年も、やはり白色の花のジンチョウゲの方がピンク色の花より咲くのが遅い。
同じことがウメの花の色でも言える。

2016年3月3日木曜日

塩見橋から円山木ノ頭(中峰)・本間ノ頭  The Enzanginokashira peak and the Honmanokasira peak from the Shiomizu bridge.

8時半に塩見橋に着いた時には、どの場所も車でいっぱいだった。13、4台の車があった。
ぼくは、置かれている車の後ろにギリギリとめた。
車から離れてゲートを潜り塩水林道を歩いていて、GPSのスイッチをオンにする。
①9:15、弁天杉が見え始めた。あの尾根を登って円山木ノ頭まで登るんだ。この時は、丹沢山へ行こうと思っていた。
②9:38、ワサビ沢の出会いとマジックで書かれたコーナーまでくる。ここから古びた木の橋を渡る。ワサビ沢の方への道を進むと一部舗装された箇所が出てくる。ここから堂平に行く登山道もある。そこを過ぎて、間もなくワサビ沢の堰堤の上流側からワサビ沢を渡る。ここではいつも靴も脱がず石を伝ってホイホイと渡ることができる。賑やかに赤黄のテープがあるところから登る。
③10:52、イノシシの派手な掘り返し3か所にある。何を掘り起こして食べたのだろうか?丁度一一人がここにグランドシートを敷いて寝ることできるように、斜面が削られて平らになっている。
④11:41、丹沢山や蛭ヶ岳が一望できる。風が冷たい。こちらから見える北斜面は残雪が見える。この尾根は南に面しているので残雪がないが、落ち葉の下は5センチほどの霜柱が埋まっている。この時までまだ丹沢山まで行こうと思っていた。
もうすぐ円山木ノ頭(中峰)の手前の広々としたなだらかな斜面で登山道に出た方が楽だと思い、そちらへ向かう。これで体力を消耗させた。疲れた。GPSの軌跡でも出ているが、なかなか登山道に出ないので、諦めて尾根を目指す。
12:06、円山木ノ頭に立つ。先ず、写真を撮る。
もうすぐピークだと思ったのに所④から20分以上も使い消耗する。水を飲み、コンビニで買った冷たくなった赤飯オニギリを一個、サーモスに容れてきた熱いウーロン茶で胃の中に押し込む。さらに、内科医に処方された筋肉痛止めを一錠飲む。夕食時にもう一錠飲むことになっている。地図を見て、方針を変える。丹沢はやめて本間ノ頭へ向かうことにする。指先が出ている軍手からしっかり指先まで温めてくれる冬用の毛糸の手袋に変える。食事をしたのに凍えるようだ。
12:21、出発だ!アセビの蕾が大きくなっている。東峰の方から今朝登山者が一人登ってきた踏み跡がある。下りは霜柱や残雪の上を歩くので、滑らないように慎重になる。アイゼンを持ってきたが着ける必要はなさそうだ。枯葉の上を選んで歩く。
12:45、中峰と東峰の途中にあるピークだ。ここは写真だけで素通りだ。一度、このピークから南に走る尾根を下って、大変な目にあったことを思い出した。下るとすぐに断崖に囲まれた沢にぶち当たる。沢登りを楽しむ人たちはいるが、沢下りは、、、、。
⑤12:56、キノコだ!この寒いのにこのキノコは何だ?冬はエノキダケだが、黒っぽいし調べたが判らず。
13:04、本間ノ頭(東峰)着。ここは様々な思いでがある場所だ。早戸川沿いの本間橋方面から学生たちと何度か登って来たことや、丹沢山からの帰路の長い宮ケ瀬までの途中の休み場であったり、宮ケ瀬湖の金沢橋からの栂立尾根ルートや塩水橋からのルートがあり、丹沢山から続く稜線では一番多く来ているピークである。どうしてもここへ来ると、この道標の向かいの北側への道を覗きこむ。
ここは強い日差しで霜柱が融けてヌカルンデいる。で、足元を見ると登山靴がスギ花粉で塗れている。それだもの、もう、車を出てからずーと鼻水のかみっぱなしである。目も痒い。
14:14、保護区の青いの看板がある所で登山道から塩水橋までの南東に走る尾根を下る。手袋を指だし軍手に取り替える。少し下って、コンパスのベースの矢印を下る方向に合わせて、次にリングの矢印を北に合わせる。この尾根道も知ってはいるが一応地図と下る方向の尾根の方向をコンパスで確かめて、コンパスは首から下げて、いつでも見られるようにし、地図はショルダーバックに仕舞う。
⑥13:36、カモシカ糞だ!これほどこじんまりとまとまっているのも面白いと思ったが、このようにまとまった新しいカモシカ糞に何度もぶつかる。しかし、一度もカモシカには遭遇しなかった。
⑦13:40、コフキサルノコシカケだ!これが、食べられるキノコだと良いのに!
⑧13:46、ここで身体を擦ったモノがいる。この木の幹の1メートくらいまで擦られているので、シカか、カモシカだ。毛が付着していないか見たが、見つけられなかった。上の方は軽く1メートルを超えている。ということはカモシカが角砥をして身体も擦ったのかな?
⑨20メートルほど下った所に、巨大なツルアジサイ?イワガラミ?こういう幹だけの時は鈴木庸夫、他著「樹皮と冬芽」だ。ツルアジサイだ! 
⑩13:53、青い保護区の看板を通り過ぎる。
⑪14:07、太い枝が折れ落ちている。周りの枝も落ちている。落雷によるものだろう。
この頃から膝が痛くてストックを長くしてそれに頼るようにゆっくりゆっくり下る。先日の大山へ行った時の梅の木尾根から日向キャンプ場への下りでも膝が痛くなった。体重が自己最高の75キロだし、ザックには雨具やアイゼン、防寒着で重いことが膝痛になっているのかな?
⑫14:07、登山道からこの尾根に入ったところから、50メートル置きくらいにこの白い荷造りテープが木に結び付けられている。とうとう、塩見橋までいくルートの尾根上にも点々とある。この場所は下ってきた尾根が二股に分かれるとことであり、一度、Yabeさんと北側の方に下って、最後は金山沢の沢に降りたことがあった。もう、ここではそちらの方の尾根には行けない。シカ柵が張られているからだ。このシカ柵のところで少し南寄りの尾根を下ることになる。
14:15、この辺りに生えている3年目くらいのオオバアサガラの幼木の上部が高さ1メートルちょっとのところでどれも食べられている。
 辺りにカモシカ糞ばかりなので、カモシカが食べたのだ。
⑬14:32、これはシカの角砥の痕だ!新しい。しかし、こんな細い木でシカの角砥を見つけたのは初めてだ。シカがするかな?しかも、ぼくの目の高さ以上のところまである。こんな上の方にまで角を砥ぎができる大きなオスジカがいるだろうか?しかもどれも一直線で同じ筋に2本の筋がついている中央の痕もある。今冬は積雪量は少ないし、1メートル5,60センチのところまで角を擦れるオオジカを見たいものだ。
膝が痛いので、できる限り直接尾根を下らないで、仕事道があったらそれを使うようにする。仕事道はこの尾根の左右に振り分けるようにジグザグについている。
⑭15:13、シカ柵のところにやってきた。
このシカ柵のところからもうすぐだ。なだらかな仕事道を下りていく。最後はシカ柵内に入り、そこから出るのはもう渡ると崩れてしまいそうな木の橋を渡らなければならない。ザックやショルダーバック、ストックを柵の向こう側へ落とし、全体重をシカ柵の太い上のワイヤーに乗せるような気持で持ち、慎重には慎重を重ねて無事渡り終える。次回は柵を越える違うルートを作らなければならない。写真は2008年7月10日もの、橋を渡っているのはYabeさん。写真はボケにボケている。この時から既に危なかしいものだった。
以上のGPSの軌跡が下図である。全行程は11.8キロだった。
塩見橋の付近にあんなに駐車していた車がぼくの車を含めて2台だけだった。
15:36、車到着だ。やれやれと膝をこすりたくなった。
夕食時に筋肉攣り防止用の錠剤を飲まなかった。が、ベットに入ってすぐ左の脹脛が攣る。階下にそろりそろりと降りて錠剤を一錠飲む。で、解決だ。朝まで足の攣りなど起こらず。ただ、薬を飲んだ後、何故か眠られず。ぼくが寝床に入ればすぐ寝入ってしまうので、不眠症の辛さを2時間ばかり味わう。きっと、飲んだ薬には神経を興奮させるような副作用があるんだ。でも眠気がでることが書かれているが、不眠になるような副作用については一言も触れられていない。
ツムラの「芍薬甘草湯」は高血圧のものには良くないと医者から言われ、エペリゾン塩酸塩「ツルハラ」を10回分20錠処方してもらったのだ。山行きでの昼食時と夕食時に飲む。

2016年3月2日水曜日

塩水橋から円山木ノ頭、本間ノ頭 The Enzankinokashira peak and the Honmanokashira peak from the Shiomizu bridge.

今日、久しぶりに塩水橋付近に車を止めて、円山木ノ頭、本間ノ頭と歩いてきた。
写真は弁天杉だ。詳細は次回に!

2016年3月1日火曜日

タンポポの思い出   My memory of the dandelion's flower.

 今日も昼食後散歩に出かけてきた。
毎月診てもらっている内科医から血液検査の結果を知らされた。
悪玉コレステロール値が高いので、週3日は2、30分のウォーキングをした方が良いと言われたのだ。
2、30分のウォーキングで、脳梗塞や心筋梗塞を防げるなら毎日でも歩きたい。

境川沿いの土手を歩いていると、寒風の中に太陽の光をたくさん溜め込んでいるようにタンポポの花が咲いていた。何故か3個の花が互いに押し合っている。この方が温かいのだろう。
タンポポの花は、子供の頃の線路沿いや土手や原っぱに一面に咲き誇る情景を思いだす。
また、何故か運動会の時にタンポポの花の汁を脹脛や太腿に擦りつけたものだ。
足が軽くなるとかのおまじないだったのかな?

2016年2月28日日曜日

河津桜が満開!  The Kawazu Sakura blossoms are in full bloom.

先ほど、引地川沿いをカメラを持って散歩してきた。
川沿いに5、6本植えられている河津桜が満開だった。
 何と帰って来たら、知人が伊勢の赤福を持ってきた。
我が家は3人なので一人四個食べられる。
ぼくは、甘い物にも目がない。しかし、もう一度に一個が丁度良い。
 我が家のピンクの沈丁花も満開で、庭は良い香りが立ち込める。
白の沈丁花ももうすぐ開くだろう。


2016年2月26日金曜日

スミレが咲いている!   The violet bloom!

昨日、今日と小田急線の線路の両側にある道を踏切から踏切を一回りしている。
GPSの軌跡では2.8キロということだ。それを25分で一回りだ。
急ぎ足で回ると結構な運動量で、身体が熱くなる。
歩いていてアスファルト道路と歩道との間の隙間にスミレが咲いているのを見つけた。
家に戻ってから、カメラを持って西日が当たるスミレを撮った。
こうやってみると、蕾もついている。写真を撮っている時は気が付かなかった。
このような水分が殆んど無いような所にも根を張るスミレに感動だ!
春がもう来ているんだ!

2016年2月22日月曜日

我が部屋のデンドロは満開だ!   The pinkish dendrobium in my room is in full blomm!

部屋のピンクの花のデンドロが満開で、とても良い匂いだ!
同じ仲間の二階に寝室に置いてあるデンドロはこれからだし、部屋のセロジネの花は終わったが、二階のは今咲き始めている。
このパソコンを置いてある部屋は朝起きたらすぐ、下りてきて床暖を入れ、寝る時二階に上がるまで暖房が入っている。しかし、二階の寝室は暖房を入れたことがない。
室温でランの開花が早まったり遅くなったりするんだ。
それにしても、不思議な事が起こっている。
安倍政権の支持率は最新のものでも46%を超えている。これは異常だ!
この政権が素晴らし政策を出して実現した事は何もないし、大臣や議員の辞任・辞職や暴言にも拘わらず50%近い支持率があるというのはどういうことなのだろう。少なくてもぼくの友人たちや家族は右傾化も甚だしい政権を全く支持しない。友人たちやぼくの家族は皆左翼かというとそうでない。どちらかというと保守主義的な色合いが濃い考え方をもっている。
安倍政権がマスコミによる支持率までも操作しているのではないかと疑ってしまう。

今日は、これから呑み会だ。
先ほどは酒屋に行ってサントリー角の4リットル瓶を3本買ってきた。
連れ合いが言うには4月から値上げするようだ。

トガリネズミ目の骨盤結合  The symphysis pelvina of Soricomorpha.

トガリネズミ目の骨盤結合である:
日本に生息するトガリネズミ目Soricomorphaはモグラの仲間とトガリネズミ・ジネズミの仲間だけであり、移入動物で小田原周辺に生息しているハリネズミはハリネズミ目Erinaceomorphaだ。
以前ならこれらは食虫目Insectivoraとされていた。
まずは、
モグラ科のコウベモクラの骨盤だ。
左右の恥骨がまるで板を張り合わせるように癒着している。

ヒミズの骨盤だ!
左右の寛骨は恥骨部分でも大きく離れている。

次は、トガリネズミ科のトガリネズミの骨盤だ。
これはモグラ科のヒミズの骨盤と違いがないように見える。

コウベモグラとヒミズはモグラ科であるが、トガリネズミはトガリネズミ科だ。
しかし、寛骨が恥骨で癒合の有無では、ヒミズとトガリネズミが双方とも大きく離れている。
コウベモグラは恥骨結合が見られる。

左右の寛骨の恥骨結合から始まり、次第に座骨まで結合していく、進化ストーリーを思い描いていたが、まったくそうではないと言える。
興味深いことに、寛骨だけを取り上げれば、齧歯目やトガリネズミ目の小哺乳類では性成熟が早いためか、生後すぐ恥骨・座骨・腸骨が癒合してしまう。
それは、イヌやネコ、さらにはシカのように半年もすれば三つの骨が癒合してしまうが、サルでは生後半年では、恥骨と座骨がまだ完全に癒合していない。

恐竜では、三つの骨はオトナになってもバラバラだが、左右の恥骨も座骨も接して癒合しているようだ。でも、癒着がどの程度か国立科学博物館の竜盤目のこの恐竜では今、一つ不明だ。
いずれにしても、腸骨や座骨、恥骨が結合して寛骨になることや、
哺乳類では恥骨結合から座骨も結合していくが、トガリネズミでは恥骨さえも結合せずに離れているのは、これらトガリネズミ目の動物たちは哺乳類の進化の時系列から見ると
後になって生まれてきた動物群なのかもしれない。
骨盤は生態、生理、歩行様式が絡んでいるから、骨盤結合のことを語るのは大変難しいことだ。
とりあえず、両性爬虫類のものはどんな風になっているのか見たい!

2016年2月21日日曜日

野生動物にとっての餌不足はまだ続く。    The shortage of foods for wildlife still continue.

一昨日19日(金)に日向キャンプ場から見晴し台、北尾根、ネクタイ尾根、唐沢峠、梅の木尾根と歩いたが、見つけることができた食肉目の糞はテン糞2個だけだった。

9:21、登山口から登り始めて間もなく、登山道の階段の横木に上にあった。
これは、新しい糞の一部と思われたが、周りには見当たらなかった。
これはマメガキの2個の種子と果肉果皮であった。
 14:42、唐沢峠・大山の登山道から梅の木尾根に入って間もなく気が付いた。
この糞はマメガキの種子3個と、サルナシのシワシワになった果実1個の果肉つき果皮と種子がが入っていた。さらにキブシの種子が4個見つかった。また、糞表面にも見えるが哺乳類の細く柔らかい毛(2~4センチ)が3本混じっていた。誰の毛なのだろう?

食肉目の動物たちは、春になって、ヤマザクラなどの花が咲くとその花芯を食べて甘い蜜を舐め、さらにキイチゴやヤマグワの実が生るまで林床に落ちているマメガキやキブシ、ケンポナシなどの実を食べ、越冬昆虫や両性爬虫類などの動物たちを食べて命を長らえていかなければならない。鳥や哺乳類などの肉にありつくのは丹沢の食肉目の動物にとっては大変難しい。