「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2014年7月3日木曜日

フクロウのペリットから出てきた骨:5、リスの切歯! A incisor of squirrel!

月曜日に白銀林道のフクロウのペリットを水洗いして歯や骨を選り分けていた。
それを方眼紙上に並べていて、?????う?これは?
と思う上顎の切歯が見つかった。
下のDの上顎の切歯を並べた個所の橙色の線で囲ったものだ。
スミスネズミやアカネズミの切歯の倍以上大きい。
ドブネズミかな?っと思ってドブネズミ(ラット)の上顎の歯と比べた。
ドブネズミはこれよりも1.5倍の厚さがある。これは薄いのだ。
で、エゾシマリスの歯と比べた。エゾシマリスのものより一回り大きい。
パソコンの上にあるムササビと比べた。ムササビの切歯は太く大きい。
何故か、リスそのものの頭骨が見当たらない。
中国のリスと比べた、似ている。
あった!リスの頭骨あった!ホオジロの骨と一緒にしていた。
厚さ、カーブほぼ間違いなくリスだろう。
でも、上の切歯の先の切れ込み(下の↑部分)が少し浅いのだ。
個体差なのかも知れない。
他の詳細はもう少し、綺麗に並べてから次回にアップする。
白銀林道のフクロウはtake隊員が追っているリスをも食べているんだ。


風呂に入る。


昨日は日吉から巣鴨に行き、それから四ッ谷で飲んで四ッ谷に泊まった。
巣鴨は登山靴店の五郎に行った。今履いているのと同じ靴はなかったので出来上がりしだい送ってくれることになった。
特に今すぐ必要な靴ではないので郵送料は五郎持ちなので重い靴を持ち歩かないで得した感じ。
巣鴨で中華を食べた。青島ビールが目に入り頼んだ。頼んだ冷やし中華が出来上がるのが遅かったのでもう一本頼んだらほとんど同時にきた。
なんと冷やし中華の他にチャーハン小盛りと杏仁豆腐がついてきた。量が多すぎた。
17時半から四ッ谷で飲み会だが、3時間余りある。上野で博物館か動物園に行こうかな?と思ったがまっすぐ四ッ谷に行き、風呂屋に入る。
番台のおばさんに時間潰しに来ましたと言うとどうぞゆっくりしていってください、と言われ、様々な湯船に入る。
一時間ちょっとを過ごした。
これから時間潰しは風呂屋かな?と思う。
今、早朝の小田原線だ。久し振りの朝帰り、がらがらだ。でも座らずに立っている人めいる。なんだか皆朝帰りみたいだ。
オ、もう町田に着いた。次で乗り換えだ。
今日の丹沢行きはとりやめだ!明日は行こう!

2014年7月2日水曜日

ゴマダラカミキリだ!  Long-horned beetle!

 今朝、庭をみるとユリの蕾にカミキリだ!
ゴマダラカミキリだ。
こやつは花カミキリの仲間ではないのにユリにとまっている。もっともこのすぐ横にはユズの木があるので、ユズの木にでも卵を産み付けにきたのかもしれない。
甲虫類でカミキリだけを集めているという愛好家を二人知っている。
そのため、ぼくもカミキリの名前を知るようになった。
カミキリは捕まえると動くと頭部と胸部との間で擦れてギシギシと音がでるが、コヤツだめだ。
寒いのか触っても動かない。
 すぐ、部屋に戻ってカメラを向けた。
コヤツの目ではぼくがどのように見えているのか?
今日は、これから日吉の授業。終わったら四ッ谷に向かわなければならない。
会議で上京するかってのサル仲間たちとの呑み会だ。
今回は軽くおさめようということになっている。
この仲間だと楽しくて、ついつい飲み過ぎて怪我までしてしまう。
昔の学生時代の飲み方になってしまうのだ。
もちろん、ぼくは明日こそ丹沢へ行きたいから、早く帰るつもりだ。

2014年6月29日日曜日

何故、腐らないの? 教えて!  Why don't they rot? Teach me, please!

昨日、乾燥したアズマヒキガエルを水に浸けて腐らして、骨をゲットしたことをアップした。
そのアズマヒキガエルを水に浸けるよりも2ヵ月半前に
腐らすために水に浸けているものがある。
下記のプラスチックとビンに入った小哺乳類のカヤネズミとヒメヒミズだ。
両方ともやまぼうしさんからプレゼントされたものだ。
冷蔵庫(間違い、冷凍庫)から取り出して、お腹を裂いて内臓を出し、下のように水に浸けた、1週間目で腐って毛が剥がれてきているので、丁寧にピンセントで毛を取った。
毛を取り去る作業時に水を取り替えた。
しかし、まったく腐敗が進まないのだ。だから、腐敗臭がしない。
早く、カヤネズミの歯や骨を見たいのに、一向に腐ってくれない。
一週間前からはフタを取り外してハエなどに卵を産んでもらって、ハエのウジに
肉を食べてもらおうと思っているのだが、ハエも卵を産んでくれない。

土に埋めたために、死蝋化して腐敗しなくなったことはあったが、
水に浸けたことで腐敗しなくなった原因が分からない。
動物性蛋白質を腐らす細菌が繁殖できない状態なんだと考えられる。
でも、どうしてだ。

子供の頃、釧路湿原で魚釣り、小鳥の巣探しなどを含めて何百匹、何十羽という動物たちを殺してしまったせいか?今、カエルやイモリ一匹の骨が知りたいのに生きているカエルを捕まえて、イモリやトカゲを捕まえて殺して解剖することができなくなってしまった。

「一寸の虫にも五分のの魂」という諺がすぐ思い浮かべる。
研究者としては失格だろう。
自分は殺しをしないで、死体をもらって、腐らしている。
半年前は学生の解剖実習で業者から、モルモットやハムスタの死体を買っている。
これでは、ダメだ!
自分で殺して、調べてこそ動物という生命を知る意義があるだろう。
っと、自分に言い聞かしているのだが、、、、、。

2014年6月28日土曜日

アズマヒキガエルの骨  The bones of Japanese toad.

6月12日に、k-ta隊員から郵送されてきた乾燥したアズマヒキガエルをガラス瓶の水に浸けた。
27日に完全に腐っていたので、水洗いして汚物を捨てた。
下は、12日の水に浸けた状態。
このカエルは代々木のk-ta隊員の家の近くのお寺にあったようだ。
どうも、カラスにやられたようで左のは腹部が無かったし、右のは頭だけだったようだ。
左のは足はあるが腹部ばかりか手の部分もない。
上のカエルを骨にした。
Left部分のA,B,Cはそれぞれ、対になっている。頭部が2個あるので、AとBとCは頭骨の一部だろう。Cは後頭骨だと分かった。
さらにJも同じものが2対あるので、上顎骨かな?Mの左4つが下顎骨なのかな?
しかし、JやMの骨には歯らしきものがまったく見当たらない。
Center部分のE,E'は腸骨でE,E'の下部の凹みは大腿骨が付く。
F、F'とG、G'が大腿骨と脛骨だ。
脊椎骨がこんなに少なくその並びが分からない。
一番下の脊椎が仙骨かな?
Oは何と尾てい骨にあたるようだ。
Right部分のHは大きな塊でこれは、なんとEとE’とが接する、恥骨と坐骨にあたる事が分かった。
Iは下肢の骨だと思うし、Kは頭蓋骨の一部だろう。
Lは哺乳類の鼓胞に似るが1個だけだ。
Nの3個は間接部分と思うがどこの部分のものか検討がつかない。
で、骨を並べてみた。脊椎や頭骨部分は好い加減だ!
カエルの骨は、例えアズマヒキガエルのような大型のカエルでも大腿骨などの骨髄部分は空洞となっている。つまりスカスカだ。もし、イタチやテンが食べたとしたら、どの骨もバラバラの破片となるに違いない。脊椎骨がそのまま排出された場合に、他の脊椎動物と区別するには、
一緒に排出された毛、羽毛、鱗状の外皮、しばしば手足の先が消化されずにそのまま排出されるので、それらを含めて総合的に考えなければいけないだろう。
AやB、さらにはE、F、GやH、J、Mがそのまま出てきたならば同定できる。
でも、ネズミのような小哺乳類がテンに食べられた時は、歯か上下の顎骨しか決めてにならない。

ペリットならば骨がそのまま出てくるだろうが、糞として排出された場合は、歯が出てこないようなカエルは決めてに欠けるかな?
土曜日の6時間以上をカエルの骨の整理に費やした。
肋骨や前肢の骨がないものの、カエルの骨は哺乳類とは比べものにならないほど少ない。

ヤマユリが咲いた! The gold-banded lily has bloomed!

5年以上前にヤマユリの種子を家の周囲にばら撒いた。
2010年に芽生えを数本確認したが、その年の雑草取りとともに抜かれてしまった。
が駐車場脇の球根は残っていたようで、翌年再び芽がでてきた。
そのヤマユリが芽生え、今年は初めて4個もの蕾をつけていた。
そのうちの一つが咲きだした。急に頭が重くなったようだ。
すごく嬉しい。
この場所は表面に5、6センチの砂利が敷き詰めれれていて、その下には黒いビニール状のシートが敷かれている。そんな所から育っているので、草丈は90センチあるが茎が細い。
栄養状態が悪いだろうと思うが、丹沢の奥野林道では法面に吹き付けたコンクリートの窪みに溜まったほんのわずかにしか腐葉土がないようなところからもヤマユリが咲いている。
葉や茎がもう少し大きくなるように油粕でも離れたところに埋めこんでやろう。
球根は黒いシートを突き破って下の土に潜り込んでいるようだから、まだこのままでも良いかな?
今日は、久しぶりの休日という雰囲気。
雨が降っているので、丹沢行はきっぱりと諦めた。
昨日、学校から戻ってからk-ta隊員から送ってもらったカエルが十分腐ったので、骨を洗った。
乾いているようなので、骨を並べてみよう。

2014年6月26日木曜日

アナグマ、イタチ、テン、タヌキの糞内容物 The scats contents of badger, weasel, marten,& raccoon dog.

20日の丹沢実習の続きで、糞の内容物についてです。
昨日、学校から戻ってから、まだ洗ってなかった糞の水洗いをした。

アナグマ糞
土壌動物(昆虫外骨格脚触覚、ムカデ脚)、腐葉破片
非常に柔らかな糞だったので、初夏らしい何かを食べているかと思ったのですが、
大半が土砂と腐葉破片でした。
アナグマの食物はあまり季節に左右されないということかな?
イタチ
ヤマザクラ種子1個、昆虫外骨格
テン糞①
ヤマザクラ種子果皮
テン糞②
ヤマグワ種子、果柄つき果実
テン糞③
ヒミズ?毛、ムカデ外骨格脚
どうも、10円玉をテン糞②のところに置き忘れてきたようだ。
財布には10円玉がないので、これだ。
テン糞④
節足動物外骨格、脚
タヌキ糞
何とこの糞塊を拾ってこなかった。
アナグマとタヌキのこの季節の食べ物の違いを見たかった。
イタチやテンだけが木に登れるので、まだ木についているヤマザクラの果実やヤマグワの果実を食べることができる。
それにしてもあんなに柔らかいヤマグワの実を食べても果実の塊に果柄がついたままのほとんどそのままの状態で糞として排出されて彼らはどの程度、糖分を分解・消化しているのだろうか?
栄養になっているから彼らも食べているのだろう。
動物たちの食物となる果実や昆虫などの消化・吸収について書いてある本orサイトを教えてもらいたい。


ユリの花 Liliy’s flower!

強烈な香の花に、ヤマユリの花がある。
我が家のヤマユリは明日か明後日にでも咲きそうなくらい4個の蕾が大きく膨らんでいる。
このユリの球根は新聞販売店から昨年の暮れにもらったものだ。
これもヤマユリとの交雑種なのだろう。
匂いがヤマユリそのものだが、花弁がわずかにピンク色だ。
頂いても植える場所がないので、これは壁際の沈丁花の根元に植えたので、
水遣りをかかせない。
あー、ちょっと庭に出ただけなのにヤブ蚊に刺される季節になった。
今日も雨かな?
丹沢ではヤブ蚊に刺されることはないのに、我が家の庭は狭いのにどうして蚊がいるか?
睡蓮鉢にもグーピーが泳ぎ回っているしので、ボーフラは見当たらない。
ボーフラが発生しそうなところはないのだが、、、、。

2014年6月25日水曜日

ヨウラクランの果実 The fruits of the orchid, Oberonia japonica.

5月17日に清川のIさんの家の横を流れる辺室沢の河原に
今年の大雪で折れたスギの枝にヨウラクランやカヤランが着生していた。
それをヤマボウシさんとIさんから頂いた。
ヨウラクランが花が咲き、今、こんな果実を付けている。
 さらに、大きくなるのか、このままで熟すのが見守っていきたい。
我が家の二鉢のフウランの株も急に花茎を伸ばし初めてきた。
カヤランが咲いた時も、まったく花茎が出ていなかったので、
不安になって昨年の花の時期を調べたくらいだ。
今、部屋の窓際にはサンショウバラの挿し木の鉢を置いてあり、
毎日のようにビニール袋を外してその状態を見ている。
6センチくらいの枝を1センチくらいの5つの枝に分けている。
6月2日に折り取ってきてから、もう3週間は経つ。
新芽が伸びてきたので、根が生えたかもしれない。
もうビニール袋を外しても良いかな?
こんなことがストレス解消になっているようだ。

フクロウのペリットの分析のために! In order to identyfy the bones in the pettets of omen owl

白銀林道沿いの林の中のフクロウの巣穴となっていた樹洞から溜まっていたペリットを
採集してきたのは6月2日のことであった。
http://tanzawapithecus.blogspot.jp/2014/06/the-peritto-of-owl.html
少しづつ内容物を分析しようとした。
それよりもぼくはフクロウはおろか鳥のことについては殆んど知らない。
で、フクロウのペリットについて、調べていたら、興味深いサイトを見つけた。
http://www.pelletsinc.com/collections/catalog
フクロウのペリットを何と教材として販売し、しかもペリットから出てくる骨が同定できるように
ポスターまで売り出している。
で、輸送費が半分くらいかかるがポスターを注文したら、昨日、送られてきた。ビニールでコーティングされた立派なものだ。ネズミ、モグラ、トガリネズミ、小鳥の頭骨、下顎骨、肩甲骨、上腕骨、尺骨などが描かれている。一目で解るのだが、大きい。学校の教室に貼るならOKだ。
写真を撮って、小冊子にしてすぐぺらぺらめくって見られるようにしよう。
しかし、カエルや両性爬虫類の骨が無いということは、どういうことだ!
フクロウはカエルや両性爬虫類は食べない?
そんな訳はないだろう。
カエルや両性爬虫類は同定することが難しいから載せてないのかな?
日本では、アサガオの種子と鉢と土と肥料がセットになったものが小学生の教材用として売られている。しかし、日本では、フクロウのペリットを教材として使って、モグラやネズミや小鳥の骨を調べさせることができる小学校の教員がどのくらいいるだろうか?
欧米の動物学・博物学のすそ野の広がりと厚みを感じる。
しかし、ペリットが教材になるなら、テン糞やキツネ糞、タヌキ糞などの糞を教材として売っているところもあるかな?

写真はわざと綺麗に撮りませんでした。悪しからず!