「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年10月2日水曜日

奥野林道沿いのテン糞とハクビシン糞 Scats of martens and palm civets along the Okuno forest road.

先週月曜日の9月23日に、Yabeさんと奥野林道を歩いた時に見つけたテン糞とハクビシン糞の内容物は、両者とも秋の果実よりなっていた。
9:23、テン糞
 全てがアケビの種子だ。
 9:23、テン糞
 何とこのテン糞は沢の中の岩の上にあった。
 サルナシ種子と果皮よりなっていた。
 8:46、ハクビシン糞
 下に層になっているのはカヤの種子だ。その上に黒褐色の糞塊が3個ある。
 この黒っぽい一塊を持ってきた。
 下のカヤの種子は糞の細かな内容物が雨で洗い流されたり、糞虫に運ばれたものと考えられる。
 水洗いすると、カマドウマの脚の欠片と、今、生っている3種類の果実の果皮と種子が出てきた。
 たくさんの種子はサルナシで、下の写真に見えているのはマメガキの未熟な種子だ。
 もう一種は何だと思いますか?
 ぼくは鳥は食べるだろうが、動物たちは食べないと思ったいたものだ。
 9:20、ハクビシン糞
 サルナシの果皮と種子よりなる。
  この糞の主は上のハクビシンとは違うだろう。糞の内容物が全く異なった。
動物たちの糞はもう拾わないつもりであったが、やはり内容物が分からないと水洗いして知りたくなる。

2013年10月1日火曜日

大きいツリバナの実 A big furit of Euonymus oxyphyllus

越後湯沢の続き:
巨大なツリバナで、ぼくたち5人は驚いた。
採ってきたこの傘の直径は35mmある。
日本海側の植物は、北海道の植物のように大きい。
3ヶ月以上も雪で覆われてしまうので、寒さにじっと耐えしのび、
春の訪れとともに一気に成長するからだろうか?
越後湯沢の畑の野菜たちも大きいのは、種子の時の冬の寒さが影響しているのかな?
この辺りで獲れるコシヒカリは特別に美味しいようだ。
冷たい水も影響しているのかな?
そうそう、沢の水が冷たく透き通っている。清流という言葉が合う。
残念だが最高峰が1700mに届かない丹沢山塊にはこのような清流はない。
E
 

2013年9月30日月曜日

懐かしい風景 The Mt.Naeba has a nostalgic landscape.

苗場山の途中で、ちょっとした湿原があった。
フジバカマが群生しており、釧路湿原を思い出した。
子供の頃は湿原に花が咲いていれば、摘んで持ち帰り、花瓶に挿したものだが、、、、
今ではそんなことをしたならば自然破壊者と思われるかな?
 
下は、今夏のクロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園のフジバカマ。 
下もプリトヴィツエ湖群国立公園のシナノキ(セイヨウシナノキ?)。だが、果実や葉が大きい。
同じく、越後湯沢のシナノキも丹沢のものと比べると実や葉が大きい。
フジバカマが群生していた湿地に、赤く染まっていたのは、コケオトギリソウといもののようだ。
初めて知った名前だ。 
バッタがたくさんとび跳ね、ぼくにとっては釧路を思い出す何となく懐かしい草原だ。

2013年9月29日日曜日

越後湯沢の山の幸 Harvest in the forest of Echigo-Yuzawa

昨夜、越後湯沢から戻ってきた。
車で行ったのだが、大半はSakaiさんにお願いした。
清川村にアトリエを持っていた植物写真家の鈴木庸夫さん御夫婦が越後湯沢にアトリエを
移したので、雪の3月に引き続く、2度目の訪問である。
今回は、やまぼうしさんとSakaiさんとぼくの3人でお邪魔した。
自宅を5時に出て、厚木でSakaiさんを乗せ、清川でやまぼうしさんをピックアップする。
清川村からは、Sakaiさんの運転で、ぼくはほんの少し運転しただけだ。
9時には越後湯沢に着き、アトリエでコーヒーを飲んで、
大源太キャニオンキャンプ場周辺を歩き回る。
1764mの大源太山を眺めながら5人で食べるお昼は旨い。
今回は秋の山の幸を拾ったり、採ったりしてきた。
栗拾いだ。
だが、Sakaiさんは宮ケ瀬ビジターセンターで子供たちがクラフト用に使うための
実が入っていない種皮だけのペラペラのものだけを拾う。
山の動物たちにももちろん残してきた。
ヤマブドウだ。
サルナシだ。 
収穫物
ヤマブドウだ。 
焼酎に漬ける分を洗って、干している。 
サルナシだ。
今日の午前中は、サルナシやヤマブドウの果柄を取り除き、洗い、干す。
アルコール度25%の宝焼酎を2.7リットルと氷砂糖を買ってきた。
サルナシやブドウの皮が乾いたら漬ける。
今日は1日、サルナシやヤマブドウ洗いと漬けるビン洗いに午前中を費やした。
専門学校の野生動物保護専攻の学生用にタッパーに収穫物を容れて、冷蔵庫にしまった。

2013年9月26日木曜日

秋の花  Some autumn flowers!

23日の奥野林道の続き:
クサボタンが咲いてた。
葉の様子からキンポウゲ科なのは分かるが、図鑑をみるとセンニンソウ属だ。
センニンソウと似ているには葉だけだ。
しかし、ネットで調べていたら花が終わった後の様子がセンニンソウとそっくりだ。
これで納得だ。
ヤマハギが林道の斜面に咲いている。
ちょっと目には花弁が汚れて見えるのは、何故なのだろう。
開花してもすぐ花が萎れてしまうのかな? 
この小さく白いキク科は、シロヨメナかな?
これからは、園芸品種の葉のようなリュウノウギクやたくさん黄色の花をつけるヤクシソウが林道沿いに咲く。
 明日・明後日とやまぼうしさんらと共にIsa隊員のアトリエのある越後湯沢だ。
向こうの秋の自然を楽しんできたい。
3月には雪の斜面にカモシカに会えたが、今度の湯沢はどんな風景の中で動物に会えるかな?

2013年9月25日水曜日

タマゴタケ伸びる。 A half-dyed slender Caesar "Amanita hemibapha"

23日の奥野林道歩きのつづき:
奥野林道を歩いていくと、舗装が途切れて砂利や土の道になる。
向かって左側は早戸川が流れる沢側斜面である。
そのまま歩いていくと神奈川県立大平キャンプ場があった場所だ。
キャンプ場跡へ道を入ると黍殻山・焼山への登山路となる。
ぼくとYabeさんは荒沢堰堤への道をゆっくり進む。
何と、真夏でもないのにタマゴタケがある。
ぼくは左の幼菌を一個を採る。Yabeさんは林道沢側斜面にも数本見つける。
Yabeさんは卵状の幼菌と傘の開いたものを採る。
さらに、ぼくはフスベの仲間を一個ゲットする。
これは、お昼のインスタントラーメンに容れて食べた。
卵状の幼菌を湯呑に少し水を容れて浸けておいた。
丸一日たって、成長している。夕方までどのくらい大きくなるかな? 
 実は、もう一種類のキノコも採ってきた。
ごらんのとおりスギ林の中に生えていた。
直径20センチはありそうだ。
傘は少しロート状になっている。 
小さめのヤツを採取。
オオイチョウタケだ!と思う。
大きくなりすぎている?ともかく、茹でた。
粉っぽい匂いが立ち込めた。毒キノコだと思い、連れ合いは「やめてくれない!」と怒る。 
だんだん、「オオイチョウタケだ!」とほんの僅かの根拠で確信をもつ。
①スギ林に生える。
②傘が30センチくらいに大きくなる
③白っぽい④粉っぽい⑤漏斗状
これは茹でたあと干したが、雨模様なので冷凍庫に入れた。
今夜、タマゴタケとオオイチョウタケを食べよう。
 
今日から、慶応の秋学期が始まった。
今学期は297名の履修者になっているが、出席したのは150名くらいだった。
経済や商学部は2年生が大半だ。それだもの出席者が少ない筈だ。
2年生になると要領良く単位をとるようになる。
今日は、台風接近で雨なので、午前中の授業時間には寝ていたことだろう。
 
 


2013年9月24日火曜日

動物たちの秋の果実  The autumn fruits for wild animals.

昨日は、Yabeさんと奥野林道を歩いた。
久しぶりの奥野林道は林道上に木が覆いかぶさり、以前と違った雰囲気であった。
サルの冬の餌であるカラスザンショウの実。
鳥もたべるかな?
クマノミズキの実はまだ熟していない。
これが熟して落ちる12月からはタヌキやテンの大事な冬の餌だ。 
サンショウの実が赤くなっている。
これは鳥たちによって食べられる。 
シラキの実は動物たちに食べられていない。
この種子はどうやって分散するのだろうか? 
 マルバノホロシだ。この仲間のナスカの果実は鳥が食べて種子を分散させているんだろう。
アオツヅラフジの果実だ。
この種子は小さなアンモナイトのような形をしているが、まだテンやタヌキなどの
食肉目の動物の糞から見つかってはいない。鳥が食べているのかな?
コナラの実は、今の時季にはサルやクマに食べられる。林床に落下してからは、サルやイノシシ
シカたちにたべられる。あ!リスやネズミたちも食べるね。
シラカシの実だ。 
ドングリをクマが食べると割れた殻がたくさん出てくる。
イノシシが食べると殻は小さく噛み砕かれる。
サルは食べながら殻を口から出す。

忘れていた。アケビだ!
林道沿いにずいぶんたくさんアケビが生っていた。
これは、もう動物たちの大好物の一つだが、
食べることができるのは、テン、ハクビシン、サルなどの木に登ることができる者たちだけだ。
ときどき落ちた実をタヌキやアナグマが食べることができる。

2013年9月23日月曜日

メスダヌキの交通事故  A traffic accident of a female racoon dog.

今朝、Yabeさんの車に乗って奥野林道に向かった。
裏通りを走っていたら、タヌキの轢死体だ。
何故かすぐ、専門学校とChumanさんの事を思い出した。
彼女が哺乳類の解剖をしたがっているのだ。
少し、小さめのタヌキだ。
春に生まれたヤツがこんなに大きくなった訳ではないだろう。
顔がやられている。
恐らく、即死だろう。
車が来たので、再度踏まれないように僕はタヌキの横に立ったままでやりすごす。
この場に置いておくわけにはいかないので、後ろ足を持って道路脇の畑の横に横たえる。
見ると、メスだ。お腹が膨れ、乳首も張っている。
お腹に赤ん坊がいるのだろうか?
このメスの相手のオスは今夜はこのメスを探し回るだろう。
そんなことを思いながら丹沢に向かった。