「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年5月18日水曜日

「こども自然公園」で出会った脊椎動物

ウン? アオゲラだ!
タイワンリスを探したり、木の幹の食痕を探していたら見つけた。
近づくと少し移動する。
突付いて虫か幼虫を食べているようだ。 
バーベキュー・ガーデンもあるので、そのオコボレにあずかろうとカラスが多い。
このカラスはまだ子供かな? 
この公園は大池公園とも言い、ちょうど山の谷間にある。
5,60年前なら沼とか湿地だったのだろう。
捨てられた、アカミミガメが日向ぼっこをしていた。 
何か、小魚の動きだ。メダカだった。今では珍しい。
真ん中に頭を上にしているのが分かるかな? 
ここは、我が家から電車で16分で二俣川駅、そこから歩いて15分くらいのところにある。
ガマズミ、ヤマボウシ、コゴメウツギの白い花、赤やピンクのニシキウツギ?や赤い大きな花のプレジデントというシャクナゲが咲いていた。

2011年5月17日火曜日

タイワンリスによる樹木への食害

今日は、横浜市旭区のこども自然公園に行ってきた。
やまぼうしさんが写真を撮ったヒノキはどこにあるのか?
公園管理の方にタイワンリスについて尋ねた。
公園内にはどこにでもいるとのこと。「え!そんなにたくさんいるんですか?」
食害について「アノ木も、この木も、、、」と指差して教えてくれる。
ともかく、樹皮剥ぎが見られる箇所を写真に撮った。
ここにも!
これは、ヒノキだ新しい。 
これは、なんだか枯れていたかな?樹種をしっかり見てこなかった。 
管理の方が言うには、サクラやツバキの樹皮も齧られるとのこと。
タイワンリスの樹皮齧り、剥がしは何のため?
形成層部分を食べるだけでもなさそう。
ニホンリスのように巣材だけならスギの表面の皮だけの方が柔らかい。
前歯が伸びるため、すり減らすため?マサカネ!
齧って剥がすのが遊びのようなもの?

タイワンリスの死体を拾うためにもこれからも公園に行かなければならない。

タイワンリスによる樹皮剥ぎの残骸

やまぼうしさんから写真が送られてきた。
タイワンリスがヒノキの幹を齧り剥がして落とした樹皮の状態を撮ったものだ。
今年の5月5日、横浜市旭区の「こども自然公園」とのこと
幅が1センチくらいの短冊状になっている。
12日に東丹沢の御殿森ノ頭付近にあったスギの幹が剥がされた地面を
見て来なかった。タイワンリスがやったのならスギも同じような残骸が落ちているだろう。

森林施業や森林保護に関わっている野良こねこさんからも心配するメールをいただいた。
神奈川県のタイワンリスは以前から鎌倉に逃げた?ものが生息している個体群がある。
今は鎌倉と接している横浜や藤沢にも分布を拡大している。

キタオポッサムはカリフォルニアに分布していたが、10年後にはカナダ国境付近まで進出している。動物たちの分布域の拡大は、個体数を増やして少しずつ拡がっていくのではなく、少数個体が一気に遠方にまで移動して、飛び石状に拡がり、後で間の地域が埋められていく。

カリフォルニアとカナダ国境は1000キロもある。鎌倉と丹沢の間は50キロくらいなものだ。
自動車道路がタイワンザルの分布域拡大には大きな障壁となるだろうが、時間の問題だ。
鎌倉、横浜、藤沢のタイワンリスを取り除かなければならない。

2011年5月16日月曜日

5月12日のアナグマの糞の内容物

御殿森ノ頭付近の尾根道で泥の塊のようなアナグマの新鮮な糞があった。
もちろんゲットしてくる。
内容物は、多くの土砂、枯れ葉と節足動物の外骨格や脚、触覚とミミズやムカデの仲間の脚や外骨格である。
アナグマは土壌動物を食べる時には、匂いと触覚でつかまえて舌や唇で舐め取っているのだろう。
ミミズだけをムカデだけを洗って食べることができないので、一匹のミミズを食べるとミミズについている土砂や枯れ葉を一緒に胃袋に納めているのだろう。 
アナグマやタヌキやテンなどの野生動物たちは、食物を洗って食べるわけではない。
ミミズやムカデや小さな虫たちや枯れ葉や土砂などを一緒に食べてもお腹をこわすわけでもない。
きっと彼らは枯れ葉や土砂を一緒にお腹に容れることで、それらからビタミンは無論のこと栄養も摂取しているのではないだろうか?
ぼくらヒトからみると汚物の糞であっても糞虫などが利用する。
枯れ葉や土砂の中には得たいの知れない様々な細菌類がたくさんいるだろう。それらの細菌類が動物たちのお腹の中で、食物の消化・分解も含めてさらなる栄養となる、あるいは身体を丈夫にする何かを作り出しているのではないだろうか?

ぼくらヒトはヨーグルト、チーズや納豆、醤油、醸造酒、あるいはパンや漬物については細菌の力を借りている。野生動物たちは、一見土砂や枯れ葉の混じった汚い物を食べることでそれらに含まれる細菌を利用し、あるいは細菌に利用されて共生しているのではないだろうか?

多様な生物には動物や植物ばかりでなくアメーバーや赤痢菌も含まれる。
悪さをする赤痢菌もこの小さな地球という惑星の生き物だ。
清潔ということで、さまざまな細菌類を寄せ付けないような生活をしている結果が、鳥インフルエンザや口蹄疫などの細菌が蔓延り、負けてしまうことに繋がってはいないだろうか?

いずれにしても、野生動物たちは今のヒト以上に細菌類を利用しているのだろう。

2011年5月15日日曜日

樹皮剥ぎ、まさか、タイワンリス?

12日の続き
スギ林で、このように皮が剥かれている木を何本か見つけました。
根元を見るとシカが齧ったような歯型があります。
しかし、上の方までシカは齧ることができませんし、皮を引き剥がすこともできません。
この写真で中央の一本とその右の木の真ん中辺りが少し、左の木も皮が剥かれている。
タイワンリスは樹皮剥ぎをするようなので、
今度、晴れた時にでもしっかり食痕を確認したいものだ。
だが、東丹沢にタイワンリスが入り込んできているんだろうか?
我が町の藤沢市湘南台にもタイワンリスが確認されているので、
東丹沢にタイワンリスが侵入してきてもおかしくない。

帰路、道路を歩いていたら、ミヤマクワガタがいた。
死んでいるが、どうしたことだろう。 
今日は良い天気、きっと丹沢は車が一杯だろう。
来週は金・土で泊りの丹沢実習だ。
どうも、またまたパソコンが重たくなっている。
二つのパソコンをネットにつないでいるが、このXPとVistaが重くてひどい。
とくにこのブログに文章を打つのに変換が遅く大変時間がかかる。

2011年5月14日土曜日

オオイタドリとアミガサタケの料理

一昨日の丹沢で、ゲットした春のキノコのアミガサタケ
冷蔵庫にオオイタドリの茎と一緒に容れていたのを取り出し洗う。
やまぼうしさんに教わったオオイタドリの俺流料理法:
①オオイタドリの皮を小型ナイフを用いて剥く。
②①を洗って、4、5センチにきりボールに容れる。
③②に熱湯をかけ、ひたひたに20秒前後浸す。
④③のお湯を切り、冷たい水に浸ける。
⑤④の水を2,3度取り替えて、水を切る。
⑥中華ナベに油を引き、適当に切ったアミガサタケを炒める。
⑦⑥に水を切ったイタドリを容れて炒める。
⑧⑦にトウガラシ、醤油、砂糖、日本酒を適当に入れて炒める。
⑨オオイタドリがしんなりしたらOKだ。 
ちょっとトウガラシを入れすぎた、連れ合いはご飯のオカズに良いという。
こちらは、ウィスキーのツマミにしたかった。

オオイタドリの食べ方として、①~⑤をやった上で自分好みにすると良いだろう。
やまぼうしさんの胡麻油を使ったものはシナ竹のようで旨かった。
アミガサタケは大きめにざっくり切った方が良かっただろう。
これから毎年春の山菜料理としてオオイタドリを使うことになるだろう。
今まで、生食か茹でてから皮を剥いて、マヨネーズをかけて食べていた。
茹でたものは缶詰めのアスパラのようで柔らかく、酸っぱかった。

小雨の中の丹沢

一昨日、やまぼうしさんとisa隊員を誘って、雨の中の丹沢をあるいた。
ツクバネウツギが溢れんばかりの花をつけ、辺りを明るくしている。
西側斜面にヤマツツジが咲いていたが、、、 
同じ尾根の東斜面のヤマツツジはまだ蕾だ。
西と東の場所による違いなのか、個体によって開花時季がズレルのか?
平地のエビネは終わっているのに、ここでは咲いていた。

ガクウツギが、、 
やまぼうしさんやisa隊員からぼくの知らない植物をたくさん教わり、
さらに、やまぼうしさんからはオオイタドリの料理とヨモギ団子を頂き、isa隊員からはヒミズとジネズミをもらう。

2011年5月12日木曜日

初夏の丹沢実習続

三叉路から塩水橋方面に歩くと、すぐ湖側にウワミズザクラがある。
もう、花は終わりでこれだけがまだ花弁が残っていた。
近くに、オニグルミの花がぶら下がっている。 
アワブキはまだ蕾だ! 
高畑山頂上のウグイスカグラは花をつけていた。 
長者屋敷から高畑山への尾根の途中で、いくつか落ちていた。
花弁が取られてオシベが残っている。
これは誰の仕業なんだろう。
哺乳類ではないことは確実だ。昆虫か鳥か? 
落ちていたものを拾ってまとめて撮った。
今日も雨模様であるが、雨にけぶる丹沢を見たい。

2011年5月9日月曜日

クマ糞ではない!

653ピークから北西に走る尾根を下ったところに、
キランソウの仲間のジュウニヒトエが!
ジュウニヒトエではなくツクバキンモンソウ(コメント2を参照)
2)パーティで拾ってきた「クマ糞」を昨日洗った。
8割以上が土であり、0.5ミリメッシュの茶漉しに残ったものは、
たくさんのキブシの種子、
ミミズやムカデの外骨格、
さらに両性・爬虫類の頭骨の破片と一個の頚椎だ。

途中でクマ糞ではないイノシシかな?と思い始める。
糞を採集した雨宮君から、撮った写真を送ってもらう。 
アナグマの家族がしたタメ糞だ!
糞を拾った場所にはアナグマの古い糞があったのだ。 
写真左は、ムカデたち、中央上は多分頭頂骨、その下には頚椎、中央下はムカデ以外の環形動物、他に昆虫の足や触覚、さらにはキブシの種子や果皮があった。
たくさんの新鮮な糞がビニール袋に入っていて
「クマ糞」だと見誤ったのだった。

2011年5月8日日曜日

初夏の食べ物?

丹沢実習で:
ウツギはまだ蕾なのにヒメウツギが咲いていた。
晴れていれば香っていただろうに!
昨日の2)のパーティが登山道の付近で見つけた、クマ糞のところに
古いアナグマ糞、さらに新しいテン糞があった。
テン糞を撮り、ピンボケだ。ゲットする。 
ちょっと驚いた。内容物はキブシの種子(中央のつぶつぶ)とムカデの仲間の外骨格である皮膚である。黒いのはキブシの果皮や果肉。
どうも、テンはまだキブシの黒く干からびたような果実を探して食べているのだ。
気の毒としか言いようがない。 
この糞、誰の糞?前日か二日前くらいのもの。上の一塊をゲット。
アライグマかな?でも尾根上だ。アナグマ? 
何とトカゲの手(中央)が出てきた。他は、ウロコと何故か砂利である。
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全部拾ってきたら、頭や足も出てきたかな?ちょっと残念!
砂利が出てきたのでアライグマではないのかな?
クマ糞は大きな一塊なので、今日これから庭の水道栓のところで洗う。
ヤブツバキの落ちている花を見ながら歩いたが、花芯を食べたヤツはいないようだ。