「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年2月12日土曜日

恐竜の子孫たち!

何だこれは?始めはゴミかな?と思ったくらいだ。
どうも一本足で立っている。
サギの仲間だろうが、同定できない。
これまたカワウがミゾレ混じりの中で立っている。 
引地川沿いにGPSを持って下る。スズメ、キジバト、カラス、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリが田んぼで群れていて、川の土手には口に大きなミミズをもったカワセミ、コガモ、カルガモ、オナガガモ、コサギ、ハクセキレイを見る。ハクセキレイは30秒おきくらいにダイビングするように川面に飛び、足を水につけてまた戻るという行動を繰り返す。何やってんだかわからない?寒くなければ見続けられたのだが、5分もしないで諦めた。
それにしても、鳥たちの顔は獰猛な恐竜の顔だ。可愛くない!

2011年2月11日金曜日

久しぶりの雨&ミゾレの中

こちらはお昼頃まで雨であったが、しだいにミゾレになってきた。
庭のナツツバキの枝にとまっているヒヨドリも寒そうだ。
毛を逆立てているが、鳥たちは寒い時にどうして毛を逆立てるのだろう。
もちろん、そうした方が温かいからなんだろう。
しかし、鳥の毛の構造を知らないぼくにとっては身体の温かい空気が逃げてしまうと思っている。が、そうではなく、逆立て毛を膨らませることで温かい空気の層を作ることになるのだろう。
頭の上に雪の粒が乗っている。
なんとこのヒヨドリ二時間近くもこのようにして動かなかった。
これは、手持ち手動でピントを合わせたが、少しボケている。

ぼくは子供の頃から動かないと手足が冷たくなるので、パソコンのキーボードを叩くのは
手を揉みながらだ。
もう少しでウィスキーの時間だ!

2011年2月10日木曜日

ランが開花中

デンドロビュームの仲間、品種名分からなくなった。
日本で作られたものだった。
これは、セッコクとかけ合わされたようで、背丈が小さいので気にいっている。
ユキダルマは綺麗で豪華だが大きすぎる。
ファレノプシスの仲間、これも品種名の名札がなくなった。 
パフィオペディラムの仲間。これはよくあるパフィオだ。 
ソロジネ・フラクシダ
これはすぐ大株となり、昨年、幾つかに株分けしたので、野菜を持って来てくれる知人に
上のパフィオとこのソロジネを分譲した。 
あと、オンシジュームとカトレアの仲間があるが、花が咲いているのは
これら4種だけ。

30年前は、部屋の中のビニールのフレームにヒーターを容れて管理したものだが、いつ頃からだか覚えていない。ただ、キンモクセイが匂い始めたら屋外から部屋の陽の当たる場所に置くだけとなった。これからは、ヤエザクラが咲き始めたら屋外に出すようにしている。

昨日の続き

境川沿いには水田や畑もある。
スズメだ!と思って写したが、違う。
カワラヒワという綺麗な羽をした小鳥だった。
図鑑を見てようやく同定できて、”ほ!”とした感じだ。
むむ!怪しげな足つきの哺乳類と思って、急いで近づいて行ってみたら、ネコだった。
土手に来る鳥でも捕まえられるのか? 
丹沢でこのカメラを持ち歩くには、双眼鏡を軽いものにしていこう。
帰路、Yさんに会う。引地川を下った方で、イタチの写真を撮った人がいたようだ。
やはり、鳥ではなく哺乳類を撮りたい。

2011年2月9日水曜日

境川沿いを歩く

午後2時になったので、散歩へ出かける。
横浜市と藤沢市の境を流れる川、境川沿いのサイクリングロードを歩く。
手持ちでマニュアルで300mmを如何に素早くピントを合わせられるか?
慣れていないせいかピントをマニュアルで合わせるには無理だ。
三脚などに固定しているなら良いが、ピントを合わせるためダイヤルを回すだけで
対象物がどこかわからなくなる。
で、先ずオートで合わせ、次にマニュアルにしてダイヤルを回す。
だが、これでは林の中を動く動物ではダメだ。
フィルムカメラのファインダーの中のように+の上と下の縦線が合えばピントが合ったことになる、そのようなデジカメのピント合わせは無いものだろうか?

以下、オートだ。機械が合わせてくれた。
これってオオジュリン?どうも同定できず。
カワウの飛んで来たのを狙った。
このような芸当は以前のデジカメでは無理だった。
この川でも川底の砂を取り、土手の泥を取る工事がなされていた。
ただ、川の流れをスピーディにするための工事であり、川で生活している動物のことなど全く考えていない。
工事をしていないところではtake隊員から教えてもらったイソシギがいた。
何か虫か魚がいないかと探している。
ここも川底から土砂ごとパワーシャベルで掻き取られるだろう。
遊水地が作られ、そこには水鳥たちがいるようだ。三脚をもった愛好家たちが並んでいる。

2011年2月8日火曜日

この水鳥は?

始めてのデジカメの一眼レフを持って、引地川沿いを散歩する。
植物写真家・鈴木庸夫さんがフィールド日記で書いていた、
LUMIX DMC-GHにH-FS100300
の望遠レンズをつけて、ショルダーバックに入れて歩く。
マガモ、コガモ、カルガモ、コサギ、ハクセキレイ、ツグミ、スズメの他に、
下の鳥がいた。シギの仲間?
短い尾をセキレイのように上下に振って素早く歩く。
カワズザクラが4、5本植えられているところにやってくる。
この枝だけがかなり開いている。
今月末くらいには全部開くだろう?
レンズをH-FS014045の標準?で取る。
ピントをマニュアルで合わせやすい。 
もちろん、全部手持ちである。
今まで持っていたLUMIX  DMCFZ8と比べると重く、肩こりしそうだ。
でも、フィルムカメラのNIKON F やF3と比べるとレンズも小さく軽い。
山に持って行く品物はことごとく軽量化を図ってきたが、
体重の軽量化も図らなくてはいけない。
重くなった分を体重で減らさなければ足・腰に負担がかかる。

2011年2月5日土曜日

精神のガラパゴス化

大相撲では、今度は八百長が明るみに出た。
文部省は大相撲の公益法人としての認可を取り消すかもしれない。
ぼくは、子供の頃から大相撲が好きである。
小中学校の時は、親たちも学校の先生たちも星取り表を作って毎日予想が当たったの外れたのと楽しんでいた。

このところ気になるのは、公務員、学校の先生、警察官、弁護士、検事、さらには議員に対して、はたまた、電車の車掌、食品会社、病院、企業、大学、ありとあらゆる状況下で、
そこまで完璧な人や学校、企業を望むのか?
と思える情況がわが国に生まれているようだ。

ぼくは、ゴチャゴチャしたような市場が好きだ。綺麗に整備されたような市場は面白くない。
どうも、わが国は綺麗好きが高じて、裏の世界を消し去ろうとしているようだ。
屋内は温かいが屋外は寒風吹きすさぶ、内はキレイだが、外はバイキンだらけの世界。
これだと、抵抗力がなくてすぐ病気になる。外国には負ける。
そういう世界をわが国の人々は望んでいるの?

下は、2001年のキンシコウ調査地、秦嶺山脈の麓の村のお墓。
なんとなく、郷愁をそそる。もちろん土葬されている。
日本では土葬することは難しくなっているようだ。
もっともっと、多様な生活、生き方、人を、組織を少し認めたら良いのに!
少しバイキンいる世界の中の方が、健康になれるのに!
そうしなければ、ぼくらは潰されてしまう。

2011年2月4日金曜日

ヒミズとヒメヒミズ

専門学校の試験の採点と成績簿つけが終り、ホットする。
来週、また試験があり、その成績をつければ、長い春休みだ。
丹沢にも行けないし、冷凍庫の小動物たちの皮を剥こうと思い立つ。
野生動物探検隊の忘年会でやまぼうしさんよりプレゼントされていた2匹のヒミズを取り出した。
ン?ヒミズじゃないのがいる。
左の細いのがヒメヒミズ、右の太っているのがヒミズだ。
毛皮の色
ヒメヒミズ:黒ぽい褐色といったビロード状の毛色
ヒミズ:真っ黒(ツキノワグマの黒)のビロード状の毛色
毛色でもっても区別できますネ。

尾の状態
ヒメヒミズ:細長い尾(最大直径3.3ミリ、長さ28.0ミリ)
ヒミズ:こん棒状(最大直径4.5ミリ、長さ25.5ミリ)
尾の感じが随分ことなります、すーとなだらかに細いのがヒメヒミズで、短くて途中で太くなるのがヒミズ。

手の最大幅
ヒメヒミズ:右5.5ミリ、左5.0ミリ
ヒミズ:右6.4ミリ、左6.5ミリ、
ヒミズはモグラの仲間という感じの手ですが、ヒメヒミズはトガリネズミのように華奢な手です。

上顎の切歯の形状も違うのですが、ぼくの今のカメラではその違いを写せない。
で、再び冷凍庫へ。

ヒメヒミズはぼくにとって始めての標本です。
やまぼうしさんに感謝!
しかし、清川村にこの2種が棲んでいるんだ。
近縁二種が同所的種ということになれば、この形態状の違いと生態が上手く咬み合って異なっているんだろう。食べ物が違うの?わずかに生息環境が違うの?もちろん、性行動も違うから二種がいるんだ。

2011年1月31日月曜日

かわいそうなコザル

これは、1973年に奥湯河原のパークウエーの群れ(P群)で生まれた奇形の子ザルである。
右手・左手とも5本指ではなく、裂指・合指の奇形だ。
当時、この群れで与えられていた餌は、大豆であった。
それ以上に当時、サルたちはミカン果樹園の内外に捨てられたミカンを食べたりもした。

当時の湯河原のミカンはスッパイといわれ、売れなくなっていた。
当時は、1年間で20種類以上もの農薬がミカンの木に噴霧された。

サリドマイドによるヒトの奇形も生まれて社会問題になった。
当時、横浜港でハゼを釣ると、大半が奇形魚だった。
多摩川は泡が浮かんで流れていたドブ川だった。
日本の大地は農薬で汚染された。その結果、
牛乳なら一日10cc、メザシなら一日3分の1、リンゴは皮を厚く剥いて食べる、葉ものの野菜は洗うことが難しいのでなるべく食べない、東南アジア産のバナナの皮には触らないなどの注意書きが新聞に書かれていた。

魚屋や肉屋は困り、寿司屋はガラガラになった。
ぼくと連れ合いは子供はつくらないからとバカ安になった寿司屋に行った。

いつの間にか大地や海の汚染は忘れ去られてしまった。
目に見える川や近海は一見綺麗になった。
工場からの排水や排気は薄められて排出されている。

汚染された大地から汚染された水が川となって海に流れていく。
プランクトンは汚染された海で生きながらえている。
小魚はプランクトンを食べ、サバは小魚を食べ、ヒトはサバを食べる。
汚染物質は濃縮されてヒトに身体に蓄積されていることは明らかだ。
調査捕鯨でもクジラの肝臓に蓄積されている物質は明らかにされている筈だ。

核が怖ろしいのは、体細胞ばかりでなく生殖細胞にまで狂わせるからだ。
同じように、汚染物質が生殖細胞に取り込まれていないとは言い切れないだろう。
コンビニでスーパーで売られているインスタント食品ばかりでなく魚や肉や果物、野菜までもが心配だ。

拙著「アフリカの動物たち」の中で、日本から送られてきた自然食品と称する乾麺類にコクゾウムシが付かないばかりか、ネズミにも齧られなかったことを書いた。
アフリカのコクゾウやネズミは日本の自然食品の僅かな異物を感じて食べないのだ。
ぼくら、ヒトの舌や鼻はとても区別できない。

2011年1月30日日曜日

鴨獲り権兵衛

境川と引地川に挟まれてわが街はある。
それぞれに土手沿いの道はジョギング、散歩、サイクリングをする人たちが多い。
時々、川の鳥たちを見ている人もいる。

暮れに丹沢へ車で行った。道がアイスバーン状態でスリップし、
ガードレールにぶつかりそうになってから、丹沢行きを止めている。
今年は例年になく寒いようだが、30年前ならとても屋外で栽培できなかったようなゼラニュームが庭に植えられて花まで咲かせている。スイレン鉢の水も凍らない。やはり、温暖化が進行しているのだ。

このところようやく、図鑑を見なくても、以下の4種類がすぐ同定できるようになった。
しかし、それもオスだけだ。メスだけではまだダメである。
上からマガモ、コガモ、カルガモ、オナガガモだ。
コガモは本当に小さい。
愛嬌がある。 
こやつはクチバシが黄色っぽいのでわかる。
おいしそうなカモである。 
顔が少しコガモににているがクチバシは白いし、大きいし、、、。 
カモの仲間はまだまだいそうだ!
ぼくはカモを見ると、「鴨獲り権兵衛」の話しを思い出す。
鴨獲り権兵衛のように、かっての日本では鴨は大事な食料だったのだろう。
鴨南蛮蕎麦はぼくが好きな食べ物だ。
カモシカは鴨のように美味しいシカという意味だし、
ガンモドキは雁の味に似せて作った精進料理という説もある。
さらには「鴨が葱背負ってきた」という諺もあるくらいだ。

昔の庶民にとってみれば冬に渡ってくるガン、カモ類はとても美味しく貴重な食料だったのだろう。
アヒルやガチョウに家畜化されて、ぼくらはそれを口にしている。

しかし、今、宮崎や鹿児島で起こっている鳥インフルエンザの蔓延を渡り鳥たちに問題ありとする考え方は間違っているだろう。
ニワトリやアヒルの祖先たちは本来は屋外で飛び回っていた。土をほじくって虫や種子を食べ、十分な体力と病原菌に対しての抵抗力を持っていた。
が、土に接しないブロイラーで人工餌を与えられて、ベルトコンベアーに乗せられたようなニワトリたちは、屋外を飛び回っている鳥たちに比べたら、まるで無菌室で育てられているようなものだ。しかも、病気になったものが出てもそれから離れることなどできない状態だ。

野生の鳥や動物たちには何の罪はない。彼らは病原菌を持っていてもそれに耐えられる個体を生み出している筈だ。ブタ、ウシなど生き物の飼育の仕方を考え直さなければいけないことに気がつかなければ、どのような病気がヒトに蔓延するかわからない。
何よりも彼らはぼくらと同じ脊椎動物だ。
ブロイラーのニワトリを食べて命の大切さも無いものだ。
食べるなら、彼らにもっと生の喜びを味わってもらうように育てたいものだ。
中国やアフリカなどの田舎で鶏を買って食べた味が忘れられない。
中国やアフリカではニワトリよりもハトの方が高かった。