昨夜、パジャマを着てベットに入った途端、連れ合いが電話を持って入ってくる。
近くに住む彼女の友人Kさんからの電話のようだ。
近くの道路でネコのような鼻筋が真っ白い動物が啼きながらもだえているとのこと。
ハクビシンだ!
交通事故にあったようだが、血は出てないようだ。
パジャマの上からズボンとジャバーを来て、連れ合いと出掛ける準備をする。
大きなビニール袋を二枚持つ。
また、電話がある。家に連れてきたとのこと。
その家はこんもりした木立の中にある。
2、3年前はサンルームにある飼い猫の小屋に皮膚病に侵されたタヌキが入っていた時も呼ばれたのだ。
玄関先まで車を乗り入れる。と旦那さんがニコニコしながら出てくる。
彼が抱いて連れてきたようだ。
子犬のように母恋しさに泣いている声が玄関の中の小さなバスケットの中からする。
ぼくは、本当にハクビシンかどうか恐る恐る蓋を開けてみる。
頭が見えないので、引っ張り出すと。ぼくに絡みついて泣く。
ようやく撮れた写真が上のものだ!
どこも外傷は見当たらない。
しかし、肋骨か脚の骨が折れているのかもしれない。
泣くのは母親を求めているようだ。
大丈夫そうなので、明日までこのまま様子を見てもらう。
切ったリンゴを口元に持っていったが、ちょっと舐めただけ。
元気になったら、回りは森のようなところが多いし大きな庭があるので放してもらうことにする。