「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年4月7日水曜日

コンゴ盆地のゴリラは15年以内に消滅!

2、3ヵ月振りにPrimate Info Net http://pin.primate.wisc.edu/  を見た。

ゴリラが2025年までに消滅 Gorillas could vanish from Congo by 2025 (UPI; Mar 25) という文字が目に飛び込んできた。

国連環境計画(UNEP)と国際刑事警察機構(ICPO:Interpol)は、コンゴ盆地のゴリラ(ニシゴリラ)が2025年までに消滅すると述べている。

森林の伐採、密猟、エボラ出血熱が3大要因のようだ。
森林伐採によるゴリラの生息地破壊。
密猟とした子供の行き先はアジアのようだ、肉は食肉。
エボラはぼくがタンザニアにいた時に始まった。

    飛行機からみた1998年8月のガボンのニシゴリラが生息する森(緑に見えるところ)
森があるのは谷間だけであった。
森の近くの道には、伐採した直径1メートル以上もあるような材木を運ぶ大型トラックが埃を上げて走っていた。
川には丸太が筏になって流れ、首都のリーブルビルの海岸には流れ着いた丸太がたくさん転がっていた。

当時から、ゴリラが絶滅が危惧された。それが、15年以内に、、、、消滅。
何故か、シーシェパードが思い出された。

カワイイ鳴き声だが、、、

伊勢沢続き:
スミレやミヤマカタバミ、さらにはヒキガエルの情報をMさんから得て、焼山沢の方へ向かう。
ケロケロ、ケロケロ、、、と蛙のカワイイ鳴き声がしている。
が、ガマであった。アズマヒキガエルがこんな可愛い声で鳴くんだ。
鳴いているオス
オスを真上から
回りはアズマヒキガエルのトコロテン状の卵塊だらけである。
動く卵塊がある、、、。その下にはメスと思われるアズマヒキガエルが、、、。
このメスは15、6センチはありそうな大きなヤツだ。
可愛い声で鳴いてメスを誘うとは思わなかった。
もっともっと太い声でブワーと鳴くと思っていたヨ!

この場所は、沢の本流から外れたちょっとした丘の窪みの水溜りで、絶えず沢の水が少し流入してきている。すでに孵化した黒く小さな平べったいオタマジャクシが一匹泳いでいる。
カエルやイモリ、サンショウウモたちにとっては卵を産む場所も少なくなっているのだろう。もう護岸や堰堤工事は控えてもらいたいものだ。
今、チビのオタマが気になっている。あれは、、、?

2010年4月6日火曜日

ミミズを丸呑みするキバビル!

伊勢沢の続き:
林道の上を移動している大きなミミズ、、、と思ってみたら、、、。
キバビルというミミズを丸呑みするヒルの仲間であった。
こいつは、血を吸わない。写真の右上の方に口がある。
環形動物でミミズと同じ仲間だ。
以前、こいつが大きなミミズを呑み込んでいたのを写真に撮ったと思って捜したが、
どこに紛れ込んだか整理が悪いので見つけられず。
ぼくが触ったために、硬直した状態が上のもの。
2,3分待っていると恐る恐る辺りを探るように動き出した。
ミミズは土を耕し植物や動物の死骸を食べて糞として排泄して、植物と共存共栄している。
そのミミズを食べるキバビルは悪者か?
きっとこのキバビルはイタチや鳥たちに食べられるのだろう。
さまざなな生き物がいて、ぼくらが存在している。
気味悪いヒルたちがいるからこそ、スミレの花が可愛く美しいのだろう。

2010年4月5日月曜日

スミレ、菫、すみれ、Viola

伊勢沢林道沿いには、スミレがいっぱいだった。
タチツボスミレは分かるが他は同定できず。
今日晴れたら再度行ってみようと思っていたが、夜中から雨だった。

来週から14日(水)から新学期が始まる。最後の春休み。

2010年4月4日日曜日

残雪の中で!

沢を詰めていくと、北側の陽が当らない小さな枝沢には雪が残っている。
それでもキクザキイチゲは花茎をもたげている。
キクザキイチゲの開花は気温ではないのだ。
しばらく登っていくと、ノウサギの死体が転がっている。
頭部や上半身部分は食べられている。
どうも、昨日、捕食者にヤラレタようだ。
足の裏は毛がいっぱいでふわふわだ。まるで、羽毛の座布団を足につけている感じである。
これなら新雪の上でもカンジキを履いているように飛びまわれる。
これからは足の骨も集めなくては、、、。
ノウサギ君(オスであった、睾丸がある)を持って沢へ下る。
持ち歩いているナイフで、皮を剥き、先ず左足を、、、、。
子供の頃、毎年暮れになると親父が兎を殺して解体していたことを思い出した。
肉を食べよう!
大腿部と脹脛部の肉を切り離す。
おいしそうだ。ここでラーメンに入れて食べようかなと思っていた。
と、何やら殺気が感じられる。
見回すと上空に大きな猛禽が旋廻している。
オヨヨ!かなり近づいてくる。
このノウサギを狙っているんだ。
骨は全部もらい、肉の脹脛部分と腰部分の皮と骨と肉のついたものを、旋廻しているヤツに残すことにする。大腿部分は清川村のSさんにも分けてあげるつもりだった。
帰りもSさんに電話が通じず。
我が家に持ち帰って、一口サイズの二切れを塩・胡椒・ニンニクで味付けして鶏肉と一緒に唐揚げにした。
娘とぼくが食べた!
エ!何、これ!臭い!
とても食べられる代物ではない。臭い、ケモノ臭いのだ!
つまり、イノシシやサルのウンチの臭い!
飼育されているカイウサギの味とは別ものだ。
もう少し日数をおいてから食べた方が良いのか?大変がまだ冷蔵庫に残っている。
今度、丹沢に行くとき山に戻して、山の動物たちに食べてもらおう!

Mさんへ、@前のアドレスが違っているようです。

2010年4月3日土曜日

キクザキイチゲは北に面する沢

清川村に家を借りた植物写真家のSさんのところに行こうと昨夕用意したが、
途中で気が変わり呑んでしまった。
今朝、7時頃Sさんの家の辺りを車でうろうろするがどの家か分らず。

今日の伊勢沢歩きの目的はイタチ、テン、アナグマやタヌキたちの糞を拾うことだ。
温かくなってきたので、もぞもぞ腐葉土から出てきた虫を食肉目の動物たちが食べ始めていることだろうと、春の糞の内容物を確かめたかった。
しかし、今日はスミレ科の花に目がいき、新しい糞を一個も見つけられなかった。

キクザキイチゲが咲き始めただろうと、雪の残る沢を登るとあった。
花が開いていないので、時間つぶしのために沢を詰める。
3時間くらいして戻ったらやや開いていた。
エンレイソウも開いていない。
明日アップするが、時間をつぶすために沢を詰めて上半身を食べられたノウサギの死体を見つけた。
沢で、皮を剥いて、解体していると上空にはなにやら大きな猛禽が旋回していた。
林道を下っていくと花を撮っているMさんに出会う。

2010年4月2日金曜日

もらったネコの頭骨

昨夕、友人からネコの頭骨をもらった。
棚に置いてあるネコの頭骨を取り出してながめた。
上の写真では、右の二つがヤマネコだ。
下の写真では、左右が逆になる。
右の四つがカイネコであり、右から大きさ順に並べた。
上の写真左から:
山西省産のヤマネコ:中国の留学生からプレゼントされる。
陝西省のヤマネコ:キンシコウ調査で、農民が殺したのをもらう(HPキンシコウの秦嶺山脈参照)。
カイネコのチビ:ノウサギ調査をしていた教え子がキツネの巣の近くにあったものを拾ってきた。
カイネコ:友人から昨夜もらう。
カイネコ:清里の別荘内で死んでいたものが宅急便で。
カイネコ:やまぼうしさんから譲り受ける。

見ても分かるように、ネコは成長するにつれて頬骨弓が横に張り出てきて、
目が正面を向くようになる。
子猫はヤマネコに似る。
ヤマネコはイエネコに比べてオトナになっても頬骨弓の張り出しがすくない。
さらに、いくつかのヤマネコとイエネコの違いが見られたので、HPにそのうちアップしたい。

2010年4月1日木曜日

ようやく葉を広げてきた、、、

金沢林道の続き:
シワシワに小さく丸まって寒く厳しい冬をしのいできたイワタバコが、
おそるおそるシワを伸ばしてきた。
まるで、セミが脱皮して羽根を広げていくようだ。
これからどんどん水を吸い上げて葉を伸ばしていく。
ホトトギスの幼苗も葉を伸ばし始めている。
今日から、4月。桃の節句が終わって、お釈迦様の花祭りだ。
子供の頃、この花祭りに「甘茶」を飲んだが、そのアマチャを爺さんが大事に育てていた。
そんな風習もとっくの昔に消えてしまった。

神奈川県では今日から飲食店でも受動喫煙防止条例が施行される。
それを記念して「性器の進化」を書いた友人と今夕呑むことにした。
ではなくて、友人の退職を祝ってだ。
彼は35年ちかくの学校との隷属関係から解放された。
イワタバコのように手足を広げられるかな?

2010年3月31日水曜日

ササが繁茂しているのは何故?

金沢林道の続き:
鍋嵐一帯は笹藪が少ない。皆無とも云って良いくらいの場所もある。
下を見て欲しい。4,50年まえの昔?はどこでもあったような笹薮だ。
早戸川橋から金沢橋の途中の林道沿いである。
ここは、シカもカモシカもノウサギもネズミたちも生息しているところである。

下は宮ヶ瀬尾根を南下して細尾根を通って「不思議なミズキ」を過ぎて「能の爪」の手前のところの10月の様子である。
下は塩水橋から「本間ノ頭」の途中の稜線の7月の状態である。
下の二箇所では笹薮どころか下草もほとんど生えていない。
上から、3月、10月、7月である。
下の二箇所に下草が無いのは、シカが食べつくしたからであると考えられている。
1970年代に水質汚染や大気汚染の問題が顕在化した時は、京浜工業地帯や自動車の排気による大気汚染が、丹沢のブナ枯れや下草枯れの原因であると騒がれた。

今は、シカによる食害(使いたくない言葉である)だと云う。
それなら、上の写真の笹薮をどう説明するのか?
自分が置かれている現状をヒトに説明できない動物たちに問題を転嫁させているのではないだろうか?
シカは、1970年頃に比べたら圧倒的に少なくなり、
しかも小型化していると思える。
丹沢のシカの狩猟者たちの声を聞きたい。
カモシカは猟が禁止されているために増加していることは確かだ。

2010年3月30日火曜日

寒くても春の草花が、、、咲く

金沢林道の続き
タチツボスミレだと思うが、
我が家の狭い庭に雑草のように生えてくるものとは違って
花が大きく綺麗に感じた。近くにはヤマルリソウも寒いのに花弁を開いていた。
冷たい水がかかる小沢の斜面にはハルユキノシタが咲いていた。
花は綺麗ですよ!
この葉は天麩羅にしたら柔らかくておいしそうだ。

花が咲く、花弁が開くって不思議だ!
マメザクラの花も寒いのに早朝から開いている。
気温、日照時間や明暗、他が絡み合って開く。