「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2008年12月4日木曜日

新宿・横浜・江ノ島が見える!

高取山から
朝靄の中の新宿副都心
横浜港みらい仏果山から細尾根を下るところで、江ノ島
いつも山歩きで持ち歩いているLumix(Panasonic)DMC-F28、2006年に買った最初のヤツは翌年の梅雨時のヤブコギで濡れて壊れ、2台目である。すごく軽くて、ぼくにとっては重宝している。
上は最大の12倍で撮った。三脚につけ自動シャッターでやればもっとイケルだろう。
しかし、やはり一眼レフが欲しくなってきている。

森林整備・管理という公共事業

昨日は、1年3ヶ月ぶりの仏果山・高取山であった。
先日のサル調査で出逢わなかったサルの群れを求めて登ったのだが、空振りに終わった。が、仏果山から経ヶ岳への細尾根で、最後の力を振り絞って咲いているリュウノウギクがあった。 東丹沢の山麓は、数年前から新たなシカ柵とハイキング道路のような新たな道が縦横に作られてきた。
それが、仏果山に来て森林整備用管理道ということがわかった。
40年前の山の管理をする人たちの道は赤布や赤ペンキと、林班の番号を記した棒杭だけだった。
ぼくにとっては、こういう道はありがたく利用させてもらうが、下のような立派な道が森林管理に必要なのだろうか?
野山を歩いたことのない整備管理者に歩いてもらうために作っているのかな?どこかの土木工事業者にお金を落とすための公共事業ではないだろうかという疑問が出てくる。
シカ柵は、ぼくのような山歩きの自然愛好家にとっては厄介物である。 尾根を歩いているとシカ柵にぶつかる、斜面を下るとシカ柵だ、迂回するのに柵に沿って歩かなければいけない。
何を防御するためにシカ柵を張り巡らしているのか判断にくるしむ。
以前のシカ柵は、シカによる食害から人工林を守るということがわかった。
しかし、今、建設している柵は何のための柵なのだろうか?
この柵も公共事業によって業者を潤すだけのものではないだろうか?

2008年12月3日水曜日

6月8日の写真名の誤りを訂正します

6月8日:「続)梅雨の晴れ間の丹沢山麓」でアップした写真のヘビは、ヒバカリではなく、シマヘビの幼蛇であるとバッジーノさんから御指摘を受けました。
バッジーノさんに御礼を申し上げるとともに、このアップを見た皆様にあやまりたいと思います。
バッジーノさん、これからも宜しくお願いします。

慌てん坊のテン


今朝、5時半に矢部さんの車に乗って丹沢へ。
仏果山登山口前に車を置き、仏果山を目指して登る。すぐ、2頭のメスジカに出逢う。
警戒音をどうして出さないのかと思ったら、警戒音を出し始める。
宮ヶ瀬越えから高畑山をピストンし、仏果山へ。
登り始めは少し、暗かったので寒かったが、陽が出てきて暑いくらいである。
タヌキのタメ糞やテン糞が落ちている。どれにもマメガキのタネが入っている。
土山峠へ下りる途中にテンが杉林を翔けていくのを見る。
上の写真はテン糞である。
マメガキの皮とタネ、それに赤いアズキナシの実が入っていたので、その写真を撮って、糞を崩す。アズキナシは全く消化されないで、俵型の実のままであった。
サルを含めて、果実を食べる哺乳動物たちは、果肉はかなり消化できるが、果皮は消化できないで糞として排出される。
アズキナシやウラジロノキの果実はちょっとぼけったようなリンゴの味がして、美味しい。この糞をしたテンはアズキナシの実を噛まないで丸飲みしてしまったために、養分を摂取できなかっただろう。サルナシやマメガキだと大福豆くらいの大きさがあるので、噛むために皮が破れて果肉を消化できるが、アズキナシの実は小豆くらいの大きさなので丸飲みしてしまったのだろう。この実を噛まずに大量に食べると消化できなくなて下痢になるだろう。きっと、この糞をしたテンは慌てて飲み込んだのかもしれない。

2008年12月2日火曜日

嘘と本当の認識の世界

実家(釧路)の幼稚園の子供たちにゾウさんの絵を描いてもらった。
上から年少児(3歳)、年中児(4、5歳)、年長児(5、6歳)の描いたゾウの絵である。
発達に応じて、ゾウの輪郭がしっかり描けている。年長児では足の蹄まで描けている。
共通しているのは、皆、長い鼻が描けていることだ。
子供が成長に応じて見えている世界があるのだが、ゾウでは、大きな身体と長い鼻と大きな耳が共通して認識されているようだ。

しかし、ゾウには長い牙がある。これを描いた子は一人もいない。
アフリカゾウは両性とも長い牙をもつが、日本の動物園で飼育されているのは大抵がアジアゾウであり、アジアゾウはオスは長い牙をもつが、メスのは短い。

一人くらい、牙を描いて欲しかったのだが、動物で飼育されているアジアゾウも長い牙は危険ということだろうか?短くカットされている。

また、童謡の「♪ぞうーさん、お鼻が長いのねぇー♪」という歌詞も長く大きな牙については触れられていない。確か、タイやビルマの子供が描いた絵ではゾウが森などで働いている姿には牙がしっかり描かれているように思うが、どうだろうか?

さらに、年中児や年長児になると、ゾウの口を赤く塗っている。
これは、事実はそうでないのに、年中児になるにしたがって母親の唇の色がインプットされて、ゾウの口まで赤いと思っている。

ヒトは、周囲から教育されて様々なことを認識していくようになるのだが、純粋な子供の目からゾウを見るというだけでもウソがはいってくる。ましてや私たち大人は偏見の塊のような見方しかできていないかも知れない。経済学者や政治家が話していることの真価を判断するのは、何らかのしっかりした基準を持ち合わせない限り難しいことになる。

2008年11月30日日曜日

資源の節約

これは、ぼくがタンガニーカ湖、湖畔の家に住んでいた時の、ドラム缶の風呂、その右奥にトイレがある。風呂の前にはパイナップルが育っている。
風呂に入るのは週一回であった。
他は、タンガニーカ湖での水浴びである。
ドラム缶に70%くらい容れた水を沸かすには、一抱えもあるくらいの焚き木を必要とした。
焚き木は湖岸に打ち上げられた木や、裏山で見つけた枯れ木を利用した。
が、1年もしないうちに裏山の枯れ木は取りつくしてしまった。
隣の村で売っている炭を買った。
しかし、この炭は人々が山に入って木を切り出して作ったものであり、伐採によってますます乾燥化が進んでいくことになるので、炭を買うのをひかえた。

毎週の山から戻ってくるときに、手頃な枯れ枝があれば拾ってくるようになった。
枯れ枝一本でも大事な燃料としての資源であり、知人が泊まったときは、湯が冷めない内にお風呂に入ってもらった。

子供の頃、薪や石炭で風呂を沸かしていた頃も、いちど湯が沸いたならば、「出たよ~!」と大きな声をあげて、自分が出たことを家族の者たちに知らせ、湯が冷めない内に次々に家族の者たちが入った。風呂を沸かすのは週、2、3回?だったと思う。
それが、今の我家はどうだ!
風呂は毎日沸かし、湯が冷めない内に次々に入るわけではない。
風呂は自動で冷めればスイッチが入って温めてくれる。
8時半頃ぼくが入ってから、娘は12時過ぎに入る。
その間、何度スイッチが入っているかわからない。

可能な限り、短時間で家族の者たちが風呂に入ればすごい資源の節約になり、炭酸ガスを排出する量もかなり減らせると思うのだが、、、、。と書いてきて、ぼくが風呂に入る時間を寝る前の11時半頃にしようと思う。
車もそうだが、便利になることは資源を浪費し、炭酸ガスを多く出すことだと分かる。

浅草の酉の市

知人の奥さんの実家が浅草ということで11月29日の酉の市に誘われた。

浅草は三度目だが、夜の浅草は始めてだ。
すごい人、ひと、ヒト、人である。
不景気のため、例年にない混みようのようだ。
先ずは、雷おこしを買い、屋台に座って鮎の塩焼きと焼き鳥、焼き豚などでコップ酒。
威勢の良い掛け声の中を押されるように歩いて、さらに別の知人3人と落ち合い、日本語ペラペラのアメリカ人まできて、店の前にできたビールの箱の特設の椅子に座って、飲み、食べる。
時計が11時を回っているのに気づき、慌てて上野までタクシーで。
始めての酉の市、日本のお祭りの活気をもらって帰ってきた。

2008年11月29日土曜日

増えてきた中高年のバードウォチャー

5時半に家を出て、矢部さんをピックアップして丹沢へ向かう。
宮ヶ瀬ビジターセンターの通りで、タヌキかアナグマの轢死体を見つけ、車を降りて確認するとネコだった。頭がつぶれていた。
車を置いて、金沢林道を歩く。

野鳥観察の人に聞き込みを行い、林道終点まで行く。サルナシと昆虫を食べていたイタチの新鮮な糞を帰りに見つける。行きはなかったので、ぼくらが通り過ぎた後、イタチが出てきたことになる。
以前、ここを歩いた時もこの足跡はなかった。サルがきているのだ。恐らく、ハナレザルだと思われる。
もうかなり寒く、軍手をしなければストックをもつ手がかじかむ。
ガマズミの赤い実も萎れはじめて、食べると発酵した酸っぱさがあった。
冬鳥もたくさん飛び廻っている。
帰路には、数組の鳥の写真を撮る夫婦連れ、中高年の人たちに出会った。
この最近、ますます中高年の山歩き、鳥の写真を撮る人、自然に親しむ人が増えてきた。
皆、大きなレンズを持って歩いている。
哺乳類の観察者がいないのがちょっと寂しい。
テレビのニュースで取り上げられるサル、クマ、イノシシ、シカは悪者、害獣としてだ。
小鳥は綺麗だし、可愛いが、哺乳類に出逢った時の感動は他に変えがたいものがある。

2008年11月28日金曜日

秋の丹沢サル調査(5)サル糞

サル調査が終わった日の夕方、夕食会の席上で調査で採集した糞をいただいた。
今日、午後に、あらためて糞をみた。
写真の糞は先日のサル調査で②班の人たちが採集してきた糞である。
クリックして拡大するとわかるが、無数のタネが含まれている。
このタネはサルナシのタネだである。
姿、形もサル糞であるのに、タヌキ糞であると失礼で誤まった見立てをしてしまった。
これは、④班が持ってきた糞で、キツネのものである。
これら二つの糞は現在ペットボトルに容れて水に浸しているので、明日になれば内容物についての結果をお知らせできる。
このところ、5時になるとウィスキーをオンザロックでダブルで2杯飲み、その日の疲れを取り去るようにしている。カリット酔って、スキット醒める。この頃ウィスキーになった。夕食時はビールです。

2008年11月27日木曜日

秋の丹沢サル調査(続々々)不思議なミヤマシキミ

ミヤマシキミ:緑色だった実が秋になると赤く染まる。この葉にはスキミンが含まれており、食べると麻痺、痙攣症状がでるようだ。このスキミンは殺虫剤にも使われるようだ。しかし、赤い実のついている葉は何者かに食べられた痕があるし、右上の葉はカモシカに食べられてしまっている。

カモシカはこの葉や実を食べてちゃんと消化・吸収し、スキミンでお腹の中の寄生虫を殺してもらっているのかもしれない。
ここでは、薬草や毒のことを問題にするのではなく、このミヤマシキミ実をつけていれば、蕾もつけている。 これは、別の株、蕾というか、もう少し花が開きかけている。
牧野の新日本植物図鑑(保育社)では、開花するのは4、5月だとある。
地球温暖化のせいで狂い咲きしようとしている株があるということか? ぼくは、たまたま今年に実と蕾の混在に気がついた訳ではない。箱根湯河原のサルを追っていた時も、真冬に赤い実をつけた株も見たし、蕾をつけていた株も見た。尾根上で半分くらい雪に埋もれたミヤマシキミの青い葉を思い出す。但し、写真は撮ってない。
ミヤマシキミの花は、春に咲いてその秋には赤くなるのだろうか?

ぼくには何とも不思議なミヤマシキミだ!