「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年7月31日木曜日

釧路の肌寒い朝!            Chillly morning in Kushiro!

雨曇りの肌寒い朝だ。まだ津波警報は解除されていない。でも、今日はお寺に行って両親たちのお参りの予定だ。高い波の津波が来なくて良かった。それにしてもカムチャッカ半島の先は釧路から福岡・長崎くらいの距離だ。
昨日撮った家の庭に咲くハマナスの実、まだ青い。それとカラスの実(ナナカマドの実)これもまだ青い。妹の話しでは6月頃から急に暖かくなり、ハマナスも早く花が咲いたようだ。
図1.ハナナス
図2.ナナカマド

起きてから窓を開けたが、湿った冷気が入ってくるのでこれから閉めよう。

2025年7月30日水曜日

津波警報:釧路にて              Tsunami warming in Kushiro      

 今日は、朝からの津波情報にどこにも出かけられず。近所のコンビニも「臨時休業」だ。この辺りは標高1メートルくらいの所。以前は湿原だった地域だ。津波の時の避難所は近くのマンションや学校だ。釧路港からは2キロくらいしか離れていない。3メートルの津波がきたら、1メートルくらいの高さになって押し寄せるかもしれない。

カメラを持って家の周りや庭を歩いた。肌寒いので、ジーパンと長袖シャツだ。

図1.カンゾウ
図2.キンセンカの花とモンシロチョウ
図3.ハマナスの花に、、ハナムグリ
図4.ユスラウメの実とマメコガネ?


涼しい釧路だ!                    Cool Kushiro!

 羽田を昼過ぎに発って13時55分に釧路丹頂空港に着いた。予想していた通りの気温だ。3,4日前までは30度近くあったので、釧路に行くのを躊躇した。が、2日前から最高気温が25度だ。これなら大丈夫だ。その変わり、Tシャツは2枚にして長袖を3枚持ち込んだ。履くのも久しぶりに軽登山靴だ。羽田に着いてJALのロビーまで歩く間に何とまた左足の脹脛が痛くなった。えーえー、どうして?と云う思いだ。お土産を買い、トランクを預けて登場手続きだ。何と軽登山靴を始めっから脱がされる。この係り員はスリランカ人?、そう土産売り場の店員もインド系の外国人だった。こんなところにまで外国人が働いている。人手不足なのだ。さぞ、先日の選挙で5はイヤな思いをしたことだろう。

釧路は曇り空であり、まるで夕方着いたかのようであった。バスに乗り、三共というバス停で降り、妹の車を待つ。街路樹にたくさんの蛾が止まっていたり(図1)、死んでいる(図2)。今、道東地方で大発生していると云うマイマイガだ。大きい、5センチはありそうだ。


図1.マイマイガ
図2.マイマイガ

我が実家でもある妹の家に着くが、今まで煩いくらい出迎えてくれた「花」の姿がない。2か月前に16歳で逝ったのだ。何となく寂しいが、それだけ部屋の中も綺麗になっている。コザクラインコのコザが鳴く。やはり動物がいると賑やかだ。

2025年7月29日火曜日

有袋類の下顎骨と臼歯列                  Mandibles and molar lines in Marsupial

手持ち標本で、真無盲腸目のモグラ、ヒミズ、ジネズミ等の下顎骨をアップさせたいが、これらはいずれも薄っぺらで左右の下顎骨が離れ、ボンドで付着させると少々、歪になっているので、取りやめている。
今回は、有袋類の仲間のバンディクート形目、双前歯目、オモッサム形目をアップする。双翅目の種不明(図2)を除いて、ボンドで左右を付着させているが。バンディクートの仲間は左右が癒合しているが、ボンドで固定したものもある。
臼歯列はバンディクートではやや下顎骨の内側にある、双前歯目では種不明(図2)もフクロモモンガ(図3)も臼歯列は内側に入り込んでいる。しかし、オポッサムではその傾向が見られない(図4)。
図1.バンディクート形目Peramelemorphia 種不明
図2.双門歯目Diprotodontia 種不明
図3.双門歯目フクロモモンガPetaurus breviceps
図3.オポッサム形目DidelphimorphiaハイイロジネズミオポッサムMonodelphis domestica
バンディクート形目と双門歯目種不明はパプア・ニューギニアの熱帯病の調査をしているTTからもらったものだ。フクロモモンガは専門学校の学生から死体をもらい、ハイイロジネズミオポッサムは専門学校の昔の同僚のKNから死体が輸送されてきたものだ。もう、なかなか会えないが元気でいることを祈りたい。

今日の釧路は昔のように涼しい!

2025年7月28日月曜日

翼手目の下顎骨と臼歯列                     Mandiblula and molar line of Chiroptera

翼手目の下顎骨はV字形と云うよりも放物線状である(図1,2&3)。臼歯列も下顎骨の上に乗っている。ただ、小翼手亜目のヤマコウモリやユビナガコウモリの下顎骨は左右離れているが、大翼手亜目のオオコウモリの左右の下顎骨はサルやイノシシのように癒合・合体している。
図1.ヤマコウモリの下顎骨と臼歯列
図2.ユビナガコウモリの下顎骨と臼歯列
図3.PNG産のオオコウモリの下顎骨と臼歯列

どうもコウモリの仲間の左右の下顎骨はADW: Chiroptera: SPECIMENSによると癒合・合体しているものが多い。このことが、ぼくが骨に関心を持った頃、切歯が2対で下顎骨が合体していることからコウモリの仲間はサルに近いと思った事さえあったのだ。

齧歯目、食肉目、霊長目、偶蹄類、兎形目、翼手目などの下顎の臼歯列が下顎骨の内側に入り込むかどうかを眺めてきた。齧歯目、霊長目、さらにはイノシシが下顎の臼歯列が下顎骨の内側に入り込んだ。齧歯目ではさらに下顎枝の内側にまで臼歯列が後退し、大きな眼窩下孔を通る咀嚼筋が下顎を前方に引き上げたり、兎形目では側頭筋の着く筋突起が薄いものもあった。下顎骨と下顎の臼歯の機能がそれぞれの目Orderによって食べる物に適応しているのだろう。が、食肉目のなかでは果実食が主な者がいて、臼歯の咬面も他の肉食動物とは類似してはいるが。果実食の動物たちのテンやハクビシンの臼歯がクマのように植物食に適応途中であると思える。


 

2025年7月26日土曜日

久しぶりに散歩ができた!                  I was able to go for a walk after a long time!

今日は、昼前に6月28日以来ほぼ1ヶ月ぶりに散歩をしてきた。家から近くの小学校の隣にある亀井神社までだ。帽子を取って二礼二拍一礼をし、帽子を被り、下の池まで降りた(図1)。この池の水は自然の湧き水だ。
図1.緋鯉がたくさん居たはずだったが、、、

何だか、ノブドウを久しぶりに見たかな?晩夏になったらまたここに来てみよう。
図2.神社の石に絡まっていたノブドウの花の蕾
左足の脹脛が攣らないように恐る恐る、ゆっくり歩いたので、無事歩き通す事ができた。先日は小学校が投票所だったので、その帰りに左の脹脛を再び痛めたのだ。今度は、慎重に慎重に足裏に力がはいらないようにして歩いた。もう、大丈夫だろうが、明日は3千歩を歩こう。
図3.我が家の近くの白花のサルスベリ

ウサギの下顎骨と臼歯列                     Mandible and molar line in Lagomorpha

ウサギ形目動物も齧歯目の動物も、下顎骨はちょっと目には似ている(図1&2)。切歯が一対で、犬歯が無く、(前臼歯)・臼歯が並び、V字形の下顎骨だ。が、ウサギの臼歯は立ち上がる下顎枝の前で終わる(図1)。一方、ネズミ類は臼歯が下顎枝の内側に入り込む(図2)。
図1.左アナウサギOrictolagus cuniculusと右ノウサギLepus brachyurusの下顎骨と臼歯列
図2.スミスEothenomys smithiiネズミの下顎骨と臼歯列
下顎骨を斜め横から見ると、ウサギとネズミの側頭筋が着く筋突起aが形状が異なる(図3)。

図3.左ノウサギと右スミスネズミの下顎骨とその名称
a:筋突起 b:下顎関節突起(頭)c:角突起 〇:下顎枝
ちなみにウサギ形目では原始的だと考えられているナキウサギOchotona - an overview | ScienceDirect Topicsでは(図4)、アナウサギやノウサギと大差がない。
図4.ナキウサギOchotona sp.の下顎骨(右)
暑いのでエア子の入れている。が、窓は開け放している。外からの風とエアコンの風が相まって柔らかな冷風となる。マクロン大統領がパレスチナを国として承認すべきと述べた。日本もすぐ賛成すべきだ!

2025年7月25日金曜日

今年初めてのスイレンの花!                 The first flower of water lily in this year!

今朝はいつもよりも2時間近く遅く目覚めた。昨夜2時半頃、目が覚めたのでトイレに行ったせいだろう。ベットの上でいつものストレッチをする。今朝は60秒を3回づつ行う。昼に整形のリハビリがあるからだ。階下へおりてシャワーを浴びる。清々しい気になる。自室や居間の雨戸を開け、外の空気を入れる。む!暖かい風だ。庭を見るとスイレンが咲いている。今年は暑すぎて咲かないのかと思っていた。そこだけが涼しそうだ。
図1.スイレンの花に朝日が当たる

 昼寝を1時間し二時半に起きた。庭のスイレンをみたら、花が閉じている(図2)。う~ん、そうだったかな?朝開いて午後からは閉じるのか!

図2.午後には閉じたスイレンの花

もう、エアコンの部屋で、ドアも閉めた。でも、29度の設定だ。室温をみると26度になっている。

2025年7月24日木曜日

シカとカモシカの下顎第一切歯の違いは日本だけに通用                    The differences of 1st-teeth in mandible between deer and serow are useful only in Japan

丹沢には鯨偶蹄目反芻類のシカ科Cervidaeのシカとウシ科Bovidaeのカモシカが生息している。シカもカモシカも上顎の切歯が無く、シカでは申し訳程度の役立たない犬歯がある。が、カモシカでは犬歯が無い。さらに大きな違いは下顎骨の第一切歯がシカとカモシカでは違っているのだ。シカの第一切歯は幅広いが、カモシカでは他の切歯の変わらない幅だ(図1)。
図1.シカ左とカモシカ右の下顎の第一切歯比較

 今、房総半島で嫌われ者になっているシカ科のキョンの下顎の第一切歯も幅広い(図2)。そのため、この下顎切歯の違いはシカ科とウシ科の違いかなっと思っていた。
図2.キョンの下顎の切歯
しかし、手持ち標本のアフリカからもってきたブッシュ・バックや中国のキンシコウの調査地からもってきたカモシカの仲間の下顎骨と臼歯列を見ていて、日本のウシ科のカモシカと同じウシ科のブッシュバックや中国のカモシカの切歯の違いに気がついた。ブッシュバックも中国産カモシカの下顎の切歯は日本のシカ科のように幅広いのだ(図3)。

図3.左中国産カモシカと右ブッシュバックの下顎の幅広の第一切歯

ADW: Bovidae: SPECIMENSを見るとウシ科の下顎の幅広の第一切歯を持った仲間が多い。下顎骨の第一切歯のシカとカモシカの違いは日本生息の動物だけに通用するものだ。

釧路の妹からLINEで暑く、寝苦しく汗疹ができていると云う。娘たちが汗疹になっている時に釧路に行ったら汗疹が無くなったものだ。もう、昔の釧路の寒いような夏の気温ではないようだ。温暖化が急速に進んでいる!

2025年7月23日水曜日

斜里岳で24名ヘリで救助のニュース                  News on rescue 24 peoples in Mt.Shari by heli.

 北海道・斜里岳で14人孤立 ヘリ2機、現場を「ハシゴ」で全員救助

のニュースが載っていた。それで、思い出したのだ。1975年8月の斜里岳登山でも同じような急な豪雨で沢登りの道を下れなくなり、網走青年団の人たちが人間ザイル・人間垣根を作ってくれて下りれなくなった人たちを助けてくれたのだ。今からちょうど50年前の夏だ!
登り始めは快晴だが、蒸し暑かった。

登りはこのような水が流れる岩場を登る
山頂に着いたら、一転俄かに掻き曇り、ブヨが襲い掛かる
雨曇りの中、下りは登山者で溢れる
急流となっている岩場では網走青年団の人たちが、、、
これらの網走青年団の人たちが登っていなければ我々は孤立した
上の2枚の写真は友人の故Jean J. Burton氏が撮る。
網走青年団の人たちにまだ感謝の言葉を述べていない。この場を借りてお礼を言いたい。この日は道東地域は快晴であり、絶交の登山日和だった。それが、このような状況に陥るのだ。山を侮ってはいけないことを教えてくれる。