「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2023年1月12日木曜日

紅梅の花が咲いている!  Red plum blossoms are in bloom!

 

昨日、何時もの散歩ルートで円行公園を歩いたら、早くも紅梅が咲いている。今朝、ハガキを出す序でに公園に立ち寄った。保育園の散歩の子供たちが芝生の上をキャーキャーを叫びながら駆け回っている。転んでもすぐ立ち上がって走る。幼児は転んでも怪我などしない。せいぜい擦り傷くらいなものだ。膝や手足、顔の擦り傷は子供の特権だ。羨ましいくらいに駆け回る。
梅は毎年綺麗な花を咲かせ、葉が伸びる。ぼくは毎年次第に衰えていくだけだ。梅の花や葉のように新たに出てくるものは爪と毛か!皮膚も代わり、骨も新しいモノに変わっていくが、子供の爪や皮膚や骨とは違ってやはり老化している。
久しぶりに幼児たちの懐かしいうるさいほど賑やかな叫び声を聞いた。小さな子供たちの動きを見、声を聞いたので、身体が元気になった感じがする。


帰ってきて庭の白梅の蕾を見たら膨らんできてはいるが、まだまだだ。ジンチョウゲの蕾も膨らんできている。2月になるのが楽しみだ。今、ようやく山を歩きたくなった。明日、早く目が醒めたら伊勢沢林道にでも行ってみるかな?

2023年1月11日水曜日

サルたちの側面からの下顎骨  Lateral view of the mandible in monkeys

 少し、哺乳類の側面からみた下顎骨をまとめてみたい。先ず、筋突起(a)、関節突起(b)があり角突起ではなくて下顎角(c)になっている霊長類のものをアップする(図1~3)。aとbの間の凹みは下顎切痕だ。

図1.マカカ属Macacaの下顎骨
左:ニホンザル♂M.fuscata 中:タイワンザル♀M.cyclopis 右:カニクイザル♂M.facicularis
a:筋突起 b:関節突起 c:下顎角

図2.オナガザル属Chlorocebusとコロブス属Colobusの下顎骨
左:サバンナモンキー♂C.aethiops 右:アカコロブス♂C.badius
図3.リスザル属Saimiriとロリス属Nycticebusの下顎骨
左:リズザル♂S.sciureus  右:スローロリス♂N.coucang
側面から見ると、図1のカニクイザルだけが下顎角が浮いている。また、図3のスローロリス(曲鼻亜目)の切歯は前方へ突き出しているが、他の直鼻亜目のサルたちはどちらかと云うと上を向いている。いずれにしても全てのサルの切歯の方が下顎骨よりも前にある。これは他の哺乳類も同じ。ヒトHomoでは下顎骨の先端部が切歯(歯槽部)より前に出てオトガイとなっており、”切歯(歯槽部)よりオトガイが前に出ている”のが大きな違いである。次回は同じように下顎角をもつ偶蹄類などの下顎骨をアップしたい。

”切歯(歯槽部)よりオトガイが前に出ている”と説明したが、実際には歯槽部全体が後退し下顎骨が取り残されたためである。このことについてもその内に動物たちの上からみた下顎骨と比較しながらしっかり説明したい。

コロナが治ったのに、後遺症なのか今まで毎日何回も飲んでいたインスタントコーヒーの味がしないし、山へ行きたいという気力が湧かない。挽いたコーヒーは面倒なので1日に1,2回だけだ。でも挽いたコーヒーは今まで以上に旨く感じる。

2023年1月9日月曜日

カトレアが咲いている   Catteya is in bloom

花茎が長いカトレアの仲間が咲き出した。部屋では三種類のカトレアの仲間が咲いている。真っ赤なカトレアはまだ蕾がシースの中だ。ファレノプシスも花茎を伸ばしている。パフィオも4,5日後には花開くだろう。デンドロやセロジネたちは2月かな?庭のカヤランは葉は乾いてシワシワだが、花茎を伸ばしている。屋外だと空気が乾燥し寒いだろうが、フウランたちと我慢してもらいたい。
図1.Cattleya bowringiana?

 ウクライナで洋ランを育てている人たちはどうしているのだろうか?電気が来ないので部屋は寒く洋ランや観葉植物、あるいは熱帯魚はどうやって世話しているのだろうか? 40年前は部屋の小さなフレームに電熱器を入れてランを育てていた。夜は冷えないようにフレームの上から毛布を掛けた事もあった。今は温暖化の影響で、屋外でもゼラニュームは花をつけているし、スイレン鉢が氷って割れることも無くなった。ラン類も部屋に取り込むだけで花を咲かせてくれる。しかし、ウクライナではぼくが40年前にやっていたように部屋の中のフレームでラン類を育てているのだろう。しかし、電気がないので大変だ!

2023年1月8日日曜日

多くの哺乳類とウサギの下顎切痕bの位置は異なる

 昨日、アナウサギとノウサギの下顎骨の大きな違いは下顎切痕bであることを示した。ウサギの下顎切痕bは関節突起aと角突起cの間にある(図1)。しかし、他の哺乳類の下顎切痕bは筋突起dと関節突起aの間にある(図2,3,4)。ここでは、イヌ(食肉目)、カモシカ(鯨偶蹄目)、スミスネズミ(齧歯目)を他の哺乳類の代表とした。

ぼくは、当初ウサギの下顎切痕bは間違いだと思っていた。

他のイヌ(図2)やネズミ(図4)では関節突起aと角突起cの間も切り込みがあり、カモシカはcまでは顕著な凹みは見られない(図3)。しかし、いずれにしても、下顎切痕bが見られるのは筋突起dと関節突起aとの間である。

図1.アナウサギノウサギの下顎骨
a:関節突起(下顎頭)()b:下顎切痕 c:角突起 d:筋突起

図2.イヌ(クロ)の下顎骨
a,b,c,dは図1と同じ

図3.カモシカの下顎骨
a,b,c,dは図1と同じ、但しカモシカのcは下顎角と呼ばれる。ヒトやサル、イノシシ、シカ、ハイラックス、オオコウモリも同じである。
図4.スミスズミの下顎骨
a,b,c,dは図1と同じ
ウサギの筋突起dは関節突起aの前の薄いものである。いろいろ、手持ちの動物たちの下顎骨を見ていて、筋突起や下顎角(角突起)の形状の違いも様々であることが判った。
今回はウサギの下顎切痕が筋突起と関節突起の間にある凹みではなく、関節突起と角突起の間の凹みを指すことが判った。
尚、ウサギの下顎切痕は加藤嘉太郎著「家畜比較解剖図説」養賢堂1990による。

2023年1月7日土曜日

アナウサギとノウサギの下顎骨の違い   The difference of mandibles between rabbit and hare

今年はウサギ年なので、ウサギ(ノウサギやアナウサギ)の頭骨などを眺めていた。図1はアナウサギ(上)とノウサギ(下)の下顎骨を横から撮ったものだ。
両者の下顎骨の違いは、アナウサギはノウサギに比べて①下顎切痕bが90度近いが、ノウサギの切れ込みは穏やかだ。②関節突起aが上に出るのがノウサギだが、アナウサギはやや下になる。③↓部分が丸いのがアナウサギだが、ノウサギは尖っている。
図1.アナウサギOryctolagus cuniculus(上)とノウサギLepus brachyurus(下)
a:関節突起(下顎頭) b:下顎切痕 c:角突起
実は、云いたい事は上記の違いの他に、ウサギの下顎切痕のことである。これについては次回にしたい。
 プーチンロシアの休戦提案を断ったゼレンスキー、侵攻してきて休戦もないものだ。それこそロシアが侵略した東部・南部・クリミアから撤退してからの話しだろう。そして、破壊したウクライナの復興に対して全面的な経済支援をすること、殺戮し、怪我をさせたウクライナ国民に対しての責任をとること。

岸田首相はウクライナに招待されたが、首相はどうするか?

2023年1月6日金曜日

オオコウモリの左右の下顎骨は癒合合体している  The left and right mandibles of fruit bat are fused together

 2020年2月にPNGパプアニューギニアから戻った友人TTから有袋類の頭骨などと共にオオコウモリの頭骨ももらった(但し、まったく種は不明)。この事については2000年2月23日と27日にこの場でアップしている。自分で持った唯一のオオコウモリの頭骨だけにそれだけで興奮して骨の各部位については殆ど何も述べていなかった。今日、4年前にKN氏から貰ったハイイロジネズミオポッサムの骨を見ていて、TTからもらった有袋類の頭骨を取り出していたら、同じ箱にオオコウモリの骨が入っていたので改めて見てアリャー!っと感激した訳である。

それは、オオコウモリの左右の下顎骨がしっかり合体しているのだ(図1)。

図1.オオコウモリの下顎骨
左右の下顎骨がしっかり癒合合体しているのはぼくらヒトを含む直鼻亜目のサルたちの下顎骨がそうだ。さらに、イノシシやゾウ、ハイラックスの下顎骨が左右合体している。これらに加えてオオコウモリも左右の下顎骨が合体していることが判った(参照:Animal Dyversity Webで果実食コウモリの下顎骨)。White-shouldered bats, Ametrida centurioWhite-shouldered bats, Ametrida centurioAmetrida centurioAmetrida centurioAmetrida centurio

多くの哺乳類の左右の下顎骨はバラバラであるが、老齢になると左右が縫合・合体するアナグマのような動物が見られる。それは、大半の動物は歳をとると頭蓋骨の各部分が縫合線で癒合・合体する。それは鼻骨と上腕骨や前頭骨でもそうだ。しかし、若齢の時はバラバラであり、下顎骨は老齢化しても左右がバラバラのものが多い。直鼻亜目のサル、イノシシ、ゾウ、ハイラックスは若齢の時から左右が合体している。おそらくオオコウモリの下顎骨も若齢の時から縫合・合体しているのだろう。さらに、Animal Dyversity Webを見ていて、中南米に生息しているWhite-shouldered bat(Ametrida centurio)というキクガシラコウモリのような鼻を持つ小型の果実食のコウモリも左右の下顎骨癒合していることが判ったADW: Ametrida centurio: SPECIMENS (animaldiversity.org)。 
左右の下顎骨が癒合・合体する動物と終生バラバラである動物の違いは生態学的な何に起因するのだろうか?

2023年1月5日木曜日

菜の花はアブラナ科の野菜の総称 Nanohana in Japanese is a general term for the Brassicaseae family

 今日もカメラを持っていつものコースを散歩した。 

美味しそうな菜の花が新春の陽の光を浴びて咲いている。菜の花を見て、思い出す事がある。それは冬季のキンシコウ調査を終えて秦嶺山脈の麓の村から3月に西安に戻る時に見た、見渡す限り辺り一面が黄色い花で覆われている景色である。あの菜の花は何だったのだろう? 同じく散歩で見つけた畑に咲いていた菜の花は何だろう? 大根や白菜ではないし、チンゲンサイやセイヨウアブラナでもない、コマツナでもない。図1の菜の花の種類は何だろう?

図1.菜の花 Brassicaseae

2023年1月4日水曜日

初詣  First shrine visit of New Year

お昼過ぎに連れ合いと近くの亀井神社に初詣に行ってきた。4日のせいか参拝客は極少数であり、お札や御御籤を売る場所も仕舞っていた。ぼくが写真を撮っていると、一人の参拝者が「昨年貰ったお札を納めたいのだが、、、」と尋ねてきた。毎年2日に来て、古札を納め、新たにお札を買っているようだ。三が日が過ぎたので「古札納め処」も閉めたと云う事かな?

2023年1月4日午後1時の亀井神社
今日も温かい日であった。初詣の後、引地川沿いを散歩してソメイヨシノとカワズザクラの蕾の膨らみを見てきた。ソメイヨシノはまだ小さいのがカワズザクラはもう膨らんできていた。引地川には7,8羽のカルガモが淵のところで漂っていた。


2023年1月3日火曜日

ヒメアカタテハ  Painted Lady

いつもの散歩コースを今日はカメラをザックに容れて歩いた。線路沿いに15分くらい歩き、左に逸れて行くと、目の前にチョウがヒラヒラと風に飛ばされるように舞、他所の家の玄関前に敷かれた砂利の上に舞下り、すぐ翅を広げた。小さなチョウなので、テングチョウかな?っと思っていたが、帰宅してパソコンで見ると違う。小さなタテハチョウの仲間だ。偶然にもすぐ同定できた。ヒメアカタテハだ。右の翅がちょっと歪んでいる。だから飛び方が何だか風に飛ばされているような飛び方をしたんだ。
暮れから温かいので、今年の春は早いと感じて飛び回ったのかな?それとも、まだ越冬しかねているのかな?
南米や南極大陸を除いて世界中に見られるチョウのようだ。
図1.ヒメアカタテハ Vanessa cardui