「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年5月9日日曜日

訃報

専門学校の教務の佐藤泰弘さんが亡くなった。
3月中旬に背中が痛くて寝られないので検査入院すると言っていた。
「西表か台湾か、神津島の好きな海に息抜きに行ったら!」と言ったのが最後だった。
 宿泊を兼ねるような実習には何度か付き添ってくれた。
写真の中央が佐藤泰弘さんである。
30数年の短い命であった。

2010年5月8日土曜日

白花盛りに突入!

昨日の丹沢は、白い木の花の盛りであった。
マルバアオダモは遠くからでも木全体が真綿でもかけたようになっていた。
ようやく近くの木に出会い、強風の中でこれだけがピンが合った。
ライラックやハシドイと同じモクセイ科だからきっと良い匂いがするのだろう。
匂いを嗅げなくて残念!
ウワミズザクラ、この花も実も食べられる。東北で塩漬けにして売っている。
ミツバウツギ、この花も新葉も御浸しでも美味しい。
この木は少し湿っぽいところが好きなようだ。花が開き始めたところ。
ぼくはキンタマノキとよんでいる。タネが似ている。
唐沢林道沿いの山側斜面に一面真っ白になるくらいヒメウツギが咲く。
ウツギはまだ蕾だった。再来週に咲くだろう。
他に、アイズシモツケやクサイチゴ、ニガイチゴの白い花が咲いていた。

2010年5月7日金曜日

不思議なミズキで!

今日は久しぶの丹沢であり、しかも学生たちとの丹沢実習!
”山歩きは楽しくなければいけない”という信念のもとに実習をしている。
土山峠・猿ヶ島(宮ヶ瀬尾根)・能の爪・祠の分岐・物見峠・唐沢林道・上煤ヶ谷と歩く。
時々雨が落ちてくる。何度も迷う。
幸い、学生たちは元気!
不思議なミズキに登って、バンザイ!
僕も登ろうとしたが、二の腕の筋肉が引きつる。
春の木の花が咲いていた。
雨模様でなければもっと楽しく山を歩けたに残念!
イタチ、テン、アナグマ、タヌキ、サル、シカ、カモシカの糞を見つけた。
動物たちも温かくなってきて木々の新芽も展開し始めているので一息ついているようだ。

2010年5月6日木曜日

イタリアからのメール!

昨日思わぬの人からのメールを懐かしい写真とともに受け取った。
それは、タンザニアのマハレの湖畔の家で2ヶ月あまり一緒に生活した
イタリア人Mauro Monfrino氏からのものだった。
Googleで偶然ぼくのサイトを見つけたらしい。
でも、日本語なので読めないようだが、懐かしくてメールをくれたようだ。
(上の写真のバックはマハレ山塊、by Mauro Monfrino)
彼とデンマーク人、それに教え子のE.窪田さんと四人の生活がマハレであった。
当時のことやMauro氏のことは、下記をクリックしてください。

彼の家族の写真も添付してきた。
写真家で岩登りのインストラクターをしていたが、今は写真スタジオを生業としているようだ。
今夏はベルギーの友人に会いにブラッセルに行くつもりであったので、
どこかで、ビールを飲もうという云うことになった。

2010年5月5日水曜日

夏ミカンから米軍基地問題を!

ぼくは酸っぱいものが大好きだ!
最近の果物は酸味が少なくなっている。
だから、紅玉なんてあるともうすぐ買ってしまう。
今日、近くに住む教え子のK.Yさんから
「夏蜜柑を持って行きます。留守の場合は玄関前に置いときます。」
とメールがあった。
丁度、「頭骨コレクション」の初校ゲラを見直すことに疲れていたので、彼を待った。
ザックから取り出した大きなレジ袋にいっぱいミカンが詰まっている。
10キロは優に超えると思われた。
もちろん額から汗を流している。
彼の家はこの辺りでは何代も続いている。広い敷地の中には、
カワセミもきたことがあるというザリガニやドジョウも棲んでいる沢がある。
イタチ、テン、タヌキ、ハクビシンも彼の庭で確認されている。

そんな広い敷地も区画整理で数本の大きな木が切り倒され、
今度は敷地内を二つに分けるように自動車道路ができるようだ。
大きな木が無くなり、細切れにされた敷地内にはもうイタチもタヌキも棲めなくなるだろう。

意識ある個人が所有していてこそ残っていた自然が公の力によって壊されていく、
車の流れは良くなるだろうが、車社会からの脱却が叫ばれ始めている。
普天間の米軍基地問題とはことなるが、
公の考えで住民の土地が蹂躙されのは許しがたいことだ。

2010年5月1日土曜日

タヌキの春の糞内容物

昨日、4月21日に宮ヶ瀬尾根のタヌキのタメ糞からゲットしてきた糞:
水に浸けていたので、5ミリメッシュの茶漉しで内容物を水洗した。
先日のテン糞の内容物とはちがって頭骨の破片と毛であった。
アカかハタネズミの頭骨が割れた状態であるので、歯を捜した。
が、目を凝らして探しても歯を見つけられない。

何だ!毛は毛でも鳥の羽毛だ。歯が見つからないのは当然だ!
羽毛は頭の部分の毛であるので5ミリくらいの長さだ。
頭骨破片はうすいので、
巣から落ちた幼鳥を食べたのかな?
羽毛の色からするとヒヨドリの幼鳥かな?

テン糞の春の糞内容物はカマドウマを含む土壌動物やトガリネズミかヒミズであったが、
タヌキは幼鳥を食べていた。

本当は毎日、毎日タメ糞場所に行って、せめて週一でもいいから、
糞を採集してきて調べると、東丹沢のタヌキの食性が分るのに!

2010年4月28日水曜日

何だか悲しい霊長類(チンパンジー)の記事!

昨日の朝日の夕刊で
チンパンジーメスが死んだ自分の子がミイラ状になっても運んでいる写真が載っていた。
「チンパンジー母 死んだ子背負う 弔いの起源?」 
死者を弔う行動の起源ではないかと霊長類研究所の研究者が考えているようだ。
死んだ子を毛繕いしたり、運んだりという行動は
ニホンザルでも40年以上前から観察されいる。
ニホンザルの野生群を観察していれば出会う行動だ。
あるいはチンパンジーでもジェーン・グドールが
若い時にすでに観察し、それがビデオにもなっている。

この霊長類学の話題はなんだか悲しいし、
疑問なく、それを取り上げる勉強をしない新聞記者たちが悲しい。
霊長類学や日本の批判精神が衰退していくのか!

2010年4月24日土曜日

早く温かい春にな~れ!

5月の丹沢春の自然観察会件キャンプの下見してきた。
宮ヶ瀬湖の周りの林道には陽光を待ちわびていたバードウォチャーたちが
大きなレンズを抱えて歩いていたり、三脚を立てて何かを狙っていた。
ヤマフジの蕾がこんなに大きくなっている。
まだ、キランソウも咲いていた。
キケマンも咲いている。
昨日のものと思われるテン糞をゲット!
道路の真ん中に転がり落ちている枯れ木の上だ。
これなら、他個体への宣伝効果抜群の場所のマーキングだ。
ヤマユリのタネがまとまって飛んできたのだろう。数本まとまって出ている。
今年はそれぞれの株に花は一個だろうか?
晴れてはいたが、時々雨がぽつぽつ落ちる変な天気。
天気が良い?のに肌寒い感じの一日であった。
帰路、いくつものサンショウを見つけ、新葉を皆で摘む。
この葉を擂りおろし、味噌と砂糖を入れて再び擂ると美味しい山椒味噌ができる。

2010年4月23日金曜日

植物の成長

我が家のモッコウバラ
連れ合いが買ってきて植えたのが4年前、暴れるように伸びる。
昨年暮れにアーチ状にまとめてやった。
伸びた枝を全部ひとまとめにしたので、どうなることやらと思ったら蕾がいくつも顔を出している。

この4、5日寒いのでこのような状態が続いている。
連れ合いは花が長く楽しめるという。
確かに、エビネも変わらずだ。
しかし、外に出したラン類をちょっと心配している。
室内に取り入れてやれない。外で我慢してもらうよりない。
今日は、学校から帰ってきてからクレマチスの葉が巻きつけるようにポールを立ててやった。
軒下をみると、ナガイモの太いシュートが出ている。今年もムカゴを楽しめるかな?

2010年4月22日木曜日

エビネは昨年と同じ日に咲いた!

今日(木)は動物園関係者たちと丹沢へ行く予定であった。
が、昨夜の天気予報で急遽取りやめた。
それでも4時半に目覚めた。外を見た。しょぼしょぼと降っている。
明るくなってきたので、庭を見たらエビネが咲いていた。
昨年の蕾が開きかけているのが4月20日であった。
今年は寒い日が多いのでまだまだ開花しないだろうと思っていた。
でも、いつもとどこか雰囲気が違う。それは、どの花茎もみな綺麗に花をつけているのだ。
例年は、花茎が伸びてくるころから、ナメクジなどに食べられて無残な姿になっていたのだ。
さらに注意してみるとギボウシの葉の伸長が遅いし、ナツツバキの葉の展開も始まったばかりだ。

ナメクジなどの虫たちがまだ活発でないということは小鳥たちを含め、動物たちは待ちに待った春がきたが腹いっぱい食物を得ることができないということだ。
野生動物たちはどうやって耐えているのだろう。