「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2014年10月5日日曜日

雷ノ峰尾根・見晴台から日向キャンプ場へ

ところどころ階段となっている登山道をまるで這うようにして登り、ようやく大山・見晴台(日向薬師方面)・唐沢峠(不動尻方面)の三叉路に辿り着く。11時24分。
登りも嫌だったが、下りも嫌だ。いくつものパーティや単独行の人たちに追い抜かれる。
皆、どうしてあんなにも早いのか?まるで、若者の歩きだ。
登ってくる人たちにも出会う。
初島見える。
しかし、この写真では薄ぼんやりと映っているだけ!
下っていると登ってくる登山者が見える。
その登山者は、何故か木の枝を見ている!???
ん?あれは?やまぼうしさんだ!
大きな声を出して「○○さーん」と呼びかける。Iwasawaさんも一緒だ。
山を歩いていて彼ら二人に出逢うのは今年で2度目である。
ヤマボウシの実が大量に落ちている。
あるいは、カマツカの実も落ちている。
イタチ、テン、アナグマ、タヌキは大喜びだろう。
これは、ヤマボウシの種子である。
これはどうしてこうなったのだろうか?
ヤマボウシの果実を食べたタヌキ糞が雨で洗われて、種子だけがこのように
溜まったのではないかと考えている。みなさんはどう思われますか?
11時55分、見晴らし台では大勢の登山者が休み、お昼を食べていた。
ぼくは素通りしていく。
毛が混じったテン糞だ。
何をたべているのか水洗いが楽しみだ。
おー、見事なガマズミの赤い実だ。
青い空に赤い実は映える。
11月霜が降りた頃に、ガマズミの実は美味しくなるだろう。 
日向キャンプ場という道標が目にとまる。
 このまままっすぐ下って九十九曲りを行こうと思ったが、日向キャンプ場に下りることにする。
何度も地図を見ていると黄色のお揃いのシャツをきた中年カップルの登山者がこんにちは!っと
大きなお地蔵さんがある九十九曲りの方に軽やかに下っていく。
初めての道だが、行くことにする。
何と、実にしっかりした道である。
伊勢原市はハイキング道路等の整備や案内は実にしっかりしている。
どこも迷うことなく、つづら折りのしっかり踏み固められた道を下りていくと東屋があった。
ここからキャンプ場が見える。
この道は「つづら道」ということが判った。

最後は、堰堤の上を巻いてキャンプ場の小屋の間を通って、朝、急坂を登ってきたところに出る。
この道標の右側の道を行くと橋を渡ってあの大堰堤に出る。 
日向薬師方面に、中央に人が階段を歩くように設計された急坂の道を下る。
ゲートの左側からロープで出入りできる。
ロープを外してでると、車をとめたところだ。もう、たくさん車がとまっている。
やまぼうしさんもここに駐車したようだ。
GPSの軌跡では10.1キロの行程であった。
腿の筋肉痛がひどい。
「広沢寺温泉駐車場」とこのふれあいの森「日向キャンプ場駐車場」を知った。
このような駐車場を塩水橋付近にも欲しい。
もし、塩水橋付近に大きな駐車場ができればたくさんの登山者の車がとまるだろう。

2014年10月4日土曜日

日向キャンプ場から梅の木尾根へ 

昨日、日向キャンプ場の駐車場に車を置いた。
拾い、駐車場で上手に止めれば30台くらいもいけるかなと思われるように拾い。
ほとんど8時近くのため既に2台先着がある。傾斜があるので駐車に戸惑っていると
もう一台がきて、その方は慣れているようで、すーと止めて、三脚とカメラをもってサッサッと行ってしまった。
ぼくは今日は初めてのコースなので山容を見上げ、2万5千の地図を見て登り口を探す。
駐車場からの道は左にカーブしていくのとゲートがあって階段状になっているキャンプ場へのまっすぐな道がある。キャンプ場への急勾配の道を登っていくと右手の沢の方へ行く道もある。
赤線を引いた道をいくと大きな堰堤がどーんと立ちはだかる。
堰堤の5,6メートルくらい手前で左側の尾根に取りつく。幸い、シカ道があり、それに沿って登ると
人も歩く道となり尾根に辿り着く。
乾いていて、ザリザリした急勾配の尾根を立木を利用して登る。
大雨があると、この岩は崩れ落ちるなぁーと思いながら、その側を通る。
もの凄く強い風である。しっかり足を踏ん張らないと飛ばされそうになる。
ようやくなだらかなところに出てきた。
キャンプ場へという道標がある。
さらに登り詰めると見覚えのある看板だ。梅の木尾根に着いたのだ。
9時23分だから駐車場に着いたのが8時だからおよそ1時間半かけて登ってきたのだ。
まだまだ風が強い。
ゆっくり、ゆっくり歩いたが動物の糞は一つも見つけられなかった。
モグラのトンネルとリスがモミの実を食べた食痕、シカが3,4頭で寝ていたような跡が
あっただけだ。
10時4分、梅の木尾根と唐沢峠・大山への登山道に出る。
ここに荷物を置いて唐沢峠方面へ10分くらい歩く。
戻って、風が当たらないところでコンビニで買ってきたアメリカンドックを食べる。
ここからの大山方面への階段の登りはこたえた。
カマツカの実やヤマボウシの実がたくさん道に落ちている。
木には、たくさん実っている。強風で落ちるのだ。
 始めは落ちているヤマボウシの実を拾って食べていたが、この樹の実を5個もらう。
甘い!カマツカの実は渋い!
動物たちは食べきれないだろう。
タヌキのタメ糞を見つける。
もちろん、1個ゲットしてくる。しかし、内容物は写真で見ただけで判るネ!
ようやく糞を拾ったので、登山道路の階段で休んで先日横浜の友人のお母さんからいただいたミカンを2個食べる。山で食べるミカンはうまい。
すると、後ろの方から人声が、振り返ると男2女1のパーティだ。
さっさと下っていく。写真でみるとなだらかな下りだ。
でも、ぼくはバテバテで、ここは風もやわらかいので昼寝でもしたいくらいだった。
シカの警戒音をすぐ側で聞き、見上げるとすぐ側に大山山頂の鉄塔だ。
昨日は帰宅後すぐ、缶ビールや牛乳や水などを鱈腹とる。
水1リットル、スポーツ飲料0.5リットル持っていったのだが、、、。
このところ水の取り過ぎで疲れるような気がする。
以前は、0.5リットルの水で十分だった。

この続きはまた後で、、、、。

2014年10月2日木曜日

リスが骨になった!  The squirrel became bone.

 isa隊員から宅急便で送られてきたリスについては、9月19日にアップした。
醗酵を早めるために動物蛋白分解酵素を入れた。
それでも待ち切れなく、下肢の部分の脛骨と腓骨の状態が知りたくて徐肉して、二つの骨が
完全に分離していることを9月28日にアップした。
さらに昨日、まだ肉片が分解していなかったが、庭の水道栓で洗い、肉片を取り除いた。

下は、頭蓋骨を除く骨格部分である。
Aは上肢部分、Bは下肢部分、Gは寛骨である。左右が逆である。
つまり、Aの右側は左の肩甲骨と尺骨、橈骨である。
右肩甲骨の肩峰部と肩甲頸から関節窩が肩甲骨本体から破損して離れている。
Cは第一・第二胸椎と肋骨である。Dは7個の頸椎である。尚、この頸椎は下の後頭骨の大孔部分で接したまま分離していた。
Eは胸椎と二つの腰椎と胸骨と肋骨であり、胸骨の上にあるのは鎖骨だ。
しかし、左鎖骨が途中で折れている。
Fは4つの腰椎と仙椎で、Hは尾椎である。

下は頭蓋骨だ。
右上に上下の左切歯をサイズが分かりやすいように載せた。
その下は左と右の下顎骨で間に外れた臼歯である。一本の臼歯を紛失してしまった。
左にあるのは左右の頬骨弓と右の聴胞である。
中央の頭蓋骨は間頭頂骨と後頭骨、左右の側頭骨が離れてしまい、
右側頭骨はどうも水洗いの時に紛失してしまった。
解剖時に右脇腹に穴が開いて小腸が破れていたことと、
下顎骨が動いたことから、このリスは右脇腹と後頭部を猛禽に捕まれていた時にすでに死亡していた可能性がある。それが何らかの状況でその猛禽はisa隊員が歩いて行く少し前に落としてしまったようだ。あるいは林道に落下した時に後頭部から落ちた可能性の方が強いかもしれない。

日本産のネズミやハムスタやウサギなどは脛骨と腓骨が踵の方で合体している。
しかし、リスになるとサルやタヌキのように完全に脛骨と腓骨が分離している。
同じリス科のムササビやモモンガも分離していそうだ。
だが、ヤマネ科のヤマネは?

それにしても、リスの切歯はデカイ!
白銀林道のフクロウの樹洞から採ってきたペリットからこれまでに出てきた切歯をあらためて
見返した。これまでの最大14ミリ(左右の上顎)だ。
リスのは18ミリもある。では、この14ミリの切歯をもった齧歯類はだれなのだろう?
その内、並べてお見せしたい。

2014年9月29日月曜日

ナミアゲハの幼虫 The larvae of a Asian Swallowtail

今日午前中は横浜法務局湘南支局に行ってきた。
お袋の遺産である土地の遺産分割協議書や戸籍謄本、土地評価証やその他の公文書とともに
登記申請書を提出してきたのだ。
どのような書類を集めてどのようにしたら良いのが全く分からず手さぐりの状態だった。
ネットで登記申請や遺産相続や分割協議書などを知った。
9月の第2週に帰省したのも、兄や妹たちと相続の話し合いのためであった。
3、4回は法務局へ足を運ぶ覚悟をしていた。が、2回目の今日で受け付けられた。
司法書士を兄弟にもつ友人から判らない事があったら相談して欲しいとメールがあった。
集めなければいけない公文書の中で、最大難関はお袋の出生から死ぬまでの全生涯にわたる
戸籍謄本であった。
今回もそこがネックになり、お袋の親の戸籍謄本をとらなければならないかもしれないと云う。
その場合は電話をくれるようだ。
ともあれ、登記費用を払い一応受理されたのでひとまず安心だ。

この遺産相続の手続きは夏休み前からずーと重くのしかかっていたので、背中の重みがとれたようだ。今夜はしっかり飲みたい。

昼過ぎ、リスの骨でも洗おうかな?と思って庭にでたら。
30センチくらいに伸びていた山椒の木が葉が1枚も無く、アゲハの幼虫が2匹とまっている。
つかまえて、1メートルくらい離れたところにある山椒の木にとまらせた。
 これは何アゲハの幼虫だ?
実生の鉢植えにレモンの木も坊主状態なので、見ると根元の幹に同じアゲハの幼虫が
とまっている。コヤツはユズの木にとまらせた。
山椒の木にとまらせたヤツを剪定バサミで枝ごと切って
、水を容れたコップに挿して机の前に置いた。
よく見ると愛嬌ある顔?をしている。
鼻先からヘビの舌のように黄色の二股に分かれたものを出す。
ナミアゲハの幼虫であった。
コヤツたち今頃幼虫だということは、蛹になって越冬するのかな?
今、コヤツは猛然と山椒の葉を食べている。みるみる小葉が1枚食べられた。
3ミリくらいある黒いウンチを2個落とした。



2014年9月28日日曜日

リスの脛骨と腓骨   The tibia and fibula of Japanese squirrel

水に浸けて腐らせておいたリス(Sciurus lis)が、動物蛋白質分解酵素を混ぜたため
かなり肉がバラバラになっていた。
昨日、知りたい知りたいと思っていた下肢の膝から下の部分を大腿骨から離して、
古くなった歯ブラシを使って水道水で洗いながら徐肉した。
骨に付着していたものは爪で無理やり剥ぎ取った。
それが①である。
①の上が腓骨で下が脛骨だ。
リスの脛骨と腓骨は完全に二つの骨に分かれている。

②(ラットのもの)、③、④、⑤は白銀林道のフクロウのペリットから出てきた
リスと同じ齧歯目ネズミ科の動物の脛骨と腓骨である。
どれも踵の方で合体している。
日本に生息している翼手目を除く陸上性の哺乳類で、
脛骨と腓骨がネズミのように合体しているのは、
モグラやジネズミなどのトガリネズミ目の動物や、ウサギ目の動物、シカやカモシカなどのようなシカ科やウシ科の動物、同じ偶蹄類でもイノシシの脛骨と腓骨はリスのように分離している。

気になったので両性類・爬虫類を調べてみた。カエルは合体しているが下肢の脛骨と腓骨は
分離しているものが多い。
もちろん、恐竜たちも分離している。
と云うことは、トガリネズミ目も齧歯目やウシやシカの祖先たちも脛骨と腓骨は分離していた。
それが進化の過程で、しだいに合体していったと考えられる。
リスは、他の齧歯目のネズミ科のものたちとは、頭骨なども随分異なる。
リス科の動物たちは後眼窩突起が明らかだが、ネズミ科は不明瞭だ。
さらに、リス科の歯式は上下とも1・0・1・3だがネズミ科は1・0・0・3だ。
もともと哺乳類の祖先たちは目が良かった。
骨は動物の体の中では一番変わりやすい。いわばどうにでも変化する。
リス科よりもネズミ科の動物の方が特殊化が進んでいると考えられる。
これらの事から、齧歯目の中ではネズミ科の動物よりもリス科の動物の方が
齧歯目の祖先型に近いのでは?
もちろん、最新のDNAを用いた分類学では明らかにされているのだろう。
そのあたりのこと文献など教えてください。

ネズミの脛骨と腓骨は踵の方で合体しているが、生後間もなくのネズミの脛骨と腓骨は
離れているんだそれが日齢を経るとともに合体していくのだと思われる。
つまり、足首を回転させなくなるからだ。
となると生まれたばかりのリスの足首を固定すればリスの脛骨と腓骨も踵の方で合体するだろう。

木曽の御嶽山が爆発した。
木曽のサル調査で2度登っている。日本は火山列島であることをあらためて思い知らされた。
いつも起こる自然災害を乗り越える生き方として、ぼくらは過去の事を水に流すように
くよくよしない淡泊な精神をもつようになったのかな?

2014年9月27日土曜日

ささやかな秋の収穫! The modest harvest in Autumn!

土曜日である。4時に目が覚めたがまだ少し暗い。
このところ無償に歩きたいコースがある。
それは、不動尻から唐沢峠に登り、そこから沢に下って唐沢川沿いに昔あった登山道を
下って唐沢林道に出て、林道を少し下って、一ノ沢峠に登り、そこから大山まで登り、唐沢林道まで戻るという周回コースを考えている。
昨日も専門学校帰りの電車の中でずーと2万5千の地図を眺めていた。
一ノ沢から大山までの尾根道は良いとしても、唐沢川沿いの道がどうなっているか?
今の自分の体力ではギリギリかな?と思う。
ヒルが少なくなるこれからだ。

先ほど、庭で、先日Ya君にもらったジネズミやIsa隊員から送られてきたリスの状態をみた。
リスは動物淡泊分解酵素を溶いた水に浸けたので思っていた以上に肉がバラバラになっていた。
ジネズミの方が時間がかかりそうなので、先ほど入れ歯洗浄剤を入れた。
連れ合いが、庭の水道栓で処理しているぼくを見て、
庭から臭いが入ってくると言って窓を閉めた。
幸い風が強いので、悪臭は吹き消されるだろう。

終わったので、庭を見るとナガイモのムカゴが落ちている。
で、落ちているムカゴを拾っているとミョウガの花が咲いていた。
ムカゴとミョウガ採りに時間を割いた。
ムカゴは洗って、今夜の夕食の米と一緒に炊こう。ムカゴ御飯だ。
ミョウガはナス、キュウリ、キャベツなどと一緒に一夜漬けだ。

2014年9月25日木曜日

秋刀魚の刺身  The Sashimi of Sanma(saury)

昨日の夕食用に秋刀魚(Saury Cololabis saira)を連れ合いが買ってきた。
連れ合いと娘のは頭と尻尾を落とし、ハラワタを出す。
ぼくのはもちろん、一匹まんまだ。
本当は、外で炭火で焼いた方がうまいのだが、面倒なのでガスで焼く。
8分くらい焼いて、取り出す。
焼いている間に大根をたっぶり摩り下ろしておく。
先ずは、レンジから取り出したばかりの熱々の秋刀魚の尻尾と頭を持って
ハラワタ部分に噛みつく。
旨い、苦みが歯茎から口内に拡がる。次に尻の部分にも噛みつき、
最後に鰓部分にも噛みつく。

肉は背の部分と尻尾部分に残っている。
それにレモン汁をかけ、大根おろしを載せて、ガブリと頬張る。
3、4口で片面の肉が消える。
裏返して、残りも同じように大根おろしを乗せてガブリだ。
3、4分で食べ終わってしまう。
連れ合いは「もう一匹はどう?」と云うが、一匹で十分だ。

昨年、釧路にいる兄嫁から氷水に入った秋刀魚が送られてきたことがあった。
とても食べきれないのでごお隣に分けて食べてもらった。
新鮮なので刺身で食べたという。

子供の頃は、トラックの荷台に満載された秋刀魚が港から郊外の加工工場へ運ばれていた。
当時の道の大半は、未舗装の道路なので、穴ぼこがあったり、ぬかるみがあったりした。
車は左右に揺れながら走った。そのため、満載された秋刀魚は
荷台から雪崩落とされた。
当時は、落ちた秋刀魚を拾う人がいないどころか、ネコまでも食べなかった。
だから、秋刀魚の季節は港ばかりではなく、釧路の街中が秋刀魚のニオイで満たされた。

それだからだろうか?
釧路の漁港生まれでも、秋刀魚だけは刺身で食べたことがなかった。

先日、帰省した時に、関東では秋刀魚を刺身で食べると兄妹に話すと、
「何言ってるの!秋刀魚の刺身は旨いよー!食べてごらん!」と諭された。
でも、まだ秋刀魚は刺身で食べる気持ちに慣れない。

2014年9月24日水曜日

ほとんど果実を食べているイタチやテン    A weasel and a marten eat mostly some kinds of furuits.

2014年9月20日:伊勢沢林道で拾ったイタチ糞やテン糞についての内容物

イタチ糞①
アケビ種子、膜翅目翅足
  テン糞①
アケビ種子、ウワミズザクラ種子果皮、サルナシ種子果皮
テン糞②
テン糞3と50センチくらい離れていただけなので、
テン糞2とテン糞3は一緒にまとめて持ち帰った。
カヤ種子、ウワミズザクラ種子果皮、アケビ種子、サルナシ種子、
昆虫脚羽毛軸、小哺乳類(アカネズミ?)毛骨片
 
 テン糞③
 テン糞④
サルナシ種子果皮
 テン糞⑤
サルナシ種子果皮、アケビ種子、昆虫脚外骨格
 テン糞⑥
アケビ種子
 テン糞⑦
アケビ種子
 テン糞⑧
サルナシ種子果皮、ヤマボウシ種子
 テン糞⑨
ウワミズザクラ種子果皮
 テン糞⑩
ウワミズザクラ種子果皮
テン糞⑪
ウワミズザクラ種子果皮、サルナシ種子果皮、アケビ種子
 イタチ糞②
アケビ種子、サルナシ種子、昆虫脚外骨格
 テン糞⑫
サルナシ種子果皮、ムカデ足外骨格、カマドウマ脚産卵管
 テン糞⑬
サルナシ種子果皮、アケビ種子、ウワミズザクラ種子果皮
今回の前15個の糞の内容物表
植物名は糞内容物としてその種子が入っていたことを表す。
アケビとサルナシの種子が3分の2の糞に入っていた。次にウワミズザクラが半数近くの糞に見られた。果実としてはヤマボウシやイヌガヤも食べていることが判る。
動物食としてはイタチ糞全2個とも節足動物の外骨格や足などが混じっていた。
テン糞②と③に鳥の羽軸とアカネズミと思われる毛や骨片が入っていた。
イタチやテンたちは果実食で生活しているようなものだ。

今日は、これから慶應(日吉)の秋学期の授業が始まる。
もっと、関係した話題のビデオを見てもらい、パワーポイントのスライド切り替えは十分時間をとり、
ゆっくり話しをしていくようにしよう。
これは、これまでの学生たちが答案用紙などに書いてきた要望だ。

日本の大学での大教室での教養の授業は、
教員が一方的に切れ目なく話すことによって成り立っている。
授業中でも学生から質問が出るような授業、
あるいは教員から学生たちに質問できるような授業
一つの問題に皆で考えられるような授業をしたいが、、、、、。

2014年9月23日火曜日

自然探索

先日の伊勢沢歩きで目にしたさまざまな自然物

イイヅカミミズ?
ドブなんかでうようよしているイトミミズってのは知ってるが、ミミズの種類って?
伸びると40センチ以上はある。
鳥の羽毛が散らばっていた。歩いているところを林道上で襲われたのか?
でも、誰の羽根なのかな?
これはシカの第三指と第四指の中手(or足)骨が合体したものだ。
ヌルデの虫瘤だ。
割ると中にヌルデシロアブラムシがいっぱい入っている。
この虫瘤を乾燥させて、染色剤として使われているようだ。
そのうち、一度やってみたいものだ。
コヤツ、割と早い歩きである。
時々見てはいるが、名前を調べたことがなかった。
イラガ・幼虫・緑とやったら、ドンピシャで出てきた。
ヒメクロイラガの幼虫のようだ。

今日は、「秋分の日」だ。
今日からお日様が出ている昼間の長さが日が沈んでいる夜の長さより短くなる。
これから、目に見えるようにどんどん夕日が沈む時間が早くなる。
山歩きでは林道に下りてくる時間を4時にしなければいけない。

サルやシカの発情季が始まるゾ!