「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年12月21日火曜日

リスの巣を紹介!

先日の野生生物探検隊の忘年会で、take隊員より教えられたリスの巣:
彼のフィールドではマツの樹幹につくるのだが、
丹沢ではマツが少ない、しかし、リスの好きなオニグルミがたくさんある。
コナラやミズナラなどの木にある。
ぼくはリスの巣は一年に一回くらいしか見つけたことがない。
見過ごしてきたというよりも、上を見ながら歩くことが少ないからだ。
上も下も見ながら歩くことによって、さらに動物たちの生活を見ることができる。

まずはリスの巣をご覧ください。
いずれも、猛禽から狙われるような感じの場所にあります。
夏だと葉が茂るからわかりづらいかな?
もう一つ、どうしても逆光になってしまう。 
さらに、もう一つ。 
リスの巣の感じがつかめたことでしょう!
これから、山歩きはさらに楽しいものになりますね。

2010年12月20日月曜日

これは何?

毎年、山を歩いていて「これは何?」と疑問に思っているものがあった。
今回、やまぼうしさんとtake隊員に「これは〇〇の痕」だと教わった。
わかりますか?
根元に大量の木屑がまるで糞のように積み重なっている。
成る程、この木屑が出てくるくらいの穴が木の根元に開いている。
ボクトウガというガの幼虫が中で生活しているようだ。
木に穴を開けて突き進むので、樹液がでる。この樹液を求めて昆虫たちがやってくる。
なんと、その昆虫を食べるために穴を開けているらしい。
英名、Carpenter mothというのもナルホドだ。

2010年12月19日日曜日

ハナビラニカワタケ

昨夜の中華街で食べた、炒め物にハナビラニカワタケが入っていた。
野生生物探検隊の忘年会で丹沢で採ったものよりも少し歯ごたえがあった。
一度、乾燥させてから水で戻すとあのような感触になるのかと思った。
ハナビラニカワタケは晩秋に出るのだろうか?
樹皮を破って出てきている(12月16日)。 
山歩きで食べられる物があると嬉しいものだ。
この冬の間に先日エノキダケを採った場所に行ってみたい。

横浜中華街で!

中華街の横浜大飯店で、「丹沢サル観察し隊」の忘年会があった。
30分くらい前に着いたので、この通りを散歩した。
ものすごい人出である。若いカップルから中高年までぶらぶら歩いている。
2個で千円、3個で千円とか肉まんが売っている。
また、食べ放題というのも目につく。
甘栗売りがたくさんいる。
皆、中国から日本の親戚を頼って来日して間もない人たちのようだ。
甘栗袋を手に持たされて連れ合いは買うことになる。

予約した店は100を超えるメニューで2480円の食べ放題だった。
6時から9時間で食べ続けた。
品物を注文する、オーダーバイキング制というものだった。
デザートも15種類以上ある。北京ダックからフカヒレスープまで食べた。
もちろん、ぼくはボトルで紹興酒も飲んだ。

こんなに美味い物を食べて、税込みで2480円なんて安過ぎる。
しかし、店員さんたちの大半は中国からの人たちだ。
居酒屋「さくら水産」もそうだが、中国からの出稼ぎの人たちをつかって、
人件費を抑え、品物を安く提供しているのだ。

2010年12月18日土曜日

ツルを切らないで!

ヤマフジ、ツルウメモドキ、マタタビ、サルナシ、クマヤナギ、テイカカズラ
などの蔓性木本が山仕事の人たちによって切られてしまう。
スギやヒノキの植林に絡まっているなら納得できるが、二次林の中で生育している蔓は
切らないで欲しい。
どれも、動物たちの大事な食物を提供してくれる木である。

下は、サルナシの蔓が切られ、いくつもぶら下がっている。
まるで、首つり死体がぶら下っているようだ。
太い蔓は歩くのに邪魔にならない筈である。
もし、蔓が絡まって木を倒したとしても、自然更新されて良いのでは?
いつも歩く作業道などのどうしても邪魔になる箇所は仕方がないと思うが、
今は森林で日常的に作業する人たちは少ない。
年に2、3回しか使わないような、
あるいは一度作って放棄されるような作業道の蔓は切らないで欲しい。

2010年12月17日金曜日

野生生物探検隊の忘年会

12月16日:野生生物探検隊の忘年会が東丹沢で行われた。
土山峠から猿ヶ島・525ピーク・湖岸への北東尾根を回って土山峠に戻ってきた。
take隊員は運動靴であり、しかも足を痛めていたが、丹沢のオニグルミとリスの巣の多さに一人感動していた。
いつも丹沢を歩いているぼくらもあんなにリスの巣があるとはびっくりだ。

下は、イカルが猛禽に殺された怪しげな痕跡を調べる隊員たち。
下の地図は、歩いたGPSの軌跡だ。
途中、沢に下りる経路を辿ったが、戻り尾根を下る。
この時15時を回っていたので、少し焦る。が、隊員の皆さんは悠然としていた。
しかし、ここで皆さん大汗をかく。
下の軌跡で湖上を歩いているところ、道が水没しているので、斜面を少しトラバースする。
ここが最大の難関?だった。
予定のコースと逆回りであったが、変化に富んだ歩きを楽しめたと思う。 
夜は、isa隊員のアトリエで持ち寄った飲み物と肴で親睦を高める。
コンニャクと採集したイシクラゲが旨かった。

2010年12月16日木曜日

キンシコウとナキウサギ

キンシコウのオス
秦嶺山脈で、2004年2月。
ナキウサギ
キンシコウを観察していたら、足元の岩の隙間から出てきた。 
今日は、野生生物探検隊の忘年会だ。
何故か、秦嶺山脈のキンシコウの調査を思い出した。
一人、一人いろんな人生があり、皆、その人生に苦しみ、悶えそして楽しんでいる。

2010年12月15日水曜日

ルワンダへ!

今夕、麹町で知人KOの送別会だ。
国際協力事業団JICAのルワンダ事務所に派遣される。
KOは大学卒業後、タンザニアのキゴマ(となり町ウジジ)で海外青年協力隊で理数科教員をやっていた。ぼくがマハレ山塊国立公園でマラリアで寝込んでいた時に知り合った。
その後、キゴマまで買出しに出た時に、会っていた。

その彼が、家族とともにルワンダに行く。
ルワンダはツチ・フツ戦争が終わった直後に行ったことがある。
そのため、当時はホテルの窓ガラスも割れ、人々も荒んだ感じだった。

下は1997年8月のルワンダのブカブの街で、左方はキブ湖である。
現在のルワンダは驚異的に経済が発展しているようだ。
KOは、キゴマの街では多くの人たちに知られた日本人であった。
タンガニーカ湖を国際航路の船が走っているが、その船員さんから親切にされた。
彼は、ウジジの学校で理科や数学をKOから親切に教わったというのだ。

知らない土地での好意、外国人からの好意は人を信頼する礎である。
KOを通しての日本からルワンダへの好意を確かなものにしてもらいたい。
送別会には出られないので、今夕は彼に乾杯したい。

2010年12月13日月曜日

モンスター現る!

横浜から相鉄線に乗った。
4、50代の女性の両隣が空いているので、座ろうとした。
飲みかけのペットボトルが置いてあったので、女性の物かも知れないと思い、女性の方に押し付けて座った。
彼女はしぶしぶ自分の膝の上に乗せた。「あれー?彼女の物ではないのか?」と一瞬思った。
彼女はペットボトルの蓋をとり二口飲んでペットボトルの蓋を閉めた。
ぼくは「エ?」という思いで彼女を見た。彼女の隣の空いている側には厚さ20センチ以上のバックがあった。
電車には人が乗ってくるからそのバックも膝に抱えると思った。
荷物を抱えたサラリーマンが乗ってきて、会釈してそこに座った。
身体をよじっている。が、バックを取ろうとはしない。

ぼくは前の席の人を見た。前の座席の男性は彼女をじっと見ている。
彼女は週刊誌「東洋経済」を読んでいる。
鶴ヶ峰駅で前の座席の男性が降りた。
彼女はバックやペットボトルを持ってそちらの席へ移った。
そこで再び週刊誌を読み、ボトルの水を飲んた。
ペットボトルを床に置いた。ぼくは週刊誌を読むのに邪魔なのだと思った。
しかし、彼女はペットボトルを置いたまま緑園都市駅で降りていった。
ぼくは、あっけにとられてしまった。残されたペットボトルを撮った(上の写真)。

これほど、一般常識にとらわれないで4、50歳まで生きてきた女性がいるなんて!
しかも、他人に迷惑を掛けていることに気がつかない?振りをしている。その精神に驚いてしまった。「東洋経済」という週刊誌?を読んだことがないが、そのようなことを書いていないと思われる。

このような化け物のような精神をもったオトナがたくさんいるということだ。
怖ろしい世の中になったものだ。

晩秋の仏果山・高取山

10日のサルの群れを追った続き:
革籠石山から仏果山までの細尾根は晴れていると気持が良い。
まだリュウノウギクがいくつか咲いている株があった。
が、葉は寒さにやられたように赤黒く変色している。
ここは日当たりが良いせいか、カナウツギが新葉を展開し始めている。
まもなく枯れてしまうだろう。 
ニシギギも葉をすっかり落としてしまったが、枝の独特の翼がわかる。 
仏果山山頂のアセビは花芽を膨らませている。
来年2月上旬には雪を頭に乗せたスズランの花のような白い花を咲かせるだろう。 
高取山の展望台から甲斐駒ヶ岳を望むが、もやっていてはっきりせず。
しかし、やまぼうしさんのブログを見るとこの日の朝は綺麗に見えたようだ。
もう、35年以上前に北沢峠から登った山だ!
山頂部は白い石灰岩だけの神秘的な山だった。
もう一度登りたい山の一つでもある。
とうとうサルを見失ってしまったが、山歩きを楽しんだ。
単独行の中高年の男子が二人、お喋りをしながらぼくらの後ろから歩いていた二人の中高年男子パーティ、仲の良い二組の中高年のカップルに会った。
皆さん気をつけて歩いてください。