「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年9月13日月曜日

身近にある見込み捜査=冤罪

厚生省の村木元局長が無罪となった。
検察側の勝手な思い込みによる流れの中に彼女が居たわけだ。
が、その流れがウソであることが明確になった。
それにしても、厚生省の彼女の元上司や部下の男たちが捜査段階で彼女に指示をした、彼女から指示を受けたと偽証をした。
何故彼女のように頑張れなかったのか?
特にかっての上司であり、現在、町長をやっている男の人間性を疑う。
彼らが始めからウソをつかなければ検索は早い時期に方針を変えたであろう。

しかし、このようなことが日常茶飯に行われている訳ではないだろうが、事件が起こると警察・検察側は推論をした上で捜査をすることになる。
事件が起きた日時、人間関係、背景などから推論しその裏づけを取っていくことになる。
その裏づけが取れていないにも関わらず、見込み捜査をしていくからこのような冤罪を生むことになる。

特捜部が関与する事件だからぼくら庶民の生活とは関係しないと思ってはいけない。

数年前、鹿児島県議選で、大勢の市民が選挙違反事件で掴まり、裁判により冤罪となった。
これなどは、警察が勝手に事件を作り上げて市民を捕縄し、その結果、ある県議を当選させるというものだった。
この事件を担当した警察部長と当選した県議は親子同然の仲だったというから、これが現在の日本で起こった事件かと自分の耳目を疑いたくなる。
是非、ネットで鹿児島県議選 冤罪で検索してみて!

村木局長を冤罪に落としいれた特捜部も鹿児島県警察本部もなんのお咎めもないというのは不思議でもある。

冤罪によって殺人者のレッテルを貼られた人たちも大勢いるのだ。
見込み捜査のようなもので、ぼく自身が疑われたことがある。
平日に、家の近くで自転車(娘と二人で使用しているがもう15年以上も使っている古い物)に乗っていると、パトカーが擦り寄ってきて、停止を求められた。
盗んだ自転車ではないかというものだった。

警察の考えでは、平日の昼間に中年男が無精ヒゲを生やし古びた自転車に乗っているのは、もう自転車泥棒=犯罪者という筋書きができているようだ。

幸い、家から50メートルも離れてない所だったので、家に帰るところなので家に来てもらった。
我が家で古い自転車なのは、新しい自転車はすぐ盗まれてしまうからだと説明した。これまで3台の自転車が盗まれた。
古い自転車だけは盗まれない。それで、かれらは納得である。

もし、これが数キロも離れたところで職務質問を受けていたらどうなっただろうか?
以来、なるべく平日に外出する時には、不精ヒゲを剃ることにしている。
(上は疑われた我が家の自転車)

2010年9月12日日曜日

ウリ坊あった!

9月4日にハタチガ沢林道で滑落死していたウリボウの様子を見に行ってきた。
台風が通り過ぎた時は、西丹沢で豪雨だった。しかし、東丹沢の伊勢沢を9日に歩いた限りではそれほどの降りではなかったようだった。その日にハタチガ沢林道へ入る事を禁じられたので、日曜日は工事関係者は来ていないだろうと、早朝に行ってきた。
赤布の目印をつけておいた現場に6時半についた。
途中、林道を歩いている時はウリボウは残っていると確信した。
台風通過時には、雨水が林道を走ったろうがそれほどではないことが分かる。
今回:左の斜面中央の下付近に草むらにウリボウを置いた。
前回:これは現場を上から見たところ。
右の石で囲った中にウリボウを埋葬した。
その上に、手前にある平たく大きな石を乗せた。
上に乗せていた石をのぞくとシデムシなどの腐肉を食べる昆虫たちが蠢いていた。
左の方に向けていた頭部が無い。
辺りを見回すと、1メートルくらい離れたところに下顎骨があり、頭蓋部は倒れている草の下になっていた。

タヌキか、アナグマかネズミたちがやってきて、頭部は引っ張り出したようだ。
さらに、前脚なども無い。石を浮かさないで、そのまま上に乗せておくのだった。
いつも反省だ。
散らばっている骨だけを採取してきた。
毛と虫と骨の部分は10月になったら取りにこよう。

2010年9月11日土曜日

ハタチガ沢林道でゲットしてきたテン糞

9月4日、ハタチガ沢林道を歩いていて見つけたテン糞である。
表面に内容物の種子が出ている。
今の時季にこのような小さな種子の果実は何?
水洗いして、種子を取り出す。
水洗いした他の残渣は果皮に果肉が厚くついたものであった。
果皮と果肉、および種子の色と形状から、あれだな~っと思った。
今の時季はまだ青く固い状態であるはずだ。
種子は一応、しっかり出来上がっているように思える。
この果実が熟す10月下旬には種子はもっと大きくなるのだろうか?
あるいは、ぼくが考えているものとは違うものだろうか?

この種子はサルナシだろう。
ニホンザルたちは、夏頃からまだ小さくて硬いサルナシやらアケビやらを食べる。
サルは視覚の動物だから青い果実でも見つけて食べることができる。
しかし、テンは臭い、香りでこのサルナシの果実を見つけて食べたということだろうか?
サルナシはマタタビ科である。ネコ科以外のイタチ科の動物にも彼らに臭いで影響を与えているのだろうか?知りたいものである。          

2010年9月10日金曜日

草の実・木の実

昨日の伊勢沢林道で、
ハダカホオズキである。まだ色づいてない。
赤く色づいてから種子を採ろう。
サクカクヅル?アマヅル?
丹沢にはヤマブドウがほとんど見当たらないのがさみしい。
たっぷり雨が降ってくれたので、植物たちは生気を取り戻している。
きっと、シカやサルやウサギも水々しくなった草や葉に大満足のことだろう。

2010年9月9日木曜日

台風一過

昨日、丹沢へ行けなかったので、起きて、少し朝刊を見ただけで
前日作ったイチジクジャムを食パンに塗って、牛乳とともに食べ、車を走らす。
台風一過という感じとは程遠い空模様。
9月1日に早戸川に行くときに見つけたハクビシンの状態を見ようと、半原の方から行ったがあのウジが湧いていた死体は跡形も無く消えうせている。大雨で流されてしまったようだ。道路も歩道も綺麗さっぱりだ。宮ヶ瀬湖に流れ下ったのだ。
なんだか、がっかりである。

気持ちを変えて伊勢沢林道へ向かう。途中鳥屋の食料品店で弁当や飴玉などを買う。
急ぎ足で歩いても汗がすぐ出てくるわけではない。台風一過とともに秋が到来したかのように涼しい。ススキの穂も出始めている。
音見沢橋に来たが、ここにはウワミズザクラがないことに気がつく。勘違いしていたのだ。
焼小屋沢橋を過ぎて、ヘアピンカーブのところから焼山方面を望む。
雨曇りで、時折雨粒が落ちる。
マツカゼソウが涼しげな風情である。
種子を見るために木の実を採りながらもどる。
オオバアサガラ、ミズキ、アカメガシワ、ウツギ、そしてヨウシュヤマゴボウ。

ハクビシンの屍骸がきれいさっぱり雨で流されてしまったので、ハタチガ沢のウリボウを見にいくことにする。が、橋を歩いていると工事の警備員のおじさんに押し戻される。「立入り禁止」だから戻れという。あまりの剣幕に戻ることにする。土山峠のところが空いていれば、そこからハタチガ沢に行こうと思ったが、土山峠のスペースには既に2台の車がある。
なんだか、イライラした気持ちになりながら帰宅。
ウリボウも流されてしまったかもしれない。

2010年9月8日水曜日

郵送されてきたオオアシトガリネズミ

網走方面を旅行した、高校時代の同窓生のT.Gさんからオオアシトガリネズミが封筒におさめらて郵送されてきた。5、6枚のビニール袋に収められていた。
彼から面白いものを拾ったので送るとメールがあったので、腐敗させるためのガラス容器を用意していた。連れ合いから受け取ったらすぐ、袋をやぶり、そのまま容器に移し水に浸した。
8月26日に水に浸けて、9月7日に上澄みの毛が混じった汚物を流し、
取り出したのが下の頭骨を含む、骨格だ。

残念ながら、一度踏まれたか郵送中に潰されたようだ。
頭頂骨や後頭骨、聴胞あるいは側頭骨部分、左の前額骨が壊れている。

みても分かるように、頬骨弓がないのが、トガリネズミ科の大特徴の一つである。
左の上顎骨の第一切歯を見てほしい。クリックして拡大!
一本の切歯なのに、鍵状に二つに分かれている。
下顎骨を見ると、切歯もは前方に長く突き出し、他の歯も鋭く尖っている。
下顎の第一切歯も伸びて、しかも4つの尖がりをもつ。
上・下の第一切歯とも他科の動物たちにはありえないような形だ。

このオオアシトガリネズミはミミズや土壌節足動物を
この鋭い歯で捕まえて噛み殺し潰して食べているようだ。
下顎を引き上げる咬筋は上顎のどの部分に付着しているのだろうか?
オオアシトガリネズミは前脚が少し大きく、これで腐葉土をかき分けて餌動物を探し回っているようだ。
左上:大腿骨、脛骨と腓骨がある。腓骨は足首から3分の2位が脛骨と合体している。
上腕骨や脛骨が左下方の寛骨の右にある。
唯一のオオアシトガリネズミの骨格なので、
100均でケースを買ってきて上のように収めた。

2010年9月7日火曜日

動物たちの糞の内容物

4日(土)のハタチガ沢林道歩きで:
橋の欄干の上に大きなサル糞が一個、強烈なお日様に晒されてカラカラだ。
一週間も前のものだろう。見てもわかるようにお米のモミガラがたくさん混じっている。
鳥屋か半原か清川の水田の稲を食べたのだ。
恐らくソリタリー(ハナレザル)が、水田を荒らしたのだ。
これは、テン糞だ。内容物に種子が入っているので、ゲットする。
ハクビシンの糞だろう。先ほどゲットしたテン糞の種子と同じものがたくさんある。
これも一塊ゲットする。
このテン糞を1日半、水に浸けて、糞を5ミリメッシュの茶漉しで洗った。
大半が果皮と下の種子であった。
このタネ????見たことあるような?
今の時季に果実を実らせている木だ!
ん?
流水で揉むようにして洗ったのに、果柄がついているのがあったので一緒に撮った。
ウワミズザクラ?イヌザクラ?あるいはシナノキ?それとも?

2010年9月6日月曜日

スカイツリー

専門学校に行く時、東西線で江戸川を渡る。その時、しだいに伸びていくスカイツリーが見える。
人気のスポットになっているようだ。
何故かぼくもこうやって撮ってしまった。

捕まえられたヤモリ!

今朝、部屋の中にバケツがある。
蓋の上に、「ヤモリがトイレにいた」と娘が広告の裏に書いた紙が置かれている。
そっと蓋を取る。ヤモリがいた。我が家は網戸もしっかりしたものなので、ヤブカ一匹は入れないのに、どうやって生きていたのか。
まず、写真を撮り、庭に放してやる。
この暑さで、日本が亜熱帯化している表れで我が家にも頻繁にヤモリを見られるようになったのか?それとも、、、、、、?ちょっとどういうことなのか分からない。でも、ぼくにとってはヤモリの居る環境の家は素晴らしい!

2010年9月5日日曜日

ダンドボロギクの乱舞

昨日のハタチガ沢一帯は、
白いフワフワしたものが谷間に乱舞していた。
はじめは、トンボがたくさん羽化して飛び回って、太陽の光を浴びて白く光っているのかと思った。
林道上の空中にも白いものが飛び回っている。
谷間をとフワフワしているのものも同じものだ。
先日、覚えたダンドボロギクが白い綿帽子となり、ちょっと風が吹くだけで舞い上がっている。
木陰からシカたちを見ながら、同時に幻想的ともいえるダンドボロギクの綿毛の乱舞の中にいた。
林道沿いの斜面の草本は上のダンドボロギクのようにまるでドライフラワーのようになっている。雨が欲しい。

谷川の斜面に咲くタラノキの花
ヌルデの花
コマツナギの花がまだ咲いている。
なんと、ジャケツイバラの花が狂い咲きしている。
林道歩きは日差しを遮るところが少ないが、沢からひんやりした風が吹いてきて気持ちが良い。谷間を望む木陰に座っていると電車通勤の不愉快な出来事も霧散した。