元旦に釧路川の土手で見つけ拾ったキツネの糞を水洗分析
「釧路から(10)」を見て
昨日、雪掻きでぎっくり腰になったので、動けず。
藤沢に戻ってからやろうと思っていたキツネの糞を水洗いした。
左上には鳥の足の骨の一部 その下は多足類のキチン質の外骨格
大半が砂泥と植物繊維
1、2センチの毛が混じっていたが、それは洗い流す。
このキツネ、雪が降る前は ハサミムシやゲジなどの土壌動物を主に食べていたのだ。
鳥の足の骨は、ニワトリの足のようなので
ケンタッキーフライドチキンの足の食べカスを拾って食べたのだろう。
植物繊維は何を食べていたと思いますか?
と、今朝の北海道新聞にエキノコックスの記事が大きく載っている。
詳細はクリックして拡大して読んでください。
キツネの糞にエキノコックスの卵が入り、野ネズミが糞を食べ
ネズミの腸内で卵が孵化して幼虫になり、そのネズミをキツネが食べる。
キツネの腸内で成虫になる。という寄生の循環である。
沢の水を飲むことなどから人の体内に入った卵は、腸で幼虫になり肝臓に寄生し、
命に係わるほどの病気になるとのことだ。
病気に罹らないように注意した方が良いが、兄も妹もキツネを嫌っている。
幼稚園の庭に昨年、出たことで園児の感染を心配している。
ぼくにとっては沢の水を気軽に飲めないのは残念至極だ。