7月25日にテン糞とハクビシン糞をアップした。
ハクビシンの内容物は、やまぼうしさんとの果実探しの歩きでミヤマザクラのタネで確定した。
テン糞から出てきたタネは難しくまだ確定していない。
下がアップしたテン糞を構成していたタネだ。
6-7ミリの長径で、長径の中央に溝が走る。
同じ一ミリメッシュの方眼紙の上に三種類のクロウメモドキ科のタネを乗せた。
上中央はオオクマヤナギ
左はクマヤナギ、右はヨコグラノキの種子だ!
一見すると上中央のオオクマヤナギのものにそっくりだ。
しかし、テン糞のタネよりも一回りも細く、小さい。
上のテン糞のものはどれも短径が2ミリ以上ある。しかし、オオクマヤナギのものは1ミリちょっとだ。長径も1ミリくらい短い。
テン糞に入っていた状態の果実。
タネが一個入っている。
もともとの形はリンゴのように丸いというよりも少し洋ナシ状に近いか?
下は、クマヤナギの果実の状態
ヨコグラノキの果実、種子と葉
オオクマヤナギの果実と葉
種子の形状や大きさからはオオクマヤナギのものが一番似ている。
しかし、テン糞の種子とは違うものだ。
今回、やまぼうしさんに教わったヨコグラノキの種子の形状や大きさを見て驚いた。
葉や実と一緒に写っているタネ、あるいは三種類の右のタネ。
小麦粒にそっくりなのだ。
丹沢の夏山で、この小麦粒の塊でできたようなサル糞を見つけることがあるのだ。
確か、写真に撮っているのだが見つけられない。
これまでは、農耕地に出て、小麦畑を荒らしたハナレザルの糞だと思っていた。
ぼくが間違っていた。サルに濡れ衣の着せていたのだ。
ヨコグラノキの果実を食べていたなんて!
もっともヨコグラノキという名前を知ったのもやまぼうしさんのお陰だ。
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