「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2008年8月20日水曜日

文化は世界へ

1974年2月:天昭山野猿公園で、他の群れから加入したオトナオスの廻りに集まった1・2歳のコドモオスたち。母親からは群れのシキタリを、オトナオスからはオスとしての生き方を学び、4~6歳くらいで群れから離脱し、他の群れに接近・加入し、文化を伝えていく。
オリンピックのテレビ観戦をしていて思った。
レスリング、シンクロで日本人のコーチがアメリカや中国を指導しメダル争いをする。
日本のスポーツも外国によばれて選手たちを指導するようになった。

日本では、多くの技術者がやってきて明治以降の日本の発展に寄与してきた。
スポーツの世界でもしかりだ。

外国の優秀な文化を取り入れるためには、日本は随や唐まで使者を送った。
現在でも、日本は海外研修と称して海外の優れた技術を導入しようとしている。

一方、優秀な技術をもった日本人が海外で働き、技術を伝えている。
東南アジアのダム工事開発、道路や橋の設計に関わる人、
精密機械のための技術や工場の運営・管理を指導している人、
アフリカで農業や漁業、医療や行政の指導をしている人、

優れた技術を学びに来た者が自国へ持ち帰って広めていったり、
優れた技術をもった者が外国へその技術を伝えて行く。

明治以降、海外から導入された技術は少なくても貧しい農山村をなくしてくれた。
今では自由競争という一見公平に思える考え方が導入され、再び、貧富の格差が大きくなってきている。
インターネットが普及した現在、技術文化の交流はますます加速化されるかもしれない。
が、私たちは無批判に受け入れるのではなく、考える頭をもたなければならない。

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