「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2020年7月31日金曜日

この幼虫は? What is this larva?

昨日、早戸川橋を過ぎて金沢林道に行こうと金沢橋を渡ろうして、初めて橋の名前を見た。「かねざわばし」(図1)であって「かなざわばし」ではないことを知った。沢も「かねざわがわ」(図2)が正式名称のようだ。
図1. 金沢川に架かる橋の橋名板
図2.かねざわがわ
金沢林道の手前にあった簡易ゲートが取り払われていた。誰も歩く人がいない。もちろんバードウォチャーもいない。傘を差しながら周りを探索しながら歩く。ジョロウグモの巣かな(図3)?クモの巣に霧雨がかかって綺麗だ!子供の頃は軒先に張られたオニグモの巣に露が濡れてついていたのを思い出した。
図3.霧雨に濡れたクモの巣
っと、一本の葉がないイラクサの仲間に大きく派手な色彩の毛虫がついている。撮りづらいので、茎ごと折ってたくさんの葉のところに移す。この作業をしている間、コヤツは頭を上げて激しく前後左右に振る。脅しているのだ。この毛虫は誰の幼虫なのだろう。食草・イラクサ科・幼虫でネット検索したら、当たった!ヤガ科のフクラスズメArcte coerulaの幼虫のようだ。このイラクサ科の植物は何?やまぼうしさんにメールで訊ねた。ナガバヤブマオBoehmeria sieboldianaとのこと。ありがとう!
図4.フクラスズメの幼虫
図5.このイラクサ科は?ナガバヤブマオ

2020年7月30日木曜日

小雨の中の金沢林道 The Kanesawa forest road in a sprinkle!

今日は金沢林道を6月16日以来歩いてきた。林道下に1メートルを有に超す背丈の大きなウバユリが4、5本咲いていた。傘を差さなければ濡れるような小雨が途切れなく降っており、休んでお湯を沸かして甘いココアを飲みたいが濡れてしまうので、泣く泣く諦めて途中で帰ってきた。
ウバユリの根茎を一度食べてみたい。ユリ根としても大きいのかな?
図1.ウバユリCardiocrinum cordatum 

2020年7月29日水曜日

オモダカ Arrowhead

先日、引地川沿いの水田のアマガエルを見に行った時、水が残っているところにオモダカSagittaria trifoliaがあった。
オモダカは故郷の釧路湿原にもあるので、同じものか調べた。釧路湿原のものはカラフトクワイSagittaria natansというようようだ(図2)。
図1.水田のオモダカ
図2. カラフトクワイ 2017年8月、新釧路川で
同属なのでカラフトクワイの花はオモダカの花と変わらない。このカラフトクワイの方はオモダカよりも草丈が凄く大きい。この根には大きな根茎があるのだろうか?根菜類として売られている正月に食べるクワイはオモダカの園芸品種で学名は同じだ。英名Arrowheadは矢尻だ!え?どうして日本語では矢頭しらではなくて矢の尻と云うのだろう?矢の先で、矢先、矢頭の方が分かり易いが、、、、、。

2020年7月28日火曜日

イタチ科3種の頭骨・食性・行動から系統的分化を考える  Considering phylogeny from skull, food habits and behaviour of three Mustelidae species in Japan.


このところ日本に生息するイタチ科3種(イタチ、テン、アナグマ)の頭骨を見ながら、不思議な思いに憑りつかれている。それは、3種類とも肉 (動物)は食べるが、大半は昆虫などの節足動物や果実である。

以下は、3種の糞内容物からの判断と彼らを動きを目撃した感想である。
アナグマは腐肉食はするが、動き回る鳥、両性・爬虫類、哺乳類を捕まえて食べる事はほとんど不可能だろう。落ち葉や腐葉層にいる節足動物や果実などを漁っている。
テンは巣立ち直後の幼鳥や両性・爬虫類は捕食することができるし、齧歯目のネズミ科やヤマネ科の動物やトガリネズミ目の小哺乳類を捕食することができる。が、同じ齧歯目でもリスとなると1度も食べたことが無い内に死ぬ個体もたくさんいるだろう。果実が大好きだ。
イタチは両性爬虫類や鳥やリス科を含む小哺乳類やノウサギまで捕食できる。しかし、大半の食物は節足動物だ。
 
彼らの食物がこのように分化したのは何故なんだろう?
頭骨を上から見てもただ大きさだけが違うだけで違いを見つけることはできない(図1)。強いて言うならばアナグマの後眼窩突起は僅かにその存在が判る程度であり、テンやイタチは後眼窩突起の存在が明確である。
図1. イタチ科3種 頭骨上面から
左:イタチMustela itatsi 中:テンMarten melampus 右:アナグマMeles meles
また、頭骨を底面からみても大きさの違いだけで大した違いがない(図2)。ただ、イタチの聴胞が、他の二種のものとは違って枕状に前後に長い。さらにイタチとテンの裂肉歯がT字状でアナグマのは△状だ。また、アナグマとテンの臼歯が平たい臼状だが、イタチの臼歯は外側半分は裂肉歯に応じて尖っている。
図2.イタチ科3種 頭骨底面から(クリック拡大)
左:イタチ 中:テン 右:アナグマ
下顎骨はイタチやテンの切歯は上向きだが、アナグマのものは前に突き出す。イタチの裂肉歯は細く鋭いが、テンやアナグマの裂肉歯は鋭さに欠けアナグマでは臼状にさえなっている。
図3.  イタチ科 3種下顎骨
左:イタチ 中:テン 右:アナグマ
これら、イタチ、テン、アナグマの3種の頭蓋骨を比べると、イタチがもっとも肉食に適した歯を持っているが、アナグマは肉食というよりも雑食だ。そして、テンはイタチとアナグマの中間の歯を持っている。
日本に生息するイタチ科の動物はこれら3種の他にチョウセンイタチ、オコジョ、イイズナさらに北海道にクロテンやミンクがいる。さらにはカワウソやラッコもいる。一つ考えられることは、イタチ科はイタチのように身体が小さな種から次第に身体が大きなテン、アナグマへと分化したのではないだろうか?身体大きさと雑食化が平行して進化していったのではないのだろうか?

イタチは、身体が小さいために獲物に接近するのは容易である。しかし、テンやアナグマのように身体が大きくなるとその分自分の身体に草や枝が当たる。アナグマの大きさではモグラやネズミ、あるいは地上生の鳥類に見つからずに接近するのは無理である。地中にいるモグラやネズミをあの前肢の強力な爪を持っていても掘って獲物を獲得することは不可能である。前肢の爪は腐葉層を掻きまわして節足動物を探すために発達したのであろう。テンはアナグマのように大きくはないので、木も簡単に登れるので、鳥の巣を狙ったり果実を食べたりするように適応していったのだろう。

獲物の見つけ方は、3種とも節足動物や脊椎動物さらには果実などを見つけるのは音や匂とヒゲによる触感だろう。視覚はネコやマングースのようには良くないだろう。アナグマの視覚や聴覚は良くないのは山を歩いていて経験している。ぼくの靴の匂いを嗅ぐまで気が付かなかったり、ぼくがガスストーブをセットしてお湯を沸かしているのに足元まで近づいてきてそのまま通りすぎたことがある。アナグマは嗅覚とヒゲの触感で獲物を食べていると思われる。イタチもアナグマ同様に視覚や聴覚は良くないだろう。しかし、聴胞が他の2者と異なっているので聴覚はアナグマやテンよりも優れていそうだ。その聴覚を働かせて小鳥を捕まえたり、小哺乳類を捕獲したりしていると思われる。そして、ヒゲの触覚で節足動物を食べているのだろう。テンは聴覚、嗅覚はアナグマより良いものと思われる。何故なら、テン糞はアナグマ糞の数倍も多く見つけられるのに、テンがぼくに近づいてきた事に一度も遭遇していないからだ。また、テンの後眼窩突起がアナグマに比べて発達しているのでテンはアナグマより視覚が良いかもしれない。

食肉目のイタチ科が食肉だけで生活できた時代はほんの短期間であろう。始めは、イタチのように小さい動物であったが、植物の果実を食べるようになって大型化が進んだと思える。しかし、北アメリカには大きなクズリGulo guloがいる。こやつは大型獣も襲って食べるようだ。
今では動物や植物の系統的分化については遺伝学的分野の独占である。しかし、野外での動物たちの行動や食性及び頭骨(他の骨も含めて考えたい)から分化について考察するのも一興である。

2020年7月24日金曜日

植物の性淘汰は? The sexual selection of plants?

昨日の続き:
水田ぎわの道路沿いは二次林の林で子供の絶好の隠れん坊ゴッコの場所だ。でも、今の子どもたちは遊ばないかな?  ん?あれー?アカメガシワにしてはおかしい。でもアカメガシワだろう(図1)。帰宅して調べたら、アカメガシワには雄木と雌木があるようだ。何だか葉の感じも違う感じがする。植物には雌雄が別々の木が結構あるし、一本の木に雄花と雌花があったり、さらに一つの花に雄蕊と雌蕊があったりで、植物の性淘汰はどのようなものがあるのだろう。雄木は、雄花は、雄蕊は、自分の花粉を目的の雌木や雌花の雌蕊に到達するための様々な戦略をもっているのだろう。雌木は造った種子をどうやって遠方まで散布するか?面白そうだが、ぼくは知らないだけで、すでに調査・研究が行われているのだろう。
図1.アカメガシワ雌木と花穂
クサギの花も咲いていた(図2)。ぼくはクサギの葉の匂いが好きだ。嫌な匂いだと感じたことがない。若葉は天婦羅やお浸しでも美味しそうだ。
このクサギの花は一つの花に雄蕊と雌蕊があり、先ず雄蕊が花粉を飛ばして萎み、次に雌蕊が受粉可能になるようだ。つまり、自家受粉を避けるように進化しているんだ。ふぅ~~ん。植物は動かないだけに不思議だねぇー!
図2.クサギの花

鱗翅目が得意なShinoさんにナガサキアゲハやカラスアゲハを教えてもらったが、今、彼女はクビワシャチホコの幼虫を飼っているようなので、どんな蛾かネットで見た。シャチホコガ科があって、成虫は見たことがある蛾だ。しかし、シャチホコガの幼虫はこれまで見たことがないような独特の姿形をしている。また、新しい事を教わった。

2020年7月23日木曜日

大きくなったアオガエル! A tree frog which has grown!

昨日は午後から雨が上がったので引地川沿いにある水田があるところまで散歩した。一つは、水田にいるアマガエルを撮りに行ったのだ。今日も、水田で農家の人が一人で雑草を採っている。蒸し暑い中を腰を曲げての重労働だ。ぼくが見ている間は一度も頭を上げない(図1)。なんと我慢強いんだ。水田の水は無くなり、水抜きの穴の辺りに僅かに残った水溜まりに小さなフナ?モツゴ?ドジョウやアメリカザリガニがいた。水槽のグッピーを抄うくらいの小さな網でもあれば小魚が抄えそうだ。今度、来るときは網と容れ物を持ってこよう。思い出した。若いころの夢はこのような水田をもつ農家の娘さんと結婚することだった。
目当てのアマガエルを見つけた(図2)。なんと目の前のアカメガシワの葉にもいた(図2'')。この2匹は我家へ連れ帰った。帰路は、グルーっと回って車もとおれる幅広の畦道のような草が生えるところを渡った。クサキリやバッタが飛び出し、茶褐色の小さなカエルも跳び出した。そやつは捕まえそこねた。このような所でのんびりと1日過ごしたい!
図1.稲の中に蹲って雑草を採る
図2.道路沿いの水路際にアマガエルがいた
図2'. ここにも
図2''.  アカメガシワの葉にも、2匹いるよ!

2020年7月22日水曜日

魚はエサをやろうとすると寄ってくるが、昆虫は逃げる。   A fish come near when you feed, but a insect escape.

昨日は、二の足林道を蒸し暑い中を歩いて、不動尻、大山・三峰登山口まで行った。久しぶりに三峰まで行ってみようと思っていた気持ちは歩いている内にとうに消え失せ、濃霧のような雨曇りの中を周りに目を凝らしながら歩いた。
タマアジサイの蕾が大きく膨らんでいる(図1)。タマアジサイは咲いている時よりもこの玉のような蕾の時が目に留まる。また、雨に濡れたコアカソの花茎が肩に当たる(図2)。
図1.タマアジサイの蕾
図2.コアカソの伸びた花茎と濡れた葉
帰路、ひんやりと涼しい山ノ神隧道(図3)を通る。真ん中辺りにきても明るい。真っ暗なら壁にオオゲジやコウモリも棲めるのに、明るいのがちょっと残念!天井か壁にコウモリが入れるような巣箱を掛けたらコウモリが棲めるかな。
図3.山ノ神隧道
ゲートの所にくるとヒラヒラと飛ぶものがいる。カワトンボ科のアオハダトンボの♀だった。
図4.アオハダトンボの♀
さらに、ゆっくり下っていくと、石切り場跡があり、廃屋がある。ここにも5,6台の車は停められる。ここでゴミを燃やした痕があり、何故かアゲハがそこに留ろうと羽ばたいている(図5)。鱗翅目に詳しいShinoさんに同定してもらう。ナガサキアゲハの♂とのこと。尾状突起がないのが特徴のようだ。なる程!
さらに下って新大沢橋では往きも帰りもテン糞を探したがみつからず。下っていくとまたアゲハが飛んで石垣の雨水を吸いたいようだ(図6)。このアゲハもShinoさんに同定を頼む。カラスアゲハの♂ということだ。実は、彼女に同定を頼む前に手持ちの保育社の図鑑で調べたのだが、難しかった。アゲハチョウ科は翅や脚の構造から原始的なグループに位置付けられるようだ。ふーん、学生時代には同級生に二人もチョウマニアがいたが、チョウを含む昆虫にはそんなに興味が無かった。でも、今年の専門学校の野生の2年生に昆虫に詳しい学生に刺激された。それは、一つには動物糞の内容物としての昆虫があるからだ。
図5. ナガサキアゲハ♂Papilio memnon
図6. カラスアゲハ♂Papilio bianor or dehaanii
今日は、朝から小雨が降っている。来週末には梅雨が明けてくれるかな?買ってきた朱文金とコメットは凄い食欲だ。エサをやるだけ食べる感じだ。金魚の食欲に引っ張られてグーピーもぼくが寄るだけで水面でパクパクさせる。脊椎動物は頭に神経が集中した脳があるので、エサをやる時集まってくるので楽しい。しかし、節足動物であるスズムシもアオドウガネも神経は体節毎にあるのでエサをやる時は逃げる。

2020年7月21日火曜日

ヤマユリが咲いていた!  Two Gold-banded lilies were in bloom!

今日は3週間振りにヤビツ峠を目差した。6時15分前に家を出て、すぐ近くのコンビニで昼食を買い、車を走らせるが小雨模様だ。これでは、山の上は本降りかな?っと思いながら運転していると、行先は先日の金沢林道に変わり、とうとう三峰山になった。広沢寺温泉無料駐車場に車を置き、傘をザックの横に挿して歩きはじめる。ザックカバーを忘れてきた。
すぐ、汗が噴き出る。帽子とり、タオルハンカチで額や首筋の汗を拭う。
ウォー、ヤマユリLilium auratumがまだ咲いていた。もう、終わったものと思っていた。ありがたい!ヤマユリはまるで園芸品種のように豪華だ。
二の足林道の終点から、一の橋を渡って不動尻を通過する頃には、今日は登るのは止めようと思い始める。久しぶりの山歩きとは云っても林道歩きで息が上がる。最後の朽ちた橋を渡って、三峰・大山の登山口前で休み。コンビニに買ったパンを食べ、スポーツ飲料を飲んでブランチとする。往復約10キロ3時間半の行程であったが、誰一人として遇わなかった。




2020年7月20日月曜日

子供の遊べない公園  The park where children can't play.

今日は、山へ行くつもりだったが、朝起きたのが6時だったので取り止めた。こういう日に限ってこれまでにない晴天だ! お昼前に境川沿いにある県立の遊水地公園まで散歩だ。帰路、スーパーで大好きなトウモロコシとグレープフルーツを買ってきた。もちろん、お昼にトウモロコシを食べた。今のトウモロコシはどれも当たり外れがなく美味しい。子供の頃あった白と黒の混じった餅黍(モチキビ)なんて今はとても味わえそうもない。

遊水地公園は、敷地の大半が野球場、テニスコート、サッカー場であり、ほんの申し訳程度に作られた幼児用の水遊び場やビオトープがある。立ち入ることができない。ガマの穂が生えている所は立ち入り禁止であり、ぼくとしてはちょっと入って釣り糸をたらしたい。モツゴ、オイカワ、ヨシノボリ、ウグイなどが釣れそうだ。本当は、たも網を持ってズボンを膝位までたくし上げて裸足で中に入って、草叢をゴソゴソやって小魚や水生昆虫を獲りたいのだが、、、、。
屋外遊びでもっとも楽しい川や沼での雑魚獲りをせめて中学生以下の子供には認めたらどうだろう。水や小魚、昆虫と遊ぶことができる公園はできないものだろうか?
図1.ガマTypha latifoliaの穂
図2.ネムノキAlbizia julibrissinの花
帰路、境川から登って湘南台公園を通ったが、スケートボード禁止との張り紙が出ている。せめて小学生のスケボは認めたらどうだろうか?

7月10日にアップしたアオドウガネを今、外に放した。キャベツやスイカを食べてくれた。ぼくに捕まって10日間も小さなガラス瓶にいたのに、飛んでお隣のキンカンの木まで行った。

2020年7月18日土曜日

金魚のコメットと朱文金 Comet and Shubunkin of goldfish

曇天の雨空が続いている。娘がハムスタの敷き藁を買いにペットショップまで行くというので、一番安い金魚を頼んだ。いろんな種類がいるので、判らないと云うので、連れ合いも一緒に3人で出かけることにした。もちろん、運転は娘だ。先日、娘が連れ合いを車で病院まで送っていった時に駐車場で登ってくる車とすれ違う時に左に寄り過ぎてボデーを駐車場の壁に擦ってしまった。修理が終わってから初めての運転だ。かなり落ち込んでいたので、その運転具合を見守るつもりで乗ったのだ。

我家で飼っている魚は、今はグッピーしかいない。グッピーは居間の二つの水槽と庭の二つの睡蓮鉢に入れている。一つの睡蓮鉢は全体が茶色であり、鉢植えされたスイレンが植えられている。もう一つは白い焼き物である。居間のグッピーを毎年この二つの睡蓮鉢にボウフラを食べてもらうために5月頃から入れるのだ。我家のグッピーは体色が普通のメダカ風のモノとヒメダカ風のモノがいる。水蓮が植わっている茶系統の睡蓮鉢のグッピーは普通のメダカ風の体色のものばかりとなり、白い睡蓮鉢(下)のグッピーはヒメダカ風の体色のものばかりとなっている。

一昨年、シロメダカを20匹頂いたので水蓮が植わっている水蓮鉢に放したら、2、3日で一匹もいなくなった。
200メートルくらい離れた知人の家では金魚をたくさん飼っているが、ある時、金魚を獲っているアライグマを見つけたので金網で覆ったがそれでも金魚を獲られるので、部屋の中で飼っている。我家のシロメダカを獲ったのもアライグマかもしれない。
また、茶系統の睡蓮鉢のグッピーが黒っぽいものだけになり、白い睡蓮鉢のがヒメダカ風のものだけになったのも、アライグマによる捕食の影響であろう。
 金魚はコメット2匹と朱文金2匹を買った(上)。アライグマに獲られないようにぼくの部屋の中で飼うことにした。
コメットと朱文金は体形がそっくりだ。でも、コメットは米国で日本の琉金が改良され、朱文金は明治の頃に日本で三色出目金とヒブナと和金との交配によるようだ。ぼくは、コメットから作り出されたものだと思っていた。