宮ケ瀬の轢死体のテンを骨にして気づいたことがある。それは前から持っているテン(経営破綻した動物植物学院の学生が世田谷区の剥製業者から譲り受けた。山梨産)と比べて、頭骨が一回り小さいのだ。宮ケ瀬のテンは拾ってきてそのままプランターに容れて水に浸した。取り損ねた骨はない筈だ。頭蓋骨や下顎骨も一回り小さい(図1)。山梨と宮ケ瀬は非常に近いが、地域差なのかもしれない。が、宮ケ瀬のテンの死骸からは陰茎骨を見つけることができなかった。つまり、♀の可能性が高い。
Martes属の♀は♂より全ての種に置いて小型のようだ(ADW: Martes: INFORMATION)。となると図1の左右の頭骨の大小の違いは地域差ではなくて、性差であると考えられる。


























