「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2023年9月3日日曜日

スイレンが咲いている   A waterlily is blooming

毎年、庭のスイレンの花が咲くのは5,6月なのに、今年は9月になっても咲いている。同じ様に駐車場横のテイカカズラも咲いている。春と間違えた狂い咲きとも思われない。7月から猛暑が続いているのだ。
図1.スイレンの花
スイレンを部屋の窓を開けて撮っていたら、シジミチョウが飛んでいる。ミョウガの葉に停まった(図2)。ヤマトシジミだ。我が家の庭にはカタバミがたくさんあるので産卵しにきているのだろう。

図2.ヤマトシジミだ!
NHKの囲碁番組を見終わってスイレンを見ると花が閉じている(図3)。また、明日の朝開くのだ。
図3.お昼過ぎには、花が閉じたスイレン

2023年9月1日金曜日

西武デパートのストライキに思う     Thoughts on the Seibe Department Store Srike

 西武デパートでストライキが始まった。日本でストライキのニュースを聞くのは久しぶりだ。半世紀前はさまざまな工場、会社、店でストライキがあった。当時は労働組合が強かったのだ。しかし、今は御用組合のような労働組合が多い。もっとも労働者を束ねるところ自体が労働者側よりもオーナー側に重きを置いた連合(日本労働組合総連合)がある。これは総評(日本労働組合総評議会)が1989年に解散して作られた。

総評は社会党の支持母体であり、共産党とも共闘した。しかし、連合はその支持政党の立憲に共産党との決別を求めている。そんな連合は「早期の事態収拾を求める」談話を発表している。

今の西武は7&iが親会社であり、その7&iが西部デパートの株式をアメリカの投資会社に売ろうとしている。

これからもわかるように今の西部デパート労働者は、足元がしっかりしない根無し草のような存在である。これは西部デパートの労働者に限った事ではない。半世紀前の会社のように労働者側・オーナー側という組織が明確だった。が、今はオーナー側の部分が曖昧になってきている。以前なら、会社や工場を労働者とオーナーでより良い物にして行こうと作り上げてきた。しかし、今は、利益がでなくなれば会社や工場そのものを売ってしまうオーナーが多くなってしまった。新しい資本主義の勃興だ!

2023年8月23日水曜日

スズメガが蛹から孵っていた!     A hawkmoth has hatched from pupation

昨夜寝る前にコエビガラスズメの蛹の様子を見ようとプラ容器の蓋を開けて見たら、蛹の左上の角に見慣れない物が、羽化したコエビガラスズメであった。いつ羽化したのか?かなり残念な気持ちだ。この羽化した成虫の姿を見ると、羽化しても翅を広げる事なく死んでしまったようだ。残った蛹のどこが裂けて羽化して出てきたのだろう。
図1.脱皮したコエビガラスズメSphinx constrictaと抜け殻の蛹
抜け殻を取り出して見ると、頭部の部分が裂けている(図2)。蛹から這い出してきても周りが土なので翅も広げられないでそのまま死んだのだ。気の毒な事をした。 
図2.コエビガラスズメの抜け殻
この異常な暑さはいつまで続くのだろう? プーチンロシアによるウクライナ侵攻も依然と続いている。福島原発の処理水の海洋投棄が間もなく始まる。終わるのはいつになるのだろう。
暑さは10月になれば当然涼しくなるだろう。あと1ヶ月も我慢すば暑さから逃れられる。しかし、ウクライナ・ロシア戦争や処理水の海洋投棄は終わりが見えない。

2023年8月22日火曜日

我が家の庭にヨウシュヤマゴボウ    Pokeweed in our backyard

縁側の直ぐ下のプランターからヤマゴボウが出ている。 花穂がの状態からヨウシュヤマゴボウであろう。ヨウシュヤマゴボウもマルミノヤマゴボウも実が熟すと赤紫色から黒くなる。見た目の果実も食べてみたいとは思わない色である。果実の雰囲気としてはマムシグサの実の感じであり、「ホイド」のぼくでも一度も摘まんで口に放り込んだ事はない。

我が家のヨウシュヤマゴボウはヒヨドリが運んできたのだろう。赤黒い実となるまでこのままにしておこう。

図1. ヨウシュヤマゴボウPhytolacca americana

暑い日が続いて、もうエアコンが効いた部屋から出たくなくなっている。それでも、夜、寝る時はエアコンはつけない。設定温度を29度にしても寒く感じるのだ。日中は長袖シャツや長ズボン、靴下を履いてエアコンをつけている。設定温度は28度だ。連れ合いは暑いと云って温度を下げようとする。ぼくは扇風機の風が当たる時でさえ寒く感じるのだ。これは歳をとって高温に鈍くなったからなのだろうか?  風呂は39度のお湯は嫌だ。42度にしたい。連れ合いはオカシイと云うが若い時から熱く感じるお風呂が好きだ。

2023年8月21日月曜日

アゲハの幼虫 A larva of swallotail butterfly on the leaf of lemon

 昨日夕方、庭木にぶら下げている洋ラン類に水遣りをした。ついでに、鉢植えのレモンの木にも水遣りをした。このところ連日のようにアゲハが飛び回っていたので、産卵した卵が孵った幼虫が育っているのではないかと葉を見ると案の定、成長した幼虫がいた(図1)。この一匹だけなのでコヤツはその内に我が部屋に取り込んで、レモンではなくユズの葉でも餌として入れて飼うことにするかな?コヤツだけでも恐らくレモンの葉を食べ、丸坊主状態にするだろう。このレモンは食べたレモンのタネを植えてもう7,8年?ン10年近くになるが、毎年アゲハの幼虫に食べられてまだ1メートルも伸びてはいない。いつも、葉がほとんどなく枝だけの状態だ。

図1.アゲハの幼虫
しかし、このアゲハの幼虫良く見るとごつごつとしているし棘状のものまでたくさん出ている。一見鳥糞のようで軟らかそうだが、そうではない。


2023年8月20日日曜日

きな臭い!

広島に原爆が投下された日、平和公園で行われた平和祈念式典での岸田首相の式辞は相変わらずで、広島選出の国会議員とは思えないものであった。

 最近の日本政府の諸外国への対し方、及びマスコミの論調、日本国憲法への変更要求、さらには身近な周りの友人、知人たちの諸外国への考えが、いつの間にか戦争を煽るものになっている。それは、初めは致し方がないと思っていた。北朝鮮のミサイル発射実験、中国の尖閣諸島付近への侵入、ロシアのウクライナ侵攻、さらには台湾と中国の関係などの日本周辺の地域の不穏な動きに待ってましたとばかりに、ぼくらの頭の中には近隣諸国からの軍事侵攻に対応するためにはと反撃能力を備えるのはあたりまえであり、何をあまちょろい反戦・平和思想を持っているのか?っと揶揄される雰囲気になっている。石垣島に反撃能力のある自衛隊基地をつくり、日本海側の各地には飛んできたミサイルを打ち落とす設備を設置している。

そして、日米韓の同盟強化へと進んでいる。マスコミはこれらの進行状況を大本営発表のように流すだけである。そして多くの国民はそれを良しとしているかのようである。

実際にウクライナのように隣国の中国、ロシア、北朝鮮が軍事侵攻してくることを想定しているのだ。そうならないような手立てが外交であろう。また、ぼくらの声である。

2023年8月15日火曜日

大きな上下の犬歯は互いに擦り減る       Large upper and lower canine teeth abrade against each other

 ぼくは歯が悪い。上も下も入れ歯をしている。定期健診に行くと、入れ歯と自分の歯との間の嚙み合わせが悪くなり、自分の歯を削って調整されたりする。自分としは入れ歯の方を削って欲しいといつも思う。

ニホンザルはぼくらヒトと同じ歯式を持つ。サルの歯を見ていて感じる事がある。それはサルは、自らの歯で他の歯を削っていることである。特に♂の上顎の犬歯が下顎骨の第一前臼歯や犬歯を削り、さらに下顎の犬歯が上顎の犬歯を削っていることである。その事を写真で見てもらう。尚、標本は秩父で有害鳥獣で射殺されたオトナ♂である。

図1.ニホンザルMacaca fuscata♂の正面からの頭蓋骨
上下の歯がしっかり噛み合っている
下顎の第二切歯が欠如
図1や図2を見ても判るように、下顎の犬歯が上顎の第二切歯と犬歯との間に収まり、上顎の犬歯は下顎の犬歯と第一前臼歯の間に収まっている。この上下の犬歯の収まる位置はネコやタヌキやイノシシも同じだ!
図2.ニホンザル♂の左側面からの頭蓋骨
上下の歯がしっかり嚙み合っている
正面図や側面図では擦り減った歯が判りづらい。下顎の第一前臼歯(pm1)の前の部分が斜めに擦り減っている(図3,4)。それは下顎骨が引き上げられた時に上顎の切歯Cと接触してCがpm1を削ることになる(図4)。
図3.下顎の第一前臼歯前部が擦り減っている
図4.上顎の右犬歯Cがpm1の前部と擦れる
図5.前部が擦り減った下顎骨の第一前臼歯pm1
さらに、下顎の犬歯が上顎の犬歯の前面に縦溝を作っている(図6)。
図6.上顎の犬歯前面の縦溝(←→)
何故、サルでは上と下の歯が接触して、歯を摩耗させるのか?他の哺乳類ではほとんど見られない事である。それは、サルの歯が出ている口吻部が短くなり、奥に引っ込んでいるからだ。
ネコもサルと同じように口吻が短いが、第一前臼歯は消失し第二前臼歯は小さく、さら臼歯は小さな第三臼歯1本だけになっているが、サルでは口吻部が短くなっても前臼歯や臼歯が大きく、2・1・2・3の歯が隙間なく存在するため、大きな犬歯は噛み合う歯との間に隙間がないため、接触する上下の歯同士が擦り減ることになる。
サルように上下の歯が互いに接触して擦り減るのはイノシシ♂の上下の犬歯どうしでも見られる(図7)。
図7.イノシシSus scrofa♂の上下の犬歯が互いに擦り減る
図7を拡大すると、下顎犬歯の後側と上顎犬歯の前側が接触し合い、互いに擦り減っている。互いに鋭く研ぎ合っているとも云える。
図8.図7の犬歯部分を拡大
アジア・アフリカの狭鼻猿の♂は犬歯が大きくなり、歯槽部に収まり切れなくなるため、また、イノシシの♂でも同じように犬歯が大きくなり、口蓋にはみ出るために、犬歯が互いに接触し合うことになる。

狭鼻猿もイノシシも♂だけが犬歯が大きくなる。これらの♂の持っている性による障害とも云える。もちろん、サルもイノシシの♂も♀を獲得するために同姓同士で犬歯を用いた争いをする。

2023年8月14日月曜日

この腓骨が脛骨と癒合するリス科の動物は?    What is Sciuridae animal whose this fibula and tibia fused ?

7月10日に「秦嶺山脈のリス科の動物」をアップした(図1)。上顎骨の歯式が1・0・2・3であった。頭骨の大きさからリス科のムササビの仲間であろうと思った。しかし、図1の2本の脛骨はあるが腓骨が見当たらなかったので、大腿骨を含めて水に浸けて腐らした。
図1.秦嶺山脈で拾ったリス科の動物の猛禽に食べ残した骨
水に浸けて腐らして晒骨した左右の脛骨の足首の方で腓骨と脛骨が癒合し、膝の方に伸びた腓骨が欠如している(図2、3)。
図2.左右の脛骨と脛骨に癒合した腓骨の一部
上:左の脛骨と腓骨 下:右の脛骨と腓骨
図3.図2の腓骨部分を拡大 :腓骨
リス科のリスもムササビも脛骨と腓骨は癒合していない(図4、5)。それはアメリカモモンガも同じだ(図6)。
図4.ニホンリスの脛骨と腓骨
図5.ムササビの脛骨と腓骨
図6.アメリカモモンガの脛骨と腓骨
リス科であるが、脛骨と腓骨がネズミたちのように足首側で癒合している。これはこのリス科の動物は左右の足を外側に広げたり、内側に曲げたりできないことを意味する。ぼくは、マーモットのようなリス科に含まれる地上生の動物であろうと考える。

2023年8月13日日曜日

台湾からスインホーキノボリトカゲ Diploderma swinhonis from Taiwan

 台湾の友人YNからLINEでスインホーキノボリトカゲの写真を送ってきた(図1,2)。こんなトカゲが家の中に入ってくるなんて羨ましい限りだ。タンザニアのタンガニーカ湖畔の家に住んでいた時、家の中はサソリを含む様々な虫や、それを食べるヤモリが壁や天井に、床にはトカゲが歩き回り、それらを狙ってヘビやネズミがいた。ぼくにとっては子供の頃の夢が実現したような家であった。

YNは大工仕事や畑仕事などをしながら、時々家屋に入ってくるチョウやセミ、トカゲを撮って楽しんでいる。

スインホーキノボリトカゲDiploderma swinhonis
このスインホーキノボリトカゲは台湾の固有種である。が、今では台湾から運ばれる荷物に紛れて2017年には厚木市でも定着しているようだ。厚木で増殖していると云う事は、もう我が家付近にもいるかな?外来種の侵入動物であるので、アカミミガメのようにならない事を願う。

2023年8月12日土曜日

貰った大きなスイカ   A big watermelon we got

今日昼過ぎにいつも野菜を貰うNさん夫婦が大きなスイカを1個まんま持ってきてくれた。これが今年最後のスイカとのことだ。今年は一度もスイカを買わずに貰い物だけでやってきた。いつもは、1/3から半分の場合だったが、週に2度も貰うと冷蔵庫は、タッパーに入ったスイカだらけだ。小さく切ってタッパーに容れと、それを積み重ねることができる。その為、毎食後のデザートはスイカを食べることになる。このスイカを持って重量を測ったら12キロ近くあった。包丁を入れるとパカっと割れそうだ。
ぼくはスイカはもちろんの事、ブドウ、ナシ、モモ、ソルダム、メロンと夏は大好きな果物が食べられるので、暑い夏が大好きだ。

子供の頃はキリギリスをたくさん飼っていたので、スイカの皮はキリギリスやウサギの餌だった。今は、この皮を干して水分を蒸発させてから生ごみとして出している。