「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2022年1月20日木曜日

雪が無い高取山!  Mt.Takatori with no snow!

 このところ山へ行くのを躊躇し、結局出かけない日が続いていた。今朝も5時に起きて行く気持ちがあったのだが、何故か気持ちが萎えてしまい、居間でコーヒーを飲みながら朝刊を読んでいたら、娘が出がけに「今日も山行かないの?」っと非難するような言葉を吐いて出ていった。8時頃に連れ合いが起きてきたので、「ちょっと山の様子を見に行ってくる」と云いあたふたとザックを背負い、ショルダーバックを担ぎ、車に乗る。

実は2月9日(水)は今年の2年生最後の丹沢実習を予定している。ぼくにとっても最後の学生実習だ。その日は雪山歩きを予定している。雪面に残された動物たちの足跡を学生たちに見せてあげたい。その日の登山道は雪が固まってアイスバーン状になっているかもしれない。その為、学校側に学生分の6本爪のアイゼンを買ってもらった。先日、横浜や東京で降った雪が土山峠辺りでは残っているだろう。っと思って車を走らせてきたが、大山も含めて雪ナシだ!道路もまったく乾いて日陰にも雪が残ってはいない。

大棚沢駐車場に車を置いて、仏果山登山口から登った。山中の日陰には雪が残っているだろう。登山道も雪が残っていたり、凍っているようなところもあるだろう。っと思ってザックにはアイゼンとワカンを忍ばせている。

が、宮ケ瀬越に来てもわずかに霜柱を見かけるだけで、道はカラカラに乾いている。高取山まで行って戻ってきた。行く前に宮ケ瀬のライブカメラで様子を見ていて、雪が無いことは知っていた。しかし、日陰には残っているだろうと思ったが、日陰にも雪は見当たらない。

蛭ヶ岳には雪がある 高取山の展望台から
宮ケ瀬湖周辺には雪が無い

2022年1月14日金曜日

紅梅は満開だ!  Red plum trees were in full bloom!

 庭の白梅をアップして気が付いた。そうだ!紅梅の方が早く咲くんだ!っと言うわけで散歩がてらに近くの公園の紅梅を見てきた。既に、満開だった。白と赤の花が咲くウメやジンチョウゲでは毎年赤の花弁を持つ方が先に咲く。ウメの開花は気温よりも日照時間が強く作用するようだが、赤と白ではどのように作用するのだろうか?

円行公園の紅梅
八重咲の紅梅だ!

2022年1月13日木曜日

膨らむウメの蕾   Swelling buds of Plum, Ume named in Japanese

膨らむウメの蕾とタイトルにしてアップしようとしていた。が、昼過ぎに散歩から帰って庭のウメを見たら、一輪咲いていた。胸を反らしたようには咲いていないが、開いている。故郷の釧路では最高気温も零下だと云うのに、ここでは睡蓮鉢には薄氷も張らない。
1月10日
1月12日
1月13日
先ほど散歩した歩数は7423歩であった。昨日、学校へ行き9時からの1時限目、2時限目、お昼、3時限目の14:20に授業が終わり帰宅した。家から家まで歩いた歩数は7837歩であった。授業中、歩き回っていて時々教卓の椅子に座るがこんなにも授業中に歩き回っているんだ。マスク越しに話しながら歩いている。これだもの学校から帰ると、即、ウィスキーを飲んで心身共に疲れた身体を休めたいと考えるのも無理はないかな?でも、学校に行かなくても飲んでいるか!さぁー、もう少しで5時だ。普段は5時になってから呑む。

2022年1月10日月曜日

聞こえない、見えない!  I can't hear and can't see!

 昨日、車に乗るために机の上に置いていた運転時用のメガネを探した。いつもは車の中に入れているのだが、レンズが汚れているので綺麗にするために家に持ち込み洗ってパソコンの前に置いていたのだ。が、それが見当たらない。メガネを洗った洗面所にも無い。駐車場に出て車のドアを開け運転席の周りを見てもない。部屋に戻り、机の上を見たらケースに入っている探しているメガネがあった。居間にいる連れ合いにこのメガネケースを机の上に置いた?っと訊いた。僕の部屋には昨日から入っていないという。???と云うことはずーっと机の上にあったのに見つからなかったのだ。否、見つからなかったのではなくて見えなかったのだ。否、それも違う。ぼくは当然の如く机の上は何度も見ているが、見えていた筈なのにそれが捜しているメガネだと認識できなかったのだ。

このような捜し物が多くなった。その為連れ合いに捜してもらう事も多くなった。

上から見たニホンザルの頭骨
左:2か月 中:2歳9か月 右:10歳以上

同じ事が聞く事でも生じた。3日前遠方の友人と二人だけのzoom飲み会をやった。彼が「関東の雪は多かった?」と聞いてきた。が、ぼくはこの言葉が耳に入っていながら認識し理解できないのだ。女子学生が話す声、小鳥の囀りや蝉や虫の音声のような高い波長の音は全く音として聞こえない。だから、諦めている。が、低い波長の音は聞こえるのにも関わらず、すぐ理解できなかったのだ。その為、何度となく聞き返した。人との会話で、ぼく自身がこのような事に気が付いたのは初めてだ!年寄りの耳が遠いと云うのは、聞こえていないのではなくその言葉を認識し、理解するための脳の神経回路の伝達が滞っているのだ。この事は亡くなる前のお袋と話しをする時感じていたことなので、年寄りと話す時は耳元で大きい言葉で話すのではなく、ゆっくり明確な歯切れの良い音声で話しかけることだと考えている。

老齢化すると見る事、聞く事ばかりでなく、他の感覚にもこのような認識・理解のズレが生まれているのだろう。

明日から学校だ!オミクロン株は若者に流行っているので、怖い。尚、一層の注意が必要だ。マスクは3枚持って行こう。一枚は、授業が終わるまで、学校を出る時廃棄し、新しいのに取り換える。もう一枚は予備だ!でも、そんな心配しなくても良いのかな?若者同士は感染するが年寄りには感染しない?

2022年1月7日金曜日

寒い!  It’s so cold!

 昨日は久しぶりに雪が降った。3時過ぎに雪が降る中を登山靴を履いて散歩した。家々の生垣の上に雪が積もり、その雪を大きな買い物籠に取って集め、雪だるまを作ろうとしている子供たちがいた。そのはしゃいだ声を聞くと子供の頃を思い出した。まだ、あまり車が走っていなく馬橇が走っていた小学校低学年の頃の事だ。吹雪で吹き溜まりになったところを潜って遊んだ。ただそれだけで面白かった。ぼくが携帯で頭上のサクラの枝に積もった雪の写真を撮っていると、通りがかりの女性も見上げて写真を撮っていた。

近くの小学校の雪の積もった木を見上げる
我が家の庭のカヤランやヨウラクランが着いたフウラン鉢
今朝は5時に目覚めたが、まだ外は暗いしかも寒いので、布団の中でもぞもぞして6時半になったので起きた。カーテンを開けて外を見ると隣近所の家々の屋根や庭木は雪に覆われ、灰白色の世界だ。でも、まもなく朝日によって屋根の上の雪が白銀色に光りだした。
我が家の北側にある玄関前の道路は東西に走っているので、道路は凍っている。
お昼過ぎには、フウラン鉢を覆っていた雪が消え、庭や道路もほんのわずかに日陰に雪が残ている。2月9日は最後の丹沢実習で、辺室山だ。雪がそれまで残っていて欲しい!

2022年1月4日火曜日

凍らないスイセンの花  The flowers of daffodil/narcissus that do not freeze

毎年、不思議に思う事の一つにスイセンの花やウメの蕾がある。
寒い道東生まれの僕にとっては、厳冬期にウメの蕾が膨らみ、それどころかスイセンは暮れから花まで咲かせている。
道東では雪が少ないので、庭も道路も氷で覆われている。草は氷で覆われることによって寒風を避けているようにも思える。
こちらでは、乾いた寒風が吹きすさぶのにも関わらず、スイセンは花を咲かせ、ウメは蕾を膨らめせる。
暮れに零下になり睡蓮鉢に薄氷が張っていた。
しかし、スイセンは咲いて良い匂いを漂わせている。
睡蓮鉢の水の表面は凍っても、葉や花びらは凍らない。
スイセンの花や葉には水分を凍らせない化学物質が含まれているのだろう。
1月4日お昼過ぎ
カヤランも花茎を2センチくらい伸ばしている。

2022年1月1日土曜日

新年おめでとう!  Happy new year!

今朝、10時過ぎに散歩がてらに富士山が一望できる場所に行ってきた。そこは慶応湘南藤沢キャンパスの先の丘の上だ。ぼくが行った時は十数名の人たちが入れ替わり来ていた。

どうも、ぼくは子供の頃から正月が来ないと年賀状を書けない。昨年は1月に左脚の座骨神経痛に気力を失い。12月にはギックリ腰で学校を休み。ぼくにとってはコロナ禍どころではなかった。山を歩くのもコースマップに載っている時間の3倍くらいかかる。まぁー、後期高齢者になったのだから仕方がないとも云える。しかし、すいすいと若者のように歩く年寄りもいるので、憧れてしまう。

サケは旨いし食事も美味しいが、量は少しで良くなった。やはり、絶対活動量が極端に落ち、筋力や生理・免疫機能も落ちているので、いろいろ注意しなければいけなくなった。

ともかく、このコロナ禍で外で友人・知人・後輩・教え子と飲食できなくなったが、コロナが収束するまでもう少しの辛抱だ。

皆さま今年も宜しくネ!

2021年12月30日木曜日

動物は自分で自分の身体を擦り減らして生き永らえている  Animals survive longer by rubbing down their own bodies.

ニホンザル以外の狭鼻猿では、11月にもらったタイワンザルMacaca cyclopis、飼育されていたカニクイザルM.fascicularisなどのマカク属とタンザニアでもらったサバンナモンキーTheropithecus aetiopus、拾ったアカコロブスPiliocolobus badius、キイロヒヒPapio cynocephalus、もらったスリランカのハヌマンラングールSemnopithecus enterusなどがあるが、切歯がある程度残っているのは拾ったアカコロブスのオスなどがいる(図1,2&3)。
図1.オス・アカコロブス頭骨の正面
図2. オスのアカコロブスの頭骨の底から
右犬歯と左第二切歯は拾った時に既に欠落
図3. オスのアカコロブスの下顎の上から
アカコロブスの上顎の犬歯や切歯は磨り減っている事が解かる。さらに、下顎の切歯や犬歯も前臼歯や臼歯と比べると磨り減って歯の表面のエナメル質が磨り減って象牙質がかなり露わに出てきている。クリックして拡大すると良く解りますよ。
ニホンザルは雑食性であるが、アカコロブスは葉食性の狭鼻猿だ。彼らは自分の下顎の切歯を上顎の切歯に嚙み合わせて互いに擦り減らし、上顎の犬歯によって下顎の第一前臼歯を擦り減らし、犬歯をも擦り減らしている。下顎の切歯で上顎の切歯を擦り減らしているのはネズミやウサギの仲間もそうだ。しかし、彼らの切歯は根が無いので死ぬまで伸び続ける。
15歳まで生きた我が家のクロは上顎の第三切歯が下顎の犬歯によって随分擦り減っている(図4)。エナメル質、象牙質を擦り減らし歯髄にまで達しそうになっている。クロは食べる度に歯が沁みて痛んだことだろう。クロは歯と同じように歩き方も老犬特有のぎこちない歩き方になり、死んでいった。当然、生理機能も劣化していたであろう。
図4. クロの上顎の第三切歯の摩耗

サルもネズミやウサギもイヌも歳をとるということは自分で自分の歯を擦り減らして生きている。どうも、動物が長く生きると云うことは、歯ばかりでなく自分の身体を自ら擦り減らして生きていくことなのだろう。それが老化であり、さまざまな生理機能が劣化して高血圧になったり血糖値が高くなったり、腎臓や肝臓の機能が落ちたり、癌になったりするのだ。
ぼくは幸い筋肉を含む運動機能と歯や目、耳の劣化と高血圧等を自覚している。一つを治してもまた違うものを治さなければ日常生活が難しくなっている。それが可能なのも後何年かな?              

2021年12月28日火曜日

ニホンザルは切歯や犬歯の使用頻度が高い   Japanese macaques use their incisors and canines more frequently than other teeth.

昨日は歯医者に行ってきた。上顎右第一前臼歯の虫歯の治療だった。前回は神経を取られ、今日はガリガリと削られて、歯茎?の型を取られた。今日の歯科では屈辱感と拷問を味わった40分間だった。歯医者に行くのがイヤだ!どうしてぼくはこうも歯で苦労するのだろうと思い老猿の頭骨の歯を眺めた。
下のニホンザルの頭骨を見てもらいたい。死ぬ半年前に見た時は手足は曲がりよたよた歩いていた老猿のオスであった。歯を見てもらいたい。
東丹沢の馬ノ背群にいた老猿オスの正面
図2. 上顎を底から
図3. 下顎を上から

見て明らかのように上下の犬歯や切歯の摩耗や欠損が目立つ。前臼歯、臼歯も摩耗しているもののまだしっかり残っている。この個体は食物を食べるのに切歯や犬歯を他の歯の前臼歯や臼歯よりも数倍も多く使っている事が解かる。
切歯や犬歯が摩耗や欠損するのは、この個体の特徴なのかな?っと思って他のニホンザルオスの歯を調べた。
図4. 東海大医で飼育されていた老オスニホンザル
上顎右第二切歯と下顎右第二切歯が半分以下に摩耗している。
飼育下にあった老オスのニホンザルは犬歯や切歯が他の歯よりもひどく摩耗し、上下の右第二切歯が半分以下に摩耗している(図4)。
図5. 長野県大町のオスニホンザル
上顎第二切歯は欠損
図6. 秩父のオスニホンザル
大町の山で拾われた(TCA専門学校生卒業のY.I君による)オスニホンザル(図5)も11月にY.Narita氏から譲り受けた秩父のニホンザル(図6)も上顎の切歯が他のはよりも随分摩耗している事が解かる。ニホンザルでは切歯や犬歯が他の歯よりも使われる頻度が高いと思われる。この事は他のアジア・アフリカ生息の狭鼻猿でも同じようなので、調べたい!

2021年12月26日日曜日

22日の3個のテン糞の内容物   The contents of three scats of martens on 22 Dec.

 22日に大山・三峰山登山口から三峰方面に歩いて登ろうと計画していた尾根を断念した。その日にテン糞を3ヶ所で拾った。テン糞①は二の足林道の終点を過ぎ一の橋を渡ってまもなく見つけた。テン糞②は堰堤上の所であり、テン糞③は水が出ている最後の鎖場を過ぎた所であった。どれも、皆真っ黒であり、果実のほかに昆虫が食べられた糞のように思えた。しかし、テン糞①はマメガキを食べた糞であり、テン糞③はヒサカキの黒い果実を食べたものであった。テン糞②だけに果実の他に大きな膜翅目を食べたことが分かった。

テン糞②の場所は、16日にも同じ場所でテン糞を拾ったところである。糞をしたテンは自分の行動域の周辺のscent marking(匂い付け)として同じ場所に糞をして、隣接した行動域を持つ個体に自分の存在を知らせているのだろう。それとも隣接した個体の糞の可能性もあるかな?

8:53 テン糞①
マメガキ種子・果皮果肉、

9:58 テン糞②
マメガキ種子・果肉果皮、サルナシ種子・果皮、膜翅目胸部・腹部・脚・翅

10:10 テン糞③
ヒサカキ種子・果肉果皮

図1. 歩いたルートとテン糞①,②,③の位置

もう今週で2021年も終わりとなる。正月までにもう1回くらい山に行きたいが、大掃除もあるから無理かな?