「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2018年5月2日水曜日

今年は春の花が早い!  It's eary in this year that spring flowers bloom

香りの良いテイカカズラとスイカズラの白い花が咲き始めた。
テイカカズラはお隣さんとの境の垣根に這わせた。鉢植えで置いていたら、根付いてしまい、鉢ごとひっぱても抜けないので、このままにしている。でも、コヤツ結構ツルが太くなるので、あと、5年もしたら切ることになるだろう。
テイカカズラ

スイカズラはぼくの一番好きな香りだ。テイカカズラよりも花が咲いた枝を切り取ってコップに挿しただけで部屋の空気が変わる。
まだ、部屋の中にはカトレアやファレノプシスが咲いているので、花茎を切って屋外に出してしまいたいが、、、、、。
テイカカズラもスイカズラも昨年よりも10日以上早く咲いた。
今年は温かいせいか春の花が早い。
スイカズラ
もう、八十八夜だ!八重桜がとうに咲いたし、もう、部屋の洋ランたちを屋外に出しても霜には当たらないので、大丈夫だが、花茎を切るのが忍びない。そのまま出すと、風で揺れて花が木の枝や葉と接し傷がつく。でも、庭に出して梅ノ木の枝に下げよう。

2018年5月1日火曜日

カジカガエルのオタマが孵化  The tadpoles of Kajika frog are hatched from eggs.

天気が良く、気持ちが良い。
脂を抜き去るために水に浸けていたスローロリスの骨を洗い、日陰に干す。
25日の丹沢実習で拾ってきたカジカガエルの卵の様子を見ようとアジサイ葉の下に置いた容れ物を見たら、2匹のオタマが勢いよく泳いでいる。
やった!っという思いだ!
すぐ、カメラを持って来て撮る。
このままでは可哀想だから、容れ物はちょっと深めの花鉢の鉢受けなので、100円ショップで買った。ガラス瓶に移し替えた。
今度は、水を深く入れることができるが、、、、。ここでちょっと迷っている。というのはこの卵があったのは、卵そのものが空気に触れるくらい水深だ。深いところは10センチはあるだろうが、そこから30センチくらい離れた浅瀬だ。孵化したら深みの方に移動するのか、それとも1~3センチくらいの浅瀬でミズゴケでも食べるのか?
何を食べるのか調べなくては、、、、。
兎も角嬉しい。ガラスの瓶には移し替えた。皆、孵化してオタマになったらヤマアカガエルのオタマがいる水蓮鉢に容れてやろう。そこなら、皆、逞しく自分でエサを取りカエルになるだろう。ヤマアカガエルのように我家の庭に定住するオス個体がいると良いのだが、、、、どうなるか?

2018年4月30日月曜日

フキの葉に着いていたカタツムリ  The snail that was attached on the leaf of butterbur.

一昨日、お昼前に金沢文庫に住んでいる後輩のMがきた。
5,60センチのフキを束ねて持って来てくれたのだ。
Mの家は陽が当たる斜面にあり、数百坪の敷地があるため、フキもいっぱい出てくる。
2月にはフキノトウをたくさん持って来てくれたので、洗ってそのまま冷凍した。それで、フキノトウの天婦羅や酢味噌和えを1ヶ月以上楽しませてもらった。
今度は、フキだ。もう、何だか我家は貰い物で生活していると云って良いほどで、野菜、山菜を知人から貰う。ぼくのような呑み助にとっては酒の肴にもってこいだ。
感謝・感激である。
連れ合いが台所のシンクに水を溜めて洗っていると、カタツムリを見つけたと大きな声を出した。
小さな小さな右巻きのカタツムリだ。
測ると殻の長径が5ミリしかない。
このカタツムリこれから大きくなるのだろうが、名前を調べられない。

今日も、専門学校で高校生向けの授業だった。
女子3名、男子1名いたが、誰も野生動物専攻を希望していない。飼育やアクア、ドックトレナーだ。まー、仕方がないが、野生動物に興味を持ってもらえるように話をした。
興味を持って聞いてくれたので、もう一度遊びにおいで!ぼくは呼び掛けていた。

昨年のクマ糞だ!  The last year Scats of a Black bear.

25日の専門学校jの丹沢実習で、雨に打たれた古い(昨年のもの)クマ糞を見つけた。
何故かタバコのフィルターがいくつか出てきた。バス停土山峠付近で駐車した車がタバコの吸い殻を捨てたのを食べたのかな?
さらに、学生たちがこの塊りを崩しているとトカゲが一匹出てきて、逃げていった。
トカゲはこの糞塊にいた節足動物かミミズを食べていたのだろう。
学生たちは、ぼくが糞を取ると、それにならうように糞を少しずつ持ち帰った。
学生たちが持ち帰ったものに何が含まれているか?
図1.クマ糞と10円玉 左端に吸い殻が、表面に大きな種子が見える。

ぼくが持ち帰った糞を水洗いした。大きく表面に見えている種子は、どうも3,4種類の種子のようだ。
図2.水洗いして残った大きな種子
a:ヤマボウシ b:ウワミズザクラ 残り:ソメイヨシノ?

内容物:図2の三種類?の種子、オオウラジロノキ種子の粃シイナ)、カエデの羽根つき種子、木の葉や小枝の切片多数、タバコのフィルター、
学生たちが持ち帰った糞からは上の内容物の他に何が出てきたかな?

図2の種子は、ヤマボウシ、ウワミズザクラ、ソメイヨシノかヤマザクラ?であった。これだけなら、春の5月くらいにクマが食べたものだとなるが、オオウラジロノキやカエデの種子が出てくるのはどう考えたら良いのだろうか?
このクマは、土山峠付近に出没して道路沿い捨てられたタバコの吸い殻を食べ、ヤマボウシやウワミズザクラやソメイヨシノかヤマザクラの果実を食べたなら、春の糞だ!これらの果実と共にまだ柔らかい新葉も食べたのだ。
しかし、オオウラジロノキやカエデの種子は秋の果実だ。5月にはまだ熟していない。
オオウラジロノキの種子が小さな椎名であるとしても、カエデの羽根つき種子が出てきたのは、どう考えたら良いのだろう。
カエデの種子だけは後から糞塊に混入した?
しかし、不思議!ぼくは昨年6月22日に土山峠から堤川林道を歩き、さらに湖岸林道をも歩いている。テン糞は拾っているが、このクマ糞を見落としている。

2018年4月29日日曜日

シカの食痕! Feeding Signs of Sika deer!

25日の丹沢実習で見つけたシカの食痕

マルミノヤマゴボウがピンク色の蕾をつけた花茎を伸ばしている。
何だか例年よりも随分早いと思う。
似たものに毒草のヨウシュヤマゴボウがあり、これは花穂が垂れる。
マルミノヤマゴボウPhytolacca japonica

ん?何者かが、このマルミノヤマゴボウを根元付近から食べている。
シカが食べたんだ!
これだけ、根元付近から食べるなら、上の株も食べると良いのに!っと思ってしまう。根元から食べられた株から新しい葉が出てきている。この株は生きているんだ。
キランソウだ!ん?これも何者かが葉を食べている。右下の株の葉も食べられている。
これも全ての株の葉を食べ尽くしていない。
始めはノウサギか!と思ったが、切り口がナイフで切ったようにはなっていなかった。
これもシカだ!っと思うがどうだろうか?
キランソウを撮りたいのか?食痕を撮りたいのか?
キランソウAjuga decumbensのシカの食痕

連休に入ったが、まだ左足のアキレス腱炎は治っていないが、今日、明日と専門学校だ!急がずゆっくり歩いて行こう。東京駅・大手町駅間が長い!

2018年4月28日土曜日

鴨川千枚田のイタチの頭骨  The skull of weasel in Chiba pref.

3月19日に鴨川のIwataさんからもらったイタチの頭骨をこんなに早く晒骨し組み立てることができた。
温かい日が続いたから腐るのが早かったのだ。
まだ、肢や背骨の骨は脱脂するためまだ水に浸けている。
先ず、頭蓋骨をアップする。
3日がかりでこの程度までに組み立てた。が、残っている細かな骨片はどこの部分か判らない。下の写真を見ても判るように頭骨上面部分はまー良しだ。しかし、底面や側面部分の骨がお手上げだ。頬骨弓の部分などはっきりした骨と思うがそれが見当たらない。
また、後頭骨の大孔部分もあれば判るのだが、、、。さらに、後鼻孔や口蓋骨末端部分も、これらは骨の水洗いの時に流したを思われる。
4月23日にアップした時の状態 
上面からの頭蓋骨と下顎骨
底面からの頭蓋骨
右側面から

左:千枚田のイタチ 右:これまで持っていたイタチ(世田谷の剥製業者より)

これまで持っていたイタチよりも千枚田のオスイタチの方が一回り大きい。
これまで持っていたのはメスイタチと思われる。
しかし、よくここまで組み立てることができた。木工ボンドで貼り付けては1時間待ち、と云うように骨片を組み合わせて貼り付けていった。
しかし、底面や側面の部分は余りにも小片過ぎて場所が判らなかった。

クガビル  Family Orobbelidae(Hirudinida) Orobdellid species

25日の丹沢は午前中は酷い雨降りだったので、林道歩きだけでもヤマビルがうようよ鎌首をもたげて這いよってくるし、クガビルには4,5回出逢った。
ぼくは、今までこれを間違えてキバビルとしていた。訂正したい。
ヤマビルのように人の皮膚に吸い付いて血を吸う訳ではないので、下の個体を捕まえ手に持って学生たちに渡したら、Y君などはペットとして飼いたいと云う。
うぅーん!オオゲジゲジをコウモリ洞窟で捕まえてペットボトルに容れて持ち帰った学生がいたし、このキバビルを飼いたいというY君のような学生がいるし、人の興味は多様だ!
このクガビルは大きなミミズを丸飲みにすると話していたら、今、まさにミミズを丸飲みしているクガビルがいた。皆、大喜びだ!雨降りだからこそ、ミミズは地中から出てくるし、クガビルもミミズを見つけやすいのだろう。
それにしても、どうやってクガビルはミミズを見つけるのか?臭いかな?
しかも、ミミズの頭部の方から飲み込む。一度、その瞬間を見てみたいものだ!
昼食後、小用に出かけたC君がミミズを飲み込んでいるクガビルを持ってきた。
やはり、ミミズの頭部の方から飲み込んでいる。

クガビル科のクガビル属Orobdella Okaは、中野隆文https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/180531/1/yrigk03909.pdf によると、北海道から台湾までに11種生息するようだ。①ヨツワ、②アマミ、③ミゾカケヨツワ、④ムツワ、⑤カワカツ、⑥タイペイ、⑦コイケ、⑧モノノケ、⑨ヤツワ、⑩オキナワ、⑪ツシマ(11種とも最後にクガビルとう名がつく)
中野隆文氏の京都大学博士(理学)の博士論文(20130924)である。彼は、丘浅次郎(明治生まれの有名な動物学者)の研究から手が付けられていなかったヒルの分類を見直し、研究してきたようだ。 

2018年4月27日金曜日

カジカガエルの卵  The roe(eggs) of Kajika frog were found!

一昨日の丹沢実習で、お昼を過ぎてあんなに降っていた雨が上がた。
すると、急に腹が空いてきた。少しでも明るく気持ちが良く、ヒルが出てこない場所を求めた。林道の舗装道路上に座っても尻の下にビニールシートでも敷けば濡れそうもない場所でお昼とした。13時近くであった。

林道の山沿いに流れている沢の水の側で可愛い声のカエルの鳴き声を聞き、学生たちは何処で鳴いているのか石の下などを探している。
すると、学生たちはカエルの卵塊を見つけた。この卵塊、卵の寒天質部分が殆ど無く、しかも一個一個すぐ放すことができる。
ぼくは、5,6個の卵をY君にとってもらい、持ち帰ってきた。
恐らく、カジカガエルBuergeria buergeriだろうと思い、帰宅後、早速、卒業生で両性・爬虫類に詳しいM.Tsuruta君に尋ねた。
卵はカジカガエルに間違いないようだ。
ただ、同じような場所にタゴガエルがいるようだ。
千石正一編「原色 両性・爬虫類」(家の光協会)によると、タゴガエルの卵は直径3-4ミリで、カジカガエルが2.5ミリとあるので、ノギスで測ったら2.5ミリだった。
Kajika frog's roe 
持ち帰った卵を先ほど、ノギスで測る時に数えたら11個あった。孵化してオタマになると良いなぁー。沢の流れる水のとことに卵塊があったから、いつも新鮮な水でないと卵が死んでしまうかな?2.7リットルのプラ瓶に溜め置きの水道水がグッピーの水替え用にあるので、この水を毎日入れ替えてやろうかな?部屋の中より外の涼しい場所の方が置き場所としては良いかな?

カヤランだ!  It's the Japanesu epiphytic orchid(named Kayaran in Japanese)!

まったく偶然に花が咲いているカヤランを見つけた。
強風にやられて枝ごと林床に落ちているカヤランを見つけたことはあるが、このように枝に着生しているカヤランをぼくが見つけるのは珍しい。
それは、ほとんど糞探しのために下を見て歩いているからだ。
このカヤラン、我家の梅ノ木のフウランの鉢に着けているカヤランよりも葉が生き生きしている。今年の我家のはシワシワだ。一昨日の雨で少しは生き生きしてくれたかな?っと思って朝見てみたがそうでもない。
そう云えばカヤランは沢沿いで落ちている。このことは着生ランだが、かなり湿気を必要とするんだ。できるだけ、鉢の下に水鉢でも置くことにしよう。取り敢えずは毎朝、霧吹きで水分を吹きかけよう!

2018年4月26日木曜日

土砂降りの雨の中で、、、 In the cruel rain,,,,,

昨日、専門学校の丹沢実習があった。
本厚木駅前のバス停でバスを待っている間もようしゃない風雨でバスを待っているでけで足元まで濡れてしまう。待ち合わせの7時半に遅れる学生がいたので、マックに入って次のバスに乗ることにした。8時40分発のバスが遅れに遅れて9時過ぎにやってきた。
ぼくらは上下のレインギアを着けているが、多くの人たちは傘だけで風雨を避けている。そのため、気の毒にかなり濡れていた。
土山峠で下車し、辺室山登山口から堤川林道へ行こうと思ったが、以前とは状況が変わっている。新しく掘られた側溝を跳び越えなければならない。
すると、サルだ!っとHさんが声をだす。
前の(仏果山)側の道路沿いの斜面にいる。
雨に濡れた5,6歳くらいの♂

ツル性の樹木の新葉を食べる5、6歳♂

これも♂だ!

これも5,6歳の若い♂

これも6、7歳の♂、新葉を採食する。
 このサルのグループは7、8頭の若い個体のオスグループだった。群れを構成するワカモノの♂たちが群れとは分かれて採食移動している。このオスグループは、群れ生まれの個体と他の群れから接近・加入した個体がいる。この時季のオスグループは他の群れの♂と出会い合流したり、あるいは、群れ生まれ個体はこのオスグループからも離れて分散していく。
久しぶりにサルに出逢いで、もっと見ていたかったが、今回の目的は磁石を使った地図読みだ。 すごい数のヤマビルが這いまわっていた。
留学生のC君の頭の血を吸って丸くなっていたヒル