「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2015年6月29日月曜日

クラス会

27日(土)の午後5時から大学の時のクラス会が横浜であった。
ぼくは、折角だから大学を訪ねてみることにした。
八景駅前の様子を伺い、学校までの線路に沿った細い道を行った。
 道沿いにある45年以上前からあるカヤ葺きの家は健在だった。
維持するのに大変費用がかかることだろう。
大学正面には裏山が見える。
静かな雰囲気も昔のままだ。
銀杏並木の両側には45年前までなかった建物が並んでいた。
また、コンビニがあり、正面の生協食堂も現代風のカフェテリアとなっていた。
ぼくは、アメフトの学生に注文の仕方を聞き、彼らと同席して塩柑橘そば(冷)を食べた。
彼らの2、30分も話し、ぼくは裏山へ、テンかタヌキのフィールドサインでも見つからないかと歩いた。山頂を越えて向こう側へ下りると第二グランドがあった。
再び、登り返して構内を見てまわった。
かってバラックが立ち並んでいるようにあった部室はなくなり、コンクリートのビルに納まっていた。
防火用水があれば、その中にマミズクラゲがいたので、網も持っていったが、裏山にも構内にも防火用水池は無くなっていた。
その後、金沢八景駅付近をぶらつき、六浦に行って下宿していた家の前に行くと、もうアパートではなくなっていたが、大家さんの名前と他に別の表札がかかっていた。娘さん家族と同居しているのだろう。
各駅で横浜まで戻ったが、5時まで時間たっぷりなので、有隣堂で文庫本を2冊買い、ヨドバシカメラを覘いたがお客が溢れんばかりなので、すぐ出て、沖縄時間という居酒屋に入り生ビールとくらという焼酎をもらい、本を読みながら呑む。

クラス会は女子1名を含む8名が集まる。皆、若々しいので自分の老化が気になった。
全員あつまっても15、6名くらいなものなので、気心が知れているので、
完全に、昔の状態に戻ることができた。
横浜の友人からは、彼の家の庭にこのところハクビンシンが糞をしていくようなので、
庭で拾った糞を3袋もらう。

2015年6月28日日曜日

コウベモグラは殺された。 The Koube Mole was killed by a crow.

各務原の友人が朝の散歩で見つけたコウベモグラを宅急便で送ってくれたことをアップした。
剥皮すると左肩から背に掛けて5~10ミリの穴が開いており、その部分が内出血もしている。
早朝、明るくなったときに出てきて、カラスに移動しているところを上から一突きされたのだろう。
でも、カラスは加えたがその匂いが嫌で食べなかったと考えられる。
このトガリネズミ目の仲間、ヒミズやジネズミ、トガリネズミも何故か登山道にそのまま転がっていることが多いが、ぼくは丹沢山塊では一度もモグラの死体を拾ったことはない。
ただ、動物が食べたが吐き出したモグラを見つけたことはある。

コウベモグラはアズマモグラと違って、こちらのヒミズやジネズミのように地上に出てくることが多いということなのかな?
ぼくは、40年くらい前に伊豆沖地震があった時に、奥湯河原の藤木川上流の河原にあった餌場でサルを観察していた時に、2匹のモグラが別々に沢を横切ったのを覚えている。
2匹目の個体は捕まえて写真を撮った。
その後に、その餌場があった谷間に、「ゴー」というまるで飛行機が墜落してきたかのような地鳴りの響きに空を見上げたのだ。
夜の7時のラジオのニュースで伊豆沖地震があったことを知った。
それで、地鳴りであることを知ったのだ。

まさか、各務原の辺りでしばしば大きな地震があるわけではないのに、何故、モグラを拾えるのだろうか?不思議だ。

2015年6月27日土曜日

自然探索:これは誰がした? 二つの歯型  By whom was it done? Two tipe of tooth mark!

―ゴジラ尾根・鍋嵐・宮ケ瀬尾根の続き―
ゴジラ尾根の「水源の森林 神奈川県」書かれた杭の頭の部分は赤いプラスチックの帽子が被されている。この赤い帽子がことごとく齧られている。
Jピークにある杭も齧られている。
この杭の帽子の赤い部分を齧る動物がいることについては以前もアップした?
これは、誰が、何のために齧るのだろうか?
歯型が残っているので、スケールとして10円玉を置いた。

これは宮ケ瀬尾根の不思議なミズキの側にある樹である。
根元の樹皮が大きく剥されている。
どうも、樹皮を食べた痕とは違う。
剥された樹皮が残っている。
剥された部分の右の方の部分は、以前にかなり大きく樹皮が剥されている。
歯型が残っている。
どうも、樹皮を剥した時に舐めたのかな?しかし、何故歯を立てる?
形成層部分を食べたいなら、剥した樹皮には歯型は付いていない。
こんな大がかりな食べ方?樹皮の剥し方ができる動物は、クマか?シカか?カモシカだ?。
誰が、何のためにやったんだ?
以前に剥した動物と同じ動物なのだろう。
杭の赤い帽子の歯型や木の根元の歯型は何れも切歯で作られた痕だろう。
しかし、誰が何のためにしたものだろう?


2015年6月26日金曜日

友人からのモグラの送り物 The package of mole from my friend!

各務原市に居る友人から、山歩きで見つけたモグラが宅急便で送られてきた。
今日は、葛西の専門学校だったので、連れ合いからのメールでモグラが届いたことが知らされていた。帰宅して、すぐ、先ず、レモン一個を半分に切り、それをテモン絞り器で絞って、コップに注ぎ、レモン水の4、5倍量のウィスキーを注ぎ、熱湯で満たす。
ウィスキーレモン割りの用意が整ったので、ぼく専用の冷蔵庫からモグラの入った箱を取出し、
開封する。
チルド便で来たので、氷が融けている。イヤ、そんなん氷ではない。モグラを取り囲むように氷が入っている。アリが付き、ハエがたかっていたと友人が知らせてくれたモグラとは思えない新鮮さだ。
友人に感謝の気持ちが湧いてくる。
ぼくの論文を添削し、ぼくが読みたい論文をコピーして送ってくれた友人だ。
もちろん、一緒にサルを追いかけて木曽ではクマにまで出逢っている。
ぼくは、多くの素晴らしい友人に恵まれている。

背から見たモグラ、デカイ!これだけでコウベモグラだ。
腹から見たコウベモグラ。尾が短く可愛らしい。
 冷凍庫に容れるための、プラスチックの容器に容れた。痕跡的な目が存在する。
このモグラ、解剖や解体などの楽しみを後にするためん、先ずは冷凍庫に保管だ。
もちろん、連れ合いに気付かれないようにしなければいけない。

2015年6月25日木曜日

このゼリー状の物は何?   What is this jelly?

これはゴジラ尾根で見かけたゼリー状の物だ。
もちろん、糞を容れるチャック付きビニールの小袋に容れて持ち帰った。
 上を見つけ2メートルくらい離れた場所にもあった。
何だろう。
始めはカエルかイモリ、サンショウウオの卵塊を動物たちが食べてここで糞として排泄したのかな?と思ったりしたが、それなら、もう少し食べた他の物が混じっても良さそうなものだ。
ニオイは特にしない。
今、ゲットしてきたものを改めて見たが、濁ってはいるが透明のジェリーである。
お解りの方、教えて下さい。

ゴジラ尾根・鍋嵐・宮ケ瀬尾根・堤川林道のGPSの軌跡

昨日のルートを詳しく説明する。
県道70号線沿いの吹風トンネルと宮ケ瀬霊園の間にある駐車場に車を置く。
15号橋へのゲートが開いている。そこから入ろうとすると、ゲート番の工事のおじさんがいて、
工事が始まるので入ってはダメだと云う。まだ7時半で工事が始まるのはまだだろう。
「前の山に登るので、では脇から回ります」と云って、ゲートから少し離れたいつもの入り口から雨に濡れたススキの葉や木の葉に濡れながら通る。おじさんは知らんふりしている。
あー、今日は雨上がりだから濡れるんだと早くも気構えができる。
ハタチガ沢に掛かる橋の日の当たるところに座って、スパッツをつけ身支度を整える。
さー、ここからだ。
①7:37、この橋のたもとから尾根にとりつく。さらに頭も肩も露でびしょびしょになる。 
一番最初にゴジラ尾根にとりついた時は、15号橋を渡った直面の壁面にとり付いたのだ。
そんなことを思い出しながらとり付きのブッシュを搔き分ける。
尾根に着けばもう楽なものだ。ただ登るだけ。しかも立木を都合良くつかんで登ることができる。
すぐ、汗だか樹の枝から落ちる露だから判らないほど帽子もシャツも濡れる。
帽子をとりさり腰に下げる。
②9:21、この看板があるちょっとしたピークにでる。
ここには、ハタチガ沢からこのピークにくる尾根を登ってきたこともあった。
ここからJピークまで少しアルペン的な雰囲気を楽しめる場所でもある。
シカメスがぼくを見つけたのか盛んに警戒音を出す。
③10:02、Jピークだ。
最初の1,2度は、ここに来た時は必ずここで地図を出して鍋嵐の方を確認したものだ。
でも、一番最初は、自分の方向感覚とコンパスで示された方向と合わなくて、ここで引き返したところでもある。
今は、→で下の杭に鍋嵐の方向が示されている。
Jピークから南に下る。急な下りだが、アセビなどの立ち木を捉まりながらすいすいと下りられる。
ここは、積雪時にアイゼンも付けずに来た時は滑らないように注意をしたところだ。
鞍部に到着して、すぐ目の前の鍋嵐までの斜面を見上げる。急だが、ここも立木やその根につかまりながら登れる。
④10:22、鍋嵐の頂上に着く。ここに来たら必ず記念写真だ。
以前からあったカタカナで書かれたナベアラシの道標が外れて紐などで結わえられているが曲がっている。今度ここに来るときには適当な紐を持ってこよう。
ここで、朝食も兼ねてコンビニで買ってきたアメリカンドックを食べ、ポカリを飲む。
気持ちが良いので30分もいたように思ったが15分くらいなものだった。
鍋嵐からは急降下の道だ。でも、走るようにして下りることができる。⑤の熊ノ爪までの途中には
リスの食堂(テーブルだったかな?)と名付けた場所があるんだが、近道をしてその尾根を歩かなかった。
タヌキ糞やアナグマ糞、テン糞を拾うが、アナグマを除いて内容物は同じかな?と思った。
⑤11:33、熊ノ爪に着く。ここにも丁寧な案内が書かれている。
もう、上半身は落ちてくる露で洗ったばかりのシャツをきているような状態だ。
熊ノ爪からドンドン下って、下の不思議なミズキの場所を11:40に通り過ぎる。またシカの集団がハタチガ沢方面に走り去る。カメラをバックから出して首に下げる。
11:44、新しいシカ柵が倒木で倒れかかっている。
⑥11:48、右が617.2P(猿ヶ島:宮ケ瀬尾根)の道標がある。今度はマジックで→が付けられている。この場所も初めの頃は何度も左側にある北北西への尾根を下り始めて間違いに気付くところだ。
⑦12:05、細尾根でクマ糞を見つける。その前にクマの威嚇音を聞いていたのだ。
クマの威嚇音の特徴は、ヘビースモーカーのおじさんたちが出す絞り出すような咳払いのような音声だ。
糞はヤマザクラの種子が大量に入った新鮮なものなので、近くのヤマザクラに再び採食にきているのかもしれない。ハタチガ沢でもぼくも含めて多くの人たちがクマに遭遇している。
⑧の付近では研究用のクマの捕獲檻にクマが捕まえられたこともあった。
⑧12:38、ハタチガ沢林道と堤川林道の終点にもっとも近い場所に到着する。
ここでも詳しい道標が黄色のテープに書かれている。
このような道標は嬉しさ半分である。
登山道以外の道標は、地図とコンパスで確認しながらの楽しみや不安がなくなってしまう。
当初考えていたルートは宮ケ瀬尾根を北上して、清川トンネルの通って、15号橋を渡って車まで行く予定だった。しかし、あのゲートを管理しているおじさんと言葉を交わすのが嫌なので、堤川林道に下ることにする。土山峠でバスに乗って三叉路まで行こうと思ったのだ。
下り始めて間もなく大きなオスジカが一頭、ぼくの前を走り去る。見ているだけ!

堤川林道を歩いていくと、この2,3年前からカモシカの写真を撮ろうとしているおじさんがいた。
今回は三脚に長い望遠レンズを辺室山の方面に向けていた。
あまり、話したがらない人なので、挨拶だけで通りすぎる。
⑨13:14、水場に到着、手や顔を洗い、ペットボトルを水で満タンにする。
もう、この時に、13時20分ごろの宮ケ瀬行のバスには間に合わないと覚悟する。
カーブを曲がると8,9頭は居たか?と思えるシカのメスグループに遭遇する。
彼らはぼくを見てすぐ堤川へ下りて行き、盛んに警戒音を上げる。
彼らがぼくを見て慌てるシーンを写真に撮れたら、、、と思うが、、、。

土山峠のバス停には13時半頃に着いたので、戻って湖畔道路の橋の上で休み、14時22分のバスを待つ。このバス14時半になっても来ないので仏果山登山口方面に向かって歩く。
途中、バスの音がしたので、手を上げて乗る。三叉路まではバス賃が260円だった。

2015年6月24日水曜日

今年初めてのクマ糞  The bear scats, for the first time in this year.

今日は、吹風トンネルと宮ケ瀬霊園の間の駐車場に車を置き、
ゴジラ尾根を登り詰めて鍋嵐に行き、そこから熊ノ爪から宮ケ瀬尾根を下り、
ハタチガ沢林道と堤川林道の出合いのところから堤川林道に下って土山峠で、バスに乗って三叉路まで行き、そこから車を置いたところまで歩いて、戻ってきた。
シカのグループには3度も出逢ったが、3度目は堤川林道で、10頭前後のメスグループだった。
しかし、いずれの場合もただ見ているだけで写真を撮れなかった。
ただ、今回、宮ケ瀬尾根でクマ糞を見つけた。
そして、糞を見つけたばかりでなく、クマの威嚇音を聞いたのだ。
糞は、まだ、洗ってないので、詳細な事は言えないが、大量のヤマザクラの実を食べたようだ。

2015年6月23日火曜日

ようやく見つけたテン糞 The scats of marten that I found out at last.

―20日(土)伊勢沢林道の続き―

伊勢沢林道沿いには数か所にヤマグワの実がたくさんついていた。
まだ、黒紫色になっているのはすくなかったが、動物たちは喜んでいると思える。
音見沢橋にところのクワの実も赤いのも黒いのもあった。
ぼくは橋の欄干の上を見た。
テンが欄干の上にクワの実を食べた糞が当然あるだろうと思ったからだ。
しかし、雨で流されたのか糞らしきものがない。
林道から山道を入って、ヒルの攻撃にあって撤退したことはお伝えした。
帰路は「糞目」になって歩いた。
しかし、谷底のヤマボウシの白い花、フジキの花が目にはいる。
もう、オニグルミも大きい実になっている。
オニグルミの果実を見ていつも思う。この果肉がガリガリ食べられたナァー。
岡山県臥牛山のサルは食べていた。
しかし、ゴウジャスなシャンデリアのオオバアサガラの花はみすぼらしい果実になっている。
水場があり、人工的に細工がされた場所がある。そこに大きくなったカラタチの木がある。
その小さな果実を一個もらった。っと下をみたら、テン糞だ。
少し古いようだ。摘まんだらゴムのように堅い。
テン糞①
花食いの花粉、小哺乳類毛骨片2個、植物繊維
上の糞の場所から5メートルも離れていない沢側の路肩に、これは生々しいテン糞だ。
 テン糞②
花食いの花粉、ヤマザクラ種子2個、膜翅目脚

この日は雨上がりのせいか僅か2個の糞しか見つけられなかった。
雨で流されたのでなく、雨の時は動物たちも隠れ家で雨を避けてじっとしているのだろう。
っと考えた。が、これは糞を見つけられなかった言い訳だろうか?

お昼を食べながらこのブログを見ている方もいらしゃるようなので、糞の写真は小さくしました。
もちろん、クリックすると画像が拡大します。

2015年6月22日月曜日

農作業と芋掘り Farming and Potato digging!

昨日の日曜日、朝9時ちょっと前に知人夫婦の車がぼくを迎えにきた。
彼らの畑に行くのだ。昨年はサツマイモ堀りやサトイモ堀り、落花生採りを手伝った。
北海道生まれのぼくにとってはサツマイモやサトイモを掘り起こすのも落花生を引っこ抜くのも初めての経験だった。あのネズ吉を捕まえた畑だ。
今回は、知人夫婦が今週末から一ヵ月間の予定で北海道旅行に出かけるので、
その間の農作業を引き受けたのだ。
畑の周囲のヒマワリが大きな花を咲かせ初めている。
グラジオラスが懐かしい。
これは、ユウスゲそれともヘメロカリス?
畑は100坪ちょっとあるだろうか。キュウリの蔓が2メートルを越えている、向こうにはカブやレッドラディシュ、ヤマクラゲ、ズッキーニ、トマト、ミニトマト、ナス、カボチャ、枝豆、手前にはトウモロコシやレタスやカリフラワー、サヤインゲン、オクラ、ナガネギなどがある。
これは、ズッキーニだ。カボチャやズッキーニは雄花を採って受粉もしなければならない。
 太いネギが育ち、さらにまだまだ小さいネギも植えられていた。
タネでここまで育てたようだ。
家庭菜園とは云え、もう農家の家庭菜園だ。
 この細いネギはプランターに植えら代えられて、頂いたこともある。
 オクラだ。これから伸びるので支柱をたててから旅行に出かける。
これだけで4家族に配っていけるんだ。
これはジャガイモを掘り起こした跡。
ここにはメークイン、レッドムーン、インカのめざめ、シンシアの4種類が植えられていた。
3分の1くらい齧られたメークインやシンシアの芋があった。
アカネズミがいるんだ。モグラもいるようなので、楽しみだ。
収穫したジャガイモ、右奥:メークイン、右手前:シンシア、左奥:レッドムーン、左手前の黒っぽいやつの名前を忘れた。
これはインカの目覚めだ。
単位面積当たりの収量がもっとも少ないのがこのインカの目覚めだった。
大きな睡蓮鉢や花を見るための蓮根鉢もあった。
睡蓮鉢にはオモダカが育っている。
腰を曲げての作業だったので、今朝起きたら腰が、尻が少し痛い。
山歩きとは違った筋肉を使ったことになる。


2015年6月21日日曜日

ヤマユリの匂い! The aroma of gold-banded lily.

昨夕、庭で拾ってきたテン糞を水洗いしていた。
ん?何だ?このイイニオイ!
良い香りを放つ元に辿り着けない。娘はユリじゃないの?と云う。
もちろん、このスカシユリの匂いも嗅いでみた。
良い匂いが微風に乗って時折流れてくる。
 怪しいのはこのユリだが、匂わない。
ん?フウランでも咲き始めた?見たがまだ花茎がのびているだけである。
ナツツバキの白いドレスのような花は先日から咲いているが特に匂わない。
とうとう、昨夕は匂い元を突き止められなかった。
今朝、新聞を取りに玄関を開け、ヤマユリを見た。
咲いている。あー、昨夕の香りはヤマユリが咲いたことを知らせてくれたんだ。
このヤマユリ、昨年は花が4個咲いたのに、今年は、春の芽生えのシュートが細いので、
どうして?と思っていたのだ。
それまでは毎年、茎が太くなって花数が4個まで増えたので、今年は5、6個蕾をつけるかな?っと思っていたのが、細い茎だったのだ。
それに、何故か葉が褐色になり下葉は落ちている。
丹沢で取ってきた種子をあちこちにばら撒いたら、こんなところに芽生えた一つが残ったのだ。
見てのとおり、非常に生息環境としては良くない。この砂利の5、6センチ下には黒いシートが敷かれている。だから、栄養も水も摂取できない。
でも、奥野林道のコンクリートで埋まった法面に毎年花をたくさん咲かせるヤマユリがある。
あんなところに咲いているんだから、ここでも大丈夫かな?とも思っているんだ。
でも、そこは、ちょうど窪みになっていて、雨水によって栄養分が溜まるところだ。
このヤマユリの種子を採ってばら蒔こう。
このヤマユリを植え替えたいが、タネがここを選んだのだから、このままにしておくかどうか地上部が枯れてしまってから考えよう。
何だか、片思いの女性が遠ざかっていく寂しさを感じている。