「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2015年3月19日木曜日

ネズ吉がまた逃げた。  My Nezukichi has escaped again.

今、セロジネが咲いている。
これは30年くらい前に友人の奥さんの妹さんから頂いたものだ。
株分けするたびに鉢が増えるで、いくつか知人にもらってもらっている。
18日の朝にネズ吉が逃げたことに気づき、トラップを3ヵ所に仕掛けた。
夕食後、台所に仕掛けたトラップに入った。

飼育ケースから逃げるのはプラスチックの上蓋なので、閉めたままにしておくと飼育ケースの内壁に水滴がついて曇るのでぼくが机に向かっているときは開けたままにしておく。
連れ合いがプラスチックの上蓋の代わりに金網にしたらどうかと餅を焼くような網をもってきた。
それを上蓋代わりに乗せ、その上の重石として分厚い図鑑を置いた。

今朝、見ると居ない、巣箱の中にも居ない。
あー、またも逃げたのだ。

金網の目から逃げたのだ。網目は今物差しで測ったら15X15mmだ。
動物は頭が入れば身体が通ると云われてる。
アカネズミの頭骨だと簡単に通り抜けられる。

ネズ吉は飼育ケースから出てもこのぼくの部屋か居間と台所くらいにしか食べ物がない。
居間にはハムスターの餌があるし、ぼくの部屋は花鉢が置かれているので、部屋の中でも生きていけるだろう。そうやって、ネズ吉を放し飼いにしたいが、連れ合いは一刻も早く捕獲だ!
屋外に出るのは不可能に近い。
彼は囚われの身が嫌なのだ。もうすぐ飼い始めて半年になる。
こうなると再々再々捕獲して畑に戻してやるか、死ぬまで飼うよりない。


2015年3月18日水曜日

誰の食痕?  Whose feeding sign is this?

16日の栂立尾根の下りで見つけた細い木の幹に残された食痕。
これは、誰が幹を齧ったのだろうか?
林床から1メートルくらいのところを齧ったのだ。
まるで彫刻刀ですーっと彫ったように2ミリ幅の痕がついている。
 新しい横に付けられた食痕(歯型)の下の方に、前年にもやはり齧られた同じような痕がある。
この木が何であるか調べようともしなかった。ダメダねぇー。
これは誰が齧った歯型だろうか?
カモシカやシカやサルでは歯の幅がもっとあるので、このような歯型はつかない。
リスかムササビがこの木に捕まって、齧ったのだろうか?
リスの2本の切歯でがりっと齧ったのだろうか?
でも、何のために?樹皮食いしたようにも思われない。
どなたか教えてください。

2015年3月17日火曜日

早戸川橋・鐘沢ノ頭・栂立尾根・タロベエ峰・早戸川林道

7:15、松茸山登山口前に駐車しようと思ったが、森林整備の工事が今月31日まで続くようなので、早戸川橋前の道路脇に車を置く。
7:27、GPSロガーをセットして出発だ。橋を渡るとすぐ右にあるゲートが閉まっている。
ゲートの左側の斜面に登り、道に下りる。
道路の早戸川沿いのヤナギの白い蕾ば膨らんでいる。
 山側の道路端にオスジカの頭骨が転がっている。
 舗装道路を歩いて行くと、道路は突然なくなり、沢となる。前の斜面で3~5頭のメスジカの集団。
警戒音を上げて消えていく。白い扇状の尾が目に残る。
舗装道路が切れた山側のところに堰堤などに付けられている作業用のステップがある。
それを下って沢を渡る。沢幅は2m位で靴を濡らすこともなく、石を踏んで渡れる。
渡ってすぐ、早戸川に下の吊り橋がかかっている。 
古くなって、踏板はボロボロだが、鉄骨のところを踏んで渡れそうだ。
もっとも、そんなことをしなくても今と逆の道をたどれば早戸川林道へ行ける。
 細い昔の杣道のような道が続く、街灯の裸電球まで残されている。なんとなく昭和30年代の雰囲気だ。街灯前の鉄骨の作業路を行くと、目の前に国際マス釣り場だ。
そこで、斜面を登り尾根にとりつく。
8:35、尾根はこのような禿山で登りやすい。 
8:55、 が、目の前に大きな岩場が出てきた。これを右に巻いたまま登れば良かったのだ。
ぼくらは途中の岩場の鞍部で左側に向かった。
9:03、 岩場をトラバースして植林地帯を登ることにしたのだ。
これが大きな間違いで、倒木を乗り越え、乗り越え、大変な体力を使って尾根にでる。
 途中にはシカに樹皮食いされた木があった。1メートルくらいの幼木がちらほらあったので、それに捉まって登ることができた。
9:25、尾根に出て、振り返ると、宮ケ瀬湖が薄ぼんやりと見えたが、写真では判らないねぇー。
あとは、この尾根を登るだけ。
この時もまだ、六百沢ノ頭を目差す尾根だと思っている。
9:39、 なだらかな尾根だ。この時までにすでにタヌキのタメ糞を3ヵ所で見つけ、テン糞も2個ゲットしている。あまり人が歩いていな尾根はタヌキのタメ糞が踏まれずに綺麗に残る。
もっとも、一か所は後ろから着いてきたきたYabeさんに指摘されたのだ。
自分の靴を置いたわずか50センチも離れていないところにタメ糞があったのに気づかず。
9:50、 これは古いシカの角砥の跡だが、シカ糞が多くある。
どうも、猟期になるとシカたちは逃げ込む地域のようだ。
10:07、 雪をかぶった蛭ヶ岳がすぐ近くに見える。
 10:07、倒木の右を行く。
 10:16、オオクマヤナギの蔓が縦横に絡まっている。
が、この間をザックをとらなくても潜り抜けるのは簡単だ。
これは振り返って撮った。
 10:30、突然、清川村の境界柱がでてきた。
え?ここでぼくの頭の中は大混乱となる。
境界柱は、清川村と相模原市を分けるものだ。
ということは栂立尾根に着いたということだ。
しかし、同じ方向に尾根の登りは続いているのだ。
??????ここは六百沢ノ頭ではない。?????
この境界柱があってから、木の枝に紫色のビニールテープやピンクのテープがやたら出てくる。
11:01、とうとうYabeさんは俺に着いて来い!とばかりに先に行く。
ぼくは、コンビニで買ってきた焼きオニギリを頬張る。
10日前には歩いている尾根だから判るところまで行こうと思いながら、重い足をひきずるように上げる。
11:05、何と、上の写真の前のピークが見えると頃までくると、北斜面に残雪が残っている。
右奥に真っ白な蛭ヶ岳がある。
前のピークが本間の頭であることがわかる。ここは鐘沢の頭だ!
Yabeさんに戻ろうと伝える。

11:27、Yabeさんは赤帽子の境界柱を探しながらどんどん下る。
登ってきた尾根には下りないで赤帽子の栂立尾根の方向へ間違わずに進路をとる。
ぼくは、ア!これは10日前に見つけた丹沢の地図だとか、次第に記憶がよみがえる。
12:08、この日初めてシカ柵を跨ぐ脚立が出てきて。栂立ノ頭だ!と確信する。
前回は見つけられなかったShuchanの標識を見つけた。
ここで、お昼を食べることにする。ぼくは、メロンパン1個にカップラーメンだ。
カップラーメンの半分を分けてYabeさんにあげる。
30分くらいかけてお昼を食べたのと、確実に自分の位置を確かめられたで疲れがとれる。
またも、Shuchanに感謝だ!
Yabeさんがシカ柵に沿って行ってしまう。
ここで地図を再度見ると、Yabeさんが下った方向は金沢の南東側の尾根だ。
Yabeさんに「そっちは違う!」と大声を出す。
北東方面に下る尾根沿いにもシカ柵があり、シカ柵に沿って赤帽子を見つける。
この赤帽子は深く埋められているので、栂立尾根の下りでは助かる。
10日前はシカ柵の網と岩の間を登ってきたが、今回はスギ林側の踏み跡を下る。
13:01、鞍部になったところでタヌキのタメ糞だ。
シカ柵の脚立を乗り越えて、ピークにたつ。
13:04、六百沢の頭Shuchanの目印がある。これも前回気が付かなかった。
ここには大きなモミ?の倒木があって、前回登ってきたとき、倒木を越えてシカ柵に沿って、10mくらい下って、危ない危ないの思ったところだ。下りは気をつけなけれ踏み外してしまいそうなところだ。ここは、下ってきたなら、倒木を右にして直角に左に折れるように尾根を下る。
13:29、テン糞だ。さらに少し歩いてテン糞を見つける。
13:43、送電線の鉄塔があるタロベエ峰だ。Shuchan目印も見つけた。
このまま栂立尾根を下って金沢橋に下りるつもりであったが、鉄塔があるなら、管理用の道がある。それを下ろうと地図を見る。532mのタロベエ峰から送電線に沿って北北西に尾根が走っている。尾根道があり、それをどんどん下る。テン糞も拾う。
14:00、再び鉄塔だ新多摩線33とある。
ここまで下りてくると、もうすぐだ。
尾根に沿って歩き、北北東に伸びる尾根を辿る。この尾根道、林道へ下りる手前の判断が間違った。右に巻くのではなく、左に巻いた方が良さそうだ。
林道と山側の林道に作られた鉄の柵を乗り越え、さらに2.5メートル位の高さのコンクリート壁をおりなければならない。Yabeさんはすーっと飛び降りる。若いんだ!もし、ぼくがそんな下り方をしたならば、膝や腰の骨が壊れてしまう感じがする。
ぼくは、ザイルを鉄の柵に回してザイルを伝って下る。
14:20、早戸川林道に下りてきたところだ。
昨日は、思わぬ展開となってしまった。
目差したピークが六百沢ノ頭だったはずなのに、鐘沢ノ頭だったのだ。
二時には帰宅する筈だったが、車に戻ったのが二時半であった。

2015年3月16日月曜日

早戸川橋・鐘沢ノ頭・栂立尾根・タロベエ峰

今朝6時にYabeさんが迎えにきてくれた。
Yabeさんとは2ヵ月振りの一緒の丹沢だ。

今日は、早戸川橋から六百沢の頭を目差して、
金沢へ下りて金沢林道を下ってくるつもりであった。

しかし、歩いたルートはGPSの軌跡によると下図となった。
まだかまだかと登り、境界柱(清川村)が出てきて、エ?通り過ぎた?
まさかという思いで境界柱に沿って歩き、自分たちの位置が確実に判るところまで歩こうと、とうとう本間ノ頭の残雪が見えてきて戻ることにしたのだ。
雪に覆われた蛭ヶ岳が途中ですぐ近くに見えていたが、お月様も馬鹿でかくまんまるに見えることがあるから、同じように比べるものがないから蛭ヶ岳もすぐ側に見えるのだろうと思ったのだ。
それでも地図を見ているんだよ。
地図を読めていないんだ。バカダネェー!アキレタよ!
始めの登り口を間違ったために、いくら地図を見ても自分の位置を押さえられない筈だ!
あー、バカだねぇー!
今日は帰宅は2時頃の予定だったのに、4時を回っていた。11.9キロ歩いた。
帰宅して、缶ビールを飲んでいるうちに、風呂が沸いたので、風呂に入り、
出てから今度はウィスキーを飲んでささやかな喜びに浸った。
今回は糞はイタチ、テン、タヌキとYabeさんもいるのでたくさん見つけた。

2015年3月15日日曜日

糞の位置  The location of marten and racoon dog scats.

先日13日に広沢寺温泉駐車場・鐘ヶ嶽・大沢分岐・梅ノ木尾根・日向山を
歩いて見つけ拾ってきたタヌキ糞○とテン糞①・②・③・④位置。
それぞれの糞は何を食べたものなのだろう?
クリックすると写真は拡大するので、判断してみてください。
今回のルートで、広沢寺温泉から鐘ヶ嶽まではイノシシが掘り起こした跡が数か所にあったが、
テン糞やタヌキ糞はまったく見つからなかった。以前、タヌキのタメ糞があった場所は2ヶ所あるのだが、そこもきれいさっぱりとなかった。
鐘ヶ嶽から大沢分岐までのルートでも、毎回必ずテン糞やタヌキ糞があった場所にさえ
糞を見つけることができなかった。
今年は雪が多かったが、すでにこの全コースでは雪は残っていない。
動物たちは、もっと活動し始めていい筈だ。
大沢分岐から日向山でも、自分の目を疑うほど糞を見つけられなかった。
糞が少なかった理由、糞を見つけられなかった原因が判らない。
見つけた糞は、僅か5ヶ所のものである。さて、何を食べているか?
テン糞①
 テン糞②
 タヌキ糞○
テン糞④
 テン糞⑤
実は、まだ水洗いできないまま庭の水道栓の横に水に浸している。
これから、久しぶりにYabeさんと丹沢だ!

上野東京ライン UenoTokyo Line

昨年末に知人からイチゴの苗を4株いただいた。
これをプランターに植えた。二つの苗の蕾をもった太い茎が伸びて真っ白い花弁の花が開いた。
このプランターは僕の部屋の前の濡れ縁の上に置いている。
甘いイチゴがなるのだろうと期待している。

ぼくが生まれた釧路では何故か、線路沿いやお墓の回りにイチゴがたくさんなった。
また、十条製紙工場の社宅の庭にも雑草にように蔓延っていた。
果物屋さんで売られているイチゴよりも一回り小さかったが、こちらの方がお店のイチゴよりも
柔らかく甘い感じがした。
そのイチゴはエゾクサイチゴというものであることがわかった。
このイチゴと同じものがキンシコウ調査で秦嶺山脈の枝尾根に登った時に尾根上にたくさんなっていたので、子供の頃のようにたくさん摘まんで食べた。

釧路に帰省した時にそんなイチゴを探してみるが、見当たらないのはどうしたことだろう?

昨日、専門学校に行き、帰路、大手町で下りていつものように東京駅丸の内側の北口改札から
東海道線のホームに上がった。
電車が、何故か上野方面からやってきた。品川止まりだとアナウンスしているので、次の電車を待った。また、電車が上野方面からやってきた。?????
ん?このホームは東海道線ではなく京浜東北線かな?
否、違う。電車には沼津行と表示されている。
でも、どうして新橋・品川方面から電車が来ないのだろう。っと不思議に思いながら電車に乗った。
今までは、横浜や川崎方面から電車がきて乗客が終着の東京駅で吐き出されて、車内の清掃が終わってからホームで待っていた人たちが乗り込むことができだ。
それがそうではなくなったのだ。

そういえば、昨朝電車に乗って東京駅で下りたのに、下りないで座ったままの人たちがいた。
ぼくは、エ!ここは東京駅ではなくて新橋駅?なのかと辺りの景色を眺めまわした。
しかし、東京駅なので、なんだか異次元の世界に一度入ったような錯覚を感じた。

帰宅して、連れ合いに話したら、ネット検索して調べてくれた。
昨日の14日から高崎線・常磐線が東京駅に乗り入れ「上野・東京ライン」となったことを知った。
ぼくとしては残念至極である。東海道線は東京駅が始発であるから、
東京駅までくると座って帰れたのだ。

今日は次の入学者向けの体験授業のためにまた専門学校へ行かなければならない。
今日は、東京駅のホームの案内を少し見回してこよう。

2015年3月14日土曜日

このタテハチョウは?    What is this nymphalid?

昨日、大沢の分岐を下った梅ノ木尾根の日向で、このタテハチョウの仲間が飛び回っていた。
この日は、一眼を持って出かけたので、急いで200mmにとりかえマニュアルにして撮る。
なんだかボロボロの翅が強風の中で揺れる。
 エルタテハ?ヒオドシチョウ?
どうも、この画像では、、、、。
身体全体に産毛状の毛が密生しているのがわかった。

2015年3月13日金曜日

鐘ヶ嶽・大沢分岐・梅ノ木尾根・日向山・広沢寺温泉駐車場

今日は、朝ぐずぐずしないで6時ちょっと過ぎた頃に家を出た。
裏道を通らなくても、7時5分前には広沢寺温泉の無料駐車場に着いた。
今日は、浅間神社の参道を登って、鐘ヶ嶽に行き、そこから山ノ神隧道の上を通って、
大沢分岐に出て、梅ノ木尾根を歩いて日向山から舗装道路へ下りて車に戻った。
予定では、山ノ神隧道から二の足林道を下って駐車場に戻るつもりだった。
しかし、浅間神社の参道で、見つけられると思っていた糞がまったく無かったので、
距離を伸ばさざるを得なかった。

アセビの花が満開だった。
ピンクのアセビは駐車場近くの家の庭のアセビ
 これほど綺麗だと思ったことがない山のアセビ

明日は、専門学校の補習授業を頼まれた。1、2、3、4時限目までなので、かなり厳しい。
朝7時には電車に乗らなくては間に合わない。
でも、頼まれるうちが花だと思って頑張ろう!

2015年3月12日木曜日

モリアオガエルの下顎には歯がない。 The mandible of a forest green tree frog has no teeth.

昨年の11月4日にやまぼうしさんからもらったミイラ状になったモリアオガエルについては
11月18日にアップした。
テン糞などに入っている骨で哺乳類や鳥類でもないものがあるが、何の骨か分からない。脊椎動物の骨で、魚の骨は普段から魚を食べているので、骨を知っているつもりである。しかし、山にいるカエルやトカゲ、ヘビなどの両生類や爬虫類となると全く判らなかった。
それでも、ヘビやヤモリ、トカゲの死骸を拾ったり貰ったりしてそれらの歯に関しては識別できるようになってきた。しかし、両生類のカエルやイモリ、サンショウウオについてはまったく判らなかった。

先日やまぼうしさんからもらったモリアオガエルを見たら、まったく腐敗が進んでいないようだったので、先日、熱湯に浸して数日放置し、今日、入れ歯洗浄剤を容れて1時間おいて、流水で洗いながら骨を取り出した。
モリアオガエルの骨は、テンやイタチなどの食肉目の動物が食べたなら骨が華奢なので、小さな破片になり部位などを特定できるような状態として排泄されることは稀であろう。
ただ、左の直径1ミリ以下の細かな骨は手骨であるが、これらはこれまでも出てきた骨であり、
哺乳類の骨ではありえないくらい細く華奢だが、これは小さいだけに噛み砕かれずにそのまま出てくるものと思われる。

今日は晴天で風があったので、すぐ乾いた(下の写真)。
中央部分の線で囲ったのは、頭骨と脊椎で下のV字状の骨は、腸骨で、腸骨V字の真ん中に
左脚部分の上にある一本の骨が入る。尾骨のようだ。
右の線で囲った部分はこのまま左右の前肢と胸骨、鎖骨、or肩甲骨部分なのか不明だ。

手持ちの図鑑はウシガエルの骨格の名称では、かなり幅広い上肩甲骨というものが記載されているが、このモリアオガエルではそのような幅広い上肩甲骨が不明だ。
右のサークル内の真ん中の部分は複数の左右対称の骨からなっており、その部分が上肩甲骨になるのかもしれない。
さて、一番知りたかったのは、歯である。歯は脊椎動物では一番固いものなので、
化石としても残りやすいし、また、噛み砕かれて消化されることもないので、
食肉目の糞に骨片が混じっていた場合にも歯が残りやすいので、同定の決めてとなる。

えー、無い!歯が無いのだ!
エー???下顎には歯が無いが、上顎にはある。
哺乳類では歯が欠けるとすると、上顎の歯だ。「アグゥ」と咬む時に動かすのは下顎だ。
だから、ウシ科のカモシカやシカ科のシカは上顎の切歯は無いが下顎の切歯はあるからこそ
木の皮を根元から上に向けて引き剥がすことができるのだ。

このモリアオガエルの上顎の歯はこういうものだ。
無数の楔状の歯が並んでいる。
これは、下(アゴ)の方から撮ったものだ。 
こういう部分がテン糞の中から出てくればもう、判るかな?
でも、ヤマアカガエルやカジカガエルの歯はどうなのかな?

小学生の頃、外遊びで哺乳類以外の動物を捕まえてきては飼育しようとした。
しかし、失敗して殺してしまった。鳥なら50羽以上の孵化して間もない鳥を殺しただろう。
初春はオタマジャクシ捕りやカエル捕りが遊びであり、たくさんのオタマジャクシやカエルを
飼育できずに殺してしまった。
その反動だろうか?今は、カエルやヘビの骨や歯を見たくても、カエル一匹を殺せないでいる。

2015年3月11日水曜日

テン糞、キツネ糞、タヌキ糞の位置 The location of scats of marten, fox,& racoon dog.

3月6日、栂立尾根・本間ノ頭・御殿森ノ頭ルートで見つけた糞の位置である。
③、⑤、⑧がタヌキ糞があったところで、⑨、⑩がキツネ糞を見つけたところである。
但し、⑦がキツネ糞かテン糞か大きさから迷ったものだ。
①~⑪はそれぞれの糞があった位置である。
栂立ノ頭から本間ノ頭(東峰)間で糞を見つけられなかった。
これは、656、888ピークからの尾根と栂立尾根との出合い当たりから、鐘沢ノ頭までは尾根は1、20センチに積もった落ち葉があったことで、糞を見つけづらかったものと思う。また、鐘沢ノ頭からは氷雪になっているため、動物たちもあまり歩かないため、糞が見つからなかったと思っている。しかし、本間ノ頭から高畑山までの登山道は陽が良く当たるために、雪が融け、動物も歩きやすいので、⑨や⑩糞が見つかったのかな?と考える。この道を登りに使っていれば、おそらくもっと多くの糞を見つけられたことだろう。

何だか今日も寒い、山を歩いている時と着ている物は殆んど違いがないのに、
家にいてこうやってパソコンに向かっていると、手が冷たく感じる