「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2014年6月26日木曜日

アナグマ、イタチ、テン、タヌキの糞内容物 The scats contents of badger, weasel, marten,& raccoon dog.

20日の丹沢実習の続きで、糞の内容物についてです。
昨日、学校から戻ってから、まだ洗ってなかった糞の水洗いをした。

アナグマ糞
土壌動物(昆虫外骨格脚触覚、ムカデ脚)、腐葉破片
非常に柔らかな糞だったので、初夏らしい何かを食べているかと思ったのですが、
大半が土砂と腐葉破片でした。
アナグマの食物はあまり季節に左右されないということかな?
イタチ
ヤマザクラ種子1個、昆虫外骨格
テン糞①
ヤマザクラ種子果皮
テン糞②
ヤマグワ種子、果柄つき果実
テン糞③
ヒミズ?毛、ムカデ外骨格脚
どうも、10円玉をテン糞②のところに置き忘れてきたようだ。
財布には10円玉がないので、これだ。
テン糞④
節足動物外骨格、脚
タヌキ糞
何とこの糞塊を拾ってこなかった。
アナグマとタヌキのこの季節の食べ物の違いを見たかった。
イタチやテンだけが木に登れるので、まだ木についているヤマザクラの果実やヤマグワの果実を食べることができる。
それにしてもあんなに柔らかいヤマグワの実を食べても果実の塊に果柄がついたままのほとんどそのままの状態で糞として排出されて彼らはどの程度、糖分を分解・消化しているのだろうか?
栄養になっているから彼らも食べているのだろう。
動物たちの食物となる果実や昆虫などの消化・吸収について書いてある本orサイトを教えてもらいたい。


ユリの花 Liliy’s flower!

強烈な香の花に、ヤマユリの花がある。
我が家のヤマユリは明日か明後日にでも咲きそうなくらい4個の蕾が大きく膨らんでいる。
このユリの球根は新聞販売店から昨年の暮れにもらったものだ。
これもヤマユリとの交雑種なのだろう。
匂いがヤマユリそのものだが、花弁がわずかにピンク色だ。
頂いても植える場所がないので、これは壁際の沈丁花の根元に植えたので、
水遣りをかかせない。
あー、ちょっと庭に出ただけなのにヤブ蚊に刺される季節になった。
今日も雨かな?
丹沢ではヤブ蚊に刺されることはないのに、我が家の庭は狭いのにどうして蚊がいるか?
睡蓮鉢にもグーピーが泳ぎ回っているしので、ボーフラは見当たらない。
ボーフラが発生しそうなところはないのだが、、、、。

2014年6月25日水曜日

ヨウラクランの果実 The fruits of the orchid, Oberonia japonica.

5月17日に清川のIさんの家の横を流れる辺室沢の河原に
今年の大雪で折れたスギの枝にヨウラクランやカヤランが着生していた。
それをヤマボウシさんとIさんから頂いた。
ヨウラクランが花が咲き、今、こんな果実を付けている。
 さらに、大きくなるのか、このままで熟すのが見守っていきたい。
我が家の二鉢のフウランの株も急に花茎を伸ばし初めてきた。
カヤランが咲いた時も、まったく花茎が出ていなかったので、
不安になって昨年の花の時期を調べたくらいだ。
今、部屋の窓際にはサンショウバラの挿し木の鉢を置いてあり、
毎日のようにビニール袋を外してその状態を見ている。
6センチくらいの枝を1センチくらいの5つの枝に分けている。
6月2日に折り取ってきてから、もう3週間は経つ。
新芽が伸びてきたので、根が生えたかもしれない。
もうビニール袋を外しても良いかな?
こんなことがストレス解消になっているようだ。

フクロウのペリットの分析のために! In order to identyfy the bones in the pettets of omen owl

白銀林道沿いの林の中のフクロウの巣穴となっていた樹洞から溜まっていたペリットを
採集してきたのは6月2日のことであった。
http://tanzawapithecus.blogspot.jp/2014/06/the-peritto-of-owl.html
少しづつ内容物を分析しようとした。
それよりもぼくはフクロウはおろか鳥のことについては殆んど知らない。
で、フクロウのペリットについて、調べていたら、興味深いサイトを見つけた。
http://www.pelletsinc.com/collections/catalog
フクロウのペリットを何と教材として販売し、しかもペリットから出てくる骨が同定できるように
ポスターまで売り出している。
で、輸送費が半分くらいかかるがポスターを注文したら、昨日、送られてきた。ビニールでコーティングされた立派なものだ。ネズミ、モグラ、トガリネズミ、小鳥の頭骨、下顎骨、肩甲骨、上腕骨、尺骨などが描かれている。一目で解るのだが、大きい。学校の教室に貼るならOKだ。
写真を撮って、小冊子にしてすぐぺらぺらめくって見られるようにしよう。
しかし、カエルや両性爬虫類の骨が無いということは、どういうことだ!
フクロウはカエルや両性爬虫類は食べない?
そんな訳はないだろう。
カエルや両性爬虫類は同定することが難しいから載せてないのかな?
日本では、アサガオの種子と鉢と土と肥料がセットになったものが小学生の教材用として売られている。しかし、日本では、フクロウのペリットを教材として使って、モグラやネズミや小鳥の骨を調べさせることができる小学校の教員がどのくらいいるだろうか?
欧米の動物学・博物学のすそ野の広がりと厚みを感じる。
しかし、ペリットが教材になるなら、テン糞やキツネ糞、タヌキ糞などの糞を教材として売っているところもあるかな?

写真はわざと綺麗に撮りませんでした。悪しからず!

2014年6月24日火曜日

ミゾホオズキを教えてもらう! A student taught me about the plant name!

20日の丹沢実習の続きです。
テイカカズラが咲いていた。
ここは毎年コマツナギの花を見られる場所だ。
一度、種子を植えて鉢植えにしたことがあったが、山では小さく見えても我が家の狭い庭では伸びてしまい。結局切ってしまった。
林道沿いの水溜りの側にミゾホオズキの花が咲いている。
 学生のYocchanに教えてもらった。
この実の状態からホオズキと名前をもらったようだ。
ハエドクソウ科に含まれるようだ。初めて知った科名だ。 


2014年6月23日月曜日

哺乳類の様々な糞  Various scats of mammals.

今日は、20日の実習で見つけた動物たちの糞をアップしよう。
下のGPSの軌跡上の①~⑨は下の糞を見つけた場所。
何故か清川トンネルから猿ケ島までの宮ケ瀬尾根では糞を見つけられなかった。
さて、①~⑨までの糞はだれの糞だろうか?
周りにたくさん落ちていた。
 ③
 ④
清川トンネルの手前の道
⑥ 
 ⑦
応えはコメントを見て!


2014年6月22日日曜日

これは誰の骨? Whose bone is this?

先日、ビーグル犬やマウス、カニクイザル、カイウサギなどの頭骨などを持ってきてくれた
教え子のMarikoさんが、この骨は何の骨ですか?
とメールしてきた。
骨を摘まんでいるのは彼女の指だ。 
哺乳類の骨でこのような骨はどの部分でもありえない。
鳥類の骨でもこんな骨はないだろう。 
真鶴の磯場で見つけたようだ。
で、魚類の骨だと思うと答えた。
では、どこの骨だろう?
今年の1月8日にコイ科の魚の咽頭歯という不思議な歯を初めて知った。
ほねやさんが教えてくれたのだ。
http://tanzawapithecus.blogspot.jp/2014/01/what-bones-is-this.html
この骨も魚の頭部の鰓か喉の辺りにありそうだが、どうだろうか?

キノコの季節  The mushroom season has begun.

20日の丹沢実習の続きです。

チシオハツタケかドクベニタケである。
もちろんゲットした。 
これもベニタケ科のものだ。
アイタケなのかな?これもゲットだ。もちろん一本だけ!
 このキノコは、上から撮り、横からも撮った。
傘の裏がヒダ状ではなく、管孔状になっている。
え?イグチの仲間かとも思ったが、違う。サルノコシカケ科のものかな?
もちろん、採ってきた。手持ちの5つの図鑑で調べたが載っていない。
柔らかいので食べられそうだ。



2014年6月21日土曜日

丹沢実習 The Tanzawa ourdoor exercize.

昨日は、TCA専門学校の丹沢実習があった。
小田急線が6時過ぎまで不通になっていたので、どうなるかと思ったが、
電車の影響で来られなくなった者はいなかった。
7時40分の宮ケ瀬行きのバスに皆なんとか乗り込むことができた。
下は歩いたGPSの軌跡である。
吹風トンネル内は電波が飛んでいるが、清川トンネルは何故か問題ない。
宮ケ瀬尾根の猿ケ島から土山峠へのルートをとった。約13キロを歩いたことになる。
 清川トンネルの手前でモリアオガエルの卵塊があった。
これまでこの辺りでは見られなかった。
トンネル内では数か所にコウモリがネグラとしている場所があった。
また、オオゲジゲジもいた。
トンネル内は寒いくらいであった。
トンネルを抜けでて皆、ほっとする。
トンネルから経路を歩いて宮ケ瀬尾根に出て、お昼を食べる。
昼食後の集合写真。
ここから土山峠に下りる予定であったが、猿ケ島から降りることにする。
元気な学生たち。
一女子が筋力が弱く、下り坂が大変なので、彼女の荷物をもったり、手を引いたり、、、。
学生たちは皆で彼女を助けた。今の若者の素直な優しさがあらわれていた。
湖岸道路近くの水場で水を飲んだり、顔を洗ったり、でもヒルが多いので、
ここでノンビリと休むことができず。湖岸道路の橋の上の日陰でヒル落としと休憩だ。
土山峠15時36分のバスに乗って本厚木駅に向かった。

ぼくは、帰宅後机に向かってそのまま寝てしまい、風呂にも入らず。
先ほど、朝のシャワーを浴びてすっきりだ。
今日は、お昼頃から専門学校の卒業生が何人か我が家を訪ねてくる。





2014年6月20日金曜日

フクロウのペリットから出てきた骨:4  The pellets of Ural Owl 4.

湯河原白銀林道のフクロウのペリットである。
少しずつでもの「フクロウの消化力2」時の方法で水洗いして
取り出した骨や歯を一回ごとにアップしようと考えている。
これらの同定できる骨や歯は各部分ごとに資料として保管している。

最後に、白銀林道のフクロウのペリットの内容物が、
ハタネズミ亜科の動物が最少○頭分、ネズミ亜科の動物最少○頭分などと
まとめることができれば良いかな?と考えている。
でも、それには年を越すかな?

下の写真3枚を見てほしい。今回、見つけたものだ。
左上の○で囲った丸いものは種子だ。
その下の黄線で囲った、Aはネズミ科の前足(何故か皮膚が消化されていない)、
その隣のBは鳥の手羽の先の方のもの。
Cはネズミ科の鼓(聴)胞、Dはネズミ科の腰椎骨。
Eはネズミ科の上顎骨と臼歯。
Fはヒミズの上腕骨
Gの大きいのはモグラの下顎骨で、小さいのはヒミズの下顎骨。
Hの中で、黄○が付いているのはハタネズミ亜科の下顎で、他はネズミ亜科の下顎。
Iは、ネズミ科やモグラ科の寛骨の一部。
下の切歯と臼歯の写真:
左の2列はネズミ科の上顎切歯で、左端は左切歯、右(中)側は右切歯だ。
右上4本はネズミ科の下顎切歯、右下はハタネズミ亜科の臼歯3本。
(まだ詳細に目を凝らして砂利の中を調べればネズミ亜科の臼歯やモグラ科の歯が見つかったであろう。しかし、そこまで詳しく調べても、、、、と考えなおしてしまった。)
下の写真:
A:ネズミ科の肩甲骨
B:ヒミズの肩甲骨
↓:第一指骨
C・K:鳥の骨
D:モグラの尺骨、E・F:ヒミズの上腕骨、M:ネズミ科の上腕骨
G:ネズミ科の尺骨、H:ヒミズの尺骨
I:モグラの大腿骨、J:ネズミ科の大腿骨
L:ネズミ科の脛骨
KをBird(鳥の骨)としたのは哺乳類でこのような形状と骨質の骨はないので鳥とした。
カエルかも知れない。
他のイタチとか他の哺乳類の骨か歯が出てこないだろうか?