宮ヶ瀬尾根は乾いている。
ヒルにはまだ会ってない。
イタチやテン糞を拾う。
ここ猿ヶ島に30分も休んでいる。
爽やかな風があるのだ。
「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2012年8月1日水曜日
早戸川沿いのイタチ糞 Weasel scats in the Hayato river side.
帰路に早戸川沿いの岩の上にあったイタチ糞だ。
少し古く4,5日は経っている。
乾いて固くなっているので、糞を持ち帰ったビニール袋の中に水を容れ柔らかくさせた。
洗うと大半が哺乳類の短い毛(ネズミ科かトガリネズミ目もの)が大半を占め、
僅かに骨片と、小さなムカデの外骨格や脚がでてきた。
骨片、右の大きな骨片は、胸椎と腰椎のものと思われる。
左上のモノは歯に似ているが、どこの骨がわからない。
手持ちのネズミ科とトガリネズミ目の椎骨をしっかり比較した表を作らなければ
いつまでも椎骨では小動物を同定できないことになる。
ともかく、テンやイタチは夏季になると脊椎動物を食べられるようになるようだ。
土山峠にも行って調べなくてはダメだ。
2012年7月31日火曜日
真夏の花 Flowers in the mid-summer.
今回の早戸川歩きで、是非見たいと思っていたものの一つが、
このタマアジサイである。蕾の時の様子はタマゴタケ科の幼菌に似ている。
もちろんクリックして拡大できます。
ヌスビトハギが一株咲いていた。
これは、秋になると登山者にひっついてどこまでも運ばれるだろう。
まだ、早かったかな?と思いながら探しながら歩いて見つけた時は嬉しいものだ。
isa隊員、k-ta隊員ややまぼうしさんと歩いた時教えてもらったものだ。
大好きなバイカウツギという名前と混同してしまう、バイカツツジだ。
涼風で揺れるので撮るのが難しかった。
雷滝の前の岩壁にはヤマユリが咲いている。
何本、咲いているか判るかな?
もちろん、あでやかなヤマユリを撮るために、対岸の岩壁下まで行く。
見上げて撮った。
帰路、鳥屋地区の民家の垣根に見事に咲いているヤマユリを撮っていた。
通り過ぎる車の中から、農作業姿のおじさんが車を徐行しながら、
「きれいダネェー」とニコニコしながら声を掛けてくれる。
何だか、この言葉で疲れも吹っ飛ぶ。
このヤマユリは明日にでものせます。
2012年7月30日月曜日
久しぶりの雷滝! Long time at the Kaminari water fall
今日は、久しぶりに雷滝に行ってきた。
往路・復路とも一人にも会わなかった。
魚止め橋から舗装されていない林道のヘアーピンカーブのところに駐車して、
歩き始めたのが7時半頃である。
カーブを曲がってすぐ、神奈川県県警の立ち入り禁止の看板。
もちろん無視して進むと、
すぐ、巨岩の落石が道路を塞ぐ、
通り過ぎてから撮る。
落石ひどくあったようで、歩きづらい。
完全に道路を塞ぐ落石だ。
さすがに、ここは自転車なら運べるがバイクはここでUターンだ。
以前もここは落石で塞がれてあったが、その上にさらに落石があったのだ。
早戸川の対岸の尾根は崩壊しているのが縦間から分かる。
経験したことがないような豪雨があったようだ。
案の定、橋は流され、しかもその痕跡もない。
酷い、豪雨で川が暴れたようだ。
パンツ一枚になって渡渉。流れが早く、冷たい。
2回目の渡渉だ。
今度はズボンを膝上までたくし上げる。靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、また履く、実に面倒だ。
ここでもズボンも脱ぐのだった。膝上まで水深があった。
水が冷たくて気持ちが良い。
雷滝に着いたのが、ほとんど10時だった。
なんと2時間半もかかったのだ。
雷滝の水量もスゴク、こうやって撮ってもカメラに水滴が付くほどだ。
以前はぼくが立っているところから水辺に下りられたが、今回は、水量が多いため
ぼくが立っている岩のところまで水がきている。
泳ごうか、どうしようか迷った。辞めた。友人たちがいたなら水に入っただろう。、
水滴が当たるし、涼しいというよりも寒いので、早めのお昼を食べて帰ることにする。
帰りは、岩伝いに跳び移れるところえらんで渡る。
帰路は、伝道で、一目のつかないところまで川を遡上して素っ裸になって
水に浸る。あー男に生まれて良かった。
2012年7月29日日曜日
コンパスと太陽 Which do you trust the compass or the sun?
昨日、5時に八重洲の居酒屋で高校時代に友人と会った。
その居酒屋では何度か彼と会っている。
ぼくは東西線の葛西から行くときは、大手町で降りて地下道を歩いて
その居酒屋では何度か彼と会っている。
ぼくは東西線の葛西から行くときは、大手町で降りて地下道を歩いて
東京駅の八重洲北口に出てから行く。
大手町からいきなり地上へ出て行った時も、
大手町からいきなり地上へ出て行った時も、
東京駅八重洲北口まで行ってからその居酒屋へ向かう。
昨日、専門学校のパソコンのグーグルで
東京駅八重洲北口と東西線の日本橋駅との位置関係を頭の中にいれだ。
とにかく日本橋駅から西に歩くと東京駅につくことがわかる。
とにかく日本橋駅から西に歩くと東京駅につくことがわかる。
コンパスは持っている。
このところ災害が起こった時を想定して、
使わなくなったコンパスを学校へ出かけるデイバックの中に
しのばせている。ぼくにとっては鬼に金棒だ。
しのばせている。ぼくにとっては鬼に金棒だ。
これさえあれば、夜中でも曇りでも家の方向へ歩くことができる。
東西線の日本橋駅から地上に出た。強烈な熱風だ!
磁石を見た。西を目指す。が、背中に太陽光線が当たる。
ん?何故だ?太陽が今沈んでいく方が西だ。
ビルの影響?そんな思いで少し歩いた交差点でコンパスを見る。
東西線の日本橋駅から地上に出た。強烈な熱風だ!
磁石を見た。西を目指す。が、背中に太陽光線が当たる。
ん?何故だ?太陽が今沈んでいく方が西だ。
ビルの影響?そんな思いで少し歩いた交差点でコンパスを見る。
やはり、太陽とは逆の方向が西だ。
コンパスが狂っている?
今、太陽が出ている方が西の方向に間違い無い筈だ。
コンパスがおかしいのだ!と腹を決める。
コンパスが狂っている?
今、太陽が出ている方が西の方向に間違い無い筈だ。
コンパスがおかしいのだ!と腹を決める。
で、歩いていくと交差点の看板にに「直進→大手町」とある。
そのまま歩いて行くと電車が高架線を走っているのがみえる。
無事、八重洲駅前の居酒屋に入る。
日本橋の駅を出てから25分も歩いた。でも、5時10分前着であった。
先ほど、いつも山に持っているコンパスと昨日のコンパスを見比べた。
やはり、昨日のものは狂っている。西に160度くらズレテいる。
やはり、昨日のものは狂っている。西に160度くらズレテいる。
どうして、このような狂いが生まれたのか?
この磁石は頂いたものなので、山に持っていかず机の上の引き出しに容れたままだった。
しかし、何故、狂うのか?
パソコンなどの影響だとしても、NとSの磁力が弱められたとしてもN,Sは変わりない筈だ。
2012年7月28日土曜日
テン糞から出てきた骨 Bones which were included in the marten scats
仏果山ルートで見つけたテン糞から出てきた骨を乾燥して、
詳しく見た。
先ずは、10時5分に見つけた、大きなムカデを含むアカネズミ?の毛が多数含まれていたものから出てきた骨。
赤線で囲ったAの中に左下顎切歯と臼歯が4個ある。
このうちの右の大きな臼歯がBの下顎骨の穴にすっぽりおさまった。
この下顎骨は右のものである。”え?”と思って、切歯を再び見た。
やはり、左の切歯だ。Cが第三から第六までのどれかの頚骨である。
DとEは胸骨である。
ここで、手持ちのアカネズミの歯や下顎骨と比較すると一回り、小さいのだ。
アカネズミのチビを食べた?のかあるいはカヤネズミを食べたのか?
カヤネズミの標本がないので、しっかり同定できない。残念。
下のは、8時35分のテン糞から出てきた骨片だ。
昨日は、小型哺乳類(齧歯目かトガリネズミ目)とアップした。
しかし、骨が硬くしっかりしている。赤の矢印で示した骨は、大腿骨や肩甲骨などの
関節に着く軟骨だ。さらに、赤の線で囲った骨は、脛骨の一部のようだ。
トガリネズミ目のものではなく、齧歯目のものだ。
アカネズミではなく、リスの可能性もある。
いずれにしても、テンたちは、ムカデはほぼ丸呑みだが、小型哺乳類の場合はガリガリ噛み砕いて食べるようだ。
昨日、慶應日吉の動物行動学、252名分の採点と評価をつけ、パソコンで送信。
終わった!夏休みだ!と飛び上がりたいが、今日は葛西のTCA専門学校のチャレンジキャンパス、終わったら八重洲の居酒屋で高校の同級生と会い、新しい本を渡す。
丹沢の早戸川に身体を浸けたいネェー!
2012年7月27日金曜日
細尾根上のテン糞とタヌキ糞 Marten & raccoon dog scats on the narrow ridge within 1km.
土山峠・仏果山・仏果山登山口のコースで、
6か所でテンとタヌキの糞を見つけ、拾ってきた。
最初は、土山峠バス停を下って、まもなく道路上にテン糞であった。
恐らく、昨夜というよりも今朝早くのものだ。
6か所でテンとタヌキの糞を見つけ、拾ってきた。
最初は、土山峠バス停を下って、まもなく道路上にテン糞であった。
恐らく、昨夜というよりも今朝早くのものだ。
6時14分
大きなムカデ(orオオゲジゲジ)一匹分
大きなムカデ(orオオゲジゲジ)一匹分
登山道を登って、革籠石山の道標を過ぎて、細尾根になったところで、タヌキのタメ糞だ。
8時19分
土壌動物の脚、外翅、外骨格の一ミリ前後の砕片、土砂
8時26分
ムカデ一匹の殻
上のテン糞からすぐにまたもやタヌキのタメ糞(タヌキのトイレ)だ。
8時30分
土壌動物の砕片、シデ類の苞鱗の一部、不明植物砕片、土砂
8時35分
小哺乳類(齧歯目orトガリネズミ目)の毛多数、骨片
.jpg)
仏果山山頂着が8時50分であり、ここは、涼しい、747mという標高と草木のおかげだろう。
宮ヶ瀬越を9時36分に通過して、仏果山登山口への南西に走る尾根を下る途中にまたもや新鮮でしかも大きいテン糞だ。
10時5分
大きなムカデ1匹分、アカネズミ?の毛多数、左下顎切歯1本、臼歯2本、骨片多数
今回は車道と登山道歩きであったが、テン糞もタヌキ糞も草が生えていないところで見つかったことだ。これは、草が生えていないから見つかりやすいということもあるだろう。
しかし、それ以上にテンもタヌキも草が生えていない剝き出しの岩や土の上にウンチをしたいのだ。っと感じている。
とくに、革籠石山から仏果山までの1キロは細尾根である。
幅1メートルもないところがたくさんある。
当然登山者が足をおくところは草木が芽生えることができない。
そんな訳でこの細尾根にウンチをしやすいのだろう。
さらに尾根は両側の斜面に生息している動物たちの行動域が重複しているところでもあるだろう。
それらの要因があって、糞がまとまってあったのだろう。
もう一つ、云っておきたいことがある。
それは、テンは動き回るムカデやネズミなどの小型哺乳類を捕食しているが、
タヌキは、土壌動物のばかりのようだ。タヌキにとっては冬の方がまだ落ちている果実もたべられたのに、この時季は土壌動物を食べているだけだ。アナグマとの違いが見えてこない。
テンはムカデを食べても恐らく一噛みくらいで丸呑みしているが、
タヌキはミミズでも昆虫などの節足動物でもかなり念入りに噛んでいるようだ。
0.5ミリメッシュの茶漉しで水洗いすると残るのは大きな土砂と噛み砕かれなかった脚や外骨格だ。それでも2ミリ以下の小片になっている。
しかし、テンはネズミのような小哺乳類を食べるときは、丸呑みではなく、
頭の部分はかなりガリガリ噛んでいるのが分かる。
2012年7月26日木曜日
オオバギボウシ A plantain lily!
仏果山山頂にオオバギボウシが咲いていた。
もちろん、大きな葉もしっかり残っている。シカに食べられていない。
植物たちはこれから、種子が風に飛ばされて、あるいは小鳥や動物たちに食べられて
仏果山や経ヶ岳一帯の地域に広がっていくだろう。
斜面の土や岩が剝き出しの山が、夏は緑の山に代わっていくのだ。
しかし、シカの管理捕獲で射殺されたシカたちは、どのようなことになっているのだろうか?
焼却処分ということではなく、毛皮、肉、骨などはしっかり利用されていうのだろうか?
釧路ならエゾジカの肉を食べさせてくれるレストランはいくつもあるが、
清川村で捕られたシカはどのようなことになっているのだろう。
御存知の方は教えてくれませんか?
昨日の慶應の試験で、昨夜は50名くらいの採点をして、夜の10時にダウンした。
今日も、これから採点の続きだ。あと200名分が残る。
仏果山からゲットしてきたテン糞、タヌキ糞の分析はいつできるかな?
2012年7月25日水曜日
植生回復とシカ管理 Revegetation & Deer management
久しぶりの仏果山である。気が付いたことがある。
このところぼくが歩いている宮ヶ瀬尾根や辺室山付近と林床の下草の状態が大きく違う。
先ずは歩いたコースである。クリックすると拡大する。
これで、全行程8キロで、6時10分に土山峠をでて、仏果山登山口バス停には10時25分
そこから、土山峠までダンプカーが行き来する横を歩く。
土山峠に戻ったのは10時50分だ。約4時間半かかったことになる。
この間、写真を撮ったり、糞やキノコを採集したりで1時間は時間をつぶしているだろう。
土山峠のバス停を少し下り、仏果山への道標があるところから入って、すぐ山が違うと思う。
登山道以外は下草がはえているし、繁茂している斜面もある。
下は正面のシカ柵の扉をくぐって登ってきたところで、ここは剝き出しの土が見えていたところだ。
草が生えている。
ここは、仏果山の頂上の休憩場所のところ、下草がはえている。
ここは、仏果山から下りてきて、宮ヶ瀬越え近くの場所である。
登山道以外はしっかりと下草や灌木で覆われている。
こんなところを以前はサルを追ってヤブコギをしたんだ。
だから、ナタはサル観察には必需品だったんだ。
最近の丹沢土山峠から辺室山、鍋嵐、宮ヶ瀬尾根付近でこのように下草で覆われた山を見なくなっていたので、すごく嬉しい。
テンやタヌキ糞は数カ所で見つけたのにシカ糞は一個も見つけられなかった。
シカの数が少なくなっているのだ。
仏果山登山口バス停の近くに、シカの管理捕獲を行っていることが書かれたものがあった。
シカによる食害を減らすため、シカを捕殺し、少なくすることで、こんなにも目に見えるかたちで下草やヤブが育ち、森が回復してきている。
登録:
投稿 (Atom)