「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年4月25日月曜日

リス?ムササビ?

昨日アップしたテン糞の内容物に含まれた大腿骨頭(右)をリスのものと考えたが、間違いのようだ。
ラット(ドブネズミと同じ)の大腿骨(左)と並べると、ラットよりも随分大きい、
となるとムササビ?
リスやムササビの全身骨格を見ないことには、何とも言えない。
いずれにしてもテン君は堅い骨までも噛み砕いて食べたのだ。
頭骨部分も当然そのまま噛み砕いて食べたことだろう。
すごい、噛み砕く能力だ。
ぼくらに真似ができないが、アフリカのトングエ族の人たちなら
骨も一緒に噛み砕くのは当たり前の食べ方だ。
いつの間にかぼくらはアゴが細くて華奢になっている。

2011年4月24日日曜日

春の二つのテン糞の内容物

二つのテンの糞を水洗いした。
上の三つの写真は同じ糞からのもの。
これは昆虫の羽根だ。
これはムカデだ。足もついている。
これは、言わずと知れたキブシの種子だ。
この糞の大半がこのキブシの果皮と種子であり、上記の節足動物が混じっていた。
下記のものはもう一つのテン糞である。
甲虫の脚や触覚であり、胸や腹部の外骨格、青緑に光る上羽もあった。
左下はやはりムカデが一匹分あった。
骨も入っていた。
始めは小鳥のものかと思ったが、真ん中の丸いのは大腿骨の骨盤と接する大腿骨頭だ。
球形部分の大きさは直径4ミリくらい(クリックすると拡大)。
鳥類の大腿骨頭はこれほどまん丸ではない。
ラットのものよりも大きいのでリスの可能性がある。
そんな訳でこの骨は標本として残すことにした。
春爛漫のテンは、動き始めた土壌動物であるムカデや昆虫を食べ、さらには落ちている黒くなっているキブシの実を相変わらず食べているのだ。さらに、上の骨がリスだとしたら、リスが貯食したドングリかクルミでも探しに地上に下りていたところを食べられたのかもしれない。

これは誰の仕業?

丹沢実習の続き:
辺室山の山頂から祠の分岐の途中の登山道に、下の写真の長さの枝が
たくさん落ちていました。
この枝は「やまぼうしさん」によってイヌブナであると同定してもらう。
毛糸の帽子のてっ辺につける毛糸の玉のような花もついています。
つまり、花が食べられてはいません。
だから、哺乳類がやった仕業だとは思えません。
また、花がついて落ちているので鳥とも思えません。
枝先が噛み切られて落とされているんです。

秋にコナラのドングリに穴をあけて卵を産み、ドングリがついた小枝ごと落とすゾウムシの仲間のハイイロチョッキリがいましたが、、、、。
これも甲虫の仲間が卵を産んで落としたと思えます。
しっかり、葉裏とかに卵の有無を確かめるんだった。
これは、誰の仕業?やはりオトシブミの仲間?

今の時季のテン糞はやはりというものでした。乾いたら写真に撮りアップします。

2011年4月23日土曜日

丹沢実習

専門学校、今年度始めての丹沢実習があった。
土山峠・辺室山・物見髄道・唐沢林道・上煤ヶ谷のコースをとった。
15名の学生を連れての山歩きの難しさがあった。
体力のある者とそうでないものとの差があらわれた。
さらに、どうしても賑やかになるために動物たちを追い払いながら歩いている感があった。
それでも後の人たちはタヌキに会い、唐沢林道では全員がカモシカに出逢えた。
肌寒い天気であったが、雨が降らなくて良かった。

今が盛りのミツバツツジ?とマメザクラが目立った。
たくさんの様々なスミレがあった。
ミヤマシキミの花が綺麗だったので、匂いを嗅ぐと良い香りだ!
こんなに良い香りだとは知らなかった。 
唐沢林道ではヤマブキが花盛り! 
クサイチゴやニガイチゴ、モミジイチゴが咲いていた。
これは、キブシの花を撮ったのではない。
カモシカが奥にいるのがわかるかな?クリック拡大して!
レンズを望遠にしようとまごまごしてしまった。
10秒くらいでぼくらに驚き斜面を逃げる。
学生たちは綺麗に写真を撮れたようだ。良かった!
新鮮なテン糞もゲットしてきたので、何を食べているか楽しみだ!
唐沢林道の途中の休みベンチがある見晴らしが良いところから尾根に沿った経路下り、上煤ヶ谷のバス停にでた。ショートカットの歩きよいコースだ。

2011年4月21日木曜日

やったー、トカゲだ!

昨日、花の終わったラン鉢を外に出し。
庭の鉢を動かしたら、鉢の下にトカゲのチビが丸まって固まっている。
手にとると温かく感じたのか急に動きだしたので、プランターに置いた。

関東地方では、普通の家の庭にカナヘビやトカゲやヤモリが出てくるが、
北海道釧路では庭に、このような脊椎動物など一度も見たことが無い。
野山を歩いていてもこちらでは普通にトカゲやヘビは目にするが、
釧路では外で遊びまくっていたぼくでさえ子供の頃、ほんの数回しかヘビをみたことがないのだ。だから我が家の庭にカナヘビやトカゲを見つけた時の嬉しさは、昆虫採集をしている子供のような気持ちになる。
トカゲのチビがいたことは、驚きだ。
関東地方は、真冬でも緑があり、
緑やトカゲや虫たちのありがたさを忘れがちになる。
空気や水もありがたさを忘れがちになる。
放射能ばかりでなく、排気ガスや排水による大気汚染や海の汚れにも目を向けて行きたいものだ。

2011年4月20日水曜日

フクロウ?の頭骨

昨日、会った友人から鳥の頭骨をもらった。これは、播州赤穂駅前のホテルの前庭で、ネコか何かに鳥が食われており、頭部を拾ってきて自宅の花鉢の土の中に埋めていた。掘り起こして丁寧に歯ブラシで洗ったようだ。

上面からみると、頭骨全長は52ミリあり、幅は40ミリある。
鳥類の頭骨の名称は不明だが、哺乳類の名称に準ずるとすると後眼窩突起がわかり、楊枝よりも細い頬骨弓がまっすぐに頬部(上顎)と側頭部を結んでいる。
側面から見ると、嘴の先が曲がり猛禽かなというものだ。 
左下の後頭部が齧られたようだ。
正面から見るとまるでメガネザルの頭骨のようである。 
フクロウの仲間かな?
左右の頭頂骨と頭頂骨と前頭骨の縫合部分が分かりますが、成体だと思います。
それにしても鳥の頭骨は薄くおり紙飛行機のように軽い。

2011年4月18日月曜日

落ち着かない新学期

先週から専門学校の授業が始まっている。
なんとなく忙しい感じで落ちつかない。
朝の押し合うような満員電車には耐えるよりない。
原発事故で余分な電力を使わないようにと、電車も駅も暗くエスカレーターは動かず。

帰宅して庭を見たら隣の白花のヤマブキが咲いていた。
近くの庭のヤエザクラも咲いている。
花が終わった、デンドロ、パフィオ、カトレア類を外のウメやナツツバキの枝に下げる。
明日も学校だが、夕方からは八重洲で高校時代の同級生との二人だけの呑み会。
彼とはクラスも違うので高校時代は話しをしたこともなかった。
が、3、4年前に知り合い。以来、飲みながら話し合う仲になった。
海外勤務が長かったせいか、西日本のさまざまな地域を一人で歩き回っている。
まるで、奥の細道の序文のように
片雲の風にさそわれて、漂白の思いやまず、
と言った感じであり、神社を捜し求めて歩いている。

2011年4月16日土曜日

丹沢の春爛漫

14日の丹沢の続きです。
キクザキイチゲです。
花を撮っていて、あれ~虫がいる!と気がつきました。
クリックして拡大するとオシベの奥にいますよ。 
キランソウ!これは奥湯河原の日当たりの斜面にはヤマルリソウともに多かった。 
キケマンだ。やわらかくて美味しそうだがキンボウゲ科。 
エイザンスミレだ。この一帯にはぽつんぽつんと目に付く。 
林道から沢側の斜面にミツバツツジ?が蕾だった。
今日か明日は満開かな? 
あー、今日は丹沢へ行けば良かった。快晴だ!
今の時季のテンやタヌキたちの食べ物を知りたい。

ツバキの花とテン

これは、今朝、隣家のツバキの花を失敬させてもらったものです。
オシベの先っぽに葯がつき、葯の周りに花粉がたくさんついてます。
ツバキの花のオシベは根元でぐるりと一つになってまとまっているのが特徴ですね。
一本一本ばらばらなオシベではない。
実は今回のテン糞から出てきたオシベと葯から
オシベにもいくつかのパターンがあることを知りました。
テンがヤブツバキに登り、赤い花に顔を突っ込んでこのオシベの根元からかぶりついているわけですね。食べ方として、花を縦方向に割って、根元のオシベ部分を食べるのかな?
花弁部分はまったく見つからなかったので、どうやってヤブツバキの花の部分を食べているのだろう?ただ、一つ不明なのは黄色っぽいオシベと赤っぽいオシベがあった。実は当初は赤いのをフサザクラと思ったのだ。

サルをやり始めて、仕方なく植物を覚えて行ったが、食肉目の動物の糞に注目していたら、種子から花のオシベと調べることになった。いずれにしても動物たちは植物によって生かされている。

ツバキの上のオシベの部分を割って見ていたら、軽く熱湯に浸して三杯酢で食べたら美味しそうだと思った。我が家にはツバキがないでの試すことができない。

2011年4月15日金曜日

春季にテンが食べている植物は何?

14日の丹沢で新鮮?なテン糞を見つけ採集してきた。
右上は100円玉。これから10円にしよう。
濡れているし、この日の早朝にしたものだと思う。
左の一塊をゲットしてきた。
水に浸けたら、すぐバラバラになった。
下は、上の糞塊を作り上げていた内容物。
その水に沈んだ一部を丁寧に拾い上げた。
下の中には写っていないが、他は、節足動物の外骨格が2割くらい混じっていた。 
この植物質の物、植物を良く見ている人たちならわかると思う。
真ん中当たりの楕円状のもの(下の写真)がかなり含まれていた。
下の物は1センチ前後の赤色の細いもので元でつながっている。 
さらに、下の方のものは黄色っぽいものだ。
この黄色っぽい物の細い方の先っぽに上の楕円形の物がついているものがあった。
これは、何だと思いますか?
これらの写真は少し乾かしてしまったので、良く分らないかもしれない。