「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年11月6日土曜日

学生との鍋嵐

今日は、本厚木駅前の宮ヶ瀬行きバス停はすごい混みようだった。
久しぶりの良い天気でハイカー、登山者で溢れていた。
8時半に待ち合わせたので、ぼくらは立つことになる。
それでも土山峠で降りたのはぼくらだけ。
1年生の男子4人とともに、堤川林道・尾根を登り能の爪へ(能が熊と修正されている)。
この尾根で水源林調査の二人連れに出会う。
能の爪から鍋嵐への尾根で男1・女2の中高年のパーティに出会う。
彼らは、北尾根・Jピーク・鍋嵐と回ってきたようだ。
上は土山峠からのぼくらのGPSの軌跡
鍋嵐での記念
ここで、Amemiya君がサーモをJピーク側の沢に落とす。拾いに行く。 
煤ヶ谷近くで、コガネタケを見つけゲットする。
帰宅後、煮て塩漬けにする。 
さらに、クマ糞を見つけ少しゲットしてくる。
動物には遭えなかったが、イタチ、テン、タヌキ、クマ、シカ、カモシカなどの糞を見つける。

イイギリの果実と種子

奥野林道の続き
イイギリの赤い実がたくさんぶら下がっている。
この実の種子はどんな形状になっているのか?
とても登っていけるような木ではない。
Yabeさんと二人で、枯れ木の太い50センチくらいの長さの枝を上へ放り投げて実を落とそうとする。何度かやって、Yabeさんの投げた枝が上手く命中に一房ごと落ちてくる。
赤い果皮の中には大きな種子が一つか二つと思っていた。
が、想像を超えて、下の小さな種子がたくさん。
これは、一つの果実内に入っていた種子だ。全部で40個以上ある。 
果実の大きさと種子の大きさや数、さらには種子の配置は、植物の科や属に特有のものなのだろう。
果実や種子の生理学、組織学、否、形態学なんていう分野があるのだろうか?知りたいものだ。

2010年11月5日金曜日

丹沢の秋

モミの大きな実がたくさん生っている。そのうちリスがやってくるのかな?
ノブドウの実が熟しかけている。丹沢は山が低いせいかヤマブドウが無いに等しい。
東北や北海道の山ではヤマブドウが霜にあたり甘酸っぱくなっていることだろう。 
クマシデの実も大きく膨らんでいる。冬鳥たちの格好の食物だ。 
秋の七草、萩、尾花、葛、撫子、女郎花、桔梗、藤袴で、リンドウが入っていない!
撮った時は、秋の七草の一つだと思って撮った。が、七草を口ずさむと竜胆がない。
まだ、朝が早く陽が当たらないので開いていない。 
ヤクシソウはこのように株が大きくなる。 
林道の沢側直下の朝日を浴びて咲くリュウノウギク。 
丹沢は秋が深まっていく。
明日は、学生数名を連れてハタチガ沢の奥に動物の秋の痕跡を探しに行きたい。

2010年11月4日木曜日

うっ、この甘い匂い!

今朝、5時半にYabeさんが向かえにくる。
彼の車に乗って丹沢へ、水沢橋のところに車を置き、奥野林道を歩く。
焼山・姫次の稜線が見える。
植林の緑と雑木林の色々。
榛の木丸は植林がない。左の雲に覆われているのは蛭ヶ岳。
寒そうである。 
林道脇に紅葉している枝があった。何の木かな?ちゃんと見てこなかった。 
帰路は松茸山の山頂の東屋で休み、下る。
川が増水しているので、石を沈めて飛び石にして渡ろうと思ったが、水量多すぎる。
靴を脱ぎ、ズボンを捲り上げて渡渉する。

この甘い匂い!が漂っている。
今まではサルナシが発酵している匂いかな?と思っていた。
Yabeさんがカツラの匂いだという。
カツラの木を見つけ、樹皮をナイフで削ぎ、樹液の匂いを嗅ぐ。
しかし、甘い匂いではなく青臭い。
葉っぱを取って匂いを嗅ぐと、「これだ!枯れ葉の匂いだ!」 
毎年、この甘い匂いでサルナシの木を探したのだ。
カツラの枯れかかった葉の匂いだとは!驚き!
ぼくにとっての新知見だ!

葉を2枚採ってきたので、部屋の中が秋の甘い匂いだ。

2010年11月2日火曜日

歯舞・色丹・択捉・国後の北方領土

-ナワバリ(Territory)-
ナワバリとは同種の他個体や他集団に対して、防衛して占有される地域や空間のことである。
ナワバリ内には、その種にとって大事な資源がある。

最初ににナワバリを占有した個体(集団)は、他のいかなる強大な個体(集団)が侵入しようとしても死に物狂いで防衛する。そのため、小さく弱そうな個体(集団)がナワバリを占めていても、強い個体(集団)が侵入すると、猛烈に攻撃して死守しようとするので、強い個体であっても怪我をする。

これを先住効果という。だから、強い個体であっても無理やり侵入しようなどとはしない。
このような同種の個体間・集団間は、ナワバリ制によって社会が維持・秩序づけられている。

侵略戦争とは、領土という他国のナワバリを強奪することが目的である。
日本は第二次世界大戦によって、沖縄と北方領土、その他を失った。
沖縄には人々が生活し続けた。
北方領土は人々は追い出された。

根室・釧路地方には北方領土で生活していた人たちが生活し、故郷に戻りたいと考えている。
北方領土にはロシア人たちが入植し生活を始めて半世紀に及ぶ。
このままの日本の外交政策が続くと、北方領土の返還は尚一層困難なものになる。

アメリカがアラスカを買い取ったように、北方領土のうちの一つでも円高を利用して買い取ることができないものだろうか?

2010年11月1日月曜日

越冬前のカエルや、、、

29日の仏果山・経ヶ岳の続き
ヤマアカガエルかな?なんだかお腹が黄色ぽっくて膨らんでいる。
これから枯れ葉の下や柔らかい斜面の土の中に入って越冬するのだろう。
ネットで調べたらトビイロスズメガの幼虫だ。
スズメガの幼虫はみなこのように大きいねぇー。
コイツは蛹で越冬するのかな? 
ヤブキリのオスだ。キリギリスの似ているが翅が大きい。
コヤツはこのままの姿で枯れ葉の下にでも潜って越冬するのかな? 
こんなに赤いサワガニは珍しい。
こやつも凍っても大丈夫な石の下などで越冬するのだろう。 
膜翅目のキバチの仲間?
樹皮の間か岩の割れ目にでも入って越冬するのかな? 
巨大ミミズ
ミミズと一言で云うが、ミミズにもたくさん種類があるのだろう。
寒いのにどうして地面から出てきているのだろう?
GPSは長径が7センチある。
丹沢の山は日一日と秋が急速に深まっていく。
サルやシカの発情の音声は秋を一層感じさせる。

2010年10月31日日曜日

秋のキノコを!

わー!ナラタケだ!
何故か、手前に採って捨てられたナラタケが散らばっている。
これは、ぼくが大好きなキノコの一つだ。
一度、茹でて大根おろしと一緒に食べ過ぎて戻したことがある。
食べすぎは禁物なので、ぼくは味噌汁用に少しだけゲット。
アカモミタケだ。これも4本ゲット。
学生たちにも家族構成分持っていかせる。 
ホコリタケが大量に!だが、もうホコリになりかけていた。 
うぉ~!ムラサキシメジだ!
こいつは埃っぽいような独特の味がする。
感触は弾力があり、抜群によい。 
ツルタケだが、採るのはやめる。
テングタケ科のもので食べられるのはタマゴタケとこれだが、、、。 
これは?
これも調べられない。 
採ってきた。キノコ。
アカモミタケとムラサキシメジの半分はナスと一緒に油と醤油で炒めて食べた。
ナラタケは味噌汁に大根おろしを加えて、これがやはり一番。
始めてマスタケ(アカモミタケの左上)を焼いて食べる。ボリボリして別に美味しくもない。 
半分残った、ムラサキシメジは湯でこぼして埃っぽさをとり、冷蔵庫へ。
10年くらい前、ナラタケの周りに出ているキノコを一本残らず採って食べて中毒症状となったことがある。メイジンゴロシと異名をもつクサウラベニタケも一緒に採ってしまったのだ。しかも、一度にたくさん食べた。連れ合いは食べ始めて10分くらいで気持ち悪くなったとテーブルから離れ、ぼくは40分くらいして気持ち悪くなる。二人で、トイレと風呂場で翌朝近くまでゲーゲーと戻す。

ナラタケは子供の頃採ってきて、家族皆で食べたボリボリと似ている味がするのだが、、、、。傘や茎の様子が違う。釧路の野原に生えていたボリボリのキノコの和名は何なんだろう?

2010年10月30日土曜日

メスをうかがう発情したオス

革籠石山を過ぎて、左は砂利採石場、右は植林地の下り道で、
メスザルのギャーギャーと甘えたような叫ぶ声、オスザルのガッガッガッの声
腰を低めて様子をうかがう。
尾を背につきそうなくらいに上げた、まだ若いオスが植林地を行く。
サルの群れが近くにいそうだ。
ここでお昼にする。
学生たちはこのオスを追っていく。が、10分もしないで戻ってきた。
昼食を終え、下っていくとまたもやサルの声と姿。
ぼくは、彼の注意をひきつけるために”おサルさ~ん”と声を出しながら近づく。
学生たちは静かに隠れるようにして近づく。
いた! 
採石場とこの尾根との間の斜面に群れがいるようだ。
上部の方からもガッガッガッ!というメスたちを狙うハナレザルの声がする。 
斜面の方のメスを見続けるオス 
学生が10メートルも離れていないところまで接近している。
ぼくは絶えず、”おサルさ~ん”とか”ほい、ほい”とか声を出している。
サルは学生の方を見る。 
まだ、若いオスだ。恐らく9、10歳くらいだろう。
顔に子供らしさが残っている。
クリックして拡大 
オスジカの”ピー”というメスを誘う発情の声が響く。
サルもシカも発情季の真っ盛りに入った。
7月の以来のサルとの出会いであった。

仏果山の秋はこれ!

昨日は専門学校の丹沢実習
仏果山登山口バス停・仏果山・半原越え・経ヶ岳・坂尻バス停のコース
動物たちの糞採集が目的の一つであったが、、、。
仏果山の秋は、山頂から半原越えへ向かう途中の岩尾根の道に生えるこれ!
なんだか、ちょっと早いかな?と思うくらい満開に咲いている。 
リュウノウギクは岩壁が似合う。

今回は発情したサルには出逢うし、キノコもたくさん採り、サルナシも食べた。
雨がいつ落ちてもおかしくない天気であったが、幸い一粒も落ちてこず。
今日土曜日も丹沢行きを約束していたが、台風の接近で断念す。