「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2009年10月19日月曜日

この巨大幼虫は?

軒下のナガイモの葉が枯れてきた。
そんな葉の裏に大きな幼虫が、、、。
この手の大きさの幼虫はスズメガの仲間の幼虫であることが多い。
ネットで、スズメガ 幼虫で検索した。
キイロスズメガの幼虫だった。ヤマノイモが食草のようだ。

もう、ほとんど水分もないような葉を食べているとは思われない。
葉を裏がしてみると少し動いた。
これからサナギになって越冬するのだろう。楽しみだ!

今年はムカゴをたくさん作ってくれた。
植物写真家の鈴木庸夫さんから、
この植物はヤマノイモではなくナガイモであるとご指摘されました。
葉の幅が広いからです。

2009年10月18日日曜日

江戸川区立行船公園の動物

西葛西駅から10分くらいのところに江戸川区立行船公園がある。
公園内に動物園があり、
クモザル、リスザル、タマリンやマーモッセトなどの広鼻猿類、
レッサーパンダ、ハナグマ、ハイイロリス、ワラビー、オタリアなどの哺乳類、
サイチョウや九官鳥、フクロウなどの鳥類や日本産の淡水魚が飼われている。
子供たちと動物たちとの触れ合いをさせる場所には、ヤギ、モルモット、ウサギ、
ニワトリ、チャボ、ウコッケイなどがいる。

いつも親子連れや保育園や幼稚園の団体でにぎわっている。

16日(金)授業を動物を見ながらやることにして公園に行った。
クモザルが身体を伸ばして、外堀の浮かんでいる木の葉を取ろうとしている。
尾だけで自分の体重を支えることができるのはクモザル科のサルだけある。
尾の先の方の内側は手の平のように皮膚がむき出しになっている。

しばしば日本の昔話しの絵本などで鴨居からサルがぶら下がっているような絵があるが、アジア・アフリカに生息するサルではそのような芸当はできない。


クモザルの仲間は、こうやって二足歩行をいとも簡単に行う。
器用で頭が良いので、中南米のチンパンジーと云われる。

しかし、上の身体を伸ばした手先を見て欲しい。
彼らには親指がない。アジア・アフリカに生息するサルでもテングザルやキンシコウなどのコロブス亜科のサルにも親指がない。ブラキエーション(腕渡り)をするときに親指が邪魔になるので、消失したと説明されている。

2009年10月17日土曜日

今年はキノコがない!

今朝、早起きしてK.Yabeさんの車に乗って丹沢にいく。
丹沢に着く頃に明るくなる。
奥野林道をゆっくり登る。途中で松茸山の山頂にある東屋で休憩だ。
毎年、この時季にはキノコが目につくのだが、あったのはホコリタケの仲間だけであった。
今年は、キノコが極端に少ないように思うが、他の地域ではどうなのだろうか?

ムラサキシキブが実をつけていた。コムラサキシキブとは違って果柄が短く。実も疎らにしかついていない。

キク科の木本のコウヤボウキがいくつも咲いていた。

山を歩くと、ジョロウグモの巣に顔を被われることが度々ある。
人が歩きやすそうな尾根道など周りの木々が刈り取られた少し幅の広い通路は
ジョロウグモにとって絶好の巣の張り場所である。
このような通路は風の通り道でもあり、チョウやガなどの通り道でもある。
松茸山山頂でテルモスに容れてきたコーヒーを飲みながら休む。
Yabeさんの話しでは、ここで30分くらい休んでいるとリスが見られるようだ。
が、お喋りをしているのでリスはあらわれず。

山頂からの下り始めてすぐに、リスがぼくらの前を横切っていく。
と、新鮮なエビフライを見つける。

早朝は寒いかなと思ったが、まだ手袋が欲しい寒さではない。

2009年10月16日金曜日

都会のガマガエル

昨夜、大学時代の友人の父親が亡くなったので、横浜の高台にある家に行ってきた。
お焼香の後、飲み。11時近くなったので帰ることにした。

大学時代は、伊勢崎町などで飲んで遅くなったら彼の家に押しかけたものだ。
そんな時でも親父さんは「おー、やっているね!」と寛大であった。

友人は庭にガマガエルがいるという。
すぐ、オトナのガマを見つける。
なんと、今年誕生したような小さな個体もいる。
全部で6匹のガマがいるようだ。

庭には1メートル四方くらいの池があり、初春にそこで卵を産むようだ。
ガマがいるため、虫や団子虫を捕ってくれるようで、草花にもヨトウムシや毛虫がつかないようだ。

なんだか、このガマ、逝ってしまった彼の親父さんの代わりのような気がした。

2009年10月15日木曜日

丹沢の虫たち

キタテハである。
タテハチョウ科のこの蝶は成虫のまま物置の内側の壁に羽根を閉じて越冬していた。
ぼくが子供の頃のことだから、物置の中でも厳冬期は零下20度以下になったであろう。
だから、そんなキタテハを漬物樽などが置いてある物置で見つけたときは、可哀想に思いそっと板壁からはずして部屋で飼ったことがあった。もちろん、ストーブをつけた部屋の暖かさで飛び回るが食べるものがないので、2、3日もしないで死なせてしまった。
このキタテハをみて寒い物置の壁にへばりついていたのを思い出した。

同じタテハチョウ科のルリタテハだ。
林道のガードレールに停まったので撮る。
1メートル以内に近寄ろうとしたら飛んでいった。

蝶々は、全く素人の者でも
シジミチョウ科、タテハチョウ科、セセリチョウ科、アゲハチョウ科、シロチョウ科、ジャノメチョウ科など外形からすぐ判断できる。
そして、絵合わせをすることでほぼ大体の種まで同定できる。
そんなこともあって、美しいので専門家並みに詳しい小学生もいる。

左は先日載せた伊勢沢林道のヤブキリであり、右はハタチ沢林道を歩いていると飛んできたウマオイである。こうやって写真でみると、もう一つウマオイの弱弱しい感じがでていない。
ウマオイは根釧原野にもいて、昼間は鳴かないで夕闇迫ってくるとスイーチョとかなり通る声で鳴く。この藤沢湘南台でも鳴いているのを聞いたのだが、この10年は聞かなくなった。

2009年10月14日水曜日

良い匂いのテン糞

このテン糞の内容物は黒っぽいのがアケビの種子、
緑褐色の部分がサルナシの果皮である。

このテン糞は、山側から転げ落ちてきた林道の中央の大きな石の上にある。
テンやイタチは特にそうだ!
隣接する仲間たちに自分の存在を主張する。
それがわざわざ大きな石の上に上がって糞をする。

これだと匂いも拡散しやすいし、自分の行動域の境界域を宣言、主張する重要な物となる。
高さ、5,60センチのプラスチックの杭の上にもして、自己主張する。

鳥たちなら音声でナワバリを宣言するが、哺乳類は相手の嗅覚に訴えて自己主張する。
それにしてもサルナシを食べた糞は、発酵した良い匂いがする。

イノシシのフィールドサイン

ハタチ沢林道山側路肩に溜まった土砂や枯れ葉、枯れ枝を鼻面で掻き回す。
ミミズでも見つけたのかな?

沢側の路肩の土を鼻と足と牙?で、30センチくらい掘り起こしている。
何を見つけたのだろうか?
上手く食べることができたかな?

林道の中央にあった水の痕。
きっとイノシシがここでオシッコをしたのだ。
鼻をつけて匂いは嗅いでない。

イノシシたちはまだ暗い中を歩き回って餌捜しをしていたのだ。
野生動物たちは早朝や暗くなった頃に活動する。

恐竜たちが闊歩する中生代に生まれた哺乳類は、恐竜に見つからないように
夜中の暗闇の中を動き回れるように嗅覚や聴覚が発達した。
その名残りで、今でもサル以外の動物たちは暗くなると動き出す。

2009年10月13日火曜日

サルナシは食べ頃

ハタチ沢林道の沢側の斜面にサルナシの蔓があった。

双眼鏡で覗くと雄木でなく雌木である。
果実がなっている。クリックして拡大!

木の下まで行くと、登れそうな手掛かりがある。
ザックを降ろし、双眼鏡やカメラを斜面の木の枝に下げる。
太い蔓が絡み付いているので、それを頼りに登る。
樹幹まで出て、腹這いになり、手元の実から採る。
柔かい。先ずは口に放り込む。5、6個食べたら、口の中が少しヒリヒリする。
持ってきたレジ袋に取り入れる。
なんだか、サルになったようなというよりもクマになったような気持ちだ。

あと40センチも移動できれば大量に採れるのだが、そこまで行けず。
上流の谷間から「ウアーン」という低音で響くような動物の声。
クマ?こんな状況でクマが下から登ってきたら、太刀打ちできない。
と!また、「ウァーン」という響くような低音の動物の声。

もう少し、移動するとたくさん採れるのだ。
が、降りることにする。

降りるのは登るのにかけたエネルギーと時間の倍以上のものを費やす。


林道に出て、ほっとしてレジ袋に容れたサルナシを道の上に空ける。
半分くらいが降りるときに潰してしまった。
きれいに残った実を撮る。
熟し過ぎて、生食しかない。
サルナシのウィスキー漬けによる果実酒は来年のお楽しみだ!

持ち去られた小鹿!

今朝、早起きできたので丹沢・ハタチ沢へ向かう。
先月20日の実習で剥皮した小鹿の状態を見るためでもある。
http://tanzawapithecus.blogspot.com/2009/09/blog-post_20.html
が、置いた場所に痕跡すらもない。
あたり半径20メートルくらいの中を念入りに探す。
見つかったのはあの小鹿のものではないシカの左足の脛骨(下)。


まだ、あれから1ヶ月も経っていない。台風で流されたわけでもない。
肉食動物たちやイノシシが持ち去ったのか?
それにしても一欠けらの痕跡も無いとは驚きであり、動物たちの消費分解能力に脱帽だ!

2009年10月12日月曜日

山帰来

伊勢沢林道の山側斜面の路肩に積もった土砂や枯れ枝をブルで、綺麗にし、斜面や林道を覆う枝やツルが切り払われていた。

サルトリイバラの蔓が切り払われていた。

昔、山に入った梅毒患者がこの赤くなった実を食べて治って戻ってきたということからサルトリイバラのことを山帰来という別名があると何かの本で読んだことがあった。で、本を探したが分らず。
何のことは無い。ネットで「山帰来」と検索したら、以下に詳しい。

若芽は天婦羅に、実を生食もできるようなので今度は試してみよう。
いずれにしてもシオデと同じユリ科なので美味しそうだ!