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2024年9月27日金曜日

ヒガンバナの思い出      The memory of Lycoris radiata

 一昨日の境川沿いの散歩で、ヒガンバナ(曼殊沙華)を見た(図1,2)。この花も秋を代表する花だ。以前は山でもこの花を見つけると薄気味悪く感じ、すぐその場から離れたものだが、今はこの鮮やかな赤さが大好きになっている。このヒガンバナは有史前に中国大陸から渡ってきた帰化植物のようだ。タンザニアのマハレ山塊国立公園では雨季が始まると一斉に花が咲き出す。このヒガンバナ科の花には目を奪われる(図3)。
図1.ヒガンバナ
図2.ヒガンバナ
図3.タンザニア、マハレ山塊の雨季の始め(1995年10月下旬)に咲いたヒガンバナの仲間
 
 マハレ山塊の乾季は、カラカラに乾いている地面や岩、葉を落とした枯れたような木、カラカラに乾燥した草、干上がった川、ぼくらは水を求めて川床を掘る。20センチくらい掘ると腐ったような臭いのする濁った水が染み出てくる。その水をタオルに浸して絞ってコップに入れる。僅かに喉を潤す。
 そんな乾季の終わりころ、空気が湿り、土も岩も草木も湿り気を帯び、曇天の空になる。っと地面から一斉に草花が顔出す。そして土砂降りの雨が降り出す。山の景色は一変する。枯れたような木々は青い葉を出し、花を咲かせる。
 ヒガンバナからそんな東アフリカの乾季と雨季を思い出した。今のようにペットボトルがあったら、どんなに便利だったろう。

 昨日、横浜で友人達と会食した。アゲハの蛹について話すと、チョウに詳しいYNやMaはアゲハの幼虫は蛹になる時には幼虫時代を過ごした木から離れたところに移動しそこで蛹になるようだ。成る程!だからユズの木を探しても見つからなかったのだ。また、セミの抜け殻なんかも電柱や塀に付いていることもある。セミは地中から出てきて幼虫時代に吸っていた根の木ではなくて全く別の場所に登って羽化するのだ。まー、トンボのヤゴは水から出られるならどんな物にも登って羽化するから、チョウの蛹も納得だ。

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