「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2022年4月2日土曜日

熊の平ピークまで  Walk to the Peak 721 named Kumano daira

 25分をかけてアジサンドを味わい、立ち上がり、ザックを担ぐ。座っていたところから後ろを見る(図1)。図1の中央に作られた道がある。落ち葉に覆われたここを歩くためにロングスパッツをつけ、ストックを伸ばす。落ち葉が厚く積み重なっており、まるで新雪の上を歩いているようだ。コドモのカモシカの糞がある(図2)。足を下すと落ち葉同士で滑る。落ち葉が吹き飛ばされているとこにカモシカの足跡がある(図3)。蹄(三指と四指の蹄)の間が拡がっている。シカの足跡ではこれほどまで蹄の間が拡がらない。

図1.音見沢左岸に付けられている古い仕事道が見える
図2.カモシカの子供の糞だ!
図3.カモシカの足跡
おー、フデリンドウが咲いている(図4)。やったね!このフデリンドウの花の大きさは1円玉より小さい。帰ってきて図鑑を見るまでハルリンドウだと思っていた神奈川県にはハルリンドウは無い事を知った。
図4.フデリンドウの小さな花
この尾根を登っていても音見沢の方からヤマアカガエルのゲーゲーいう声が上がってくる。そして、対岸の斜面からシカの警戒音が谷間に響く。ぼくの姿を見つけたのだ!警戒音さえ出さなければぼくはシカの存在には気が付かなっかったのにと思いながら登る。暑く汗が出るのでゆっくりだ!
っと、目の前に花が咲き誇っているアセビがある(図5)。まだ、シカが啼いている。
図5.アセビのスズランのような白い花
小休憩しながら対岸の斜面や周りの斜面にピンク色のボンボリがないか見回す。この辺りのミツバツツジは蕾も膨らんでいないようだ。熊の平が見えてきた。20年前のこの辺りは1.5メートルを越すササやカヤで覆われていた。始めてカヤネズミを見つけたのもここだった。今はご覧のような禿山だ!
図6.熊の平と名付けたpeak721
熊の平で立ったまま小休憩だ。焼山の登山道へ続く尾根(図7の中央の常緑樹が連なる)を眺める。もうここから尾根を登って焼山へは歩けないだろう。この尾根の途中に急斜面の細尾根がある。しかし、焼山へは最短だ!二頭のタテハチョウが舞っている。一頭が倒れた古いシカ柵の杭の上に舞い降りた。ヒオドシチョウだ。
図7.熊の平から焼山を見る
図8.ヒオドシチョウが舞い降りた
熊の平から宮ケ瀬虹の大橋が見える。尾根を下る。ミツバツツジがないか尾根の南側を見ながら下る。このまま624peakまで降りて行こうを思ったが、気分が変わり北側斜面を下り、杉林を通って林道に降り立つ。エ!テン糞(図10)だ!
図9.遠方に宮ケ瀬虹の大橋
図10. テン糞だ!
え?何だか、違う。ここは林道が土砂崩れで埋まってから車が通らないため、下草と云うかオオバアサガラやウツギなどの幼木が灌木状に密生していた筈だ。しかし、今は綺麗に伐採されている(図11)。
図11. 歩きやすくなった林道
ぼくが休んでアジサンドを食べたところまでの歩きづらい草や落石も取り払われている。きっと山仕事の人たちがやってくれたんだ。感謝!すると足元の岩の上にルリタテハが停まってくれた。哺乳類ならよしよしと頭を撫でたい感じだ。
図12. ルリタテハが足元に舞い降りてくれた

2022年4月1日金曜日

山でサバサンドを食べる  I ate Sandwiches with fish and onion like Balik Ekmek

 ウクライナとロシアの停戦協議がトルコのイスタンブールで行われた。しかし、停戦というのもおかしな話だ。ロシアが侵略を止めて、破壊したウクライナへの賠償と復興についての場にすべきと思うが、それはこれからのシナリオだろうか?

さて、30日の伊勢沢林道歩きからの続きだ。沢側の路肩にイヌガヤがあり、枝がたわわになるように雄花がたくさんつけていた(図1)。さらにまだアブラチャンの花が咲いていた(図2)。アブラチャンとダンコウバイの花は見分けがつかないが、株を見ると判る。

図1.イヌガヤの雄花?
図2.アブラチャンの花
音見橋を過ぎて、そのまま直進してヘアピンカーブの所まで行きそこの路石に座わる(図4)。
図3.音見橋
図4.路石に座って音見橋方向を見る
陽が当たる路石座ると暑い。朝、作ってきたサンドイッチをザックのポケットから取り出す。このサンドイッチはイスタンブールの岸壁の屋台のようなところで食べたサバサンドを真似たものだ。サバサンドは鉄板で焼いた熱々のサバの半身と玉ネギのスライスをフランスパンに挟んでマヨネーズや辛子などを付けたものだ。ぼくは前夜の夕食にアジのフライがあって残ったものをチンして温め、それを食パンに乗せさらに玉ネギのスライスを乗せてマヨネーズをかけて食パンで挟んでサンドイッチにしてラップに包んで持ってきた(図5)。
いやー、これはいける旨い、山で食べるから余計旨い。イスタンブールではコーラを飲みながら食べたが、ここではサーモに容れてきた熱いウーロン茶を飲む。
図5.アジフライと玉ネギを挟んだサンドイッチ
サバサンドではなくアジサンドである。これを思い立ったのはウクライナとロシアの協議が行われたのがイスタンブールだったからだ。

2022年3月31日木曜日

ヤマアカガエルの鳴き声   Love call of montane brown frog

昨日の伊勢沢林道は若ければスキップしたいほどの春の山の匂い雰囲気であった。木々が芽吹いて山全体が淡い黄緑色に変わり、キブシの白黄食の花が垂れ下がり(図1)、アブラチャンの花が黄金色に光り、クマンバチやシジミチョウ、タテハチョウが飛び回る。山側の斜面は土砂が崩れて毎年この斜面に咲く花々は土埃にまみれている。汚れていないタチツボスミレがあった(図2)が、ヤマルリソウはどれも泥がついて花や葉が汚れている(図3)。
図1.キブシの花
図2.タチツボスミレ
図3.ヤマルリソウ
沢の方からカエルの声がずーと聞こえてきている。山側斜面ばかりでなく沢を見下ろせる路肩のガードレールに沿って沢を見た。すると岩の上の何か動くものが目に入った。ぼくは一瞬イタチ!っと思いバックの中から双眼鏡を取り出してそれを見た。何とそれはメスの上にオスが乗っているヤマアカガエルだった(図4)。動かないので、すぐカメラで撮った。ソニーのCyber-shotは1200ミリまでズームできる。が、カメラは小刻みに揺れる。400ミリで撮った(図5)。林道に跪いてガードレールにカメラをあててカメラがブレない様にして1200ミリで撮れば良かった。が、ぼくの年齢になると膝を下す地面に座布団のような物をおかないと固いコンクリの上では膝が痛くなり、内出血をおこす。
図5.伊勢沢を見下ろすと交尾しているヤマアカガエルが見えた
ヤマアカガエルのオスはメスに比べてはるかに「赤い」ことが判る。我が家の庭のスイレン鉢に飼っていたヤマアカのオタマが大人になり翌年、翌々年と無精卵を産んだメスはやはり薄茶色の皮膚だった。先ほど、25日に獲ってきたスイレン鉢のオタマを見たら、皆孵化してもう卵塊の上にはいなかった。ふらふらと尾を左右にふって泳いでいる個体もいた。これから大きくなって足が生えスイレン鉢から分散していく。また、我が家の庭に残る個体もいるかな?

狂犬プーチンのウクライナ侵略によって多くの人たちが亡くなり、怪我をし故郷を追われている。ロシアの行為には怒りを感じる。

2022年3月30日水曜日

林道の補修工事が始まる  Repair work on forest road begins

ミツバツヅジを求めて伊勢沢林道から音見沢左岸の尾根を登り、721ピークに出て一回りして戻ってきた。清川村の民家にはピンク色のミツバツツジが咲いているのを見たが、山ではまだ咲いていなかった。
令和元年(2020年)の台風19号で、土砂崩れや洪水による土砂流失などによってる林道が壊れている箇所が多い。しかし、伊勢沢の土砂流失によって林道は半分が損壊していた箇所に工事が始まっている(図1)。1年半以上も放置されたままだったので嬉しい限りだ。
図1.伊勢沢林道の補修工事
道路脇にミミガタテンナンショウが元気に顔をだしていた(図2)。 さらに、日向の斜面に花の色合いの濃いスミレ(タチツボではない?)が咲いていた。
図2.ミミガタテンナンショウ

図3.コスミレ?
林道には、たくさんのテングチョウが舞い、タテハチョウやシジミチョウの仲間も飛び回っていた。天気が良いので、ぼくは上は下着とシャツ一枚になり、しかも腕まくりをして歩いた。沢からはヤマアカガエルのゲーゲーと鳴く声が林道まで上がってきた。それは山に入っても沢からヤマアカガエルの鳴き声が聞こえ、さらにウグイスがあの調子で囀っていた。春だ!だが、目的のミツバツツジの花はまだのようだった。
3時半に帰宅して、風呂に入りながら缶ビールを飲んだ。明るい日中に入る風呂は何故か温泉に浸かっているようで気持ちが良い。ウクライナとロシアの停戦協議がトルコで行われている。どうなるのだろうか?

2022年3月29日火曜日

毎日、水やりのミニ盆栽   Mini Bonsai that is watered daily

 退職祝いにもらった「木瓜ほほえみ」のミニ盆栽の花が咲いた(図1)。庭にはクサボケがあるが、その花の色は紅色で「あかい」が、これは花がクサボケよりも二回りも大きく色もピンクがかっている。ミニ盆栽で縁側に置いているので、土がすぐ乾く、特に葉が展開してからは毎日水やりだ。着生ランなどはミズゴケが乾ききってもランそのものは変わらない。しかし、ミニ盆栽のこのボケは乾くと葉がすぐ萎れてしまう。ぼくのようなズボラな人間が育てるのに向いていない。花が咲き終わったら庭に植えてやろう。

スイレン鉢のヤマアカガエルのオタマが孵った。今日は、晴れたらミツバツツジを見に行こうと思ったが、雨模様なので諦める。庭のスイレン鉢をのぞいて見るとオタマが孵っている(図2)。孵化したばかりなので卵塊の上に乗って、しばらくは卵塊を食べて過ごすのかな?発生の速さに驚いている。25日に取ってきた時はまだ下面が白い卵だったのに、、、今日で4日目だ。

図1.ミニ盆栽の木瓜ほほえみ 
図2.孵化したばかりのヤマアカガエルの幼生
狂犬プーチンが侵略を止めようとしない。一刻も早くミサイルや砲弾を撃つのは止めるべきだ。今朝もまたウクライナ出身のナターシャ・グジーの歌をYouTubeで聴いた。


2022年3月28日月曜日

カエルの卵の発生  The development of frog's eggs

2日前に取ってきたヤマアカガエルの卵をスイレン鉢に容れておいた。今朝見ると発生が進んで丸い黒丸の受精卵から長く伸びてきている(図1)。もう2,3日たてばふ化して小さな幼生のオタマジャクシとなって泳ぎだすのではないだろうか? 楽しみだ!
図1.スイレン鉢内のヤマアカガエルの卵の発生状態
昨日お昼過ぎに連れ合いとサクラの状態を見に行った。かなり咲いてきたが、まだ満開ではない。曇り空だが、サクラの花で薄ピンクの霞がかかったような感じだ(図2)。今週の晴れた日は見頃になるだろう。 
図2.引地川沿いのソメイヨシノ状態

2022年3月27日日曜日

春の妖精たち  Fairies in spring

25日に沢でキクザキイチゲやユリワサビ、ネコノメソウが咲いていた。キクザキイチゲが咲いていた場所は沢沿いの急斜面なので土砂の崩壊によるものか全体にこじんまりしたものになった。そのため見つけた時は喜びが大きかった。
図1.キクザキイチゲ
沢の岩や土手にユリワサビがたくさん咲いていたので、葉を一枚採って食べた。少しピリッとしたワサビの味だ。それこそもっともっと大きくて菜の花位の大きさならお浸しや一夜漬けなどにしたら美味しいだろう。
図2.ユリワサビ
ネコノメソウの仲間がユキノシタ科であることを知った。ヨゴレネコノメは気の毒な名だ。しかし、やまぼうしさんに教えてもらい一度で覚えてしまった。
図3.ヨゴレネコノメ
ウクライナの事をネットサーフィンしていて、ウクライナ出身の美人歌手ナターシャ・グジーを知り、1日中、YouTubeでその透き通るような涙が出てくるような美しい歌声に耳を傾けた。

2022年3月26日土曜日

角が切られたシカの死骸 A deer carcass whose antlers were cut off

昨日、歩いた沢にシカの死骸があった。若い二人の県職員と話している時に一人がシカが死んでいるとぼくの後ろを指した。ハエが飛び回っているのでおかしいと感じたようだ。このシカの左右の角が鋸で切り落とされている(図1)。しかし、切り口は新しい一週間も経っていないだろう。しかし、死骸は1月か2月頃死んだ(あるいは射殺された)ものだ。
図1.シカの死骸 角が切られた頭部
シカとカモシカの下顎の切歯の違いについて話し(図2)、さらに、上顎の犬歯を見てもらい、カモシカ(ウシ科)には犬歯が無いことを話す(図3)。
図2.第一切歯が他の切歯より幅広いのがシカ
図3.シカの上顎には犬歯がある 但し、10mmもない
県職員は沢の奥に行ったので、ぼくはキクザキイチゲやヨゴレネコノミを探す。県では山歩きをする退職者を探しているようだ。

相変わらず狂犬プーチンはウクライナの人々を殺害し建物を破壊し、ウクライナを蹂躙している。プーチンが脳梗塞か狭心症か何かで死んでしまうことを祈る。

2022年3月25日金曜日

ヤマアカガエルの卵塊  Egg masses of maountane brown flog

今日は、キクザキイチゲの花を撮りに行ってきた。この花はお日様が出てから開花するので、早朝に行っても閉じた花しか見られない。そのため、8時近くなってから家を出た。朝の酷い渋滞時間は過ぎており、2時間ちょっとで宮ケ瀬の駐車場に着いた。
沢を歩いていると道路沿いの駐車スペースに車を停めていた二人がやってきた。県職員であった。現場は良い!良い!っとしきりに話していた。

川辺の水溜まりにカエルの卵塊があった。ヤマアカガエルかな?帰路に卵をウィスキーダブルくらいの量をもらってきた。まだ、発生が進んでいなくて、卵はまん丸で、上は黒いが底はまだ白い。産卵してまだ2,3日くらいの卵だ。いつも動物糞の容れるジプロックの小さなビニール袋に容れた。帰宅後すぐ庭に行き、スイレン鉢の水に容れてやった。 これから毎日発生状態を見ることになる。楽しみだ!

図1.ヤマアカガエルの卵塊

2022年3月24日木曜日

捨てる!  Throw them away!

 学校を辞めたので、もう読まないと思われる論文誌や論文などを捨てることにした。内外の研究者から送ってもらった論文コピーも捨てる。既に亡くなった研究者のものもある。不思議だ!本は捨てられないが、論文や論文誌は割とすっきりした気持ちで捨てられる。何回かに分けて市のごみ集めの日に出すことにしよう。本や雑紙は火曜日の朝に家の前にまとめて置いておけばゴミ収集車が来て持っていってくれる。本棚がかなり空きそうだ。空いた箇所に骨を並べられる。捨てる物はまだまだある。もう何年も使っていない思い出の山道具や、古いサル調査の写真のアルバム類などたくさんある。

図1.タチツボスミレ 我が家の西側
我が家の西側にはエアコンの室外機が数台設置されていて幅60センチくらいしかない。そこにタチツボスミレが咲いていた(図1)。今まで、気が付かなかった!