「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2015年3月11日水曜日

ゆーゆーさんからの要望 The request for Yuuyuu-san. Who does has this shell?

2月24日、水沢から焼山・姫次ぐの登山道、大平キャンプ場・奥野林道と歩いた時に
見つけ拾ったテン糞について2月28日にアップした。
テン糞②からはヤマネの臼歯が見つかったが、テン糞⑦は赤線で囲った貝殻状のものが不明だった。毛は混じっていなかったので、この骨片を含む貝殻状のものは両性・爬虫類のもの?とした。

その後、ゆーゆーさんからコメントがあり、貝殻状の赤線で囲ったものの裏を見たい。
という要望があったので、ここで皆様にも見てもらって、これは何なのか教えてもらいたいと思います。表と裏を拡大してアップします。
上の赤線部分のもの、表から、
同じものを裏から、強く押し付けると割れてしまいそうだ。
赤ちゃんカメの甲羅?
このような貝殻状のものを持つ動物は誰だ?

2015年3月10日火曜日

良い香りの沈丁花の花  The flower of mezeremu has a good odor.

晴れているが、強い風、庭の白い花弁の沈丁花が満開だった。
ピンクの沈丁花は全ての花弁が開き、散りかけてもいる。
一足遅く開花する白い沈丁花の香りを部屋に取り込んだ。
花枝を3本切り、花瓶に挿しパソコンの横に置いた。
イイ匂い。
スズランの匂いと同じかな?
子供の頃の、釧路の5月は学校の教室も、雑貨屋さんも、家の中も、
街中にスズランの香りが漂っていた。
ちょっと郊外に行くと、タンポポの花を摘むように、採ることができた。

ここでは春先のジンチョウゲ、初夏のクチナシ、晩秋のキンモクセイ
これらの花の匂いが大好きだ。

テン、タヌキ、キツネたちの糞の内容物  The scats contents of marten, racoon dog, & fox.

3月6日、栂立尾根・本間ノ頭・御殿森ノ頭・金沢林道で見つけた食肉目の糞の内容物である。
ここで表記している小哺乳類とは、齧歯目(ネズミ科)とトガリネズミ目の動物たちであり、
手持ちの骨標本と照らし合わせて同定できなかった物を小哺乳類とした。

①8:57、テンmarten糞①
キブシ種子、腐葉細片
②9:10、テンmarten糞②
キブシ種子、マメガキ種子、オオウラジロノキ果皮果肉、アカネズミ大腿骨滑車部分・骨片・毛
③9:11、タヌキracoon dog糞①
腐葉細片、節足動物(土壌動物)翅脚外骨格
④9:23、テン糞③
キブシ種子、シカ毛
⑤9:24、テン糞marten③’
鳥羽毛根骨片、節足動物脚外骨格
⑥10:04、タヌキ糞場のテンmarten糞
植物繊維、ノウサギ?骨片肉片
⑦10:43、キツネfox糞①?
小哺乳類(ヒミズ?)毛骨片
⑧10:56、タヌキracoon dog糞②
腐葉細片、土壌動物外骨格脚触覚、ムカデ1匹外皮
⑨14:25、キツネfox糞②
アカネズミ大腿骨遠位端(滑車部)・脛骨近位端部・骨片・毛
⑩14:55、キツネfox糞?
ムカデ外皮、ヒミズ上腕骨・頚椎骨・毛、リス?毛・骨片
⑪15:28、テンmarten糞
キブシ種子、小哺乳類毛・骨片
今回は糞分析に時間がかかった。
それは、小哺乳類の毛が多く、しかも骨片が混じっていたために、できるだけ小哺乳類を同定しようとしたからである。
①,③、⑧以外の糞には全て哺乳類や鳥の毛が混じっていた。但し、⑥だけが毛は無くて大きな骨片が含まれていた。骨質からしてノウサギとした。しかし、これは狩猟で撃たれて沢などで解体されて、残されたシカの骨を齧った骨片かもしれない。

それにしても、今回は1000m前後のところに生息しているテンやキツネたちなので、
500m前後の山麓で生息する仲間とは少し、食性が異なるのかもしれないと思った。
それは、多くの糞に脊椎動物を食べた痕跡が認められるからだ。
それとも、今年は積雪が多いために、肉食動物たちは林床に落ちている果実は食べられないので、小哺乳類などを狙わざるを得なかったという事なのかも知れない。

2015年3月9日月曜日

サルノコシカケ? Polypore?

金沢橋から栂立尾根を登り始めてタロベエ峰の手前で
9:18、サルノコシカケの仲間だ。 
14:13、本間ノ頭から宮ケ瀬への登山道を下って40分くらいしたところの道脇に、
ぼくはこれに座ってみた。座り心地は良くないが全体重をこのサルノコシカケの仲間に乗せても
びくともしなかった。
15:28、金冷やしを過ぎて、間もなくのところで、、、、道を下っている右側にあった。
直径30センチくらいのキノコ?
どうみても巨大なキノコが幹から出てきているようだ。
しかし、これは樹の幹そのものなのだ。
幹の部分にキノコの菌が入って盛り上がったかのようだ。
もちろん、触ったが木そのものだ。
切り取ってみたい感じもする。
これは、何なのだろうか?
お昼過ぎたら今回拾ってきた糞を洗おう。

2015年3月8日日曜日

皇居と靖国神社 Imperial House &Yasukuni Shrine

西安からの友人Liさんと東京駅の地下街のビールレストランで昼食をした後、
彼は、靖国神社に行ってみたいと云う。
ぼくは、行ったことがないので後学のために一緒に行った。
皇居内を縦断できないが、皇居内を巡りながら靖国を目差した。
 入城札をもらってホンの少し中を歩けるのだ。
外国人の観光客が半数くらいいた。北詰橋門で札を渡して出る。
一歩、内堀の外側の通りに出ると
皇居周囲を走るランナーたちが老いも若きも男女を問わず走っている。
こちらは歩いているので、後ろからどんどん追い抜かれる。
皇居を時計回りとは逆回りに走っているんだ。
靖国神社も結構多くの参拝客?だった。
巨大な鳥居に手をつく。
 中で多くの人たちが昇殿参拝を行っていた。
ぼくらは遊就館には入らなかった。
帰路、あの黒い街宣車から降りた人たちがおでこに日の丸が染め抜かれたタオルを巻いてやってきた。不思議なところであった。

2015年3月7日土曜日

金沢橋から栂立尾根を経て本間ノ頭へ

3月6日早戸橋の袂の道幅が広いところに駐車。
松茸山登山口の駐車場に車を置こうとしたら、工事関係者がきて、車は早戸橋のところに置くように云われたのだ。
GPSのスイッチを入れてライトが点滅し始めたので出発だ。
8:21、早戸橋を撮る。
金沢橋のところでスパッツを着ける。
橋の金沢左岸のところに踏み跡が着いている。
ここを登るのは4度目だ。しっかりした踏み跡があるが、倒木で不明になり、尾根を目差す。
間伐されたスギの丸太や倒木ががさまざまな方向に転がっている。
8:52、テン糞を見つける。以後タヌキ糞なども見つける。もちろんゲットだ。
9:07、万年青(オモト)の赤い実が目に飛び込む。
以前この辺りはエビネの群落地帯だったが、今は幅広の葉も見当たらない。
9:29、小ピークでシカ柵を潜り抜ける。
この栂立尾根は左に金沢を意識しながらと歩いているので、シカ柵を潜って、左に下ってしまう。
シカ柵に沿って踏み跡がある。ここを下って堰堤の上に出たことが10年くらい前にあったことを思い出し、すぐ戻り、小ピークでコンパスと地図で行く方向を確かめる。
この尾根は南東に走る424ピークへでるのだ。
西へトラバースし、鉄塔のあるピークを巻く。
9:46、鞍部の北側にヌタ場がある。ここでイノシシやシカたちが泥浴びをしているんだ。
足跡があったが、誰のかはしっかり確かめなかった。
ここで、誰と誰が来ているのかしっかり確かめたかったが歩くのが遅くなっているし、
糞なども拾って記録しているので、遅れる。この場を後ろ髪を引かれるように後にする。
9:59、北西に国際マス釣り場が見えるくらいになった。視界が開けてきた。
10:15、鼻水、クシャミの花粉症が出ている。足元を見ると、登山靴はスギ花粉で萌木色だ。
スギ花粉の中を歩いているようなものだ。
スギ花粉が飛ばなくなればヒルだ。丹沢山麓歩きはこの2つを克服しなければいけない。
10:02、折れてしまいそうな脚立を乗り越える。
10:15、再び脚立があるが、破れている網を潜る。
それから広い尾根をともかく高くて歩きやすいところを目差して歩く。
10:53、ピーク732m(六百沢ノ頭)だ。
左から登ってきたのだ。下りは左に行けるかな?真っ直ぐ進んでしまいそうだ。
このアカマツの倒木を乗り越えてはいけないんだと胆に命じる。
11:06、またまた、シカ柵を潜る。
11:18、シカ柵に沿って登り、クマが冬眠するのに適した岩穴がいくつもある場所だ。
下の写真の左下の岩とシカ柵の間を無理矢理通りぬける。
11:26、再びシカ柵を脚立で乗り越えて、ピーク849m(栂立ノ頭)となる。
11:32、下っていくと、北側の斜面にシカたちが休息した場所だ。シカ毛を探すが見つからず。
 11:45、シカが角を砥いだ痕だ。
これからピークにかけて広い尾根になる。
12:09、赤テープや紫色のビニールテープなど目印がやたらに多いだっだっ広い所にでる。
本間ノ頭を目差すには金沢を右に意識してと歩いているが、ここはどこかコンパスと地図を出す。
金沢橋から本間ノ頭まではほぼ絶えず南西方向に進めば間違いない。
 12:27、南に大山が薄ぼんやりと見える。大山は山頂にあるあの鉄塔で自分の位置を確認するには都合が良い。しかし、もってきた地図は地理院地図をプリントアウトしたものなので、北は金沢橋、南は本間ノ頭までしか載っていない。
丹沢全山が載っているような登山マップが欲しいと思った。
倒木に腰掛けて、コンビニで買ってきたアメリカンドックを1本食べ、
サーモの熱いウーロン茶を飲む。
陽が照ると林床は融けるのだろうが、この日は曇り空なので、下はストックの先が刺さりづらいくらい凍っている。登り始めから無風状態なのが助かる。
上は帽子、首にはハンカチでスカーフとして巻き、指先が出る軍手をつけ、長袖の下着1枚、厚手の山用スポーツシャツ、その上に擦り切れたような古くなったセーターだ。
歩いているときは、帽子やスカーフをとり、セーターさえ脱ぎたくなる。しかし、休むと冷えるので、
薄手の羽毛服に専門学校生からもらった学校のマークのついたヤッケを着た。
もう、ここで立ち上がった時には、同じルートを下ることは取り止めた。
下りは、時間に余裕が無ければ道を踏み外しそうなところが、確実に2ヶ所ある。
そこで、地図を見ながら右往左往するのはイヤだ。
拾い尾根を登っていくと、
12:45、鐘沢ノ頭1108m(shuchan)の手作りの道標があった。
もってきた地理院地図で確かめる。偶然にプリントアウトした地図に鐘沢ノ頭と云う名を書いて来ていたのだ。
おー、本間の頭まであと1キロくらいなものだ。shuchan感謝!
ここで、アイゼンをつける。
林床にある雪が凍っていて滑るし、地面そのものにストックの先が突き刺さらなくなったからだ。
12:58、行く手を遮る倒木だ。これは左の方から乗り越えた。
12:59、大きなツルアジサイかな?
13:15、シカの食痕だ!
13:16、丹沢観光センター(本間橋)へ下りる道だ。この道を2、3回往復したかな?
13:17、北側の斜面は残雪だ。
13:25、尾根道に先人の足跡が残っている。この足跡は金沢橋からあった単独行の人のものだ。
ぼくよりも少し足が小さい。
 13:32、おー、宮ケ瀬湖が見える。
 13:34、着いた!本間ノ頭だ。
ここは、陽が照ればぐちゃぐちゃの道になるのだ。
この日は凍っていたので、しばらくアイゼンをつけたまま下った。
本間ノ頭からは宮ケ瀬に向けて登山道を歩くことになる。
この宮ケ瀬までの登山道は鉄橋や木の橋、鎖場等あり、気の抜けない危険な個所が多い。
その点、金沢橋から本間ノ頭の栂尾根歩きの方は、そのような危険な個所は皆無だ。
登山路では、パークレンジャーの方々が整備してくれたのだろう。
上記写真のように橋が整備され、高畑山直下も崩れていた場所がどこか分からないように
修理された。
登山路に突き出だ樹木や、倒木を切ってくれた跡が随所に見られた。感謝!
神奈川県のパークレンジャーになった専門学校の教え子が、登山道で、雨が降った時の流れる道をスコップを持って作業しているのに偶然出会ったことがある。少数のパークレンジャーの人たちで丹沢全域の登山道の修理をしていることにこの場でも感謝したい。