昨日釧路から戻ってきた。往復ともJALのシルバー割引であった。往きの羽田では一席が空いていただけであり、帰りの釧路では五席が空いていたが、20分後にすぐ満席になった。どれも朝一番の便だった。羽田・釧路間は片道の普通運賃が46390円であるが、65歳以上からのシルバー割引では半額以下の18490円だ。このお盆時期の繁忙期でも一人旅なら必ず乗れると確信した。今回は飛行機発着時間の2時間前に空港に行ったのが良かったようだ。このシルバー割引用の空席は残念ながらネットで搭乗券を取ることができなく、あくまでも空港で手続きしなければならない。空港カウンター前にある搭乗発券機でも自分の生年月日の手続きをしているJAL MILEAGE BANKカードを持っていればシルバー割引の搭乗券を取れる。しかし、2時間も前だと受付カウンターは空いているので、そこで頼むと優しく綺麗な女性が親切に手早く処理してくれる。自分が発券機で戸惑いながらボタンを押すのとでは速さも確実性も違う。ANAはシニア割引でANA MILEAGE CLUBカードがある。二つ持っていると、乗れる確率が倍にアップする。今回も釧路空港についてすぐANAのカウンターに行って申し込んだら、空席待ちの番号札をお渡ししますと云われたので、それを断り、すぐJALの方に行く。ANAは9時55分発で、10時25分発のJALより30分早く出る便なのでもう満席だったのだ。手続きしたのは8時45分だった。そのJALも9時には満席になったと館内放送があった。
では、雌阿寒岳で見た花や実をアップする。既にアップしているがここではGPSのウエイポイントで撮った位置が特定できるのでそれを下の地図にそれぞれの撮った花や実①~⑭で位置を示した。
①ゴゼンタチバナの果実
下の二つのツツジ科の実、面白い円筒形をしている。
②実のお尻が凹んでいるのでウスノキだ!
ウスノキやスノキの実は食べると甘酸っぱい
③シラタマノキ
④イワブクロの8割方の花が終わっているが、まだ花が咲いていた。
⑤ガンコウランの黒くて甘い実
⑥コケモモの果実、ガンコウランの実に比べると甘さが劣る。
⑦メアカンキンバイ
⑧メアカンフスマ
⑨マルバシモツケ
⑩ヒメイワタデ
⑪イワブクロ
⑫コマクサ
下は20080728に阿寒富士の山頂で撮ったコマクサ
⑬シラタマノキ
⑭これはイワギキョウだった。
ゴゼンタチバナは登山口付近に多く、ガンコウランやコケモモはもう少し登ったあたりに出てきて、マルバシモツケ、ヒメイワタデ、イワブクロは山頂付近となる。植物によって微妙な環境がその生育適地を決めている。しかし、ぼくが子供の頃は海岸沿いにハマナスととともにコケモモ、ガンコウランが群生していた。その為だろうか、各家庭の平たく浅い植木鉢にはコケモモ、ガンコウランが植えられて放置されていた。
GPSによる①ゴゼンタチバナの実から⑭イワギキョウの花の地点
次回は、釧路湿原で拾ったクマ糞や新釧路川で見つけたミンク糞かキツネ糞、あるいは雌阿寒岳で見つけたキツネ糞を内容物か、湿原の花をアップしたい。