「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2009年12月29日火曜日

釧路から(6):雪の朝

昨日降っていた雪は途中から雨になった
朝、零下になって道が凍ったら大変だ
静かな朝を迎えた
雪がまた積もっていた
二階からみた幼稚園の庭

園の横の道にはラッセルの車が2台走る
正月前の柔らかい雪は珍しい

兄と甥っ子が甥っ子の祖母の雪掻きから戻ってきた
早速、妹の駐車場前の雪掻き
こちらはすでにギブアップしていた
これから正月にかけて北日本は荒れるようだ
今のところ雪だ 雪だ!と喜んでいるのは、、、
北陸や山陰地方の人たちは毎日雪掻きで大変だろう
関東は快晴の陽光の冬だ!

2009年12月28日月曜日

釧路から(5)―続・サルルン展望台

ダケカンバやの皮を剥いていると
誰かに見つめられているような視線を感じる
振り返るとエゾジカのメスがこちらをじっと見ている
距離は10メートルもない
この大きなメスジカだけかと思ったら すぐ右にもう1頭
さらに4頭が いやもっといる(クリックすると拡大)

ササの葉を食べている個体もいる
全部で10数頭のメスグループだ
すごく大きな個体がいてオス?かと思ったがメスだった
もう、発情の季節は終わったのかもしれない
丹沢のシカに比べると一回りも二回りも大きい
一番大きな個体は丹沢のオスジカよりも大きいだろう

妹から3時を過ぎると道路がアイスバーン状態になると聞いている
シカたちを後にして展望台へ向かう
展望台からシカたちがいた方を見る

展望台からの凍った塘路湖
風が冷たい 釧路湿原方面は木立で見えづらい

手前がサルルン湖 奥が塘路湖
凍った水面に雪が積もっている
その間を走る白い帯は釧網線でサルルン湖と展望台の間を通る
塘路湖近くの白い帯は国道391号線
この辺り一帯はフクジュソウがいち早く咲く場所だ
帰路、シカたちはいるかな?と思って覗いたら
採食している あまり人を恐れていないようだ
ぼくは大人になるまでエゾジカやキタキツネは見たことがなかった

釧路ではシカ肉を食べさせてくれるレストランがいくつかある
が、まだエゾシカの肉を食べていない

2009年12月27日日曜日

釧路から(4)

静かな朝だ!
そう、雪が降った朝は静かで温かい

玄関前の雪掻きを妹から命じられる
外に出るとすでに兄貴と高一の甥っ子が雪掻きをしている
息の合った二人で次々に雪掻きの場所を広げていく
雪掻きのラッセル車が走っている

以前は、玄関前の幅1メートルくらいを雪掻きするだけで良かった
今は 車庫前や車を駐車する場所も雪掻きだ
ぼくは山を歩いているので体力には自信を持っていた
が 二つ上の兄貴にも敵わず ギブアップである
兄貴と甥っ子は甥っ子の祖母が一人で住んでいる家の雪掻きに向かった

生活のために使う力と山歩きに使う力が違う
使う筋肉が違うので すぐ疲れ 腰が痛くなる
山歩きで使う筋力は持続的な釧路の生活に必要な筋力ではないのだ
おそらくオリンピックに出るような選手でも雪掻きを2時間続けることはできないだろう
と云うことを思いながら兄貴たちの車を見送った

釧路から(3)

塘路湖そばの湿原を見渡せるサルルン展望台に行ってきた
零下なので、車がスリップしないように直線でもスピードを控える
別保・遠矢・標茶を過ぎて塘路
国道脇の駐車場へ
急な木造りの階段を一気に登ると 右に行くとサルボ展望台
左のサルルン展望台への道を行く

サルルン展望台への道
動物の足跡だらけ シカの足跡がよくわかる

分かり易い足跡を

糞もたくさんある

ダケカンバの樹皮 子供の頃この皮はストーブの焚き付けの材料にしていた
メラメラと良く燃える

道東の木といっても良いヤチダモの幹

写真はクリックすると拡大
この後、7,8頭のシカのメスグループに遭遇

2009年12月26日土曜日

釧路から(2)

冬休みが始まった
前の小学校の校庭のスケートリンク
子供たちがスケートを始めた
女の子はフィギャースケート、男の子はホッケーだ
スピードスケート靴をはいっている子はいない
転げまわって楽しそうだ


なんと、リンクサイドには母親などの父兄が寒そうに立って見ている

時代が変わったと言え
子供のスケート遊びに父兄の付き添いはないだろう
親が子供をひ弱にしている

2009年12月25日金曜日

釧路から(1)

今朝JALの始発便で釧路にきた
冬至が過ぎたせいか日差しが眩しい
雪のせいだ
零下6度の寒さなので雪はサラサラだ
ナナカマドの実もシワシワ状態

キャベツが収穫されないまま雪に埋もれている
触ってみたら凍っているので まるで石のようだ

実家の幼稚園前の交差点
前方の建物は共栄小学校

寒いが、冬はこうでなくてはと思ってしまう
来月の5日までこちらにいる
やりかけの仕事の原稿や、いくつかの大事なものをすっかり忘れる
送って欲しいと頼む

2009年12月24日木曜日

ヒミズらしきものの死体

10月初旬に専門学校の女子学生から
千葉の家でヒミズらしき死体を見つけた
渡したいがどうやって処理しておけば良いか
とメールがあった。
皮を剥いた状態でペットボトルに容れて水に浸すことと返信

処理をした写真も送られてきた

11月になって臭いがすごいので受け取って欲しいと学校に持ってきた
家に持ち帰りそのままぼくのケースに移した
お袋や本の事ですっかり忘れていた
明日、釧路に帰省するので庭を見て、あ!と気がついた
静かに水洗いする
浮遊物だけを流し
底に溜まった骨を取り出す

まだ、乾いていない

ヒミズではない
新しい系統樹ではトガリネズミ目Soricomorphaには
キューバに生息するソレノドンSolenodontidaeソレノドン科と
Talpidaeモグラ科、Soricidaeトガリネズミ科の3科だ
モグラ科は頬骨弓があるが、トガリネズミ科は頬骨弓が無いのだ


第一切歯もトガリネズミ科特有のものだ
しかし、歯は赤褐色に染まっていない
頭骨全長は18ミリ
もう分布からしてジネズミだ!

しかし、剥皮した状態の写真ではヒミズだと思った
剥皮する時に外耳があったろうに!
実習では鳥の羽を拾い、鳥には詳しい
尚、獨協大学医学部解剖学教室の「哺乳類頭蓋のデーターベース」の
ジネズミのデーターはジャコウネズミの間違いだと思います

2009年12月22日火曜日

今日は冬至

今日は冬至、昼が一番短い日
明日から次第に明るい時間が長くなる
庭の小さなユズの木
昨年はたくさん実をつけて疲れたのか
今年は30個あるかないか
しかし、これまでになく大きな実だ


ようやく頭骨の本の原稿書きが終わり
今日は縮小しない写真をUSBメモリーに取り込む
あとは点画のイラストを描く教え子にバトンタッチ
イヤ それだけではない さらなるコメントを書かなければならない
いずれにしても一段落
昨夜は東京駅八重洲で呑み会
今日は横浜で呑み会
帰宅したら柚子湯に入ろう
呑んで頑張らなくては!

サル檻からイノシシ檻へ

学生たちを連れて宇藤原・コウモリ洞窟・高宕観音・高宕山・大崖・石射太郎・台倉・宇藤原
農家の庭の奥にサル捕獲用檻を横に見ながら

集落を守るように張り巡らされたサル侵入防止用の電気柵を通って

コウモリを見て、高宕山の4畳半くらいの広さの山頂で
富士山や横須賀が見える

高宕観音の砂岩をくりぬいたトンネルと階段

1960年から1976年まであった高宕山野猿公苑の石射太郎餌場
この日はサルの群れが近くまできていた
岩場の上に立つS君

台倉から尾根を下りて沢を2度渡り
滑る道を登っていくとイノシシ捕獲用の檻
餌は米糠だ

宇藤原の集落は廃屋がいくつかあり
1979年に始めてここに来た時は山道で農作業の道具を持った人たちに出合った
山道は綺麗で歩き良かった
山間 谷間にも水田があった
今は倒木や竹が道を被い、それらを避けて歩かなければならない
水田は休耕田から荒地になり ガマの穂やススキが生える

この日歩いた集落周辺の道は見捨てられ 消滅するだろう
イノシシ サル テン シカなどの野生動物の生息地に戻っていく

1970年代サルやシカ、イノシシによる農作物被害による
農山村の過疎化が叫ばれたが
過疎化の原因の一つを野生動物に転嫁させた考えを流し
真の過疎化の問題を置き去りにしたあの政府に憤りを感じる

2009年12月21日月曜日

オオゲジゲジが好き!

この地下都市にはカマドウマやオオゲジゲジも住人となっている
このオオゲジゲジが大好きという男子がいて
ここに入るのを楽しみにしていた
(下は天井に固まって暖をとっているオオゲジゲジ 決してクリックして拡大してみないこと)

一匹少し離れていたヤツを捕まえた 軍手で!


ペットボトルに容れて満足そうなK君
もう一匹欲しかったようだ
人の好みはさまざまだ!