「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年3月31日月曜日

我が家の周りの春                       Spring around our home

我が家の近くの教会の玄関横の前庭に花海棠の花が今年も咲き始めている(図1)。我が家の庭には一才海棠が咲き始めている。昨日は温かかったのに、、、今日は曇り空で寒い感じだ。これが春の始まりだ。温かい日が2,3日続いたかと思うと一転して冬に戻ったように寒くなる。寒いとは言っても生まれ故郷の釧路とは比べられない。釧路はまだ氷点下のシバレル日が続いているのだ。釧路の花見は5月だから、こちらは一ヶ月以上も早く今が盛りだ。寒いなんて言ったら釧路の妹や兄から笑われる。

図1.ハナカイドウ
図2.イッサイカイドウ

2025年3月30日日曜日

セミの幼虫が土中から出て死んでいた。                 The cicada larva went out soil and was to died.    

昨夜、寝る時にセミの幼虫がいるドラセナの鉢を見たら、鉢にまた別の直径1センチくらいの穴が開いている。穴を除き、鉢の周りを見たら、鉢棚の下に幼虫の抜け殻が、、、、が、抜け殻ではない。幼虫の腹部から尾部の殻が剥がれ落ちてない。

どうなっているんだ?剥がれ落ちたと思われる腹部から尾部の殻は見当たらない。ドラセナの鉢の土中にあるのだろう。でも、どうして?
3月23日の明け方にこの幼虫が鉢の中の地中から顔を出して蠢いていたが、また土中に戻っていった。そのままもう少し温かくなるまで戻っているのかな?っと思ったが、、、、、、このような状況になってしまった。
折角、ドラセナの樹液を吸って大きくなったのに、残念だ。

2025年3月29日土曜日

アライグマとタヌキとキツネの前肢骨                  Ossa membri thoracici of raccoon, raccoon-dog and fox

 イヌ型亜目でイタチ科をアップしたので、今回はアライグマ科のアライグマとイヌ科のタヌキとキツネの手指骨を除く前肢骨をアップする。アライグマの肩甲骨はイヌ科のタヌキやキツネのものよりもイタチ科のものに似ている。肩甲頚が括れている(図1)。タヌキもキツネも尺骨は遠位端になるほど細くなるが、アライグマの尺骨はイタチ科(図2)の3種のように細くならない。また、上腕骨の顆上孔がある(図1のアライグマの赤い紐で結んだ孔)が、これはイタチ科3種に特有なものでもある(図2)。

図1.アライグマProcyon lotor、タヌキNyctereutes procyonoides、キツネVulpes vulpesの前肢骨
図2.イタチMustera itatsi、テンMartes melampus、アナグマMeles melesの前肢骨
イヌ型亜目はイヌ下目(イヌ科のみ)とクマ下目(クマ科、アライグマ科、イタチ科、鰭脚類)に分けられる。標本として持ってはいないが、クマ科の上腕骨にも顆上孔がある。もしかするとクマの肩甲骨もイヌ科のものよりもイタチ科のものと似て肩甲頚が窪んでいるのかもしれない。また、尺骨も細くはならないかもしれない。これは、系統関係からの類推だ。

昨日、庭のプランターの中に容れたテンの死骸を見た。水に濡れて毛皮が柔らかくなったせいか、少し腐敗が進行しているようだ。4月末には骨を採取できそうだ。

2025年3月28日金曜日

サクラはまだ!                  Cherry blossoms do not yet!

 午後からの陽気に誘われて尻・腰が重苦しいがサクラを見に行くことにした。セーターを脱ぎ去り、薄手のスポーツシャツ一枚だ。が、上下の下着はまだヒートテックの長いのを着ている。やはり暑かった。半袖シャツとパンツだけで十分だ。

レンギョウの黄色の花が満開だ(図1)。この界隈ではレンギョウを植えている家は珍しい。奥野林道沿いでもレンギョウがもうすぐ満開かな?

ライラックが咲こうとしている(図2)。釧路では6月の花だったかな?円行公園のユキヤナギがこんもりと満開だ(図3)!

図1.レンギョウ
図2.ライラックだ
図3.円行公園のユキヤナギ
サクラ(ソメイヨシノ)は3,4分咲き?咲いていない木もある(図4&5)。明日か明後日には満開になるかな?
図4.引地川とソメイヨシノ
図5.引地川沿いのソメイヨシノはまだだ!

イタチ科3属3種の前肢骨の比較 The compare of Ossa membri thoracici in Mustelidae 3genus3species

今日は、イタチ科Musterlidaeの3属Mustera,Martes,Meles3種の上肢骨(肩甲骨、上腕骨、尺骨、橈骨)をアップする。テンMartes melampusの上肢骨は20100901に早戸川上流の岩場でこの三つの骨だけを見つけて拾ってきた。橈骨だけ不足。当時はイタチ属の骨だと思っていた。それはアナグマと比べると随分小さいからである。が、2018年に鴨川のAIさんからイタチの轢死体をもらい、肩甲骨の大きさからテンだろうと考えている。先月に宮ケ瀬にテンの死骸を拾ってきたが、まだ、プランターに漬けたままなので、骨にして、初めて早戸川上流域で拾った骨がテンで正しいのか否か判断できる。ここではMartesとしておく(図1)。
何と、今朝初めて、哺乳類の上半身の骨を上肢骨ではなく前肢骨と獣医学で云うことがわかった。自分の目は節穴だった。
図1.イタチ科3種の手指骨を除く前肢骨
左:イタチMustera itachi 中:テンMartes melampus 右:アナグマMeles meles
いやー、イタチ科3属3種を並べたが、形状が似ているね。アナグマは流石に前足の爪を使って穴を掘るので、上腕骨(これも哺乳類だから前腕骨になるのかな?)も太くがっちりしている。ただ、肩甲骨が3種3様かな?それぞれの筋肉が着く箇所が少しずれたり量が違ったりしているのだろう。

いつの間にか雨が止んで晴れてきた。午後からは花見にでも行ってみるかな?
 

2025年3月27日木曜日

今年もムラサキケマンが咲いている          

今年もムラサキケマンが庭に咲き出した。コヤツは小さな苗のような時からケシ科特有の葉でわかる。今年は庭の数か所に出ている。
今年はここに引っ越して来てから40年以上咲いていた、黄色い花のフリージアが出てこない。折角増えてきていて楽しみだったのに残念だ。出てくると2本は切って花瓶に挿して居間のテーブルに置き、香りを楽しませてくれたのに!
昨年の猛暑が関係しているのかどうか判らないが、庭木のアメリカハナミズキ、モミジ、白い花のジンチョウゲが枯れてしまった。ハナミズキの木はベランダの巣箱にシジュウカラが入るのに都合の良い枝を出していたのに残念だ。
図1.ムラサキケマンの花

ネコ型亜目の動物たちの肩甲骨、尺骨比較                 Compare of scapula and ulna in feliformia

 ぼくが持っているネコ型亜目の動物の骨は、ネコ科のネコとジャコウネコ科のハクビシン、マングース科のジャワマングースの骨である。ジャワマングースの尺骨や橈骨の骨端軟骨から先の遠位端が欠損している(図1.と云うことはこの個体は永久歯が全て揃っているがfull adultではないのだ)。

図1.ジャワマングースHerpestes javanicusHとネコFelis catusFの右の肩甲骨a、尺骨b、橈骨d、上腕骨d
ジャワマングースとネコの肩甲骨や上腕骨、尺骨などの形状の違いは殆ど見当たらない。ただ、ジャワマングースの肩甲骨の肩甲頚(肩甲切痕)が少し深い。

しかし、奄美大島のジャワマングースも根絶できたようだ。数年前に捕獲して内臓を抜き取られた死体を送ってもらったのだ。野生動物保護センターに勤めていたAYさんにあらためて感謝だ!

2025年3月26日水曜日

散歩                    Walking

昨日の散歩の続きです。
腰・背も痛くないので、散歩に出た。田圃のある所まで行こうと歩く。小学校横の土手にタンポポが陽の光を受けていた(図1)。可愛いタンポポ。小学校の小径にアセビの生垣があり白い花をたくさんつけていた(図2)。
図1.タンポポ
図2.アセビ
馬渡橋を渡って引地川沿いを下る。畑の周りに植栽されている。この白い花の木は?そう云えば昨年もこの花は?っと思った。アンズか?ナノハナが引地川の土手にも道沿いにも沢山咲いている(図4)。10センチくらい花枝を折り取って咬みながら、歩いた。ほろ苦くて大好きな味だ。2,3日漬けて柔らかい酒粕に混ぜて食べたい。
図3.アンズ?

図4.ナノハナ
田圃の畦道を歩く、トウダイグサがいっぱい出ている。初めて植物の学名を覚えたのがナツトウダイだ。面白いものだ!今でもカタカナでユーホルビア シーボルディアナと云える。
図5.トウダイグサ
畦道を歩いたが、モンシロチョウやキチョウは飛んでいたが、とても撮れず。石川橋に着き。戻ることにする。振り返って田圃と撮る(図7)。
図6.石川橋
図7.田圃まだ田植がされていない
いつもの散歩コースのイタチ糞があった砂利道を行く。ん?キタテハか?
この後、サクラ並木を歩く。2時間9分の散歩で11378歩であった。
図8.タテハチョウの仲間
帰宅してからギックリ腰のようになり、酷かった。が、座ったら、痛みがなくなった。自分の身体が解らなくなった。

コドモ、ワカモノ、オトナのハクビシンの肩甲骨、尺骨の比較          The compare of scapula, and ulna among juvenile, young and adult masked palm civet     

 前回、キツネのコドモとオトナの肩甲骨、尺骨、橈骨、上腕骨の形状の変化をみてもらった。オトナの尺骨が遠位端になるほど非常に細くなったが、他の骨の形状は大きな変化は無かった。

コドモとワカモノ、オトナのハクビシンの肩甲骨、上腕骨、尺骨、橈骨があるので、形状の変化を見比べた(図1)。

コドモの尺骨、橈骨、上腕骨の骨端軟骨の先の遠位端の部分を晒骨の時に紛失している。どうもキツネの尺骨に見られたような大きな形状の変化はない。

キツネに見られた尺骨の変化はイヌ亜目、イヌ科orキツネ属の特徴なのか、ハクビシンはネコ亜目なので、比較するには無理があるかな?

図1.コドモJ、ワカモノY、オトナAのハクビシンPaguma larvataの右の(肩甲骨a、尺骨b、橈骨c、上腕骨d)
不思議だ!今日も尻・腰・背が痛くない。背も真っ直ぐ伸ばせる。しかし、昨日は散歩から帰宅して居間に入った途端、ギックリ腰のようになって歩けなくなったのだ。しかし、座ってお昼を食べたらあら不思議!また痛くないのだ。何とヒトの身体は微妙なのだ。
痛くないけれどゆっくり両手を上げて棚のイノシシの頭骨を取ってみる。そして、それを戻す。嬉しい背が伸びているのだ。このまま暫く続いて欲しい。


2025年3月25日火曜日

サクラ咲きだした!               The cherryblossom has begun to bloom!

今朝、起きて顔を洗っている時にちょっと不思議な感じがした。それは、背が高くなっているように感じたからだ。不思議、鏡の自分は背を真っすぐ伸ばしている。ん?腰・背が痛くない。不思議だ。この頃届かなくなっている本棚の上から2段目の棚の上の骨の入っているプラ箱も軽々と届く。ん?不思議だ痛くない。台所の上の棚の扉も軽々と開けられる。

庭に降りて昨日植えたヤマユリの苗をみる。部屋に戻って烏龍茶にお湯を要れて飲んでいると、連れ合いが起きてきたので、「今日は調子が良いので散歩に行ってくる」と宣言する。そして、台所の上の棚の扉を開けて見せる。どうしたの?っと驚かられる。来週の火曜日は整形でのリハビリを予約しているのだ!

朝食を食べて、買ってあるおーいお茶をザックに容れて出かける。連れ合いは無理するな!っと云う。もちろん無理はしないつもり、天気が良いので水田のある場所までやってくる。田には水はまだ入っていない。10名くらいの長いレンズを三脚につけたカメラマンたちがいる。こんにちは、珍しい鳥でも来ているんですか?っと云うとそれまで談笑していたカメラマンたちから返事は来ない。石川橋まで行き戻る。

いつもの散歩道の引地川沿いのサクラ並木を蕾の状態を見ながら歩く。咲いている。それぞれの木に数輪咲いていた。

図1.ソメイヨシノの数輪の開花
このサクラを見ただけでも今日は全て万々歳だ!

ヤマユリの苗を買った             I bought plant of rubrum lily

腰が痛いが、少し前屈みになりながら銀行へ行った。入る前にマスクをして今月分の家に入れるお金を下ろし、別の銀行へ行って記帳をした。帰りに花屋を覘くとヤマユリの苗が入った苗を一鉢699円で売っていた。即、株が3本出ている黒いビニールポットを取り上げてレジに行く。薄手のポリ袋に入れてくれた。
庭の何処に植えようかと思いながら帰宅する。すぐ、連れ合いにお金を渡し、ヤマユリを見せる。庭に出て十能で直径7,8センチの穴を深さ10センチくらい掘り、ポットから苗を出す。ヒゲ根が伸びている。掘った穴に植え付け、水を掛ける(図1)。
図1.3本の茎が出ている。
ヤマユリの苗を3株も植え付けることができて凄く嬉しい。腰が痛いのも忘れてしゃがんで十能の穴を掘ったのだ。太い茎ではないが、3本も出ているのだ。数年前には、奥野林道で採った種子を花咲かじいさんのようにして伊勢沢林道の周辺に撒いたこともあった。が、風が強くて軽い種子は舞い上がってしまい思うような箇所には負けなかった。その種子の残りを我が家の玄関前と車庫横に丁寧に植えたのだが、発芽しなかった。でも忘れた頃に細い茎を出してくるかもしれない。
あー、でも我が家でヤマユリの花が咲くと種子が獲れる。

キツネのオトナとコドモでは尺骨が随分違う               It’s very different for fox ulna between adult and juvenile

昨日から腰椎から上腕骨や尺骨、橈骨を見ている。それは、タヌキやキツネのような動物の前足とアライグマやネコの前足とは違うだろうと思って見ていた。が、それよりもキツネの尺骨がオトナとコドモでは随分違うことに気が付いた。橈骨の形状は変わりないのに、オトナの尺骨が遠位端になるほど細くなる(図1)ことだ。上腕骨も橈骨もほぼそのままの形状で大きくなるのに尺骨の遠位端になるほど細くなることはどのような意味があるのだろうか? 
図1.オトナ(右)とコドモ(左)キツネVulpes vulpesの右の(肩甲骨a、上腕骨d、橈骨c、尺骨b)

 因みにハクビシンのオトナとコドモの尺骨を見比べた。形状は変わりがない。次回アップ。

2025年3月24日月曜日

春を告げるタチツボスミレ               A kind of Violet,Tachitubo-sumire, that import to us Spring

ベランダの置いているプランターにタチツボスミレが咲いている。ここは陽当たりが良くしかも周りがプランターの壁に覆われているので温かいのだ。このタチツボスミレはソメイヨシノやオオアラセイトウと共に春を告げる花だ。タンポポや先日のホトケノザやヒメオドリコソウやイヌノフグリもそうだがこれらは真冬でもちょっとした日向の道沿いに花を咲かせている。スイセンは春を告げると云うよりもこれから日が長くなりますよ、寒い中でもボクは平気と云うように咲く。
図1.タチツボスミレの花
今日も温かくなるようだ。あのドラセナの鉢のセミの幼虫は土の上で動かなくなっている。折角、地中から出て来たのに!
 

あのセミの幼虫、間違えて出て来たが判ったのか?今朝、ドラセナの鉢を見たらいなくなっていた。穴に再び潜ったんだ(20250324am6:00)。

2025年3月23日日曜日

間違えて鉢の土から出てきたセミの幼虫                A cicada larva that came out the soil in the flower pod by mistake

今朝、目覚めてベットの横に腰かけながら下着を履いていると、部屋の中に置いているドラセナの鉢の根元のアジャンタムの葉が動いている。ん?ミミズでも出てきたのかな?っと思ってそのまま服を着ていた。アジャンタムの葉の動きが尋常じゃない。トカゲかカナヘビの子供かな?っと思って覗いてみた。6:40、ん?これはセミの幼虫だ。
この鉢を抱えて、一歩一歩階段を下りて自室に行きカメラで撮った(図1)。登る木を探しているのだろうと思って捕まえてドラセナの幹に捕まらせた。が、幹には捕まらず落ちてしまった。そして、ごそごそと動いている。
図1.ドラセナの鉢の土の中から顔をだしたセミの幼虫 
図2.穴に戻る
図3.尻を向けて穴に入り出す
10:30 土の中に潜りこもうとしているが、まだ潜り込めずにいる。

10:41 ドラセナの根元で動かくなっている。

このセミの幼虫、土から出て来たところに遭遇するのは初めてだ。このドラセナの鉢はもう何年も前に庭の土を入れて育てている。その土の中に小さな幼虫でも入っていて、このドラセナの樹液を根から吸っていたのだろう。昨日、今日と温かいので春と間違えた?でもセミはもっと温かくなくては、、、ん?ハルゼミの幼虫?

腰椎の椎間板                 The intervertebral disk of lumbar

サルとネコやキツネ、シカなどの他の哺乳類の腰椎を見比べていて、それはオトナの腰椎もワカモノやコドモのものと大差ない(図1)。が、オトナになると堆頭と椎窩の周りに薄い骨状のものが付く(図2&3)からである。

図1.ニホンザルMacaca fuscataの腰椎 左:オトナ 中:ワカモノ 右:コドモ

図2.オトナニホンザルの第7腰椎と第6腰椎の間
このオトナサルの腰椎の椎頭や堆窩(図3)は他の哺乳類ではみられない。
図3.オトナニホンザルの第7腰椎の椎頭(左)と第6腰椎の椎窩(右)

キツネではコドモの腰椎の間には椎間板があり、それが骨にすると欠損してしまう。そして、オトナでは椎頭と椎窩に一回り厚い骨が癒合する(図4)。ぼくはこの癒合したものが椎間板だと思っていたのだ。その為、椎間板そのものが解らなくなっていた。

図4.キツネVulpes vulpesの腰椎 左:オトナ 右:コドモ
しかし、ワカモノキツネの腰椎の堆頭部分は骨化して椎間板のゼリー状の髄核があり、それに堆窩部分はまだ骨化しないで椎体から離れてゼリー状の椎間板に付着している(図5)。この腰椎を含む椎骨にダマされていたのだ。椎間板は図5のゼリー質が固まったもので、それに付く堆頭や堆窩の骨は椎間板から形成されたと考えていたのだ。バカだねぇー!
図5.ワカモノのキツネVulpes vulpesの第5~7腰椎の椎間板
オトナのキツネの腰椎は堆頭も堆窩もしっかり骨化している(図4)。その腰椎の間に椎間板としてのジェリー質の髄核が、図5のワカモノのように椎間板としてあるのだろう。そうでなければキツネは歩く度に背が痛いことになる。 図2のオトナの第7腰椎の堆頭と第6腰椎の椎窩の間に椎間板となるジェリー状の髄核があるのだ。それが、骨にしてしまうと無くなるのだ。

2025年3月22日土曜日

ツクシ摘み                  Picking horsetail

お昼を食べてから散歩に出た。尻と云うか腰と云うか痛い。午前中は皮膚科まで往復した。1200歩だった。この時も痛かったが痛くても歩かなければ皮膚科へ辿り着けない。何度も止めようと思う。小学校横の神社まで辿り着いたら、今日は痛くても5千歩コースを歩こうと決める。引地川に辿り着き、散っているカワズザクラの木の側で老齢の父とその娘さんがツクシ摘みをしている。沢山出ているので、デジ袋に一杯はそれぞれ採れただろう。
図1.ツクシ摘み
ぼくもしゃがむ事ができれば参加したいくらいだった。馬渡橋を渡って引地川の右岸沿いを歩く。ヒメオドリコソウが可愛い花をつけていた(図2)。ヒメオドリコソウを見てからイタチ糞があった方へ向かう。ん?このタテハは?撮ったが、この一枚だけだ(図3)。きっと林道の日向にはタテハの仲間がたくさん飛んでいるのだろう。

図2.ヒメオドリコソウ

図3.キタテハ?
5936歩を1時間2分かけて歩いた。今朝の皮膚科行きの歩きを加えると今日は6千歩以上は歩いたことになる。

2025年3月20日木曜日

サクラの蕾の膨らみ             Buds swelling of cherry blossom   

昨日、藤沢湘南台病院の整形外科で腰部脊柱管狭窄症は軽い、リハビリで改善すると云われ、先ほど無理して散歩に出た。歩き始めは腰、尻、大腿上部が痛い。痛いので駅まで行って戻ろうと思った。が、駅に着く頃はもう少し歩こうと思い、とうとう湘南台大橋を渡る4千歩ルートを歩いた。
引地川沿いのソメイヨシノの蕾が膨らんでいる来週辺りは2,3分咲きになるのではと思い。スマホのカメラで撮った。

 4389歩だった。もっと歩けると思ったが、、、リハビリの一環として無理しない程度に歩いた。

2025年3月19日水曜日

オオアラセイトウ、諸葛菜                     Chinese violet cress

庭のプランターにオオアラセイトウが咲いている。以前まではタネを採って秋に庭に撒いていたのだが、この最近そのような作業をしなくなった。それでも庭のアチコチに出てきて花を咲かせる。
一度、これを摘んでお浸しや炒めて食べてみようと思うのだが、、、。
この英名の最後にcressが付いている。カラシナの事だ。辛味があるなら大好きだ。是非増やして来年は食べるぞ!
プランター内に一株出てきたオオアラセイトウ
今日は、大きな病院で腰・背の状態を診てもらった。リハビリで軽くなると診断された。こちらは手術をして貰おうと思っていたのに、ちょっとガッカリだ。一週間に一度は4千歩や6千歩も歩けるなら軽症だとさ。で、我が家の近くの整形外科でリハビリしなさいと紹介された。
何故か、朝8時半に行ってレントゲンを①後ろから②横から、③少し前屈みなって、④後に反らして撮られた。それを見ながら軽いと云われた。
ヨシ!リハビリで半年は頑張ってみるか!そうすると、林道歩きくらいはできるようになるかな?でもその時は80歳になってるかな?


2025年3月18日火曜日

富士山の山頂は雲に覆われていたが、、、、、            Although the top area of Mt.Fuji covered with cloud, , ,

昨日、 釧路の妹から猛吹雪だとLINEで写真がきた。見ると50センチくらいの吹き溜まりが出来ている。ずーと家に閉じ籠るよりないようだ。しかし、こちらは朝から晴れている。バッテリー上がりを防ぐため少し車を走らせなければいけない。宮ケ瀬にイタチの死骸を拾いに行って以来1ヶ月振りで車を走らすことになった。富士山が見える場所まで車できたが山頂付近は雲に覆われている。丹沢は雪に覆われているのが見える。

周りの田舎道を走らせていると、見事なハクモクレンの花が咲いている家があった(図2)。街路樹のコブシが咲いていたのでコブシかと思ったが、違うモクレンだ! このハクモクレンを見ただけでも来た甲斐があった。

図1.富士山は雲に覆われていた
図2.ハクモクレンだ

今朝は、意を決して整形外科に向かった。が、駐車場の入り口が分らずすごすごと戻ってきた。腰・背が余りにも酷いので、このまま残り少ない人生を過ごしたくないと思い手術して治るものならっと思ったのだ。また、出直しだ!


2025年3月17日月曜日

ニホンザルの椎間板はヒトと同じ                The intervertebral disk of Japanese macaque is same as human

 ニホンザルの腰椎間にある椎間板を見てもらう。ワカモノでは椎間板は骨にする時に堆頭と椎窩から外れ落ちてしまう(図1)。

図1.ワカモノニホンザルの第7腰椎と第6腰椎と第5腰椎
椎間板は紛失している
オトナでは、椎間板はそれぞれの腰椎の堆頭と椎窩の周りに薄く癒合している。が、周りだけである(図2)。
図2.オトナニホンザルの第7腰椎と第6腰椎と第5腰椎
第7腰椎と第6腰椎との間と第5腰椎の堆窩の周りに薄い椎間板がある(図2)。オトナニホンザルの図2の第7腰椎の堆頭と第6腰椎の堆窩の周りに椎間板があるが、周りだけで骨髄軟骨が薄く広がっている(図3)。
図3.オトナニホンザルの第7腰椎の椎頭と第6腰椎の椎窩
椎間板が周辺だけにあるだけだ。もちろん骨にした時に中央部の椎間板は剥がれ落ちたのだが、このような椎間板の例は他の哺乳類にはない。

タヌキ(図4)やキツネ、イノシシ(図5)、シカ(図6)やターキン(図7)の腰椎の椎間板は腰椎にしっかり癒合する。

図4.オトナタヌキの第7腰椎の椎頭と第6腰椎の椎窩
図5.ワカモノイノシシの第5腰椎の椎間板が癒合した椎窩
(椎間板と椎体の縫合部分が判る)
図6.シカの第7腰椎(堆頭と椎窩に椎間板が癒合)
図8.ターキンの腰椎の椎間板が癒合した椎頭

サルを除く哺乳類はオトナになると椎間板はしっかりと腰椎に癒合するが、サルは老猿になると腰椎の椎頭や堆窩の周辺だけに椎間板が薄くない、真ん中辺りは無いような感じだ。ぼくらヒトの椎間板も図3のニホンザルのような物なのだろうか?そうだとすると二足歩行しているヒトは、ぼくのように腰部脊柱管狭窄症になるのは当然の帰結なのかな?
因みに森於菟他著「解剖学1総説・骨学・靭帯学・筋学」金原出版のヒトの腰椎の椎頭(図9)を見ると図3のニホンザルの椎間板の状態と同じようだ。
図9.ヒトの第2腰椎の椎頭
このヒトやサルの椎間板と他の哺乳類との椎間板の違いはどうしてなのだろう。どうしてヒトもサルも性成熟を過ぎたら椎間板が腰椎と癒合しないのか?ヒトやサルの椎間板は死ぬまで軟骨が生成していると云うことなのか?それはどんな骨も絶えず生成して新しい骨と入れ替わっているのと同じかな?そうするとタヌキやシカの骨はどうなんだ?