アカネズミの環椎と軸椎をアップしたので、他のネズミの仲間のラットやマウスのよりもリスを調べていたら、ムササビの骨が目に留まった。この標本には頭骨は無いし、つい昨年日大の資源学部の骨博物館で手持ちの骨がムササビのものかどうか館の展示のムササビの骨の大きさと手持ちのモノと対比してムササビの同定したばかりの骨だ。頭骨は拾えなかったので環椎や軸椎などは無いだろうと思っていたが、一応見たら、頸椎が7個あったのだ。バンザーイと叫びたい程嬉しい。この標本は伊勢沢左岸尾根の杉林で見つけたものだ。
故有事
日常の出来事や野山を探索して感じたことを、さらには人と動物の行動との類似や相違で感じたことを述べていきたい。
「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2026年2月3日火曜日
ムササビの環椎と軸椎 The atlas and axis of Japanese flying squirrel
図1.ムササビPetaurista leucogenysの前から見た軸椎(左腹側が上)と環椎(右腹側が下)
図2.ムササビの後ろから見た環椎(右下が背側)
環椎には横突孔があり、外側椎孔もあり、翼突孔もある。軸椎には横突孔がある。アカネズミとはくらべものにならない程大きな環椎と軸椎だ。10ミリを超えるので扱いやすい。とくに横突孔が爪楊枝が入りそうなくらい大きい。図3.ムササビの斜め前からの背側軸椎
図4.ムササビの斜め左前からの側面からの軸椎
図5.ムササビの左側面からの軸椎
ムササビの軸椎はこれまでの軸椎の歯突起とちょっと違う。この軸椎は袈裟を着た人が胡坐を組んで両手を合わせているように見える。その頭に見える部分が歯突起であり、合わせた手の部分は棘突起である。このムササビの歯突起は長い顎髭を生やし、髪の毛を後ろに流しているように見える。選挙で参政党を含む複数の党が外国人労働者を問題にし、排外主義の様相を呈している。夕方の散歩ではべトナムorインドネシア系の若い工場労働者たちが集団で帰路を急いでいる。チェーン店のレストランや居酒屋でも外国人労働者を目にする。あるいは道路工事や大工仕事の中にも海外からの人を目にする。さらには羽田空港のお土産店や手荷物検査の人たちにもインド系の人がいる。介護現場で働いている人はTVで目にする。現在250万人を超える外国人が日本で働いているようだ。つまり、現在の日本の経済や我々の生活を支えてくれている。排外主義に陥らず、外国人労働者が日本で暮らしやすいようにすべきであろう。海外のサル調査で向こうの人たちに親切されると嬉しくその国・土地・人々が好きになるものだ。
2026年2月2日月曜日
アカネズミの環椎と軸椎 The atlas and axis of large Japanese field mouse
モグラの環椎や軸椎をアップしたので、ヒミズやジネズミなでもアップしたいが、目も疲れるし、それ以上に机にうつ伏せになって息を凝らして見ているので、腰・背が痛くなり、このまま続けると腰部脊柱管狭窄症が悪化する感じなのでヒミズやジネズミは体調の良い時に見たいと思う。今回はアカネズミの環椎や軸椎だ。このアカネズミは2016年10月に横浜市のS.Noguchiさん(2016/10/17にこのブログにアップした時には川崎のC.Nさんになっている。が、標本の記録には横浜市だ。多分この記録の方が正しいのだろう。)が自宅のネコが持ってきたネズミを送ってくれたものである。
図1.前から見たアカネズミApodemus speciosusの環椎右(腹側が下)と軸椎左(腹側が下)
図2.腹側から見たApodemusu speciosusアカネズミ環椎左と軸椎右
環椎には外側椎孔の孔が図2に見てとれる。さらに横突孔もある。が、アズマモグラの環椎のように環椎翼らしきものが見当たらないので翼孔は無いと云える。軸椎には横突孔がしっかりある(図3,4)。
図3.左背側斜め前から見たアカネズミの軸椎
図3.背側斜め前からのアカネズミの軸椎
もう、このように小さな骨を眺めるのは止めよう。っと思うくらい机にうっ潰して前屈みになるため、腰・背が痛くなる。右の肋骨骨折部分がまだ痛く気になる。と云って痛み止めの薬を飲むほどではない。骨折してからもうすぐ1ヶ月になる。2月の中旬には整形外科の再診を受けなければならない。その時までには痛みは完全になくなるだろう。
2026年2月1日日曜日
河津桜が咲いている! Kawazu cherry blossoms are in full bloom!
もう、2月になった。陽気に誘われて午前中に散歩に行ってきた。引地川沿いを少し下った。馬渡橋の手前の左岸に5,6本の河津桜があるが、それがもう咲いていた。が、風は冷たい。ソメイヨシノの蕾はまだまだ固い。川面には、マガモ、カルガモ、コガモが陽の光を浴びて泳いでいた。
図1.河津桜
図2.マガモの♂と♀
日曜日は午前中に散歩に行く、午後からは囲碁を見たいからだ。今日はさらにマラソンがあった。歩いたルートに選挙の立候補者のポスターを貼った掲示板が5か所にもあった。イヤもっとあったかな?ぼくは選挙区に投票する人物と比例区に投票する党とは異なる。
アズマモグラの環椎と軸椎 The atlas and axis of Lessor Japanese mole
ヒミズやモグラの環椎や軸椎を写真の撮ろうと三日前から取り掛かっていた。それは環椎・軸椎とも他の頸椎と晒骨にした時から関節部でくっ付いているため、それらを引き剝がすのにしばらく水に浸けて柔らかくしなければならなかった。さらにこれの環椎や軸椎は余りにも小さいため、不器用になった指先で扱うのは息を殺して扱わなければならなかったことだ。さらに云えば、全体で10ミリ四方に悠々入るような小ささなのでクローズアップレンズをつけなければ撮ることができなかったからだ。
図1.後ろからのアズマモグラMogera wogura環椎(腹側は下)と前からの軸椎(腹側は上)
図2.前からの環椎(腹側は下)と前からの軸椎
環椎に外側椎孔や翼孔や横突孔があるかどうかみたが、外側椎孔があるのは図1や図2からも判る。が、他は判然としない。軸椎には横突孔があるのがわかる。これは余りにも小さな孔なので図では不明だ。図3.アズマモグラの軸椎(斜め左前方背側から)
しかし、このアズマモグラの軸椎、袈裟を着た者が大きく手を広げて拝んでいるような姿がここから早くも目にすることができる。一方、前後から見た環椎は円盤状であり、翼突起は殆ど発達していない。
2026年1月31日土曜日
ツタバウンランが咲いている The flowers of Ivy-leaved Toadflax are blooming
我が家の玄関前の階段の縁のツタバウンランがここに蔓延ってから年中花を絶やさない。ここは家の北側であり、陽は殆ど当たらない場所である。駐車場の方のコンクリートとの境目にも蔓延っていたが、連れ合いが草取り作業の一環で毟り取ってしまった。コヤツ根が浅く、蔓性で互いに絡まっているので一網打尽に毟り取ることができる。でもどうしてこの花の英名がtoadflaxでヒキガエルのtoadが付いているのだろう?
図1.ツタバウンランの可愛い花と葉
2026年1月30日金曜日
似ているスローロリスとニホンザルの軸椎 Resemble axises between slow loris and Japanese macaque
前回、カモシカ、タヌキ、ネコ、アナグマ、ニホンザルの軸椎をアップした。霊長目で2種類のサルたちの軸椎を持っているので、ここでアップしたい。スローロリスは曲鼻亜目で、ニホンザルは直鼻亜目で亜目の段階で異なっている。しかし、軸椎は前後が短く2種とも胡坐を組んで両手を合わせているかのように見える。
スローロリスとニホンザルは亜目の関係なのに軸椎の形状が非常に似ている。それは、軸椎の前後の長さが横幅より短い事に基づく。
図1.スローロリスNycticebus coucang①とニホンザルMacaca fuscata②の左斜め前方背側からの軸椎
テンとウサギの軸椎とサルの仲間の軸椎 The axis among marten, hare, slow loris, and Japanese macaque
今回はまだアップしてなかったテンとノウサギとスローロリスの軸椎をニホンザルのの軸椎と対照させてアップする。椎孔を囲むように外側関節面と歯突起、及び棘突起がある。一見、歯突起がヒトの頭のように見え、外側関節面が両肩のようで、腕を伸ばしているように見える。テンとノウサギの軸椎はハーブを弾いているような形状だ。が、スローロリスとニホンザルの軸椎は座禅を組んで両手を前に合わせているような形だ。前回見たカモシカの軸椎とは似ても似つかない。
図1.テンMartes melampus①、ノウサギLepus brachyurus ②、スローロリスNycticebus coucang③、ニホンザルMacaca fuscataの左斜め前から背側の軸椎
骨折してからも痛くならないようにリハビリのストレッチをしている。継続は力なりとは良く云ったものだ。今朝も足の爪を切ったが、左足の爪も難なく切れるようになった。同じ事を繰り返す下半身のストレッチを10か月続けてきた。歩かなければ歩けなくなると同じような恐怖心がここまでストレッチを毎朝、毎晩行わせているような感じだ。
2026年1月29日木曜日
タヌキの森の消失 The Disappearance of Raccoon dog Forest
歩かなければ歩けなくなるという恐怖に襲われ、昨日は曇天の寒空の中を下土棚遊水地公園までの6千歩コースを歩いてきた。この頃はザックにカメラを入れて歩くのも重い感じがするので、スマホをポケットに納め、タオルハンカチを持って歩く。散歩だからマスクはしない。管理事務所のトイレに入る。その玄関前で自分の全身の姿を撮る(図1)。
図1.遊水地公園の管理事務所の入り口に移った自分
ここからは、遊水地公園の外周の道に沿った一般道を行く。昨年6月に可愛いタヌキに会った道だ。が、今は道路工事や他の開発工事で当時の森が消失してしまった。あのタヌキはどこに行っただろうか?
図2.タヌキが隠れた森に道が通り伐採されてしまった
もう、今年はこの道を通っても紅いカラスウリも見られなくなったのだ。タヌキが顔を見せてくれたのは別れの挨拶だったのかも知れない。
図3.2025年6月13日に会ったタヌキ
タヌキ、ネコ、アナグマ、ニホンザルの軸椎 Axis of racoon dog, cat, badger, and Japanese macaque
前回はカモシカの変わった軸椎をアップした。何故変わっているかと云えば、図2の軸椎が多くの動物たちの軸椎の形状だ。カモシカ(図1)では椎孔を囲う円筒状の歯突起がありその周りに平な外接関節部があり、他の図2のような軸椎と違っていた。
図1.カモシカCapricornis crispusの左背側からの軸椎
a:歯突起 b:外側関節面 c:横突起 d:棘突起 e:後関節突起 f:外側椎孔 ↓:椎孔 →:横突孔
図1.タヌキNyctereutes procyonoides①、ネコFelis catus②、アナグマMeles meles③、ニホンザルMacaca fuscata④の軸椎
a:歯突起 b:外接関節部 c:横突起 d:棘突起 e:後関節突起 →:椎孔 ↓:横突孔
しかし、タヌキ、ネコの軸椎はドレスを着た女性がハープを弾いているようだ(図1)。ニホンザル④のものは袈裟を羽織った者が胡坐をかいて両手を合わせているような姿に見える。だから、火葬場でこの軸椎を喉仏として扱われるが、手を合わせているように見えるのは棘突起であり、背側である。実際の唾液を飲んだりした時に上下に動く喉仏は軸椎なんかではなく喉頭(気管の入り口)だ。これは軟骨のため火葬すると消失する。ヒトの喉周りには腹側から気管、食道そして頸椎がある。つまり、この軸椎は背側にあるのだ。しかも手を合わせて見えるのは棘突起で後ろ向きだ。
2026年1月28日水曜日
カモシカの環椎と軸椎の関節面 The arthrosis surfaces between atlas and axis in Japanese serow
カモシカの環椎(第一頸椎)の軸椎(第二頸椎)と接する平な後関節窩についてアップした。今回はその続きで、平な後関節窩が軸椎のやはり平な前関節窩と接する面をアップしたい。椎骨は大脳からの大部分の神経の束が走る椎孔があり、環椎はその神経の束が最初に通る孔を持つ。その環椎と接する軸椎との接する面がカモシカの仲間は他の動物と違う。関節面が平なのだ(図1&2)。
図1.カモシカCapricornis crispusの頸椎の後ろ側
△:後関節窩
環椎と接する軸椎の関節面も当然平であり(○)、椎孔を囲むように円筒状の歯突起(×)がある(図2&3)。
図2.カモシカの軸椎の前側
○:外側関節面
図3.カモシカの背側からの軸椎
○:外側関節面 ×:歯突起
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