「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年7月2日水曜日

リスの脛骨と腓骨は離れている                      Tibia and fibula of squirrels are separated

 アカネズミは齧歯目ネズミ科である。齧歯目の全ての動物たちの腓骨が脛骨の途中からアカネズミ(図1)のように出ているようになっているわけではない。ニホンリス、シマリスは齧歯目リス科であり、脛骨と腓骨はしっかり分離している(図2)。ハムスターはキヌゲネズミ科、ラット、アカネズミ、カヤネズミはネズミ科である。

図1.アカネズミの下肢骨 
左:右大腿骨と脛骨・腓骨 右:左脛骨と腓骨
図2.齧歯目の前からの左の脛骨と腓骨
    ①:ニホンリスSciurus lis  ②:シマリスTamias sibricus ③:ラットRuttus norvegics ④ハムスターMesocricetus auratus ⑤:アカネズミApodemus speciosus ⑥カヤネズミMicromys ninutus

リスの仲間の脛骨と腓骨が分離しているのは、木に登り下りするために、両足を左右に開き、さらに足首も左右に開いて登り下りするためだろう。カヤネズミもカヤの茎を上り下りしている、、、、、。詳しくは20240604の「齧歯目の脛骨と腓骨」を見て下さい。

昨日は新宿でタンザニア時代の人たちとの飲み会だった。6時からの時間だったが、脹脛が痛いので西口界隈の散歩も兼ねて30分も早く行き、一人でビールを飲み、皆が集まる頃は2杯目を飲んでいた。8時過ぎには場所を変えての2次会でハイボールを飲んだ。帰路は立ちっぱなしだったが、短編小説を一編読むことができた。帰宅は11時を回っていた。先週の木曜も新宿で飲み会だった。これは丹沢で知り合った植物写真家夫婦とであり、楽しい昼飲みだった。新宿駅構内は工事中で様子が変わり、案内板が無ければ駅から出ることもできないような有様だった。

2025年7月1日火曜日

穏やかな朝だ!            It’s a calm morning!

もう、何年前からだろう。10年?15年?ウメの木の根元からコムラサキの枝が空に向かって四方に伸びている。隣家にも伸びていくので、連れ合いが剪定をしている。残した枝が伸び花をつける。このコムラサキはヒヨドリが落とした糞の中にあった種子が発芽して大きくなったのだろう。
今庭を見たら、キジバトがスイレン鉢の縁に停まっている。水浴びするのだ。鉢の水面には5,6ミリのグーピーの幼魚が3,4匹動き回っている。
今日は、11時から整形でリハビリ、18時から新宿で飲み会だ。電車が通過した音が聞こえる。今の温かく穏やかな静けさをもうしばらく楽しみたい。
図1.コムラサキの花

 

接する脛骨と腓骨                      Tibia and fibura contact with each other

サルの仲間の霊長目もタヌキの仲間の食肉目の動物たちも全て脛骨と腓骨はバラバラであり、只、足首の遠位端と膝の近位端で腓骨が脛骨に接する。図1の右の清川村のは老タヌキで左右の寛骨が癒合している。このタヌキの腓骨も遠位端で脛骨に接している。決して接合している訳ではないが、脛骨と腓骨が接する部分は互いに擦れたような接していた跡がある。腓骨のその部分は薄くなっている。図1の右の清川村の個体はその部分を木工ボンドで付けたのだ。
左の奥多摩湖個体も老個体で左右の寛骨はしっかり癒合している。白骨化した死骸の骨を学生からもらったものだ。右の脛骨と腓骨は離れているが、左の腓骨は脛骨に付着したままで、その先の近位端から折れて欠如している。これは偶然の賜物だ。水に浸けると繊維が柔らかくなり剥がれるだろう。
図1.前方からのタヌキNyctereutes procyonoidesの左右の脛骨と腓骨
左:奥多摩湖付近のタヌキ、左の腓骨は付着している 右:清川村のタヌキの左右の腓骨は木工ボンドで付けた

図1の例から判るように食肉目イヌ科のタヌキでさえ脛骨と腓骨が脛骨の遠位部分3分の1が腓骨と接していることだ。

次は脛骨と腓骨が脛骨の真ん中辺りから遠位端までしっかり癒合し腓骨の近位端は宙ぶらりんになっている(図2)。

図2.アカネズミApodemus speciosusの右脛骨と脛骨の途中から出ているような腓骨
折角別々の骨だった脛骨と腓骨が、脛骨の遠位端で癒合・合体してしまった。こうなると、アカネズミはピョンピョン跳び跳ねることはできるが、足首を左右に回す事が難しい。タヌキの腓骨が脛骨にアカネズミのように接合しかかっているのは、タヌキは前足は餌を押さえたりして、歩行以外に使うが、後足はただ歩行に使うだけなので、つまり前後運動しかしないので、老タヌキになるとそれが顕著に表れくっつき始めているのだろう。それはぼくの第五腰椎と第四腰椎間の一部が骨化したことと関係しているだろう。

2025年6月30日月曜日

ニジュウヤホシテントウがジャガイモの葉に!             One species of ladybug on the leaf of potato!

先程、カメラをザックに容れ、280mlの小さいペットボトルの麦茶をザックのサイドのポッケに容れて出た。ん?何かオカシイ、200歩くらい歩いた所で引き返す事になる。昨日の散歩で左足の脹脛が攣ったが、それがまだ完治していないのだ。以前なら歩いていたら治まるだろうと歩いたものだが、今は無理しない。ゆっくり何事もないかのように歩いて戻るが、庭に直行する。アゲハがユズの樹幹をフワフワ飛んでいる。停まったら撮ろうと思ったが、そのままフワフワ行ってしまった。
っと、鉢植えしたジャガイモの葉がちょっとオカシイ(図1)。葉が擦られたのか虫に食われたような跡がある。葉にテントウムシの仲間がいる(図2)。今は、図鑑を調べなくても撮った写真をGoogleの写真検索で名を教えてくれる。ニジュウヤホシテントウで、トマトやジャガイモなどのナス科の葉を食い荒らす虫のようだ。
図1.ニジュウヤホシテントウと食われた跡がある葉
図2.ニジュウヤホシテントウHenosepilachna vigintioctopuncata
コヤツを捕まえて、手に持って撮ろうしたら、ファーッと飛んでいってしまった。葉の裏を食べるようだ。コヤツは葉の表にいたので、これから裏に回ろうとしていた個体かな?今、庭に出て他にいないか葉を裏返してみたら、2匹いた。捕まえたが踏み潰すのは可哀そうなので、他に放り投げた。

何と、コヤツの英名がTwentyeight-spotted potato ladybirdと云うようだ。そのほぼ直訳が和名だ。

癒合合体する脛骨と腓骨                     The tibia and fibura that they fuse

今年の4月から近くの整形外科で腰部脊柱管狭窄症のリハビリを受けている。腰椎の骨密度は1.534g/㎠で、これは若者と比較して135%、大腿骨は1.072g/㎠で若者との比は102%のようだ。正常値は若者の80%以上となる。この異様に高い骨密度のせいか、レントゲン写真を見ると ぼくの第四腰椎と第五腰椎の一部が癒合している。ヒトの腰椎は5個あり、ニホンザルやタヌキの7個と異なる。第五腰椎は仙椎に接しており、そのすぐ上の第四腰椎と癒合しているのだ。ぼくが、コドモの頃から前屈で両手の指先がぎりぎり床に着いただけなのは、身体の筋肉の硬さと共に腰椎と腰椎との間が癒合しかかっていたのではないかとさえ思ってしまう。

ぼくの骨密度の高さはこの20年近くイヤもっと前から、Ca剤を毎日1錠服用しているせいかなと思っているがどうかな?

この骨密度の高さが第五腰椎と第四腰椎の一部が骨で繋がったのではないだろうか?っと疑っているが、それ以上に腰部を動かさなかったからだろう。

で、動物の骨格で本来なら別々に離れているべき骨が接合・癒合している骨を持つ動物がいる。つまり、ぼくの第五腰椎と第四腰椎のように動かさないためにくっついてしまったのだ。それは後足の脛骨と腓骨だ。

先ず、後足をぼくらヒトと同じように足首を左右前後に動かす事ができるサルから始めよう。図1は二ホンザルの老個体から1歳個体の前から見た脛骨と腓骨である。腓骨は脛骨の外側になるので、各個体の左の腓骨と脛骨が右側である。

図1.ニホンザルMacaca fuscataの前からの脛骨tと腓骨f
A:老個体  B:オトナ  C:4歳 D:1歳(軟骨部分の遠位端が欠如)
↑:内顆
図1から明らかなように、ニホンザルの脛骨と腓骨は遠位端と近位端で接するが縫合・癒合はしていない。つまり、サルもヒトも足首から前後左右に回す事ができるのだ。

2025年6月29日日曜日

イタチ、テン、アナグマの頭骨の左右の各骨は性成熟に達すると癒合                          The right and left parts of skulls in weasel, marten and badger fuse when they reach sexual maturily

動物たちの頭骨は左右の骨の部分からひとつの頭骨になっている。前顎骨、鼻骨、上顎骨、前頭骨、頭頂骨、後頭骨さらに下顎骨を含む全てが左右の骨が縫合・癒合する。但し、頬骨、側頭骨、涙骨、聴胞などは左右の骨は縫合しない。
関東に生息するイタチ科3種、アナグマ、テン、イタチの頭蓋骨は、他のイヌ亜目のイヌ科、クマ科、アライグマ科の動物たちの頭骨に比べると殆どのイタチ科の動物たちの頭骨は全ての縫合線が見えずガッチリしていて、頭骨の各骨が癒合している。これは、もちろん他のイヌ亜目以外の動物の頭骨と比べてもガッチリしているのだ。
その結果、アナグマでは左右の下顎骨までが癒合するので下顎骨が上顎骨から外れないことになる。
図1.アナグマMeles meles6個体の頭骨上面から
下段の右2個体はまだ若いことが判るネ。
図2.テンMartes melampus2個体の下顎骨と頭骨上面から
図3.イタチMustera itathsi3個体の頭骨上面から
図1のアナグマ、図2のテン、図3のイタチの頭骨を見てもアナグマの2個体を除いて他の頭骨は鼻骨でさえすべてガッチリ癒合しているのが判る。これらのイタチ科の動物たちはどうして全ての頭骨の骨が癒合するのだろう。15歳で死んだクロの頭骨でさえ、左右の鼻骨は癒合してないし、鼻骨と上顎骨の縫合線は明らかだし、ましてや下顎骨は癒合しない。

これらのイタチ科のがっちりと癒合した頭骨は、反芻亜目のシカやカモシカ、さらにはウサギ目の華奢なの頭骨とは比較にならない程だ。


2025年6月28日土曜日

散歩で左足が攣る                     My left leg crumps in walking

 今日も昼前に散歩だ。4千歩コースを歩く。歩き始め、左足が重いと感じる。500歩を過ぎた頃からこの重さが感じなくなる。湘南台大橋の上の風が気持ち良いので、下土棚遊水地公園の写真を撮る(図1&2)。橋を渡って左に曲がり、高校の近づいた頃左足の脹脛が攣る。そろりそろりと歩き日陰を求める。高校の前の通りの引地川沿いにアゲハが飛んでいたので、アゲハを狙う。スマホを歩数計代わりに持ってきたので、そのカメラで撮る(図3)。ノウゼンカズラが咲くパーゴラがある休み台に座り、一息つく。まだ、2400歩だ。脹脛の攣り状態が治まらない。何故だ?水分不足?ゆっくり歩いているので汗もそう出ていない。

図1.下流の引地川と遊水地公園
図2.引地川上流の遊水地公園 中央奥の林でタヌキに遭った
図3.アゲハチョウがヒラヒラと飛ぶ
図4.引地川沿いのサクラ並木に植えられているアガパンサス
左足の脹脛の攣りは何とまだ解消されない。結局4292歩だった。今夕はビールにしよう!山で足が攣るとしばらくそのまま休んでスポーツドリンクを飲んでいると攣りは治まる。が、今度は幾ら休んでいても飲み物を持ってないので攣りは治まらない。散歩で足が攣ったのは初めてだ。歳か!

15歳で死んだクロの下顎骨と癒合した寛骨             Mandibles and fused hipbones of Kuro, my dog, who died at 15 years old.

老齢化したタヌキは左右の寛骨が恥骨結合で癒合するが、左右の下顎骨は癒合(6月26日アップ)。しかし、アナグマでは下顎骨が癒合しかかっているのに寛骨は癒合していなかった(6月27日アップ)。
居間のグーピーの水槽の横に置いている15歳で死んだクロ♂の寛骨に気が付いた。クロは15歳という老齢で逝ったのだ。下顎骨は癒合していないが、左右の寛骨はガッチリ癒合している。タヌキとクロの例から、イヌ科の動物は老齢化すると左右の寛骨は癒合するが、下顎骨は癒合しない。しかし、イタチ科のアナグマでは左右の下顎骨が癒合した後に寛骨が癒合することが分った。
アナグマの左右の下顎骨の方が寛骨よりも早く癒合し始めるのは、珍しい例だろう。多くの動物は老齢化すると左右の寛骨は癒合するが、下顎骨は癒合しないだろう。
生まれた時から左右の下顎骨が癒合しているサルやイノシシの仲間は、寛骨はどうなるのかな?
図1.クロCanis familiarisの癒合した寛骨とボンドで付けた下顎骨
これまで頭骨だけ、脛骨だけっと云うように他の骨も対象して比べてなかった。
 

2025年6月27日金曜日

散歩で見たヤブカンゾウ        Orange Daylies finding in Walking

昨日、昼前に散歩をした。先日タヌキに出遭ったルートだ。小田急線沿いから西へ曲がり信号を渡って、そのまま下り下土棚遊水地公園事務所によってトイレに入り、そこから引地川沿いの道を下る。ここでタヌキに遭ったのだ。今回はタヌキが居るんだから糞が落ちているかな?と云う目をしながら歩いた。ちょっとした休耕田にヤブカンゾウが咲いている。この蕾の油炒めをキンシコウ調査の楊さん宅でたくさん食べた。今は、凄く懐かしい。ブタの脂身とこの蕾の炒め物が懐かしい。
図1.ヤブカンゾウ
タヌキ糞は見つからなかったが、ヤブカンゾウの花を見ただけで来た甲斐があった。 
図2.ヤブカンゾウ
おー、ヨウシュヤマゴボウが1本でている。花が咲き、実をつけ始めている。好きになれない植物だか、東丹沢の林道沿いを思い出して懐かしい。

図3.ヨウシュヤマゴボウ
今日も、蒸し暑くなりそうだ。室温は27度だ。でも、こちらの自室は今も扇風機さえ出していない。窓を開けるだけで、網戸越しの庭からの風が気持ち良い。今も窓を開けて風を通した。
この所4時頃目覚めて、30分くらいベットの上でストレッチをして、5時になったら、階下の自室にくる。友人たちからのメールに目を通していると7時半頃になり、朝食だ!

フウランにはチョウは停まらない              Butterflies don’t land on Furan, orchids.

 庭の鉢植えのジャガイモの新葉に停まったモンシロチョウを撮った(図1)。このモンシロチョウ、ジャガイモの葉に停まり長い口のストローを出してまるで杖で地面をトントンと叩いて何かを探っているかのような行動をしている。庭にはヤマユリやフウランが咲いている。そちらの方が甘い蜜があるのにと思いながらモンシロチョウを見ていた。が、とうとうどちらにも寄らずに飛び去った。モンシロウチョウは匂いで?蜜源を探すのではないのだと思った。

図1.ジャガイモに停まったモンシロウチョウ
では、フウランやヤマユリは誰を誘うために良い匂いを出しているのだ?今はチョウやハナアブやハナカミキリが飛び回っている。が、このフウランには虫たちが寄ってこない。なのに何故、良い香りを出すのか?
図2.二鉢のフウランとも花が咲き、良い匂いを出している