「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2021年12月30日木曜日

動物は自分で自分の身体を擦り減らして生き永らえている  Animals survive longer by rubbing down their own bodies.

ニホンザル以外の狭鼻猿では、11月にもらったタイワンザルMacaca cyclopis、飼育されていたカニクイザルM.fascicularisなどのマカク属とタンザニアでもらったサバンナモンキーTheropithecus aetiopus、拾ったアカコロブスPiliocolobus badius、キイロヒヒPapio cynocephalus、もらったスリランカのハヌマンラングールSemnopithecus enterusなどがあるが、切歯がある程度残っているのは拾ったアカコロブスのオスなどがいる(図1,2&3)。
図1.オス・アカコロブス頭骨の正面
図2. オスのアカコロブスの頭骨の底から
右犬歯と左第二切歯は拾った時に既に欠落
図3. オスのアカコロブスの下顎の上から
アカコロブスの上顎の犬歯や切歯は磨り減っている事が解かる。さらに、下顎の切歯や犬歯も前臼歯や臼歯と比べると磨り減って歯の表面のエナメル質が磨り減って象牙質がかなり露わに出てきている。クリックして拡大すると良く解りますよ。
ニホンザルは雑食性であるが、アカコロブスは葉食性の狭鼻猿だ。彼らは自分の下顎の切歯を上顎の切歯に嚙み合わせて互いに擦り減らし、上顎の犬歯によって下顎の第一前臼歯を擦り減らし、犬歯をも擦り減らしている。下顎の切歯で上顎の切歯を擦り減らしているのはネズミやウサギの仲間もそうだ。しかし、彼らの切歯は根が無いので死ぬまで伸び続ける。
15歳まで生きた我が家のクロは上顎の第三切歯が下顎の犬歯によって随分擦り減っている(図4)。エナメル質、象牙質を擦り減らし歯髄にまで達しそうになっている。クロは食べる度に歯が沁みて痛んだことだろう。クロは歯と同じように歩き方も老犬特有のぎこちない歩き方になり、死んでいった。当然、生理機能も劣化していたであろう。
図4. クロの上顎の第三切歯の摩耗

サルもネズミやウサギもイヌも歳をとるということは自分で自分の歯を擦り減らして生きている。どうも、動物が長く生きると云うことは、歯ばかりでなく自分の身体を自ら擦り減らして生きていくことなのだろう。それが老化であり、さまざまな生理機能が劣化して高血圧になったり血糖値が高くなったり、腎臓や肝臓の機能が落ちたり、癌になったりするのだ。
ぼくは幸い筋肉を含む運動機能と歯や目、耳の劣化と高血圧等を自覚している。一つを治してもまた違うものを治さなければ日常生活が難しくなっている。それが可能なのも後何年かな?              

2021年12月28日火曜日

ニホンザルは切歯や犬歯の使用頻度が高い   Japanese macaques use their incisors and canines more frequently than other teeth.

昨日は歯医者に行ってきた。上顎右第一前臼歯の虫歯の治療だった。前回は神経を取られ、今日はガリガリと削られて、歯茎?の型を取られた。今日の歯科では屈辱感と拷問を味わった40分間だった。歯医者に行くのがイヤだ!どうしてぼくはこうも歯で苦労するのだろうと思い老猿の頭骨の歯を眺めた。
下のニホンザルの頭骨を見てもらいたい。死ぬ半年前に見た時は手足は曲がりよたよた歩いていた老猿のオスであった。歯を見てもらいたい。
東丹沢の馬ノ背群にいた老猿オスの正面
図2. 上顎を底から
図3. 下顎を上から

見て明らかのように上下の犬歯や切歯の摩耗や欠損が目立つ。前臼歯、臼歯も摩耗しているもののまだしっかり残っている。この個体は食物を食べるのに切歯や犬歯を他の歯の前臼歯や臼歯よりも数倍も多く使っている事が解かる。
切歯や犬歯が摩耗や欠損するのは、この個体の特徴なのかな?っと思って他のニホンザルオスの歯を調べた。
図4. 東海大医で飼育されていた老オスニホンザル
上顎右第二切歯と下顎右第二切歯が半分以下に摩耗している。
飼育下にあった老オスのニホンザルは犬歯や切歯が他の歯よりもひどく摩耗し、上下の右第二切歯が半分以下に摩耗している(図4)。
図5. 長野県大町のオスニホンザル
上顎第二切歯は欠損
図6. 秩父のオスニホンザル
大町の山で拾われた(TCA専門学校生卒業のY.I君による)オスニホンザル(図5)も11月にY.Narita氏から譲り受けた秩父のニホンザル(図6)も上顎の切歯が他のはよりも随分摩耗している事が解かる。ニホンザルでは切歯や犬歯が他の歯よりも使われる頻度が高いと思われる。この事は他のアジア・アフリカ生息の狭鼻猿でも同じようなので、調べたい!

2021年12月26日日曜日

22日の3個のテン糞の内容物   The contents of three scats of martens on 22 Dec.

 22日に大山・三峰山登山口から三峰方面に歩いて登ろうと計画していた尾根を断念した。その日にテン糞を3ヶ所で拾った。テン糞①は二の足林道の終点を過ぎ一の橋を渡ってまもなく見つけた。テン糞②は堰堤上の所であり、テン糞③は水が出ている最後の鎖場を過ぎた所であった。どれも、皆真っ黒であり、果実のほかに昆虫が食べられた糞のように思えた。しかし、テン糞①はマメガキを食べた糞であり、テン糞③はヒサカキの黒い果実を食べたものであった。テン糞②だけに果実の他に大きな膜翅目を食べたことが分かった。

テン糞②の場所は、16日にも同じ場所でテン糞を拾ったところである。糞をしたテンは自分の行動域の周辺のscent marking(匂い付け)として同じ場所に糞をして、隣接した行動域を持つ個体に自分の存在を知らせているのだろう。それとも隣接した個体の糞の可能性もあるかな?

8:53 テン糞①
マメガキ種子・果皮果肉、

9:58 テン糞②
マメガキ種子・果肉果皮、サルナシ種子・果皮、膜翅目胸部・腹部・脚・翅

10:10 テン糞③
ヒサカキ種子・果肉果皮

図1. 歩いたルートとテン糞①,②,③の位置

もう今週で2021年も終わりとなる。正月までにもう1回くらい山に行きたいが、大掃除もあるから無理かな?


2021年12月25日土曜日

初めてのウィスキー響を飲んだ! I had my first whisky, Hibiki!

昨日で、今年の専門学校の授業を終えた。今日は先々週に休講したことによる補講だ。わざわざクリスマスイブに日に補講が当てられた。だからぼくは学生が半分でも来れば上々かな?っと考えていた。しかし、出席者は75名中50名もいた。クリスマスイブの補講は学生たちに申し訳ないので、15個入りの「KitKat」を5袋持っていった。それを5分休憩時間に配った。
授業後、足取りも軽く学校を後にし、東西線に乗ってを大手町で降り、丸の内側の東京駅北口とを結ぶOAZO内を通る。いつも寄ってみようと思っていたILBARの横に来たので、まるでザイルで引っ張れるように中に入って座り心地の悪い椅子に腰かけ、ぼくのすぐ前にあるウィスキー響のシングルをストレートで頼み、水をもらった。中年の男女が一組と若い男がサワーのようなものを飲んでいた。ぼくはサントリーの山崎や白洲は口にしたことがあるが、響は一度も味わったことがない。値段を見ると3200???とある。まぁー、仕方がない。が、2,3分もしないで飲んでしまった。もう少し味わって飲むんだった。最初にオールドバーを飲んだ時の感激のようなものは何もなく、ただウィスキーをストレードで少し飲んだという想いしかなく、カードで支払いを済ませてJR東京駅北口の改札まで歩いた。電車に乗ってもウィスキーシングル一杯だけだと、飲んだ感覚が全くない。だから、帰宅してすぐウィスキーを飲んでいる。ぼくはサントリー角かバランタインがお似合いだ。来春はそれをダブルで頼んでみよう!
6時半になるのにまだ暗い、ここ藤沢の今日の日の出は6時48分だ。朝目覚めても外が暗いとどうも起きるのを躊躇する。しかも、16時半を過ぎると暗くなる。暗い時間が長すぎる、早く3月くらいになって日の出が早くなって欲しい。しかし、極北に近い北欧では日中も太陽が出ない極夜がある。そんな処で生活すると陽の光をとてつもなく恋しくなるだろう。ぼくが居る藤沢は日中は眩しい太陽が空に浮かぶので恵まれている。

 

2021年12月23日木曜日

挫折  Bafflement

 昨日は、16日に登ってみようと思った尾根を前にして、何度となく見上げただけですごすごと帰ってきた。前夜は2万5千の地図をベッドに持って行って何度となく見たり、尾根上にマーカーで線を引いたりして地図を頭に入れていた。今朝、大山・三峰山登山口のところでスッパツを付けて準備万端となり、さぁー出かけるかなと立ち上がったら単独行の人が休みもしないで黙々と大山方面へ上がっていった。

どうして同じくらいの歳なのにあんなに軽やかにスピーディに歩くことができるのだろうか?っと思いながら一歩一歩歩く。あー、彼の歩きがカモシカならぼくは荷車を曳いた牛の歩みだ。

登ろうをする尾根が目の前に近づいてきた。ちょうどそこには、沢の右岸の道を歩き堰堤に掛けられた丸太を束ねた橋(図1)を登って、堰堤の上に落ちている橋を右に見て石伝いに沢を渡り、少し登り再び橋(図2)を渡ったところに道標がある。

図1.9:40 堰堤に掛けられた橋
図2. 9:43 再び堰堤近くに掛けられた橋
この左奥に道標見える(クリックして拡大)
図3. 9:44 図2の左奥にある道標。
この図3の道標がぼくが今日登ろうしている尾根の下にある。Geographicaを見て現在地を確かめる。ここだ(図6)!
図6. 歩いたルート(赤線)と登ろうとした尾根(茶線)
10メートルくらい登山道を登ってトラバースして目的の尾根に登ろうと思い、尾根を見上げる(図7)。何だか気力が失われて溜息が出てしまう。登山道に2,3分たたずむ。
図7. 9:50 尾根を登山道から見上げる
図3の道標の処まで降りて、尾根を見上げる(図8)。だめだ!登る気力が湧いて来ない。スギの植林地なので、恐らく尾根を登っていくと仕事道があると思うが、林床は枝打ちしたスギの枝がたくさん落ちている。それらを踏み越えていく気力が湧いて来ない。だめだ!
図8. 9:54 道標の処から尾根を見上げる
酷い挫折、屈辱感を味わう。
ここを登ろうとやって来たのに!
わずか600メートルくらいの距離、300メートルちょっとの登りを諦めてしまう。
帰路は、ヒルが出てこない4月までに登ってみようと思いながら重い脚を前に出した。
さぁー、明日は先々週休講したための補講だ!

2021年12月22日水曜日

デンドロを部屋に取り入れる Bringing the dendrobium into the room.

 このところ早朝は5度c以下の寒い日が続いているので、デンドロビューム類を部屋に取り入れた。デンドロだけは晩秋の5度c以下の低温に当てなければ花芽が形成されない。カトレアやオンシジューム、パフィオペディラムやセロジネは10月下旬には部屋に入れている。今、庭の木に下がっているのはフウランやカヤラン、ヨウラクランなどの日本産の着生ランたちだ。カヤランも寒さに当たって花枝が2本伸びている。1、2月の頃は庭に出しっぱなしにしていると可哀そうで部屋に入れてやりたいが、ここよりも寒い丹沢山麓にも生育しているのだ。

濃い緑色になった昨年の茎の節にできたデンドロの花芽(赤丸で囲む)、向こう側にもできている。

2021年12月20日月曜日

晩秋のテンの食物は?  What are the marten’s foods in the late autumn?

16日に二の足林道の大平石切場跡に車を置き、そこから不動尻を過ぎ、大山・三峰山登山口から三峰・唐沢峠までの稜線に登り、稜線を南下して不動尻・大山の登山道を下ってきた。急ぎ足の山歩きであったが、5個のテン糞を見つけた(図1~5)。テン糞①は林道上で見つけたが他の4個は三峰山までの登山道で3個と他の1個は三峰・唐沢の稜線上であった(図6)。それらの内容物を水洗いして調べた。
テン糞①はマメガキを食べたものであったが、他はキブシ、ヒサカキやサルナシやマタタビの果実を食べ、さらに昆虫や両性・爬虫類を食べたものであった。
図1. テン糞①
マメガキ種子・果肉果皮
内容物の大半が消化されていないマメガキの果肉付き果皮であり、種子が6個あった。
図2. テン糞②
キブシ種子・果皮、ヒサカキ種子・果肉果皮、カマドウマ脚、トカゲorカナヘビ手指骨・肋骨
ヒサカキの種子と黒いヒサカキの果肉つき果皮が大半を占め、キブシの種子が7,8個と、カマドウマの脚が1本、さらにトカゲかカナヘビの肋骨と手指骨と思われる細く小さな骨があった。
図3. テン糞③
サルナシ種子・果肉果皮、マメガキ種子・果肉果皮

図4.テン糞④ 
マタタビ種子、カマドウマ産卵管・足、ケバエ科の幼虫、腐葉細片
サルナシの種子かと思ったが一回り小さいのでマタタビ種子とした。カマドウマの産卵管が3本も見つかった。さらに、30~40ミリのケバエの仲間の尾頭付き幼虫が5匹見つかった。この時季にハグロケバエの幼虫は林床表面の腐葉土に集団で生活し、朽ちた葉や木を食べて生活している(図4')。テンばかりでなくアナグマやタヌキも喜んで食べることだろう。しかし、今までアナグマやタヌキの糞ではケバエの幼虫は見つかっていないのは、アナグマやタヌキの方がテンよりも幼虫のキチン質の外皮の消化力が勝っているのだろう。
図4'. ハグロケバエの幼虫の集団 20141017 梅の木尾根で
図5.テン糞⑤
ヒサカキ種子・果肉果皮、キブシ種子・果肉果皮、サルナシ種子、直翅目産卵管・脚、脊椎動物(ガマガエル?)皮膚・骨片
脊椎動物の皮膚とそれに絡まった骨片があった。鳥や哺乳類ではないので、骨片の質と大きさからガマガエルとしたが、大きなヤマアカガエルかも知れない。

図6は歩いたルートと見つけたテン糞の位置である。
図6. 歩いたルート上のテン糞①~⑤の位置
今年も残り11日あまり、今年は1月に座骨神経痛で気力を失われ、先日は腰痛?で学校を休み、コロナ禍の中で自分の年齢を考えざるを得ない事となった。今週24日のクリスマスイブに補講の授業があるが、それまでにもう一回は山歩きをしたい。

2021年12月19日日曜日

余裕のない山歩きだった!  It was a hike that I couldn't afford!

 三峰方面の登山道を歩き、20分くらい歩いたところで、カケスが猛禽に襲われここで羽根を毟られた跡があった。そして、すぐ大山・三峰山の道標から二つ目の道標があった。ここで沢を渡るが丸太を組み合わせて作られた橋が落ちている。

9:44 カケスの羽根が散らばる

9:45 道標だ!
堰堤の横にテン糞だ!随分黒っぽいので、昆虫とヒサカキの実でも食べたのかな?そばにあったトゲトゲの灌木のメギに赤い実がなっているのでそれをこの糞の目印に置いた。
9:47 テン糞②
9:50 またも道標だ!
見上げるとすぐ上の方は陽が当たっている道になる。おー、またテン糞だ!テン糞を拾って陽の当たる道を登っていると上から同年齢くらいの男の登山者が軽やかに降りてくる。しかも、笑いながらぼくに道を譲るために待っていてくれる。早く登ろうと焦る。呼吸音がゼイゼイする。登りはキツイですね!と声をかけてくれる。もうすぐ稜線ですね!っとぼくは応える。しかし、ここから長かった。11時までに稜線に着きたいと云う思いだけで歩く。肩鎖関節脱臼をした右肩が冷えるので、肩にタオルと帽子を折って当ててザックを背負う。
稜線はすぐそこだと思うのにつづら折りの道だ。Geographicaを見るとあと200メートルくらいだ。
登山者に会ってからが長かった。次にテン糞④を見つけた時は息が切れ写真を撮るのを躊躇したくらいだ。
9:58 テン糞③
10:45 テン糞④
テン糞を拾い。ようやくなだらかな北に向かう道になり、あの休み台が見える。
11:08 休み台から不動尻方面を
休み台にカメラを置き、セルフタイマーで撮る
休み台にカメラをセットして自撮りをし、ザックを下して餡ドウナツを食べ、スポーツ飲料を飲んでいるとぼくと同年配の登山者が登ってくる。「ぼくも一休みしよう」と云いながら彼も休み台に荷物を下ろしサーモに入った熱いお茶orコーヒーをフーフー息を吹きかけながら美味しそうに飲む。ぼくは「お先に失礼します」と、休み台の上の道に登る。っと「唐沢峠方面に行くのですか?気をつけて下さい」と云われる。唐沢峠にあった屋根付きの休み台が取り払われた事などを話し合う。雨降りの時の昼食の場、休み場としては屋根付きは有難いのに、県の責任を放棄するために取り払ったのだろうと彼は云う。彼との話しや彼が飲んでいた熱いコーヒーを思いながら南西への稜線を歩く。880ピークのところで一度友人のM氏と歩いた時に入り込んだ南東への尾根に入りそうになる。ダメダメ大山のアンテナが見えないだろうと自分に言い聞かせる。どうしてこの南東の尾根に入るのだろうと不思議にさえ思う。でも、その内、この尾根を降りてみようと思う。あるいは、先ず下から登るか!
細尾根を歩いて、ピーク865を右に少し巻いてザイルが架かっている急な尾根を下る。鞍部に降りてもなだらかな尾根を登ると唐沢峠への道標が見える。良かった!今、12時を過ぎたばかりだ。休んでなんていられないのですぐ不動尻方面へ下る。ストックをできるだけ伸ばして下りで膝に負担がかからないように歩く。
12:06 ここから右に行くと唐沢峠
16時までには家へ戻りたい。17時に中央林間駅に行かなければならない。帰って風呂を浴び、着替えて行きたい。膝が痛くならないように歩くのでどうしてもペースが遅くなる。
12:27 不動尻まで1.3キロの道標
12:39 まだ不動尻まで1キロだ!
13:07 ようやく緑の看板がある大山・三峰山の登り口に着く
大山・三峰の登り口に着いてから、時々小走りして車を置いた大平石切り場跡を目指す。山神隧道を出た時には13時半を回っていた。あとはゲートを超えればすぐだ。早歩きで急ぐ。45分に車に着く。やった!十分16時前には帰宅できる。
帰宅しても風呂に入りながら缶ビールも飲めず、ましてやウィスキーも飲めないので身体の疲れが取れた感じがしない。中央林間で全身を揉んでもらって帰宅してから先ず、缶ビール、すぐウィスキーにレモン汁を絞り入れそれに熱湯を加えて飲む。ようやく、落ち着く!

2021年12月17日金曜日

昨日は晴れて良かった! It was good for me that yesterday was the clear sky!

今日は朝から雨。昨日、山へ行って良かった!少々寒いが、快晴の中を歩くことができた。家を出るのが、グズグズして6時半を過ぎており、娘から山へは行かないの?云われてしまう。グズグズしていたのはザックを右手で持った時、先週痛くなった腰の上辺りがまるで錐でも突き刺されたようにチクっと痛んだからだ。始めは伊勢沢林道の音見橋か焼小屋沢橋付近から尾根に取り付こうと思っていたが、それでは午後3時までには帰宅できない。仏果山は最近登ってないので行きたいが、大棚沢駐車場はこの頃8時頃まで閉鎖されている。ぼくのノロイペースでは、広沢寺温泉駐車場から大山・三峰の登り口までの二の足林道歩きか!っと目的地が変わり、結局、二の足林道の石切り場跡に停めた。
7:20 渋滞の横浜・伊勢原線に乗ると正面に富士山
8:22 大平石切り場跡の道路際のスペースに車を停めて、歩きだす。黒い乗用車がぼくを追い抜いて行く。ゲートの前に先ほどの乗用車とワゴン車がと置かれている。乗用車から出た中年女性が山登りの支度をしている。
8:38 二の足林道のゲートだ!
8:45 山神隧道だ! ここまでぼくとしては結構急いで歩いてきた。トンネルに入って中ほどを過ぎたところでぼく以外の人がトンネルを歩く音が響く、後ろを振り返ると先ほどの女性のようだ。トンネルを出て間もなく、テン糞を見つける。早朝にした糞のようだ柔らかい!
8:45 山神隧道
8:53 テン糞①だ!
マメガキの種子が見える。他に何を食べているかな?
糞の写真を撮って、拾っていると後ろにいた女子登山者がこんにちは!っと云って通り過ぎる。ぼくは糞を拾い終える。彼女はゆっくした歩きだが、早い早い、みるみる彼女の姿が消えてしまう。煤ケ谷からの合流点である不動尻のトイレを過ぎるとミツマタの灰白色のまだ開いていない花がいっぱいだ!
テン糞を拾い、ミツマタの蕾?を見ただけでもう十分だ!という気持ちになる。
9:09 ミツマタがたくさん咲きかかっている
9:18 大山・三峰山への登り口だ。先ほどの女性登山者が朝食を摂っているようだ。ぼくも少し離れたところにザックを下し、ヤッケを脱いでザックに納め、スポーツ飲料を飲む。時間がまだ早いので12時まで歩いて、そこから引き返そうと思う。彼女は大山の方に登っていったので、ぼくは三峰方面にする。
9:22 大山・三峰山の登り口発
9:26 大山への道が整備されている。ぼくは右に、、、

2021年12月15日水曜日

明日は山に行こう!  Let's go to the mountains tomorrow!

 今日で今年の学校は終わった!とは言っても先週は腰痛で休んだのでその補講が24日(金)のクリスマスイブに予定された。学生たちにはゴメン!っと云いたい。折角のクリスマスイブの24日に学校にいくなんて申し訳ない。

昨日、今日は学校へ行った。学生たちは「先生大丈夫」と声をかけてくれる。皆やさしい心の持ち主だ。イブにわざわざ登校してくるんだからチョコの一かけらでもあげたいものだ。そんな事をすると学校側は目くじらを立てて何か言ってくるかな?それともどうしようかな?全員にA(優)を出す。でもそうなると本当に努力した学生は不満だろうなぁー。

何だか、今夕は物凄い解放感だ!身体も若返った感じさえする。学校がイヤだったのかな?解放感が一杯だ!明日は丹沢へ行こう。林道を歩いて尾根に尾根を登り、登山道に出るコースを歩きたい。

でも、17時から「手もみ」を予約している。午後には戻って来られるコースにしよう!ん?仏果山?

2021年12月13日月曜日

ネコに対するタイワンリスの警戒音! The alarm call of the Taiwan squirrel for the cat!

 今日は、腰&背の筋肉をほごすリハビリを兼ねて日大生物資源学部の農場がある横を通る境川沿いの遊水地公園まで歩いた。歩いた距離は5.5キロで歩数は7800歩であった。1時間ちょっとの散歩であったが、日大の農場のところで耳に響く大きな警戒音のような動物の声を聞いた。ンガァー、ンギャーと云うような声をする方を見るとネコが一匹悠々と横に伸びた太い枝の上で日向ぼっこをしている。ネコはぼくが近寄っても目も開けずに気持ち良さそうにしている(図1)。しかし、ンギャー、ンガァーと云う音声は絶え間なくしている。

鳥の声ではない、哺乳類の音声だ。間もなくタイワンリスの声だ!と気が付く。タイワンリスがいないかネコがいる木の枝の一本一本を見る。諦めようかな?っと思ってすぐ目の前の枝にタイワンリスを見つける。警戒音を出している(図2)。

しかし、ネコは相変わらず悠々と日向ぼっこだ(図3)!

タイワンリスが警戒音を出すと云うことは、この個体が一匹だけではなく他に家族か仲間がいると云うことだ。タイワンリスの巣を探すが、見当たらない。が、恐らく巣が近くにあって巣の中には子供がいるのだろう。となるとこの写真の個体はメスだ!巣はもっと上の葉と枝が混んでいるところに作られているのだろう。この木はハリギリだったかな?

図1.10:23 ネコが日向ぼっこをしている
図2.10:27 リスを見つけた!警戒音を出している。
図3.リスとネコの位置