「特定秘密保護法反対」

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原発不要・核廃絶


2022年10月28日金曜日

毒キノコに指定されたスギヒラタケ Sugihiratake, a kind of mushrooms, designated as Poisonous mushrooms

スギヒラタケを採ったので、少し元気が出てきた。アクエリアスを一口飲み出発だ。しかし、 すぐそこにある陽が当たる尾根になかなか辿り着かない。やはり、足が重い。20分くらいして、森林作業用の人たちが乗るケーブルの下を潜って尾根に着く(図1)。これからは陽当たりの温かい場所を歩く。ストックを頼りに歩く。左側(西側)には姫次方面の尾根が見える。20分くらい登って大平分岐0.9キロの道標だ。この道標の後ろのトラバース道を歩いて行くと黍殻山避難小屋の直下にまで、その辺りには沢山サルナシが生っていた。そこから避難小屋まで登ったこともあるし避難小屋から下りてきたこともある。15年くらい前の話しだ。当時はGPSを持っていなかったので、地図とコンパスだけで行けたのだ。

図1.11:08 大平分岐1.1キロの道標のある尾根
図2.11:27 大平分岐0.9キロ
紅葉が見える(図3)。もうすぐ登れば休み台がある。そこで一息つこう。そこまでは兎に角頑張ろうっと自分に言い聞かせる。っと云うのも尾根は陽が当たるが地面は少し湿っているからだ。
図3.11:40 紅葉だ!
リンドウが咲いている。上を見上げても休み台らしきものが見えない。リンドウの花の横で座りたい。でも、もう少しで休み台がある!
図4.11:53 リンドウが咲いている
赤い実がなっているガマズミの実だ(図5)。側によって4つ採って口に入れる。まだ少し固い。が、甘酸っぱく食べられる。種子を吹き出しながら登る。奥にイチョウの葉のように黄色の葉だ(図6)。
図5.11:55 ガマズミの赤い実
図6. 12:04 黄色の葉の木
黄色の葉の木を近くで撮ろうと寄って行くと上に休み台が見えた。!万歳!急いで這い上がるようにして登り、ザックやストックを置き(図7)、身体を左右に曲げたりする。さぁー、ガスストーブを付け、お湯を沸かして採ったスギヒラタケを入れ、しばらくしてからラーメンを入れて茹でる。3分茹でたので火を止め、スープ出汁を入れた(図8)。旨そう!
買ってきたオニギリをかぶり付きスープ啜り、キノコを食べる。キノコは6,7個入れたのだ。スギヒラタケの上品な味は無く、ラーメンスープの味だ。
スギヒラタケは手持ちの4冊の2000年以前に出版されたポケットキノコ図鑑では①歯切れ良く良質の食菌、②だしが出るので煮付け、味噌汁、酢味噌和え、洋風、中華にも利用、③洋風料理に合う、④すき焼き、すまし汁、けんちん汁、キノコ飯、天ぷら、野菜炒め、卵とじ となっている。
しかし、2004年にでスギヒラタケを食べた人が60人急性脳症となり19人が死亡したので今では毒キノコの仲間に指定されていて、
と注意されている。
図7. 12:06 休み台
図8.12:23 インスタントラーメンに入れたスギヒラタケ
尚、27日のお昼には味噌汁で、夕方にはナス、大根と一緒に炒めた。
食後、身体が固くなっていて、右肩が痛いのでストレッチとして左右に身体を曲げる。紅葉が綺麗だ(図9、10)。
図9.12:38 食後、ストレッチをする
図10. 12:49 少し下に降りて紅葉を撮る
姫次まで行くつもりであったが、13時近くなったので下ることにする。下って大平に着いたのが14時11分であり、山並み(図11)を見ながらゆっくり歩く。
図11. 14:22 栂立尾根を見ながら
土砂崩れを防止するためにコンクリートを吹き付けた山側斜面にヤクシソウが咲いていた。
14:24 ヤクシソウがあった!
ゆっくり歩いたので、車には着いたのは16時を回っていた。駐車場には横浜ナンバーの車が一台残っていた。きっとあの短パン・スパッツの単独行の人の車だろう。車に乗る前にほんのちょっと身体を左右に曲げてストレッチをした。このところ車から降りても軽く身体を何度か曲げる。

スギヒラタケが毒キノコに指定されてしまったので、このところ食べるのも家族皆では食べられなくなった。一人で食べている。早く、急性脳症となった因果関係を明らかにして欲しい。判るまで安心して食べられない。キノコ毒は不思議だ!ロシア人やフィンランド人は猛毒のベニテングタケでさえも毒を抜く処理をして食べているようだ。ぼくは、キノコを食べて何度か酷い目に合っている。それはナラタケを食べたがその中にクサウラベニタケが混ざっていてゲーゲーと吐き戻したことや、タンザニアで現地語でマレリアという直径が20センチ以上もある傘のキノコを旨いからと云って夕食時にたくさん焼いて食べた時も吐き戻し下痢になった。この時はそれ以来、干していたキノコを全て捨て、山を歩いていてもマレリアがあるとその匂いで判ったものだ。
キノコ毒によって胃腸が拒否して苦しみ吐き戻すのはまだ許せる。が、神経が侵され死に至るのは許せない。何故、キノコは人を死に至らしめるような毒をもつように進化したものがあるのか?それはそのキノコにどのような進化的な意味があるのか解らない。

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