「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2018年7月7日土曜日

「満水の境川 」魚たちはどうしている?  "Sakai river filled with water" How are fishes doing?

雨が上がったようなので、再び降らない内に境川まで散歩に行ってきた。少し川沿いのサイクリング道路を歩いて戻ってきた。1時間半でGPS上は8.2キロを歩いたことになる。
境川はこのところの雨で満水状態で流れが急であった。コイやモツゴ、ヨシノボリなどの魚たちはこんな流れだと江の島まで流されてしまったのではないかと疑ってしまう。
境川は、ブルが入って川底の砂利をとっている。しかも、川底は川縁と同じくコンクリートだ。水は勢い良く海へ流れる。魚たちも天然の隠れ場所がないので、どうしているのだろう?
魚たちは気の毒だ!遊水地も良いが、もっともっと川の生き物が生活しやすい環境にすべきだ。
満水の境川:右が横浜市、左が藤沢市

2018年7月5日木曜日

ヤマユリを見に!   Go and see the gold-banded lily!

このところ風が強い日が続いている。それも1日中だ。庭のフウランもこの強風で花が痛むので、部屋に取り込んでいる。
先日、NHKの地元のニュースとして、「藤沢えびね やまゆり園」https://satochi-satoyama.jimdo.com
のヤマユリの花が咲いているのを流していた。
この場所は慶応義塾湘南藤沢校舎の近くであり、我家から5キロもないので、散歩を兼ねて行ってきた。
いつ雨が降ってもオカシクない空模様であり、風が強いのでヤマユリの花も痛めつけられているだろう。っと思っていた。
が、20メートルくらいの木々が繁茂する中にポツンポツンと咲いている。木立が風を遮っているので、花は痛んでいない。
 エビネやヤマユリの他に、様々な山野草が植えられているようだ。
来年のクマガイソウの時季にでもまた行ってみるかな?
受付で300円を払うと開花カレンダーが載った小冊子を渡され、さらに、蚊が多いからと首から下げる蚊取り線香を受け取り、半袖だったので、腕に蚊忌避剤を噴霧された。
風が強く曇天であり、時々雨が落ちる天気だったが、思った以上にお客さんがいた。

2018年7月3日火曜日

多くの種類のジャガイモ掘り The digging up many kinds of potatoes!

1日の日曜日に約束していたジャガイモ掘りを昨日(月)に伸ばしてもらった。9時に知人の大きなワゴン車が丁度玄関を開けた時現れる。我家の車のフロントガラスが埃で汚れているので、先に行ってもらう。
畑の場所は横浜市泉区だ。
強烈な太陽の下で、ぼくは両膝を地面について両手で芋を掘り出す。腕と手首、指の筋肉が悲鳴を上げそうになる。水飲みタイムをとる。
午前中に3度小休憩をとり、日陰で15分くらい休息し、一畝を除いて掘り起こしてしまう。
横浜に住む知人の元会社の同僚も来たところで12時になったので、後は車への積み込みがあるが、ぼくは先に帰らせてもらう。
帰り際にニンジンの3本抜いてもらい、一本は洗って先ほどガリガリ生で食べる。旨い、こういう食べ方が大好きだ!
図1.枯れた部分がジャガイモの畑 向こうに見えるのは相鉄線の高架橋だ。
 今年は、昨年の収量の倍はあるだろう。昨年はぼくが好きなピンポン玉より小さな芋がたくさんあったのだが、今年はどれも大きい。
図2.収穫したジャガイモ、一畝は次回にする。

図3.インカのめざめ、シンシア、アンデス赤、ノーザンルビー、ビルカ、シェリー、メークイン、その他
何と、今、右手の中指が攣った。それだけ、掘り起こす時に指を力をこめて地面に突き刺したのだ。爪が汚れているので今洗面台でブラシを使って爪を擦ると今度は左手中指が攣った。ちょっと驚きだ!

今日は、専門学校があるので、先ほど起きた。連れ合いと娘がワールドカップを見ている。2・1で勝っていると云う。え?信じられない。が、ぼくが見ている間に2点取られてしまった。
連れ合いも娘もがっくりと肩を落とし、先ほどベットにいった。
今日は、ワールドカップの日本・ベルギー戦の影響で寝不足の学生たちが多いかな?今日は、PowerPointでの授業とマントヒヒとアヌビスヒヒの自然交雑を扱ったDVDを見てもらうかな?

2018年7月2日月曜日

不動尻から唐沢峠かんの花・果実  Flowers and fruits from Fudoujiri to Karasawa pass

厚木市立の広沢寺温泉駐車場から二の足林道となるやや登りの舗装道路をゆっくり足を進める。
昭和中頃の国語の教科書の挿絵の中に出てきそうな風景が広がる。
ケンポナシの花が手が届きそうなところにあった。
図1.7:23 ケンポナシの花
ケンポナシの実は動物たちの好物だが、マユミなどのニシキギ科の種子は哺乳類の糞から出てきたことがない。これは、鳥たちの食物なのだろう。
図2.7:24 ヒロハツリバナの果実
下の、イラクサの仲間、アイコ(ミヤマイラクサ)だと良いのに!
図3.7:25 イラクサ科の?

図4.コマユミの果実
ウリノキの花は下向きに咲くのに果実になると枝の上に出てくるんだ!
図5.8:56 ウリノキの果実

図6. 9:03 不動尻の登山口の看板
稜線のヤマボウシは見事でした。これだけ花が咲けば、たくさん実をつけそうなので動物たちは大喜びだ!
図8.11:33 ヤマボウシの花

現場では、この花をツルアジサイと思った。しかし、どうも気になるので、調べた。両性花の回りの白い装飾花が4枚ではない、1枚だ!
装飾花が4枚ならツルアジサイで、1枚なのでイワガラミだ!
図9.11:35 イワガラミの満開の花

図10.11:38 ツクバネウツギの花後

図11.13:23 大山・不動尻の道標

今回は、歩き慣れている稜線なのに、ルートを間違えたことが凄いショックである。しかも、地図を見、方位磁石で確かめたのに、南に行くべき尾根を南東の尾根を下ったのだ。
昨年だったか、やはりM氏と早戸川を遡上した時も沢を取り違えたことがあった。一人歩きだと、カッカしないが、同行者がいると恰好良く見せようとするのか、地図や磁石を見ているようでしっかり見ていないということが出てくるようだ。もう、カッカしなくても良さそうなのに!
どうも、迷いそうなところは山に行く前に何度も地図を見て、頭に叩き込む。しかし、まったく迷いそうもない所で道を踏み間違えると、思考力が無くなってしまう。沢では登り、尾根では下りの時だ!

2018年7月1日日曜日

フウランの香りが漂う部屋  My room which Japanese Vanda's flavour float.

庭の梅ノ木に吊るしているフウランが、2、3日前から咲いている。
先ほど、改めてWikipediaでフウランを見たら、NeofinetiaからVanda属になっている。
Vanda属の花や草姿とはちょっと違うように思うが、、、、。
やはり、アメリカのラン協会のようなところでもまだNeofinetiaを使っている。
夕方から香りが漂う。ただ、風が強いので、フウラン鉢の一つをぼくの部屋に吊るしている。
写真のフウラン鉢を株分けして増やすか、大株にするかとこのところ少し迷っている。株分けすると一網打尽に全滅ということにはならない。しかし、大株だと全滅があるのだ!でも、部屋に入れているもう一株を株分けするかなっとも思っている。でも、その鉢はヨウラクランやカヤランも一緒になっている。

今日は、専門学校の高校生向けのチャレンジキャンパスの授業、W体験ということで、45分づつの授業を2回やらなければならない。高校生はぼくの野生専攻の授業に出席したり他の授業を聞いたりできる。1日で二つの専攻の授業を取れるということだ。
実は、この授業をすっかり忘れていて、今日は朝から知人のジャガイモ掘りの手伝いを約束していたのだ。でも、昨日の朝に気が付いて連絡し、明日にしてもらった。

2018年6月30日土曜日

テンは動物質を食べ、アナグマは腐葉層を漁った。 The marten ate animal materials and the badger ate litter and/or leaf mold.

今回の山歩きでは、もっともっとテン糞、アナグマ糞、タヌキ糞を見つけられると思っていたが、思いの外ダメだった。

図1.テン糞1
内容物は、大型昆虫外翅・胸部外骨格・肢

図2.テン糞2
大型鳥足骨爪外皮・骨片、ヤマザクラ種子1個

図3.テン糞2から出た赤線で囲んだ鳥足骨爪と標本のホオジロの足
ホオジロの足爪と比較するとかなり大きな鳥だ!
肢の鱗がついた外皮もたくさん出てきたが、羽毛が全くみつからないのがちょっと気になる。
このような大きな足の爪をもつ鳥は?どなたか判りますか?

図4.アナグマ糞1
砂泥、腐葉砕片、節足動物外骨格・外翅・内翅砕片

図5.アナグマ糞2
砂泥、腐葉砕片、節足動物外皮・外翅・肢

テン糞は稜線上でもたくさん見つかると思っていたのだが、一つもみつからなかった。これはどうしてだろうか?
アナグマ糞から出てきた物はいつもの砂泥が大半と腐葉の砕片と土壌動物たち外皮や肢だった。つまり、落下した果実を食べた痕跡がない。稜線では、ヤマボウシが満開であり、クマノミズキやイワガラミ、イボタノキの白い花が咲いていた。稜線付近ではヤマグワやキイチゴ属、サクラ属の仲間も少ないので、アナグマは腐葉層を漁って食べ物を探すしかないのだろう。
しかし、テンにとっては、この時季はちょっと高度を下げればまだまだヤマグワやニガイチゴは実をつけているし、サクラ属の仲間の実を食べることができる。
アナグマは季節に関わらず行動域を変えることがないが、テンは季節に応じて変えるのではないかと云える。
でも、この考えは妥当だろうか?
下に糞を見つけたルート上の位置を示す。
図6.6月28日のルートを見つけた糞の位置
テン糞1・2は黒〇、アナグマ糞1・2は赤①・②

フィールド・サイン Some field signs!

 一昨日、広沢寺温泉駐車場に7時まで、車の中にいたが、小雨の中を歩きだす。大釜弁財天へのルートの入り口付近を探す。そう、ここにはテン糞がいつもあるのだ。あった!
このままでは何を食べたのかちょっと判らない。
図1.7:31 テン糞1
 道路の反対側にもあった。これは、小骨が見える。
これから洗うのが楽しみだ!
図2.テン糞2
三峰山方面の登山道を選んだ。アナグマを見て、M氏は喜んでいた。ぼくの写真はどれもピンボケだった。
モミの実を食べたリスの食痕が沢山落ちていた。
図3.10:37 モミのリス食痕
11時頃に稜線に着き、お昼にしたが、ちょっと小雨が降ったり落ち着かい天気。この頃、足が攣りそうで足を曲げるのにも気をつかう。
稜線上を南下し初めて間もなくアナグマ糞だ。ほとんど泥の塊だ。もちろんゲットだ!
図4.11:20 アナグマ糞1
ルートを間違えて登り返した後、稜線を南下して、平になりかけたところにアナグマが掘ったばかりの穴だ、巣穴の出口の一つだろう。かなり深そうだ!
図5.12:42 アナグマ巣穴
巣穴から2メートルくらい離れた所にアナグマ糞2があった。もちろん、これもゲット。
図6.12:44 アナグマ糞2
稜線を急に下ってしばらく歩いてから、ノウサギの食痕がたくさんあった。
図7.13:15 ノウサギ食痕
40センチくらいの高さまで樹皮がかじり取られている。もうすぐ、道標がある登山道だ!
図8.ノウサギ食痕
13:21 大山、唐沢峠・不動尻の道標が出てきて、不動尻方面にほんの少し下った登山道の階段上になったところに座って持ったきたグレープフルーツを半分ずつにして食べる。生き返るような感じだ!これからはレモンも持って来よう!
図9.13:44 カモシカ食痕
14時、急な下りの登山道から幅広の仕事道に入る。ジグザクでゆっくり下る。ミツマタが左右から道路を覆う。
小鹿の毛と骨が落ちていた。どうした個体かな?餓死?
上にある骨を持ち帰って良くみたら、左の上肢の橈骨だと判った。
軟骨部分が無いので長骨の特徴が判断し辛い。
図10. 14:33 子供のシカの骨と毛
不動尻について川で顔を洗うが身体が硬くなっているため、しゃがんで川の水を両手にすくって顔を洗うのは大変だ。
ゲートを過ぎて二の足林道を下っていると、M氏がオオバウマノスズクサについているジャコウアゲハの幼虫を見つける。5、6匹の幼虫がいた。
図11.15:32 ジャコウアゲハの幼虫
ゲートを過ぎてからの二の足林道の下りはイヤだ。膝や股関節にコンクリートの振動が響いて痛い。

それにしても、昨日も今日も凄く良い天気だ!朝、天気が良いと爽やかな気持ちになるものだ。さー、糞洗いをしよう。
まだまだ、足腰の筋肉痛だ!

2018年6月29日金曜日

ルートを外れる  We lost our route, and went down another ridge.

 昨日は稜線に出て、休み台で11時に早めのお昼をとり、二人の写真を撮り、稜線を南下し始めたのだが、ぼくは何故か南南西の稜線ではなく南東に走る稜線を下って、途中でオカシイ、間違いだと判る。
左足の太腿は攣るし、40分くらい時間をロスする。
このルートはいつも北上するのだが、南下するのは初めてあり、雨曇りのため景色が異なることが判断を狂わせたのだろう。
ちょっと肝を冷やした。知っていると思うようなルートであっても磁力線が書かれた地図をいつももたなければいけないと反省だ。
さらに、南東の尾根を下り始めてオカシイと思い磁石を見たのに、何故南東の尾根を下りていると気が付かないのか、気持ちが動転してしまっていたことになる。恐ろしいことだ!
今朝は久しぶりの15キロ行程の山歩きで、両足の脹脛、太腿ばかりでなく、ストックを持って歩いたので、両腕の筋肉さえも痛い。
しかも、夜は左手親指が攣った。こんな事は初めてだ!

2018年6月28日木曜日

アナグマに出逢った!  We met a badger!

今日は6時に湘南台駅前で鳥の専門家のM氏と待ち合わせて、広沢寺温泉無料駐車場・不動尻・三峰方面・稜線・唐沢峠方面・不動尻と歩いてきた。15キロの道程であった。
初めは雨が止むまで車で待機し、小雨になったので7時に出発する。
16時に駐車場まで戻ってきた。
鳥を随分教えてもらったが、鳴き声ではまだまだ難しい。
図1.杉の木の梢で鳴くオオルリのオス
Male Blue-and-White Flycatcher
警戒音によってシカの5,6頭のメスグループに逢い、アナグマを10分くらい観察できた。しかし、暗いせいかピンボケばかりだ。
図2.沢沿いを歩いていたアナグマBadger
ピンボケだ!6枚も撮ったが一枚もまともなものがない。

図3.ここは休み台があり、稜線に出たところ。M氏と共に。
稜線ではヤマボウシの花が満開だった。

2018年6月27日水曜日

引地川親水公園 Another park for overflow area of Hikichi river

我家から往復約10キロの引地川親水公園まで散歩してきた。
風が非常に強く、往きは向かい風で帽子を取って歩いた。
3月下旬から約3ヶ月間、しっかり歩いていないので、先ず、ゆっくりでも歩いて体力をつけることを目指した。 
図1.水田の中をハクセキレイが、、
1時間くらい歩いて親水公園についた。ここでは、メダカが泳いでいる湿性植物園がある。シオカラトンボが飛び、オモダカが白い花を咲かせていた。大きなコイが背ビレを出しながら泳いでいた。メダカは見つけられなかった。
図2.ヘラオモダカだ
図3.10センチもありそうな巨大なオタマがいた。ショクヨウガエルのオタマだ。
11:20 トイレや自販機がある公園口に着く。今日は強風のため流石に散歩者は非常に少ない。
図4.引地川親水公園の入り口 左に大きなトイレや自販機がある。
10時に家を出て、戻ったのは12時半であった。歩くスピードがかなり遅く、ぼくよりも明らかに年上と思われる人にも軽く追い抜かれてしまう。両足首の蹴りが弱い、歩幅はまーまー、しかし、足を出す回数が遅い。ピッチを上げて歩けるようにしたい。しかし、今日は風も日差しも強かった。

2018年6月26日火曜日

境川遊水地公園 The Park for overflow area of Sakai river

横浜市と藤沢市の境を流れる境川には大雨が降った時の為に遊水地がある。集中豪雨になると、一気にいつも流れている狭い川を水が江の島まで流れ出ることになる。しかし、パイプの中を川の水が海まで流れ下る訳ではないから、大雨の時は境川の下流域にある地域は溢れ出た水の洪水に襲われ、床上浸水となる。
湘南台付近の境川の右岸(藤沢市)や左岸(横浜市)の川原に広大な遊水地が作られ、大雨の水は下流に流されるばかりでなく遊水地に蓄えられることになる。
最初の水はビオトープが作られている池に流され、さらに溢れる水はサッカー場、野球場、テニスコートに満たされることになる。
図1.ビオトープに生えるガマの穂
シオカラトンボがたくさん湖面を飛び回っていた。
図2.側溝を飛ぶシオカラトンボ
アメンボは二匹重なって水面を移動している。このアメンボはヒメアメンボ?オオアメンボやシマアメンボでないことは大きさで判る。
図3.ビオトープの水面のアメンボのカップル

図4.モンシロチョウもいた
日差しが強いので帽子を被ってきたのは正解だった。約7キロの道程を2時間近くかけてゆっくり歩いた。それでも汗が出たので、帰宅後の冷たいシャワーは気持ちが良い。
図5.公園の遊歩道沿いに植栽されたネムノキの花

ぼくの生まれ故郷の釧路には釧路川が阿寒湖を源流として流れ下っている。河口にある幣舞橋がある地域は海水面から1メートル前後高いくらいである。しかし、大雨があっても洪水などにはならなない。釧路地域には天然の遊水地とも云うべき釧路湿原が広がっているからだ。

2018年6月25日月曜日

タイワンリス、ぼくは隠れているのだ! I'm hiding! "A Red-bellied squirrel way of hiding"

昨日、午前中に境川まで散歩にでた。左足のアキレス腱を痛めてから境川方面は3ヶ月半ぶりだ!
小田急線の踏切を渡り、国道462号線の藤沢・町田街道の陸橋を渡り、旧道を渡り神社の境内の横を過ぎると、細いT字路になりそこには日本大学資源学部の実習地が広がる(下の写真)。
と、何かが左側にあるサクラの木の根元で動いた。イタチ?
傘を開いたまま道路脇に置き、静かに何かがいたと思われる辺りを見る。ん?何も見当たらない。木の上の方を見る。
いた!タイワンリスだ!
ススーッと動いてすぐ見えなくなる。
畑の方から見るとスーッと身体を幹の裏に隠す。
図1.google mapより 黄色の↓がタイワンリスがいたサクラの木

頭を下にしてサクラの木にへばり付いている。
カメラを両手で頭より高く上げて身を隠しているつもりのタイワンリスを撮る。
鳴くツユムシやキリギリスは捕まえようとすると身体を縦にして草の裏に隠れる。カヤネズミもそんな隠れ方をした。
しかし、タイワンリスはシッポがほわほわしているので、解ってしまう。でも、ヤツは隠れているつもりなのだ。
 図2.タイワンリスRed-bellied squirrelがサクラの幹の裏に頭を下にしてへばり付く

シカやカモシカの子供は草むらにじっとしている。隠れているつもりなのだ。このような行動はノウサギの子供もそうだ。
図3.↓は保護色に紛れて動かない小鹿

図4.ジッと動かない小鹿Sika deer、2007年6月1日 御殿森ノ頭付近で

ツユムシやキリギリスも、カヤネズミやタイワンリス、子ウサギ、小鹿も、彼らは動かなければ周囲の景色に紛れて外敵は気が付かないので、外敵から動いて逃げる個体よりも動かないでジッとしている個体が生き延びてきたのだろう。
タイワンザルたちが自然淘汰で得た遺伝的な外敵に対する行動様式といえる。