チンチラの左右の頬歯(前臼歯と臼歯)の歯列は、前方になるほど幅が狭くなる。日本に生息するネズミ科、リス科の歯列はほぼ左右平行である。で、モルモットの歯列を見た。チンチラと同じ様に前にいく程左右の歯の幅が狭くなる(図1)。
図1.チンチラChinchilla ranigella右とモルモットCavia porcellus左の上から見た下顎
これは?っと思いチンチラやモルモットと同じ南米原産のヌートリアの左右の歯列を見たら、チンチラ、モルモットと同じように前方にいくほど幅が狭まっている(図2)。図2.上ヌートリアMyocastor coypus、下右チンチラ、下左モルモット
このような左右の頬歯列の前方へいくほど狭まるのは他の南米産の齧歯目も同じだろう。で、北米固有のヤマアラシやビーバー、プレリードックはどうかな?調べてみよう。
尚、左右の歯列が前方に向ってV字状になるのは、イヌ、ネコ、シカ、有袋類を含む殆どの動物達がそうである。かえって日本生息の齧歯目やサルの頬歯の左右の歯列が平行に近いのが珍しいくらいだ。

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